BORN IN THE “U”

11月12日の 遂に…田村潔司vs桜庭和志決定!! に書いたように本当はこの日、田村と桜庭をテーマに彼らの新弟子時代の画像を掲載しようと思っていたんですね。

ところが急転直下の大晦日決戦の決定にそれどころじゃなくなってしまいました。

でも、今だからこそ、ここでその画像をUPし、彼らの新弟子時代をよく知る宮戸優光の言葉を載せる事に意義があるかな、と思って、改めてこういうものを書いてみました。

UWFインターが好きだった同年代の方はもちろん、そんな時代をご存知ない方、さらに今のリングにしか興味のない方まで読んでいただけたなら嬉しいです。

入門直後の田村

入門直後の桜庭

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不明

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 プロレス激本 №05 より
宮戸優光vs田村潔司

宮戸
「タムちゃんが入門した時代というのは、新弟子が入っては辞め、入っては辞め、という頃だった。僕が入って4年か5年目になった頃だったかな。普通なら新弟子が自分の下に何人もいてもいい年数でしょ。それなのに、僕のすぐ下の後輩がタムちゃんになるんだから。(略)僕らは、それまで下がいなくて、ある部分大変だったけど、ただ同期が3人いたから楽な部分もあった。でも、今度はタムちゃんはそれを一人で押し付けられてたようなところもあったよね。僕らが押し付けてた部分もあっただろうし(笑)。それに当時は今と違って雰囲気が重かった時期だった。(略)高田さんにしても前田さんにしても、バリバリの頃だからね。当時は、前田さんたちといっしょの時間帯に、椅子にすわってチャンコを食べるなんて考えられなかったから。前田さんに『いいよ、座って食べても』と言われても、息がつまって、重苦しくて食べられない(笑)。タムちゃん、垣原、冨宅まではそういうことがあったんじゃないかな。それ以降は僕の知る限りはなかったからね」

「新人は前田さんにまず足の運動(ヒンズースクワット)や、腕立て伏せを限界までやれと言われるわけですよ。で、スパーリングとか全部の練習が終わったあと、『田村、足の運動を3000回やって上がれ』と言われて、タムちゃんはそれをやりきった。で、それを前田さんに報告に行ったら、『おい田村、もう3000回やるか』と言われて、普通は『やりません』とは言えないでしょ。かといって『やります』とも言えなくて、僕らだったらもぞもぞした態度になってしまう。それをタムちゃんは『もう結構です』って。そしたら前田さんにボッコボッコに殴られてたね(笑)。それでも懲りずに2回くらい同じことがあったんじゃないかな」


前田とのエピソードは今や誰もが知る鉄板ネタとなってますが、当時の前田の威圧感て凄かったですからね。

ちゃんこを作る、

田村の横顔

それに対して田村の要領の悪さと言ったら…(笑)。

でもこの過酷な新弟子時代が田村の影…男の色気を作り上げたんでしょうね。

初インタビュー(?)

高田から突っこみ

そしてUインターとなり、責任感の強い田村は寮長として、後輩を抑えつける役目を一人で買って出たんですね。

そんな中、中央大レスリング部主将の肩書きで入門してきた桜庭の存在が宮戸にはどう映ったのか?

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桜庭に関しては、汚いパーマ頭でテストを受けに来たときの印象が強烈に残っている。結局私が、当時大学4年生だった桜庭に『今、やめて来たら入れてやるよ』と言って、彼はその通りにして大学をやめて入門してきた。言った私自身もちょっとびっくりしたが、彼のやる気と本気を感じた。



入門直後の桜庭

N先輩のセコンドに

サムライTV『VERSUS』より

宮戸
「デビュー戦からしてね、他の子とは違ってましたよ。だから僕言ったんですよ『若さがねえな』って。もうデビュー戦からベテランみたいな試合でしたもん。もう『お前、デビューからいぶし銀か?』みたいな。そんなところありましたよ」
「(若手時代の)桜庭もそつはないタイプなんだけど、ただ酒癖悪かったね。六本木とか行っても外国人とかね、そういうのに喧嘩売るんですよ」


高田のセコンド

北尾戦勝利の1ショット

酒癖の悪さ以外は要領良く新弟子時代をこなし、そしてみるみる強くなっていった桜庭。

桜庭自身も、

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正直にいうと、ぼくは練習に厳しさを感じたことはない。


と言うように、道場では自身のポジティブ思考から苦しい思いをせずにスキルを上げていくことに尽力した。

初インタビュー(?)

