宮戸語録 vol.2

こんにちわ、宮戸イズム研究家の紫レガです(笑)。

前回の vol.1 では宮戸のプロレス観についての発言からピックアップしました。

宮戸優光①

今回は宮戸自身が尊敬し、プロレスとの関わりを持ったルーツであるアントニオ猪木について語った言葉を集めてみましょう。

まずは猪木と昭和新日の心構えについて…

T 多重ウェィブ 宮戸優光インタビュー より

T 多重ウェィブT 多重ウェィブ
(1998/10)


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宮戸
「そりゃあ、いまプロレス団体で一番古い新日本にしても、アントニオ猪木さんの下に強い選手が育ってきて、一番輝いていた時代っていうのは『キング・オブ・スポーツ』と掲げていたし、プロレスにプライドを持っていた選手たちですからね。だから、そのなかの藤原喜明さん、前田さん、高田さんが集まってUWFをつくったわけでね。『プロレスは最強である』ということが常に潜在意識のなかにあったんでしょうね。だから選手全員がその使命感と責任と重圧を常に感じながら稽古してたっていうことじゃないかと思いますよ



宮戸自身が新日に所属したことはないんですが、なまじっか新日所属の選手よりも“ストロング・スタイル”や“キング・オブ・スポーツ”に対するこだわりは強いのです。

これがのちのUインターでは“最強”や“王道”という言葉に変換されてます。

そのUインターでは猪木に代わる象徴として高田が存在してました。

高田が最強の名に賭けて挑んだ他流試合のハイライトはPRIDE.1におけるヒクソン戦です。

み…宮戸!!??

歴史的惨敗を喫したこの一戦の結末にプロレスファンも関係者も落胆し、高田一人を口撃することでプロレスを守ろうとしました。

そんな中で猪木はズバッと一刀両断。

「よりによって一番弱いヤツが出ていった」

これは高田を谷底へ叩き落す一言だったのだろうか?

T 多重ウェィブ 宮戸優光インタビュー より

― 高田さんがヒクソンに負けた時に、A・猪木が『一番弱いヤツが出ていった』といったことについて、『あれはA猪木が“プロレス”というジャンルを守るためにあえて用いた言葉のトリックだったに違いない』というようなことを僕は書いているんですね。それを宮戸さんは『それは違う』といったんですよ。

宮戸「うん、それは違うと思うね」

― あ、やっぱり違いますか。

宮戸「あの言葉をいったことで、『アントニオ猪木はなんてヒドイことをいう人だ』といわれたりもしたけど、俺はそれも違うと思うんだよ。高田さんが『一番弱いヤツじゃない』なんてことは猪木さんが一番よく知ってるわけよ。じゃあ、なぜそんなことをいったのかといえば、たとえば、キャリアの浅い若手がグレイシーとやることになったとして、本人は『たぶん実力ではかなわない。でも“プロレスラー”として、意地は絶対にみせる。たとえ負けたとしても指だけはかじり取ってやる!!』みたいな若いレスラーがいったら、ヒクソンだって絶対に嫌ですよ。そういう意味で、あの日の高田さんは、そういう心がなかったということを、猪木さんはいいたかったんだと思う。
とにかく、あの日の高田さんは、いろいろなところで何度もいってきたけどヒクソンに負けたんではなくて、自分の作ったイメージに自滅してしまった感じです(略)」


同書で猪木自身が語ってるこの言葉の意味は多少ニュアンスが違うんですが、高田を猪木にするべく尽力した宮戸の解釈だけに充分納得できる意見です。

それでは最後に宮戸自身が猪木に対して純粋に思っている本音を表した発言。

これが今のIGFにつながってくるのだと思います。

必殺! プロレス激本 2 新間寿vs宮戸優光 より

必殺プロレス激本 VOL.2 (2) (双葉社ムック 好奇心ブック 25)必殺プロレス激本 VOL.2 (2) (双葉社ムック 好奇心ブック 25)
(1998/11)
不明

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宮戸「たとえば僕なんかがこの業界に少なからずいさせてもらえたのも、猪木さんの夢みたいなものに引っ張られちゃったからです。高田さんなんかも、猪木さんのレコードを買ってたとかね、橋本さんなんかもそうなんじゃないですか。しかも、そういう人たちにとってはね、新間さんが現役でやられていたころの夢が、今リング上で動いているっていうのもまた現実ですからね


このとおり憧れを抱いた猪木と同じ現場で仕事できるということが、宮戸にとっては夢。

まさしくIGFは、宮戸にとっての夢の空間なわけですね。

IGF首脳陣
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tag : アントニオ猪木 宮戸優光 UWFインターナショナル

comment

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No title

>同書で猪木自身が語ってるこの言葉の意味は多少ニュアンスが違うんですが

なんて言ってましたか?

前にも書きましたが、この時は見ざる言わざる聞かざるで通してました。

Uインターに佐山さん出た事ありましたよね。その頃は宮戸さんいなかったんですか?

>123daさん

猪木自身が語ってるこの言葉の意味<技術的なことでした。
蹴りに頼るなという感じです。

Uインターと佐山の関係<今日の記事で書いてみました。
ちょっと中途半端でしたかも…

No title

21日付けの東スポの博多大吉のコラムにあった

「猪木 宮戸 弱いヤツ」

で、検索したら、ナントこのブログのこの記事がトップにヒットしました。

大吉先生も読んでるんですねー、このブログ。

事実上、東スポで紹介されたのと一緒ですから、アクセス数も上がってるんじゃないですか?

>スパさん

東スポの博多大吉のコラム<えっ? 何すか、それ?
何にせよ、今頃この記事が読み返していただけるとは嬉しい限りです。

大吉先生も読んでるんですねー、このブログ<そうなんですか?
私も大吉先生は好きですけど、プロレス観は真逆の様な気もしますし…。

でも光栄です。
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紫レガ 

Author:紫レガ 
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長州、これは俺のブログだ。

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