元祖プロレスハンター(1988)

今後の新日の方向性はどうやら“格闘技とは違った方法でメジャーに…”ということのようです。

kamipro.com
週刊新日本プロレスNOW通信より

―あと、最近の菅林さんの発言で気になったのが、「新日本プロレスの興行の2大ブランドはG1と1.4東京ドーム、ここに第3のブランドを投入します」ということなんです。「コンセプトで近いのはWWEの『レッスルマニア』で、一年ごとに大阪、福岡、名古屋などべつの会場で行なう」


おそらく最近の純血路線がうまく回っているので、その流れを大きくしていってドカンと結末を仕掛けようという計算でしょう。

でもどうせ野外で大きくやるんなら、捨て石になっても構わないんで、メインに格闘技戦(MMA)を持ってきたほうがいいですよ。

雨の有明

これを持ってこないと、少なくなった新日ファン以外の一般の方や元ファンを動員できません。

新日がそこでお金をかけるべき選手は、武藤でも三沢でもリック・フレアーでもありません。

プロレスラーから勝ち逃げしていった格闘家です。

その相手はもちろんミルコ・クロコップヒクソン・グレイシーしかいません。

いくら面白いアングル組み立てて、素晴らしい試合をしても、新日を見ていないファンや、離れていった人達には届く事はありません。

この辺は猪木の環状線理論にも通ずる部分なんですけど。

新日が転落していった最大の原因は、試合がつまらなくなったこと以前に外の戦いに敗れて、そのまま来てしまったことです。

外には絶対の強さを見せ付けていた新日本プロレスが、外から来た人間に負けっぱなしになってしまったのは、実は20年近くも以前に端を発してます。

1988年7.29 雨の有明コロシアム

異種格闘技戦 3分7ラウンド

藤原喜明vsドン・ナカヤ・ニールセン


藤原vsニールセン

組長入場with山田&みのる

当時、“関節技の鬼”としてその方面では絶対の信頼感を持っていた藤原が、なす術なく敗れた試合。

押せ押せのナカヤ

タジタジの組長

当時、一大ブームを誇った新生UWFの山崎は言いました。

「新日本の藤原さんだから敗れた。UWFの藤原さんだったら勝っていた」

ナカヤの猛ラッシュ

中央へテイクダウン!!

しかしロープ…

当時は深い意味など考えませんでしたが、そういうことだったんだなぁ…

頭突き

袖車!!

またロープ

ニールセンは新日のリングでは前田戦の善戦を皮切りに、途中純正マーシャルアーツの試合を挟んで、山田(現・リバプールの風)、藤原と撃破してそのまま出て行ってしまいました。

「前田が勝ってるじゃないか」という声もあるでしょうが、言ってみれば外様。新日の人間ではない訳です。

橋本が挑戦状を叩きつけましたが、全く相手にされることはありませんでした。

フィニッシュ

その後、全日本キックなどで名を馳せて、負け始めて、プロレス界=奇しくも藤原組に戻ってきたときは既に出がらしになってました。

組長沈む

思えばプロレスハンターの元祖と言ってもいいニールセンを取り逃がしたところから新日の低迷は始まっていたのかも知れません。

元祖プロレスハンター、D・N・ニールセン

来年予定している“レッスルマニア級のビッグイベント”

本当にMMA団体が脅威に感じる観客動員を目指すのなら、二人のプロレスハンターのどっちかを引っ張ってくることですね。

そしてどんな手(例えばルール、例えばジャッジ…)を使ってでも必勝を期す。

仮に負けたとしても、セミまでで現在の素晴らしくハイレベルの試合を見せ付ければ、何十分の一かは戻ってくるキッカケになるのではないでしょうか。

本家のレッスルマニアだって定着するまでは各界の著名人や大物スポーツ選手を投入しまくりましたからね。

…って妄想です!!
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tag : 藤原喜明 ドン・ナカヤ・ニールセン ミルコ・クロコップ ヒクソン・グレイシー 中邑真輔

comment

Secret

No title

試合会場で見てましたがとにかく寒くて大変でしたね。

山崎さんの言葉はよくわかりますね。
ただ藤原組での再戦で負けてしまったことで証明できませんでしたね。
鈴木選手もスミスにドームでやられちゃいました。確か本人が怖くなっちゃったんですよね。

前田戦での左ストレートでわかるようにニールセンに対応しないとやられてしまうということですね。

逆に無難にこなしていた新日本の猪木さんが凄いことを証明してしまってますよね。

>123daさん

あ、行ってらしたんですね。

猪木自身の自己分析では「俺には型がないから」というのがありましたね。
結局、研究して研究して怖くなってしまったというアリ戦の教訓があって、その後の格闘技戦では、出たとこ勝負に切り替えたんじゃないでしょうか。

ニールセンに関しては結構強さを測るモノサシになりましたね。
山田の場合はタックル一辺倒になりました。
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