桜庭が語ったヌルヌル事件の真相~後編~

昨日は多数の方にご来訪頂き、ありがとうございました。

お待たせしました、前編からのつづきです。
「すっごいすべるよ!!」

ノーダメージのまま試合をストップされてしまった桜庭和志が、

レフェリー陣の不可解な対応に業を煮やしているところに、

FEGのトップ2がやって来ました。

しかし二人の表情には桜庭に対する労いの欠片もありません。

もちろん桜庭の怒りを理解する気さえもなかったのです。

KAMINOGE [かみのげ] vol.16
 KAMINOGE vol.16 より

桜庭「あとから控え室に谷川(貞治)さんと柳沢(忠之)さんも来たのかな? なんか困ったような顔をしてましたね。それでこっちは怒り頂点でもないけど、とにかく興奮してるから、ぐだぐだぐだぐだ、シャワーも浴びずに『おかしいよな、これ!?』ってずっと話してて。(略)そこにイベントが終わってあと片付けしてる、サブレフェリーだかジャッジなのかわからないですけど、レフェリーの格好してる若い子が1人いたんですよ。それで、もう最っ後の最後に、帰り際にその子に『お疲れ様でした。最後にひとつ聞いていいですか? ボクの手の匂いはどういう匂いがしますか? 甘い匂いがしないですか?』って聞いたんですよ。で、その子がボクの手の匂いを嗅いで『これは誰にも言わないでください。甘い匂いがします』って言ったんですよ」

― 匂うと。その「誰にも言わないでください」っていうのは、なんでですかね?

桜庭「わかんない。(略)で、試合の契約で『異議等があれば文書で申し立てしてください』みたいのがあったんで『俺、絶対にそれやる』って言って会場を出ました」


帰り際、文字通り最っ後の最後に、

桜庭はたった一人だけ身内以外の理解者を見つけました。

そこで異議申し立ての決心をした事で、

この事件が闇に葬られる事を免れたのです。
…!!

桜庭がマネージャーを介して正式に抗議を始めた直後から、

事態は風雲急を告げます。

桜庭「で、その2~3日後か、もうちょっと、4~5日後かな? 結局その、試合当日に向こうサイドの控え室にいたテレビのスタッフが『なんか不思議だな』と思ってカメラを回していたVTRが残ってたと」

― 試合前に秋山選手がスキンローションを塗っていた映像ですよね。

桜庭「ええ。それで『やっぱりおかしかった。こんなVTRが出てきたから』つって、ボクとマネージャーと谷川さん、あとジャッジの人だったかな? みんなで集まってその映像を観たんですけど。(略)で、モロにひとつの容器の3分の2以上、丸々1本まではいかないぐらいの量のオイルを全身に塗ってるVTRを観させられて。『ああ、やっぱりそうだったんだ…』って。もう塗ったくってて、自分の身体があまりにも滑りすぎるから、足の裏だけマットとかでぬぐってたりしてましたね。で、身体が真っ白になるぐらいバーッて。で、カメラの人に向かって『ボク、乾燥肌なんですよ』つってて」

― カメラマンの「それはなんですか?」みたいな声もバッチリ入ってるんですか?

桜庭「入ってましたね。『何をしてるんですか?』『あ、ボク乾燥肌なんですよ』って言いながら、若手っぽいのが2人して一生懸命、丸々一本ぐらいのヤツをベッラーッて身体に塗ってました。(略)普通、乾燥肌対策とかで説明書きに書いてあるのは『500円玉ぐらいの量で』とかで、それを薄く伸ばして塗るじゃないですか? それがほとんど1本ぐらい使ってる勢いだったんですよ。『凄いな、これ絶対乾燥肌じゃねえだろ!』って。違う目的があるとしか思えないぐらい塗ってたんで、そこでもう『ああ、やっぱり塗ってたんだ』って思ったんですよ」

― そのVTRが存在していて救われましたよね。それはFEGサイドから「映像が出てきた」っていう連絡があったんですよね?