ただ寮では…この二人には確執があったと聞きます。

ただそれは共同生活にありがちな、ささいな事だったとも聞いています。

いずれにしても入門当時の印象が180度違う二人。

それぞれの“U”でスタートした二人。

朴訥な新弟子

常にニコニコ

この戦いは技術よりも感情をぶつけ合う“U”になるのでしょうか。
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tag : 田村潔司 桜庭和志 宮戸優光 UWFインターナショナル

comment

Secret

再び

おじゃまします。
もうね『あの繊細さと色気』に尽きるかな!
年末は駆け足でやってきます、レガさん頑張りすぎて考えすぎて体調くずしませんように…。

No title

こんにちは!
私も胃が痛くなりそうです・・。
しかし、どっちを応援とかは考えてなかったんですが・・・
全力で田村を応援してきます!

No title

はじめまして、田村ファンの武と申します。
U魂(ウコン)のu-spiritさんのブログから来ました。
私はリングス参戦以降に田村ファンになりましたので、今回の記事中の画像などはとても貴重で、ありがたく拝見させて頂きました。
また、最近の過去記事も読ませて頂きましたが、私(大阪在住)の会社も大晦日の晩と正月の朝は、1年で一番休めない日でして、今のところ生観戦の都合がつきません。TBSの事なので、PPVの生放送も期待出来ないと思うので、非常に心苦しいです。
リングス以前の事は、私なりに勉強し、この試合の意味は十分理解しています。なのでこの試合を生観戦出来ないのは、一生後悔すると思います。なので出来る限りの努力はしようと思います。
紫レガさんも生観戦出来たらイイですね!!!
それでは、また伺わせて頂きますので、今後とも宜しくお願いします。

>怜ちゃん

『あの繊細さと色気』<う~~ん、怜ちゃん相変わらずですね(笑)
田村の色気は猪木→高田から引き継がれてます。
一個一個の動きと表情から魅入られてしまいます。

考えすぎて…考えすぎて…もう今日もワインがぶ飲みですよぉぉぉーーー!!(笑)

>Fさん

応援に関しては…私は若干田村寄りですが、今の満身創痍の桜庭にとても野次は飛ばせません。
これ判官びいきじゃなくて、今までさんざんプロレス…U系の強さを先頭切って証明してきた桜庭にって言う意味です。

だから私にとっちゃ高田の姿は必要なんです。

>武さん

ようこそです。御来訪ありがとうございます。

はじめまして…ですが、私はずっと前から貴殿ブログは読ませていただいておりました。
田村ファンの鑑だと思っております。

本当にねぇ…大晦日だけはキツイんすよ(号泣)。
てっきり田村vs桜庭実現の為の場がDREAMだと思ってましたから。
リングス以前の事<若気の至りというか…今振り返れば自分みたいなオッサンも20代の遊びと仕事とオンナと両立できてた時代が最も面白かったりして(実際は半人前なんですけどね)…その頃のいろんなものに対する反発とか、共感とか、それが田村のUインター時代であり、ヤング紫レガ時代だったりして…(長くなりそうですので略)

この試合を生観戦出来ないのは、一生後悔すると思います。<ごもっともです。おそらくこのまま行けば元日は私、引きこもるでしょう。
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。

No title

レガさん、はじめてレスります。
U魂のu-spiritです。
すみません、勝手に僕のブログで
ココを紹介してしまいました…。

田村が独りで”嫌われ役”に徹した気持ちを
サクが少しでも理解してくれれば…。
でも、殴り合えば分かります。
男ですから。

懐かしい画像、有難うございました。

>u-spiritさん

ようこそです。ご紹介いただきありがとうございます。

殴り合い…これ絶対にTBSはアレしますよね。
やはり現場にいかにゃならんのでしょうか…。
桜庭は陽の中の暗、田村は陰の中の明を出せれば、ベアナックルの打ち合いの中で出す余裕があれば…これ格闘史に残る試合になるでしょうね。
…って意味不明な言葉が出るくらい私焦ってますよ(笑)
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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