現世において必ず勝って欲しかった試合~前編~(2002)

前回記事(参照:「水」のち「お辞儀」ときどき「小太刀」)の、

田村潔司入場シーンに多数のご来場ありがとうございました。
大観衆を見渡す鬼気迫った表情

その勢いで試合も振り返りましょうか。

賛否渦巻く中、PRIDE初参戦でいきなりのチャンピオンシップ。

オープニングセレモニーから田村はバリバリのアウェイモードです。
オープニングセレモニーの田村

一方、ゼロゼロ年代MVPに選出しておきながら(参照:lega AWARD The 2000’s)、

一度しか記事にしていない“PRIDE絶対王者”ヴァンダレイ・シウバ(参照:Sandstorm)。
人食い王者

満を持しての登場。

2002年2.24 さいたまスーパーアリーナでのPRIDE.19において行われた、

PRIDEミドル級選手権試合

ヴァンダレイ・シウバvs田村潔司
です。
ヴァンダレイ・シウバvs田村潔司

佐藤Dの煽りVにてPRIDE論を語る田村。

田村
「顔面とか蹴ったり、膝入れたり…して、流血して、何かそれを喜んで(見て)るファンていうのは、まぁあんまり認めたくないです。逆に…“バカだな”と思ったりします」

「バカだなぁと思う」

「ちょっと気の聞いた言葉が思い浮かばないんですけど、勝つって言うか、凄い勝ちたいです」
「勝ちたい…」

高いチケットを買って観戦に来ているPRIDEファンを全否定!!

その中での入場は前回記事を読み返して頂くとして、

王者シウバはいつも通りハイテンションでの入場。
王者シウバ登場

決して田村から視線を外しません。
いつも通りにゴングを待つシウバ

さあ試合開始です。
さあゴングです

お互い左に回りながら、

まず田村から軽く左ミドル。
序盤から田村は左ミドル打って行きます

2発目は強打に行くと、
2発目はキャッチされ、

シウバはキャッチして左を打ちながら、

テイクダウンに成功。
もの凄い圧力で、

開始間もなく田村は下になってしまいます。
早くも下になる田村

両足、右手、左手、

それぞれの役割をきっちり使ってガードを固めていきます。
がっちりガードを固める田村

脱出を試みてシウバを突き放しに行きますが、
スペースが大きく空くと、

逆にこの距離を利用したシウバが強烈なパウンド。
思い切りパウンドを落とすシウバ

再び田村はガードを作り直しに行きます。
再びガードを固める田村

密着した展開でも細かく鉄槌を入れていくシウバ。
細かく鉄槌を落とすシウバ

この辺はPRIDEルールに一日の長でしょうか。

田村は田村で左膝をシウバに押し当てて、

右に捻っての脱出を狙っていきます。
右に捻って脱出を試みる田村

しかし体重差もあってなかなか上手くいきません。

そんな中でシウバの強烈な右!!
強烈な右!!

左も痛烈!!
痛烈な左!!

もう一度、膝を押し当てての脱出を狙う田村ですが、
右に捻ってスペースを空ける田村

シウバの圧力は変わらず、

スペースが中途半端に空くとすぐにパウンドが。
中途半端にスペースが空くとすぐにパウンドが

3分を過ぎてシウバは一気にラッシュ!!
シウバの連射

この隙を逃さない田村は巧く足を入れて、
巧く左足を入れ、

シウバを突き放してバランスを崩し、
シウバのバランスを崩し、

脱出成功!!

そのまま左サイドに付き、
左サイドに回る、

首を取って、
そのまま首を取り、

スリーパー…あるいはテイクダウンのチャンス!!
締めのチャンスだが、

しかし後方にはロープ、

すぐにシウバは体勢を入れ替えて四つになります。
ロープに救われたシウバ、

ならば田村は崩していって、

そのまま投げに入ります。
ならば投げを打つ田村、

体を返し切れないと見るや、

そのまま腕十字狙い!?
十字のチャンス!!