桜庭「いや、違うルートから『あるみたいですよ』みたいな情報が先にこっちに入ったような…どうだったっけな? ああ、こっちサイドのほうが早く情報を入れたと思います。それでボクのマネージャーのほうからFEGに『映像があるらしいじゃないですか』みたいな流れで」

― あ、そうなんですか? そこ、重要なポイントですよね。

桜庭「どういう意味?」

― いやFEGが率先して「証拠が出てきたので観よう」というのと、桜庭さんサイドから「証拠があるらしいじゃないですか」とツッコミを入れてから観たというのとでは、だいぶ状況が違ってきますよね。

桜庭「あ、マジで? それはどうなんだろう、よくわかんない。で、結局それがバレたもんだから、関係者づてに本人から『謝りたい』という話があったんですよ。でも過去に何度もやってるし、それはホントに万引きおばさんじゃないんだから…。よくテレビでやってる、現場を見つかって『警察に連絡するぞ』『ごめんなさい、ごめんなさい。もう一生しません』って言ってる万引きおばさんみたいに感じられたんで、まあそれはもう申し訳ないけど、もし本当に謝る気持ちがあったとしても、こっちは信じられないので『別に謝りに来なくていいです』って話になったんです。そんなとこですよ」

― これ、6年も前の話ですけど、こうして桜庭さん本人の口から語られると生々しいですね。

桜庭「まあ、ね…。それで、なんでこれまでボクがこのことを表で言わなかったかっていうとね、だって聞く人聞く人みんなが鼻が悪くてですよ、ぶっちゃけ、感覚としてはもう『俺、周り全体から潰されそうになってるのかな…』という感じを受けていたんです」


当然の事ながらの“犯行現場”は映像として押さえられ、

必然的にその映像は桜庭サイドに届いてきました。

しかし彼は自らを“乾燥肌”の“多汗症”と形容する事で、

スキンローション=ヌルヌルの素を正当化しようと試みたのです。

さらに中立な立場であるはずのFEG側からは煮え切らない対応。

桜庭は意を決して飛び込んだ新転地において、

尋常じゃない位の孤立感を感じていました。
ヌルヌルの素

― しかしこれ、つくづく映像が残ってなかったら怖かったですよね。

桜庭「そうなったら、ボクもバカじゃないですか? ボク自身がただのバカみたいになるし…そうですよね、それは確かに怖かった。だから試合後の4~5日の間、『これ、どうすればいいんだろう?』ってずっと悩んでました。どんなに訴えたところで証拠がないんだから」

― 最初、秋山選手本人は「多汗症なんだ」って言ってたんですよね。一夜明け会見で「もともと汗をかく量が多いから、触ってみてください」みたいな。そう言い張られたてたら、映像がなかったらアウトでしたよ。

桜庭「あの映像は神様ですね。神様ってこともないか(笑)」

― 試合後、桜庭さんが表向きは「負けならしょうがねえ」みたいなスタンスで、裏で「なんだよ滑らせやがって」みたいに愚痴っておしまいにしていたら、明るみになることはなかったわけですよね。


まさに間一髪。

もしも桜庭の声がどこにも届かず、

映像の存在すらもみ消されていたなら、

恐らく…桜庭はそこで終わっていたでしょう。
ヌルヌル成分表

そこから桜庭とFEGの関係は、

非常に歪なものとなってしまいました。

桜庭「こっちがあんだけ騒いだらそうなるのかなって感じはありましたけどね。だから逆に『こんだけ騒いでやれば世間もマスコミとかも来るから、ただじゃ済ませないぞ』状態の怒りはありましたね。ちょっとボクも冷静じゃなかったです」

― 本来、お騒がせしたりするのが苦手じゃないですか。

桜庭「でも、あれだけは許せないことだったから」

― しょうがねえよ、徹底的にいくと。

桜庭「徹底的にやる。試合当日、興奮しながらですけど『もう絶対やりますからね』ばっか言ってた記憶ありますね。『絶対おかしいもん』つって。そうしたら、みんな困ったような顔するから『うやむやにしようとしてんだな』っていうのを感じました」

― 桜庭さんとしては、そこで困った顔をされる意味がわからないですよね。

桜庭「そうそう。そこで『わかった。じゃあ“ダメなもんはダメだ”って対応するわ』って毅然としてくれていたら、こっちもちょっとは安心するんでしょうけど、困った顔をされたから。『なんだこれ…』って。やっぱ態度でそう感じるじゃないですか」


それでも桜庭はHERO'Sに上がり続け、

彼もまた、形ばかりの“無期限出場停止処分”を経て、

HERO'Sに帰って来ました。

そしてPRIDE崩壊を経てDREAMへ。

ただし二人が同じリングに揃い踏みする事は二度とありませんでした。

― 例えば谷川さんあたりから「サクちゃん、これは再戦やろうよ」みたいな提案はなかったですか?

