必ず最後に正義は勝つ(1999)~前編~

『何人たりとも桜庭和志の功績を否定する事は許されない』

これ、私の持論です。

特に1997~2005年のPRIDE時代は、

まさしく国民栄誉賞ものだと思っています。

そのハイライトはグレイシーハンターとしての連戦。

グレイシー柔術という存在に、

永年虐げられてきたUインター者(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.15~十年間、そして十年後・其の壱~vol.16~其の弐~vol.17~其の参~第一歩)にとって、

グレイシー一族は絶対的な悪の組織。

対戦相手ごとにルールを変えて不敗神話を守るというカラクリ…。
ヒクソンが語るグレイシーの信念

その理不尽な論理に桜庭が正義の鉄槌を落とすというのが、

初期PRIDEのメインストーリーでした。
「ボコボコにしてやる」

特に桜庭の“正義のヒーローっぷり”が全開となった一戦、

1999年11.21 有明コロシアム

PRIDE.8

桜庭和志vsホイラー・グレイシー
を振り返りましょう!!
桜庭和志vsホイラー・グレイシー

さぁ正義のヒーローSAKUの入場です。
正義のヒーローSAKU参上!!

桜庭のセコンドは高田延彦
セコンドは高田

ホイラー・グレイシーのセコンドは兄ヒクソン・グレイシー
セコンドはヒクソン

まさにPRIDEの原点に帰った闘いです。

ゴングが鳴って最初に仕掛けたのは、

ホイラーの胴タックル。
先にタックルに入ったのはホイラー

そのまま引き込んでボトム・ポジションを狙いますが、

桜庭は体重差もあって冷静に対処。
この体勢で長い時間が過ぎ、

この体勢で長い時間が経過しますが、

ホイラーが打った左フックに、
ホイラーの左フック、

桜庭はすぐに右を返すと、
すぐに右を返す桜庭、

立ち上がり、
そして立ち上がり、

距離を取ります。
距離を取る

桜庭の戦術は決まった様です。

グレイシー特有の構えのホイラーに、

フルスイングのハイキック。
空を切り裂く右ハイキック

これは威嚇の効果がありました。

じわりとホイラーが組みに来ると、
ホイラーの胴タックルを受け止めて、

ためらいなく膝蹴りを突き刺します。
膝を入れる、

ホイラーが崩れ落ちると、

一度がぶってから、
崩れ落ちたところに肩を極めに行く

右肩を極めに行きながら、

ヒクソンを一瞥します。
セコンドのヒクソンに一瞥して、

重いパンチを数発入れて、
パウンドを落としていく

また離れます。
距離を置く、

うかつに立てないホイラーは、

その格好のまま桜庭ににじり寄ります。
ジリジリとにじり寄るホイラーに、

がら空きの顔面に桜庭の蹴り!!
顔面をかすめる蹴り、

これは空振りに終わりますが、

そのまま足を蹴りに行きます。
脚を蹴り上げる

ホイラー完全に嫌がってます。
ガンガンと

そして今度は顔面にヒット!!
そして顔面にヒット!!

ホイラーの表情に恐怖の色が出て来ました。
ホイラーの表情に怯えの色が

構わず桜庭は蹴りに行くと、
構わず蹴り続ける桜庭、

堪え切れないホイラーは思わず足を庇います。
思わず痛い足をかばうホイラー

それでもガンガン蹴っていく桜庭。

ホイラーは何とか右足を掴みますが、
右足を掴みかけたホイラーだが、

グラウンドに付き合う気のない桜庭は、

スルリと抜け出します。
寝技に付き合う気なしの桜庭

猪木アリから一瞬、

休憩するかの様な桜庭の余裕。
ちょっと休憩

止まらない蹴りにホイラーの足は大ダメージ、
かなりダメージが蓄積されたホイラー、

大腿部が紫色に変色してきました。

それでもガンガン入れていく桜庭。
それでもガンガン入れていく桜庭

最後にソバットを打ったところで1R終了です。
ソバットを放ったところで1R終了のゴング

インターバル中、しきりにホイラーの足をアイシングするヒクソン。
懸命にアイシングする兄ヒクソン

負けない戦法を必死に模索します。

さあ、後編へ続けましょう。

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tag : 桜庭和志 ホイラー・グレイシー 高田延彦 ヒクソン・グレイシー

comment

Secret

No title

これを生で観戦していた当時。。。
私は完全にグレイシー妄想にとりつかれていたせいもあり、今見れば序盤から全然桜庭のペースで楽勝ムードだったのに「下手に近寄るな・・・」って感じでハラハラしながら見てました。
佐野が完封され何もさせてもらえなかった(しなかった?)事実があったせいもありますが。


『何人たりとも桜庭和志の功績を否定する事は許されない』
これについては同感です。
3点ポジションルールに変更されてからは勝率は下がってしまいましたが、それを見て「桜庭は強くない」とか言ってる連中に本気で腹が立ってましたし。


それと、今ふたたび私もニコニコ動画で完全版があったので見てます。
ホイラーが例の態勢になってからすぐは桜庭も蹴りを出せないでいましたが数発当たってくると次第にホイラーの足は上がらなくなり、完全に背中をつけてますね。

かなり打たれてきた終盤、握手(?)を求めようとしてます。
私はこれを友人に「何で握手求めてきたんだろ?」と問われて「飛びつき逆十字とか狙ってるのでは?」と言ったら「そんなわけ無いだろ!(笑)」と否定されましたが、今見ても謎の行動ですね。
立たせてもらうおうとしたのか、ブレイクしたかったのか?
ちなみに、ホイラーが「来い来い」とやっていたのは蹴ってこいの意思ではなく、「寝技で勝負しよう」という意味だったらしく(こじつけでしょうが・・・)
それについてヒクソンは
「桜庭は体重差があるにも関わらず、ホイラーの寝技を恐れて自分に有利な状況を崩そうともしない弱虫だ」
と言ってました。
私は「お前でテイクダウンしろ」と即座に思いましたが(笑)