この瞬時のシウバの反応は何なのでしょうか!?
この反応の速さはさすが、

すかさずシウバのラッシュが始まります。
すぐに打ち合いに持ってきたシウバ、

パンチの嵐を田村は掻い潜って、
シウバの左を掻い潜って、

両足タックル。
タックルに行くが、

なかなか倒れないシウバに、

パトスミ戦を彷彿させる刈り足。
いつかみた光景…、

それでも先に起き上がったのはシウバ。

一瞬の間も見逃さず、

顔面への膝蹴り!!
ここで顔面に膝!!

再び下になる田村の動きが少し鈍い。
田村のダメージは?

膝が入った鼻から鮮血が流れています。
鼻から流血

シウバはそこへ躊躇なく鉄槌。
シウバは容赦なくそこに鉄槌

田村は嫌ってもう一度突き放しにかかりますが、
それを嫌って突き放しに行く田村、

立ち上がったシウバは田村の左足を取りました。
シウバは足を取ると…、

この距離とこの角度…、

シュートボクセのファイターにとっては格好の“踏み付け”ポジション!!

田村もはや絶体絶命か!?

後編へつづけましょう。

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tag : 田村潔司 ヴァンダレイ・シウバ PRIDEミドル級選手権

comment

Secret

No title

タイトル、何故か吹いてしまいました。
で、コメント見て「やっぱりか」と。
「現世に・・・」というのは、鞍馬寺で売り子さん(お寺だから巫女さんではない??)に教わりました。

田村のテーマは大好きなので、Uのテーマだった時の一瞬のがっかりはそのスカされ感だったかもです。
私は人に言っても信用されませんが、大仁田厚と田村潔司を同じくらい信仰しています。
彼らが何を言おうが全て肯定出来る人というか?
両者に共通するのは得体の知れないカリスマ感ですね。
その他、有名人でカリスマ扱いされてる人にはほとんど興味がないのですが(苦笑)


PRIDEの煽りV、私はニヤニヤしながら見てました。
正直、彼の目指すものとは全く一致しない世界がPRIDEだと思ってましたが、時代の波というか自分が居れる立ち位置がそこしかないのかなぁと感じながら。

シウバとの体格差に不安を感じながらも、これまで洒落にならない体格差や緊張との闘いを強いられた時に必ず勝ってきた彼だから・・・
と、祈りながら見てました。
後半待ってます。

>ナリさん

タイトル、何故か吹いてしまいました<無断使用してしまいました。ご容赦下さい。

田村のテーマは大好きなので、Uのテーマだった時の一瞬のがっかりはそのスカされ感<そういった意味では本当の大一番だった吉田戦のスカされ方は半端じゃなかったですよね。結果もアレでしたし。

大仁田厚と田村潔司を同じくらい信仰しています<この国は信仰の自由がありますからね(笑)。

両者に共通するのは得体の知れないカリスマ感<その生命力と言う部分では確かに共通したものがあります。
今でこそ高山あたりは大仁田と絡んでいますが、高田を筆頭にUインター勢の大仁田嫌いは徹底していました。その中で田村だけはあからさまに大仁田を否定した事はないんですよね。他のメジャー選手には結構辛口でしたが。

彼の目指すものとは全く一致しない世界がPRIDEだと思ってましたが、時代の波というか自分が居れる立ち位置がそこしかないのかなぁと<この年末にUWF復興を宣言したんですよね。
田村は自分が一番やりたかったUWFの箔付けの為にグレートハンティングを目論んだのかも知れませんが、当時のシウバは本当に強かった。

これまで洒落にならない体格差や緊張との闘いを強いられた時に必ず勝ってきた彼だから・・・<惜しむらくは実戦のブランクでしょうね。
いま現在、それの何倍ものブランク重ねちゃっていますが…。

後半待ってます<今晩Upします。
宜しくお願いします。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
44歳のプロレス話


待て待て待て待て!! 読め!! 俺の記事をこの野郎!! 待て貴様ぁ!!

どーですかぁーーーー!!

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