桜庭「それはなかったと思います。ボクがもう完全に拒否してましたから。『彼は万引きおばさんでしょ? スーパーにいたら万引きするじゃん』って。『同じイベントの、同じ空間にいたくない』『一緒だと思われるのがイヤなんで』って言いました。(略)もうボクはビデオを観る前後ぐらいから『ボクはもう彼とは一生絡みたくないので、同じ空間に立たすのはやめてください』って感じのことは伝えてましたから。ボクはそれまで一生懸命やってきたのに、それを反則しながら勝ちましたって…。万引きおばさんじゃないけども、初犯じゃないわけじゃないですか? 『過去に何度もやって繰り返してる人』ってことで柔道界でも有名な話で、そういう人と一緒に仕事はしたくない。『出したきゃ試合は組んでもらってもかまわないけども、ボクを出したいときは彼を出さないで。彼が出るときはボクは出ないから』みたいな感じで言った記憶があります」


どうでしたか。

これが今まで語るのを避けて来た、

桜庭側からのヌルヌル事件の真相です。

それにしても、これらの言葉の数々を読んで、

PRIDE最後の日の桜庭の涙を思い返すと、

何とも言えない気持ちになってしまいますね。
夢の架け橋がかかった日…PRIDE最後の日

FEGの体質とインタビュー後の日本格闘技界の反応については、

今号の青木真也インタビューでも語られています。

KAMINOGE vol.17―世の中とプロレスするひろば 行こうぜ、綾小路翔の向こうへ。
 KAMINOGE vol.17 より

青木「まあでも、このあいだのサクさん(桜庭和志)のインタビューはホントおもしろかったけどね」

― ああ、ヌルヌル事件のヤツですか? あれ、選手とか関係者は誰も感想を言ってくれないんですよ。

青木「え、なんでですか?」

― いや、だから「なんで?」と思って。「これ、なんかヤバかったのかなあ?」みたいな。

青木「まあ、あれはFEGが潰れたからこそ出てきた話じゃないですか? サクさんがけっこうなカネを貰えなかったのは悲劇だけど、あれを言えたって時点でちょっとよかったかなと思いましたね」

― ああ。

青木「という解釈と、FEGとかってね、やっぱりああやってあらゆることにフタをしていくスタイルでしょ? だからああなるのもわかるよね」


日本総合格闘技界の大黒柱という役割を、

桜庭から引き継ごうとしていた青木だけに、

FEGに対する恨みにも似た感情は、

並々ならぬものがあるのでしょう。

それにしてもこのインタビュー、

桜庭にとってPRIDE離脱後の6年間は何だったのか。

それを考えさせられる内容でした。
「お兄さん、そろそろ歳なんで…」

今、桜庭は負傷欠場中の身(参照:あぁ…)ではありますが、

新日本プロレスのリングに居ます。

闘う事を継続しています。

桜庭は道場の件でもわかった様に、

あくまでも“経営者”ではなく、

闘いの“職人”なんです。

だからリングに上がり続ける以上は、

輝き続けて欲しいですし、

それ相応の対価を得て欲しい。

桜庭和志はUインター者にとっても、

日本人としても、

“誇り”なのですから。
サクスマイル満開

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tag : 桜庭和志 秋山成勲 青木真也 ヌルヌル

comment

Secret

No title

やはり、桜庭の秋山嫌いは相当ですね。
許す、許さない、嫌い、興味ないという次元ではなく、『関わり合いたくない』というレベル。
私も、そういう人がいるので分かります。
どっちかといえばその人の悪口すらも自分の口から言いたくないという(笑)

終始秋山を「彼」という言い方をしているのも、「秋山、秋山選手」とも呼びたくはないからだと感じます。
それはネット民が『在日、朝鮮、ヌルヌル』などという低い民度の嫌悪とは違うものです。


FEGでこれに似た?ことで思い出すのは、佐竹vs武蔵の最後の一戦ですね。
この試合、一進一退の好勝負そのものでしたが、佐竹は武蔵から1ダウンを奪い佐竹優位は動かない感じでしたが判定負け。
佐竹ではもう強豪外人には勝てない時代になっていたものの、武蔵ではかなり役不足感は否めないと誰もが感じていたものの、FEGは世代交代を勝手に進めてしまいました。
試合自体は素晴らしかっただけに残念でした。

