十年遅れの狂気(2012)~前編~

賛否両論…というか、

批判が渦巻いた昨年大晦日の猪木祭
INOKI BOM-BA-YE2012

当ブログでも、

そこから始まる次のストーリーを妄想しつつ(参照:格闘妄想☆梵婆家)、

数少なくなった大物日本人同士の大一番に、

胸を躍らせていました。

とにかく“暴走王復活”だけが、

この一戦のテーマだったと言っても、

過言ではなかった訳ですが、

最終的にはそれどころじゃないくらいに、

実に難解な結末を迎えてしまいました。
アントンwithミヤネ

当初、我々は思っていました。

“あの頃の小川直也(参照:イッテンヨン事変~前編~~後編~)を呼び起こすのは、

もう“野獣”藤田和之しかいない、と。
「アレを待ってる」

2012年12.31 両国国技館

藤田和之vs小川直也

藤田和之vs小川直也

一部始終を振り返ってみましょう。

昨年のムックでのインタビューにおいて、

藤田はこの試合の意義を語っていました。

Dropkick(ドロップキック) Vol.8 (晋遊舎ムック)
 Dropkick Vol.8 より

藤田
「“あのとき”だけじゃないかと思いますよ、俺は。みんなあのときの小川直也を待っていると思うし。アイツは本性を出したわけでしょ。お互いに“狂気”に近い本性を出したときがあったのに、なぜいま出せていないのか。お互いにそれを素でできるのは『アイツなんじゃないか』っていうふうに思ったんですね」


イッテンヨン事変を当時、若手の一人として、

リング下で見届けるしかなかった藤田。

その思いは破壊王の仇討ちにあったのかも知れません。
「あの試合が全て」

小川を“あの日”に戻した上での仇討ちです。

試合前、TVのインタビューにはノーコメント。
ナーバスな藤田はノーコメント

一方の小川は本気か? パフォーマンスか?
ミヤネに掴みかかる小川

入場時に身につけた“オーちゃんTシャツ”は、

何かの意思表示か?
あのTシャツ解禁

当然両手にはオープンフィンガーグローブ。

藤田も同様に装着して来ました。
藤田もオープンフィンガーグローブ

睨み合いの迫力は、

五分と五分といった感じでしょうか。
睨み合いから、

突然小川はレフェリーを突き飛ばして、

奇襲のミドルキック連打。
小川の奇襲に、

これにレフェリー陣総出での制止。
レフェリー総出で制止、

藤田は小川のサミングを訴えます。
藤田はサミングを訴える

小川ひとりに対してレフェリー5人掛かり。
ありえない数のレフェリー数の中、

さあ、仕切り直しのゴングです。
ゴングが鳴る

まずリング中央の藤田を軸に、

小川は時計の逆まわりにゆっくりと距離を置き、

藤田が伸ばした左手を、

左のハイキックで払いのけると、
手四つに行く藤田の左手に小川の蹴り

レスリングの構えを取る藤田に、

ガードを促していきます。
「しっかりガードしとけ」

これに藤田は同調せず胴タックル。
藤田の胴タックル、

そのままコーナーへ押し込むと、

再びレフェリー総出でブレイク。
またレフェリー総出でブレイク

小川は良い体勢になると、

藤田の背中を蹴りつけてから、
背中を蹴りつけてから、

亀になった藤田にサッカーボールキックの連打。

その3発目がガードの上とはいえ、

頭部を直撃します!!
この蹴りか!?

たまらず場外へエスケープする藤田。

小川はそれを追ってフェンス際でハイキック一発。
さらに場外でハイキック

さらに小川はリングへ戻ると、

藤田を挑発していきます。

藤田はエプロンで小首を傾げて、
小首を傾げて、

一喝してからリングイン。
小川に一声

小川は牽制気味のミドルキックから、

一転してノーガードの構えをとります。
ノーガードの小川に、

藤田はもう一度タックル…というよりも、

ロックアップに行きます。
タックルと言うよりもロックアップ?

当然小川は付き合わずにバックステップ。

組み付いた藤田はヘッドロックへ。
ヘッドロックを、

小川はロープワークに行くでもなく、

単に頭を抜くと、

藤田の左足に低いローキック。
抜け出て古傷へローキック

これ藤田にとっては古傷ですね。

小川の意思が理解出来たのか、

藤田は急に声を出します。

「会長どうした、オイ!!」
何かを確信したか?

この試合の背景を考えれば、

当然立会人としてリングサイドにいるはずのアントニオ猪木がいない。

その時、藤田の脳裏には“あの日”が浮かんで来たのでしょう。

“あの日”も猪木はリングサイドにいなかったのですから。

さあ、後編へ続けましょう。

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tag : アントニオ猪木 藤田和之 小川直也 IGF

comment

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No title

遅くなりましたが・・・

今年も宜しくお願い致します。

年末から なんとなく お腹の調子がわるくて・・・。
レガさんより うんと軽いんだと思われますが 

つまらない お正月でございました・・・。
おいしいものが 食べられない・・・という・・・

それより。
9日発売の 週刊プロレス を 今、懸命に探しております。
ホント・・・ ないんですよね~~(泣)
amazonn では もう出品者販売に なってて・・・
なんとしても!! と 頑張っております。

レガさん記事にしてくれてありがとー。
あっけない幕切れでしたがプロレスでドキドキしたのは一ヶ月ぶりでした(ジョシュ鈴川戦以来) 
お互いの格闘スキルの見せ合いというより意地の張り合いが見所だったのでしです。
勝者藤田の怒りが半端なく全く持って謎で久し振りに後々語れる試合でした

No title

あ・・・

最初のコメ あたしです。
名前 忘れてました・・・。

>ケロさん

こちらこそ、今年も宜しくお願い致します。

年末からなんとなくお腹の調子がわるくて…おいしいものが食べられない<それは残念でしたね。
確かに風邪やらインフルやらノロやら何やらかんやら流行ってますよね。
ケロさんもどうぞお大事に。

9日発売の週刊プロレスを今、懸命に探しております<中邑の号ですね。その後、手に入りましたか?
冬は雪の影響とかで北海道の場合、発売日に書店に並ばないことは多々ありますからね。
数年前と比べて店頭に並ぶ冊数もかなり減りましたし、こういう時にかつての時代を知る者としては残念な思いありますね。

>ルルーシュさん

記事にしてくれてありがとー<こちらこそ読んで下さってありがとうございます。

あっけない幕切れでしたがプロレスでドキドキしたのは一ヶ月ぶり<IGFの場合はこういう意味でのドキドキ感は強いですね。

格闘スキルの見せ合いというより意地の張り合いが見所だった<そうですね。見たいのはそっちでしたよね。
ただ踏み外してしまったというか、あまりに二人の頭の中が違いすぎましたね。これもIGFである以上はしょうがないのかも知れないですし。
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