途中、ヒクソンが「ホイラーがこの状況になってから言葉を発してません」と実況されてましたが、ひょっとしたらこの段階で言い訳を考えていたかも知れませんね・・・。

リアルヒール退治

おはようございます。
私、この頃、静岡在住の友人のところに遊びにいく予定がありまして、たまたま8と日程がかぶり、こちらがメインの用事となり当日券で観戦しました。

喫煙スペースで休憩していたら何のメディアかは解りませんが『桜庭選手とデートするなら何処がいいですか?』と女性ファンがインタビューされていて、桜庭の時代というムードになっていました。
確か、プロレスファン的にはニーズのないケアー対エンセンがメインの予定が、どちらかの怪我で中止となり、まさに怪我の巧妙で桜庭ホイラーがメインになったはずです。

セミのヘンゾ対アレクの入場を見ながら『プロレスラー対グレイシーが生で見れるんだ』と感激していました。

桜庭ホイラーはとても面白く15分2ラウンド判定決着無しのルールでしたが2ラウンドの10分頃に『引き分けぽいけどプロレスラーの強さは見せつけたから、まぁいいや』と思っていたら決着がついたのでガッツポーズを取りました。

後年、知りあったプロシューターに桜庭ホイラーを生で見たと話したら、『ホイラー頑張ってたなぁ』と返答されプロレスファン側と格闘家の温度差を感じました。

これ見たら、大ボス退治を期待しますよ。レガさんは田村推しですが私は桜庭でした。なぜなら1で高田リングインの際にロープを上げた役割の選手が大ボス退治したら、こんな痛快なことはないと思っていたからです。PPVで2万円払う気概もありました。
皮肉にも後のシウバと桜庭の関係が、そうなりました。この8の時、注目度の低い第1試合で松井を血祭りにあげていたのですから。

現実は都合のいいようには、いかないものですね。

>ナリさん

これを生で観戦<おおっと!! これまた貴重な時代の目撃者ですね!!

完全にグレイシー妄想にとりつかれていたせいもあり…楽勝ムードだったのに「下手に近寄るな・・・」って感じでハラハラしながら見てました<私も実はPRIDE.1の直前にヒクソンのビデオを観てしまい、「こいつに勝つにはころすしかないんじゃねーか」と思う位に大きくしてしまってました。
高田同様、ヒクソンを何倍にも大きくしてしまった訳です。

3点ポジションルールに変更されてからは勝率は下がってしまいましたが、それを見て「桜庭は強くない」とか言ってる連中に本気で腹が立ってました<ルール改正については桜庭自身も「自分を負けさせる為の空気」を感じていたそうです。
シウバやアローナ戦でのKO劇をゴールデンタイムで見て、「桜庭はもうダメだねぇ」とか言ってたやつらは本当に腹立たしかったですよ。

かなり打たれてきた終盤、握手(?)を求めようとしてます…立たせてもらうおうとしたのか、ブレイクしたかったのか?<試合中に何度かハイタッチとか交わしてるんですよね。ヒクソンではありえない光景でしょうね。

私は「お前でテイクダウンしろ」と即座に思いましたが(笑)<タックルは確かにしょっぱかったです。桜庭の回顧でも、「キッズ以下」とか言っていました。

ヒクソンが「ホイラーがこの状況になってから言葉を発してません」と実況されてましたが、ひょっとしたらこの段階で言い訳を考えていたかも<試合後、ヒクソンは桜庭に対しては直接何も言わず帰ってるんですよね。むしろ親指立ててサムアップしてます。
この時点では言い訳を思いついていなかったのでしょう。

>aliveさん

こんばんわ。

静岡在住の友人のところに遊びにいく予定がありまして、たまたま8と日程がかぶり、こちらがメインの用事となり当日券で観戦<これまた貴重な…観る運命だったんでしょうね、これは。

何のメディアかは解りませんが『桜庭選手とデートするなら何処がいいですか?』と女性ファンがインタビューされていて<まさに社会現象というか、新生Uもそうでしたが、普段目にする事のない様な媒体にも出てましたね。

プロレスファン的にはニーズのないケアー対エンセンがメインの予定が、どちらかの怪我で中止<あ、そうでしたっけね。
結局両者はGPで対戦しましたが、案の定、終始膠着で終わるという…。

2ラウンドの10分頃に『引き分けぽいけどプロレスラーの強さは見せつけたから、まぁいいや』と思っていたら決着がついたのでガッツポーズを取りました<それってまさに高田vs北尾と同じ種類のアレじゃないですか!?
この試合もカタルシス満タンでしたもんね。

『ホイラー頑張ってたなぁ』と返答されプロレスファン側と格闘家の温度差を感じました<専門的にやる側からしてみれば、単に体重差から来る言葉でしょうか。それとも桜庭という存在自体がかなり大きなものとなっていたのでしょうか。

1で高田リングインの際にロープを上げた役割の選手が大ボス退治したら、こんな痛快なことはないと思っていたから<Uインターという大河ドラマの最終章に相応しい闘いですもんね。
でも今や高田と桜庭は…残念な限りです。

この8の時、注目度の低い第1試合で松井を血祭りにあげていた<シウバの伸し上がり方っていかにも日本人的でしたよね。
それにしても…PRIDEファイターの幅広さったらないですね!!
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