桜庭の証言を見る限り、FEG側はヌルヌルを容認(?)しておりこの試合は『世代交代』であるという認識で一致していたと思います。
『これは誰にも言わないでください。甘い匂いがします』という若いレフりーの証言はきっと、そのレベルの若い衆にはこの試合の”意味”を伝えていないのかと。
でも、その空気くらいは分かるので・・・誰にも言わないでください、というのが立場から許される精一杯の正義だったのかな。

WWFではモントリオール事件のような事がありましたが、シュートを標榜する団体にもこういう事は起こるんですね。

正直、秋山はこの試合の段階で充分桜庭に勝てる力は有り、秋山有利は誰の目にもありありだったのになぁ・・・と、つくづく思います。

No title

後編 あざました。

『関わりあいたくない』 わかりますとも。
同じ空気を吸うのも 嫌ですもん。
いま、バラエティー番組等で秋山が出てますが、どうしても
万引きおばさん としか 見えません。

そして 秋山のまわりには キヨがいたりとんねるずがいたり。
なんでかな? とも 思うんですよ。
奥さんも shihoさん でさ。 
人として は いい人なのかな?って・・・

どうしても 思えません・・・ダッ

>ナリさん

桜庭の秋山嫌いは相当<頭の中からその名前を抹消してしまっていますね。
あの事件の後にUインター出身者が次々と名乗りを上げましたが、あの時どういう思いだったのでしょうね。

ネット民が『在日、朝鮮、ヌルヌル』などという低い民度の嫌悪とは違うもの<まぁ私も近い部分はあるのですが…とにかく人として許せないというレベルでしょうね。

佐竹vs武蔵の最後の一戦<ありましたね。
結果的にあれで佐竹はK-1を離れ、総合格闘技、プロレスと流れ流れた訳ですが、のちに武道に戻ってきた事でもわかるように、本人はK-1(正道会館)で格闘人生を終えたかったでしょうね。

この試合は『世代交代』であるという認識で一致していた<ただ理解不能なのは、最も協力体制を敷くべきTBS側からこの映像が洩れたという事ですね。
FEGの詰めの甘さか、TBSが天然なのか…とにかく桜庭が言うとおり、この映像は「神」でしたね。

WWFではモントリオール事件のような事がありましたが<プロレスではいろいろなパターンでこういう事が起きてきましたが、MMAの場合はなおの事えげつなく感じますよね。

秋山有利は誰の目にもありありだったのになぁ・・・と<そうですか。
私はタックル入った瞬間に「もらった!」と思ったんですけどね。

>ケロさん

全て読んでいただきありがとうございます。

バラエティー番組等で秋山が出てますが、どうしても万引きおばさん としか見えません<万引きおばさんを普通にゴールデンタイムで使ってるんですから、この国は…。

秋山のまわりにはキヨがいたりとんねるずがいたり…人としてはいい人なのかな?って<良いか悪いのかは接する立場によって変わってくるかも知れませんが、引きは強いんでしょうね。

どうしても思えません・・・ダッ<おっ! キンタロー式の締めですな。

キヨさんのバーターでジャンケンポン!

未だに腹が立ちますし、言いたいことは山ほどありますが、管理人さんの書かれている、“日本人として、桜庭は誇り”この言葉に集約されると思います。

桜庭と秋山では次元が違いますね。
秋山は結局、格闘技界で何を残したんですか?(まだ現役ですが)

秋山は一生…いや、死んでもこの事は言われ続けるでしょうね。

裁定が無効試合に変更したと聞いた時「秋山の反則負けだろ!」と思ったのですが、今ではそれでよかったと個人的には思っています。
桜庭和志のレコード○勝○敗の所に秋山の名前が無いわけですから(ノーコンテストとは残りますが)。
グレイシーやヴァンダレイと同じ所に入れちゃアカンでしょ!笑

私も最後に書かせていただきます。
桜庭は日本人にとって誇りです。

No title

この試合何か、秋山選手の後ろに見えない力が有ったかもしれないのでしょうかね。谷川、FEG、果てはメディアと。(それは無いか)

