あくまで自然体、貫くかクネクネ

新日本プロレス参戦以来、

僅か(?)3ヶ月余りにして、

遂に桜庭和志がシングルマッチで、

新日の本丸に乗り込みます。

その舞台は1.4 東京ドームと、

これ以上ないシチュエーションで、

向かい側に立つのはIWGPインターコンチネンタル王者中邑真輔です!!
遂に実現、中邑vs桜庭!!

早い段階での絡みを期待させながら(参照:それでこそ中邑)も、

桜庭は3度のタッグマッチで、

中邑とは全く異なるタイプと闘って来ました(参照:ビートかずしのオールナイト・シンニッポン)。

それが急転直下で中邑からの逆指名!!

 新日公式 より
NJPW 40th anniversary POWER STRUGGLE
2012/11/11(日)大阪府立体育会館~BODY MAKER コロシアム~
第8試合60分1本勝負

試合後、中邑がマイクを握り、「イヤーオ!!」と絶叫。さらに「たぎったぜ、マシンガン! 次は? 次は!? 次の刺激、あったらしい刺激が欲しいな~。さ、くぅ、ら~、ば! 桜庭ーー!! オイ、そろそろ触らせてくれよ!」と、桜庭を名指しした。
すると特設ステージ上に、ジーンズ姿でショルダーバックを肩にかけた桜庭が、マスクをかぶって登場。そして、特設花道の途中まで歩を進めて中邑へ深々と一礼すると、無言のままバックステージへ消えた。
それを見た中邑は、「聞こえてたみたいだねぇ~。たぎるぜーー、オイ!!」と、うれしそうな叫び声をあげた。


背景に何があるのかはわかりませんが、

とにかく二人のストーリーを追ってきたファンにとっては、

超ド級のカードが実現すると言って間違いないでしょう。

本日行われた第1弾1.4対戦カード発表記者会見でも、

例によって桜庭はオリジナルマスク着用。
SAKU、いよいよ本丸へ

いつものペースの質疑応答で、

対戦する中邑とマスコミを煙に巻いた様です。

 新日公式 より
中邑、桜庭戦は「身体に染み付いたモノを出す」桜庭は「タイトル戦でラッキー!」(1.4東京ドーム会見)

桜庭
「え~、試合を組まれたことに対して…。えっ!? なんでしたっけ?」

「ああ! …それはありがたいことで。なんなら、お面とベルトを掛けてもかまわないんですけど」

(IWGPヘビーと)二つあるの、知らなかったですね。まあ、ラッキー! という感じです」

「申し訳ないんですけど、試合は見たことないんですけど、なんかクネクネしてるとか聞くんですけど。ちょっとこれから見てみたいと思います。ただ、実際に会った感じでは、やっぱり大きいなというのはありますけど」


これ計算して…では無しに、

ほとんど“素”でしょう。

新日ファンの遥か想像以上に、

桜庭は新日を知らないと思います。

これ決して見下してるという意味ではなく、

敢えて、でしょうね。

対峙した選手に決して合わせない事が、

現時点での桜庭の存在意義な訳ですから。

一方の中邑は思ったよりも傍若無人な佇まいではなく、

あくまでもMMAのレジェンドとして、

桜庭に敬意を払っている様子です。
迎え撃つIWGPインタコンチ王者・中邑

中邑
「試合のイメージ!? う~ん…。それがけっこう簡単には湧いてこないというか。まあ、リングに上がってしまえば、一番自分の得意とするものだったりとか、シンプルなものが出てくるんでしょうけども。現時点では、わからないですねぇ。非常に実績もあるし、世界的にもレスラーとして、格闘家として有名という部分では、このインターコンチネンタルという新設された価値があるんだかないんだか、まだ可能性しかないベルトを高める上では、非常に面白い相手だと思っています」

「総合的なスタイルってなんだ? という部分と、プロレス的なプロレスってなんだ?という部分では、自分の身体に染み付いたものを出すという選択しかないでしょうね」


試合のイメージ…確かに湧いてきそうで湧いてこない。

数年前の中邑なら普通に、

お互いMMA技術を駆使する、

それ調の試合展開になったでしょう。

余談ですが、

かつて上井さんのツテで中邑が、

田村潔司U-STYLEに、

参戦するという噂が流れたとき、

私は非常に気が乗りませんでした。

どんなに中邑が高い技術を持っていたとしても、

あの当時の格闘スタイルでは、

Uの模倣に過ぎない試合にしかならないと思ったからです。

今や180度回転して、

中邑といえば“クネり”。

ほとんどのファンが“中邑=総合格闘技寄り”という、

最初のイメージを持っていないでしょう。

中邑自身もKAMINOGE vol.11のインタビューにおいて、
KAMINOGE [かみのげ] vol.11

桜庭との対戦イメージについて、

こう語っています.