そのVTRを見た、谷川、ジャッジの人はどんな心境だったのか。
心中穏やかでは無かったのか?。

桜庭選手の「HERO’S」移籍後初戦は桜庭選手が相手の打撃をモロに喰らって、半失神状態にもかかわらず、止めなかったし。勝ったけど大ダメージで次の試合を欠場するはめに。
前田さんに安全面に詰め寄っても(谷川は)「僕がやったんじゃないですよ!」と言う主催者らしからぬ返答やら解説してた、船木選手が「止めた方がいいんじゃないですか?」と言っても無視。
桜庭選手を潰す気か!と思っちゃいましたけど。

秋山選手と反則だと「ヌルヌル事件」の翌年の「やれんのか!」で三崎さんとの試合で三崎さんがKO勝ちしたけど、ダウンして立ち上がろうする秋山に蹴りを見舞ったが4点ポジション状態の蹴りが反則扱いと秋山陣営の抗議でノーコンテスト。反則だけど、ローションよりは小さいけどね。
プロレスで言う所の凶器の様な物だと思うのですよ。
おまけに谷川も三崎さんを非難するし、「子供の喧嘩に親が出る」みたいな。
完全に谷川やFEGが秋山選手を守ろうと必死だったんでしょうね。
この試合しかりヌルヌル事件しかり。
まあ、この蜜月関係もファイトマネーとマッチメイクの相違で決裂したんですけどね。

去年の年末に「ジャイアントキリング」と言う特番で腕相撲トーナメントで
桜庭選手とセコンドに付いてた清原さんが対決して桜庭選手が勝って「江戸の仇を長崎で討つ」と言う感じかもしれないけど、空しいやら気休めにも成らなきゃ焼け石に水。
ともかく、日本格闘技史に置いて最大の汚点の一つですね。

長文で失礼致しました。

>宮戸ゲノムさん

“日本人として、桜庭は誇り”この言葉に集約されると思います<本当に心からそう思いますね。

秋山は結局、格闘技界で何を残したんですか?<戦跡的に見れば、特にコレと言ったものはないですよ。
いやあるのかも知れませんが、ヌルヌルをやってしまった事で功績のほとんどが消えてしまっているんですよね。

無効試合に変更したと聞いた時「秋山の反則負けだろ!」と思ったのですが、今ではそれでよかったと個人的には思っています<ノーコンテストという事は試合をしていないのと一緒ですからね。
これによって桜庭の実績が変わる事はありえませんが、いろいろなコメントを読むと、実質的には桜庭が負けていたかの様な認識の方がたくさんいらっしゃるみたいですね。
そういう認識を残してしまっただけでもFEGの責任は重いです。

>通り菅井さん

秋山選手の後ろに見えない力が有ったかもしれないのでしょうか<巧妙に仕掛けられたはずの世代交代劇ですが、百戦錬磨の桜庭には通用しなかった訳です。

「僕がやったんじゃないですよ!」と言う主催者らしからぬ返答やら解説してた、船木選手が「止めた方がいいんじゃないですか?」と言っても無視<ああ、解説席でもそうでしたっけ?
結局K-1の時代が終焉を迎えたのは、石井館長の様なジャンルに対する愛情が谷川氏にはなかったからですよね。それは選手に対する愛情とも言い換えられますね。

「やれんのか!」で…三崎さんがKO勝ちしたけど、ダウンして立ち上がろうする秋山に蹴りを見舞ったが4点ポジション状態の蹴りが反則扱いと秋山陣営の抗議でノーコンテスト<このインタビューで桜庭も言ってましたが、「自分の時はさんざん文句言うんだな」と。
とにかく勝敗だけが自分の価値を決めるというアマチュアイズムの悪い部分だけを持ってプロになった典型的な例ですね。

この蜜月関係もファイトマネーとマッチメイクの相違で決裂したんですけどね<あれだけプロテクトしておきながら、何も言う事を聞かれなくなった…彼に限った話じゃなく大多数の選手が金だけの絆だったんでしょう。

ともかく、日本格闘技史に置いて最大の汚点の一つ<闇に葬られた事件や汚点は数多くあれど、あれだけ堂々と大晦日の地上波民放テレビで流された汚点は唯一無二でしょうね。

No title

先ほど、過去に書いていた自分のメルマガを辿ってこの試合の予想を見たのですが、
「秋山有利」
の理由に立ち技の力量と、桜庭が寝かせてからの展開を書いてました。
殴る蹴るという部分では桜庭の膝の状態とそれまでの秋山の試合を見ての判断(特に金泰泳戦)と柔道での寝技の力量(タックルで倒しても極めるのは難しいとの判断)
あと、最後には悔しいけど・・・という一文と、Kー1は世代交代を進めているのでこういう時の推されている選手は強い(笑)・・・という皮肉を(苦笑)


試合直後の感想は、「ワセリンを塗っていると抗議してるのか?」という話と(当時は身体に塗るといったらワセリンが中心だったのでまさかボディローションなんて露骨なものを塗ってるとは思いませんでした)、異変に気づいた時点でリング外に出て試合放棄するべきだった、セコンドがさせるべきだったという意見を書いてました。
「そうすれば必ず物議を醸し出すはず」という内容からも、まさかこの後、映像という物的証拠が出てくるとは思っていない感じでした。


おまけと言っては何ですが、自分が書いたメルマガのネタなのに
「秋元才加がレックス・ルガーに似てる」
というものに大笑いしてしまいました。

少し趣旨がズレますが

こんばんは。

この翌年のやれんのか!で三崎を高田が抱きしめた時は、プライドの選手がヒーローズの選手を倒したので、そうなったのが理由だとは思いますが、私は瞬間的に桜庭の顔が思い浮かんできました。桜庭にあんなことした奴を叩き潰しくれて、ありがとう的な。

少しでも、その気持ちがあったのなら私は嬉しいです。

でも、やっぱり無関係だったのかなぁ。

先日もこちらの記事のコメ欄に書き込ませていただいたのですが、一つ大事な事を忘れてました…

後日、記者会見で桜庭が謝罪したことは覚えてますか?
まったく謝る必要など無いのに…。
あれなんかまさに秋山には無い、人間として、そしてプロ格闘家としての“心”の部分が見えたんじゃないかと。

管理人さんは普通であれば桜庭が勝っていたであろうという認識なのですね。
私もそうです。
希望的観測込みではありますが。
あの試合を見た後、桜庭の実質負けだと言っている方がいたということですが…う~ん、それはどうなんでしょう?苦笑
流れをキチンと見てましたか?としか言えないですよね。

以下、あくまで私の想像であり、妄想です。
軽く流して読んで下さい!笑

秋山は桜庭からしたら、そこまで言う程の相手ではないでしょう。
打ち合いに行かなければですが。
秋山は(当時)下になった時が未知数だということと、組みや投げでテイクダウンを狙ってこないのはわかってましたよね。
上を取れても桜庭を極めることは難しいと思います。

ただ、秋山はスタンドでの圧力は凄いですよね。
まぁ、それでもヴァンダレイのプレッシャーに比べたら…。
ボクシングは秋山の方が上かもしれません。
ですが、桜庭は今まで、それ以上の相手とやってきているわけで…。

秋山はカウンター狙いだった記憶があります。
ですがそれも桜庭的には想定内でしょう。ですから、展開を作ろうと桜庭はしていましたよね?
対策としては当然出来ていたと思います。
展開作って、流れの中でシングル取ってテイクダウン。そこまではバッチリだったんじゃないですか?…滑らされなきゃ!
比較的、何度も触らせた秋山は柔道家として腰の重さに自信があるのか、それとも塗っていることで心に余裕があったのか…ただ単に対応できなかっただけか。どうなんでしょうね?

よく、「テイクダウンしたら―」とか「パンチが当たれば―」のような論じられ方をされますが、そこまで行く数分、数秒のプロセスこそがMMAの試合における肝になると私は思っております。

>ナリさん

「秋山有利」の理由に立ち技の力量と、桜庭が寝かせてからの展開を書いてました<確かに秋山はグラップラーに対する時、自信満々で立ち技を展開していましたね。ただ桜庭って打たれ強いですからねぇ…、何だかんだと寝かせて極めに行ってたと思います。

最後には悔しいけど・・・という一文と、Kー1は世代交代を進めているのでこういう時の推されている選手は強い<そこまで読んでいましたか!!
私も当時からFEG(というかTプロデューサーとアドバイザーM氏)は信用していませんでしたから、桜庭を変な風にはしないで欲しいなぁと思っていました。

「ワセリンを塗っていると抗議してるのか?」という話と…異変に気づいた時点でリング外に出て試合放棄するべきだった、セコンドがさせるべきだった<Uインター、キングダムのセコンド勢であったなら、迷わずその行動に出ていたでしょう。
いろんな意味で桜庭は孤独でしたね。