「いまのちょっとクレイジーなぐらいの中邑真輔のほうが不確定要素が高い」

「今のファッショナブルな中邑真輔と桜庭和志がやったほうが、不確定要素が大きくておもしろそうだな、とは思いますね」


“不確定要素”…これぞまさしく昭和新日本の専売特許ですが、

それを超えたところに今の新日がある、という風潮があります。

悪い表現で言えば“予定調和”というやつです。

ただし予定調和を壊す事が、

桜庭と柴田勝頼が参戦して来た意義です。

参戦前からあくまでもタッグにこだわっていた柴田。

それが早くも解体された事で、

すでに新日に懐柔されつつあるのか?

それとも次のステップに進む為のプロセスなのか?

いずれにしても1.4ですから、

特別な試合であることには間違いないです。



このカードが具体化してきた夜に、

実は私、二人が試合する夢を見たんです。

驚く程に地味な展開で、

中邑は徹底して低いタックルからテイクダウンを奪い、

桜庭が下になり上になって、

極めを狙いに行き、

中邑は凌いで立ち上がる…という繰り返し。

現状の新日においてはブーイング必至の試合内容でした。

新日年間最大のドーム大会のセミで、

最強の外敵を迎え撃っての王者中邑防衛戦。

普通に考えたなら結果は一つです。

しかしながら、

私やほとんどのファンの興味は、

勝敗ではありません。

試合の中で必ず出現するであろう強さ比べの部分です。

逆に言えば、

それこそが桜庭が新日に上がる最大の意味。

中邑が名乗りを上げた最大の意味だと思っています。

オレンジの毒霧を噴いてからでは遅いのです。

飾りを捨てた中邑のシュートなクネりが見たいです。
中邑から逆指名

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tag : 中邑真輔 桜庭和志

comment

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No title

私も強さ比べに興味があります。
もしかして、中邑がやってるクネクネは「格闘技寄り」を払拭させるためのものだったのでしょうかと思うのは考えすぎですかね?
ちなみに、こないだyoutubeを見ていると
http://www.youtube.com/watch?v=bcrEKzQaXOA
これがひょっとしたら今の中邑の元ネタ(笑)になっているのかと、こないだから思っていましたが「イヤオォ!!」という叫びで確信をしてしまいました。

ただ、今率直に試合について思うことは桜庭がプロレスを意識しすぎて(??)立ち居振る舞いが柴田に比べて強そうに見えないんですよね。
「バリアフリーマン(キン肉マン二世)みたいやな」という友人の意見に苦笑いしか出来ませんでした。
いっそ柴田とは逆で「技を受けません、チョップに胸も張りません」で全然構わないような気もします。

>ジョーカー ナリさん

中邑がやってるクネクネは「格闘技寄り」を払拭させるためのもの<むしろ中邑としては格闘技(武道?)を追及する上での終着点だった様ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=bcrEKzQaXOA<懐かしいですね!! ペニシリン。中邑の世代からいって、ビジュアル系好きという可能性もあります。
しかし最近の入場時の動きを見るにつけ、あれドラム叩いてますよね。
G1前の特訓の成果がやっと花開いたのかな、と。

桜庭がプロレスを意識しすぎて(??)立ち居振る舞いが柴田に比べて強そうに見えない<強そうに見せない部分が桜庭の真骨頂かも知れません。プロレスにおいて、得か損かはわかりませんけど。

「技を受けません、チョップに胸も張りません」で全然構わない<歩み寄りの部分でしょうかね。
今のプロレス界には貴重な“わがままな試合”が許されるのが、桜庭の様な気もします。

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>○○さん

この最後の画像、試合の前段でも帰り支度して花道に現れてますからね(笑)。

あれから3年…桜庭に今の立ち位置はどうなんでしょうね?
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