「秋元才加がレックス・ルガーに似てる」<あ、確かに(笑)。
全く関係ないんですけど、アンデウソン・シウバと魚くんも似てますよね。

>aliveさん

こんばんわ。

三崎を高田が抱きしめた時…私は瞬間的に桜庭の顔が思い浮かんできました<あぁ…そういう風に見るとそう思えてくるから不思議ですね。

少しでも、その気持ちがあったのなら<そう、“少しでも”ですよね。
高田引退のときに宮戸が言った「Uインターは血族」という言葉、私は信じてるんですよ。

>宮戸ゲノムさん

記者会見で桜庭が謝罪したことは覚えてますか?<あ~ありました…っけ? ファンに対しての謝罪でしたか。

普通であれば桜庭が勝っていたであろうという認識…私もそうです<根拠は恐らく一緒だと思いますが、あの試合における桜庭のコンディションは奇跡に近いくらい良かったんですよ。
その数ヶ月前に練習中に倒れたりしましたが、ダメージとは無関係のものでした。

流れをキチンと見てましたか?としか言えないですよね<とにかく秋山は逃げていた…それが全てですよ。

上を取れても桜庭を極めることは難しい<語弊を怖れずに言えば、ポジショニングと極めにおいては柔道全日本クラスであっても、道着がなければ桜庭の思うがままだと思います。

ボクシングは秋山の方が上かもしれません<それは認めざるを得ません。

秋山はカウンター狙い…それも桜庭的には想定内<ミドルで秋山は骨折した訳ですしね。

比較的、何度も触らせた秋山は柔道家として腰の重さに自信があるのか、それとも塗っていることで心に余裕があったのか…ただ単に対応できなかっただけか<全部有ったのかも知れませんね。でもそれまでの過去を振り返れば、塗ってる事での余裕というのが一番かも知れないです。

「テイクダウンしたら―」とか「パンチが当たれば―」のような論じられ方をされますが、そこまで行く数分、数秒のプロセスこそがMMAの試合における肝<そうなんですよね。
「テイクダウンしたら―」とか「パンチが当たれば―」というのは裏を返せば、「テイクダウンできなかったから―」と「パンチが当たらなかったから―」ということなんですよね。

No title

「Uインターは血族」で思い出しましたが
あの試合、公式に不正が認められる前から
真っ先に異議申し立てしてたのが高山で
そして援護射撃したのが田村だったんですよね。
桜庭と仲良しの高山はわかりますが
ヒジョーに険悪とみられていた田村がハッキリ
「桜庭の反則勝ち」と断言したのが
当時とても嬉しかったのを覚えてます。
なんせ明らかな組織的犯行であり
主催がグル、いやむしろ主動の可能性大な事件です。
となるといつものウヤムヤで葬られてしまった場合
プロレス界で生きていける高山と違い
格闘界に身を置く田村はとても立場を悪くし
陰湿な攻撃に晒される、場を失う危険も有り得た訳で。
それを承知で桜庭側についた田村の姿勢に
土壇場での彼等の絆が、Uインターの結束がみえたと
今でもそう思うんです。

>ネコさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

真っ先に異議申し立てしてたのが高山<Uインター出身者の中で最もメディアに出る機会の多い立場でしたからね。

桜庭と仲良しの高山はわかりますがヒジョーに険悪とみられていた田村がハッキリ「桜庭の反則勝ち」と断言した<いざリングで向かい合うのには躊躇する田村でも、いろんな発言を読み返すと桜庭という存在が自慢の後輩なんですよね。

ウヤムヤで葬られてしまった場合プロレス界で生きていける高山と違い
格闘界に身を置く田村はとても立場を悪くし陰湿な攻撃に晒される、場を失う危険も有り得た訳で<確かに田村は援護射撃を宣言したんですが、忘れちゃいけない金原も仇討ちを宣言していました。
ある意味田村以上に立場が難しい金原でしたが、こう振り返るとUインター出身者全員が怒ったという事件だったんですよね。

No title

清原逮捕後に、この記事を読むと ショービズの運営の汚さを再認識します。

>とおりすがりさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

ショービズの運営の汚さを再認識<そこだけではないと思いたいんですけどね。夢のある世界であって欲しいものです。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


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