JUMPIN'“KNEE”FLASH(1995)

いよいよ迫って来ました、

高山善廣デビュー20周年記念…興行。

しかしご承知の通り、

負傷により本人は欠場(参照:祝いは祝い)。

代わって出場するのは鈴木みのるです。

主役不在のこの試合は、

いつの間にか記念試合の冠は消えて、

『スペシャル6人タッグマッチ』と表記されています。

デビューから20年が経過して、

もはや“帝王”として、

不動の地位を築いた高山ですが、

一介の若手レスラーから大きくジャンプアップした試合は、

私はこれだと思っています。
ふてぶてしく入場の高山

思い詰めた表情の山崎

自信たっぷりの表情で、

上から大先輩を睨みつけると、
上から目線で睨みつける高山の、

山崎一夫は突き放します。
胸を突いて突き放す山崎

Uインター激震の日(参照:修羅場の田村7年半の引退ロード)に、

1995年6.18 両国国技館で行われた、

山崎一夫vs高山善廣の、
山崎一夫vs高山善廣

シングルバウトです。

試合開始と同時に、

互いに前に出る二人。

山崎はミドル、高山は掌底で打ち合います。
開始と同時に前に出て打ち合う二人

やや押され気味の山崎は、

高山の膝蹴りをキャッチしてテイクダウン。
高山の膝蹴りをキャッチしてグランドへ持ち込む山崎

大味なグラウンドの攻防から、

足を取った高山が強引にSTF狙いに行きます。
やや強引にSTF狙い

立てば高山は膝蹴り一筋。
土手っ腹に膝

山崎は力技のフェイスロックで、
山崎も力づくのフェイスロックで、

最初のエスケープポイントを奪取します。
ファーストエスケープ奪取

高山はあくまでも立ち技勝負で、

膝蹴りに賭けます。
喉元への膝、

顔面と言わずボディと言わず、

コーナーに追い込んでの連打で、
コーナーに追い込んでの膝連打で、

最初のダウンポイント奪取。
ファーストダウン奪取

山崎は顔色を変えて立ち上がると、

すぐに強烈なハイキックで、
負けじと山崎も左右のハイキックで、

ダウンを奪い返します。
ダウンを奪い返す

予想外の打撃戦です。

局面を変えようと、

高山は胴締めスリーパー。
高山スリーパーに行くが、

すぐに山崎は足首固めで切り返して、

エスケープしたのは高山の方です。
足首を極められてエスケープ

もう高山は膝蹴りで行くしかありません。

ボディへの強烈な一発から、
さらに膝から、

山崎の得意技であるフロント・フェイスロック。
山崎のお株を奪うフロントフェイスロック、

さらにジャーマンを狙いますが、
さらにジャーマンを狙うが、

山崎が切り返してバックを奪うと、

逆にボディへの膝蹴りから、
素早くバックを取り返した山崎の膝蹴り、

強烈なハイキック。
そしてハイキック

膝蹴りで返してきた高山の、

蹴り足をキャッチして、
膝を捕えて、

一気に投げっ放しジャーマン。
投げっ放しジャーマン、

さらにフラフラと起き上がってくるところを、

追撃のハイキックを顎の先端に決め、
膝立ちの高山にもう一発、

ダウンを奪います。
完全なダウン、

それでも若さなのか、

驚異的な回復力で立ち上がり早々、

伸びのある膝蹴りを顎にヒット。
返す刀で飛び膝蹴り、

山崎のダメージの方が大きそうです。
山崎もダウン

立ち技では分が悪いか?

胴締めスリーパーで、
胴締めスリーパーを、

エスケープを奪うと、

高山は残り2点に。
高山エスケープで残り2点

精神的に追い込んでおいて、

一気にハイキックで勝負に出ますが…、
キレのあるハイキック

高山は必死にバックに回ると、

ここでエベレスト・ジャーマン炸裂!!
エベレストジャーマン、

さらに倒れている山崎を、

ガンガン蹴りまくってダウンを奪います。
さらに倒れた山崎を蹴る

山崎も残り5点。
ダウンだ!!

このラッシュで息が上がったか?

肩で大きく呼吸しながら、
残りスタミナも僅かか、

起き上がった山崎に、

狙いすました飛び膝蹴り!!
狙いすました飛び膝蹴り

腰砕け気味に大の字になる山崎。
腰砕けにダウンした山崎

これ以上ないKO劇でした。
高山も初登頂

山崎は完敗に茫然と…。
敗れて何を思う

否、ホッとした様にも見えます。
額をつけて声を掛ける山崎

この山崎vs高山を観て思い浮かぶのが、

非常にベタな例えになりますが、

アリスの『チャンピオン』という曲です。

あの歌詞そのものと言って良い山崎の姿。

この悲壮感こそ、Uインターの山崎だったと思います。



プロレスリングでも、MMAにおいても、

高山の最大の武器は膝蹴りです。

この技がクローズアップされたのも実はこの試合です。

以前にも書いた通り、

高山のデビュー戦の日は、

私の20歳の誕生日でした。

ですから20周年にあたる本日6.28は、

私の40歳の誕生日になります(参照:高山デビュー20周年記念試合)。

当然思い入れたっぷり…という訳でもなく、

私が高山を好きになったのはずっと後で、

Uインター解散から5年半後の、

PRIDE.21(参照:真の目的達成とは!?)のドン・フライ戦を観てからです。

現役のレスラーとしては下り坂に入った高山ですが、

まだまだ彼には悲壮感は似合いません。

高山選手、

20周年おめでとうございます!!

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tag : 高山善廣 山崎一夫

comment

Secret

No title

高山選手はU系にしては珍しい大型選手だったので、デビュー戦からそのサイズのみで気になる存在でした。
それまでずっと金原と引き分けばっかりだったのが、三羽烏を飛び越えて山崎越えとなったので驚いた記憶があります(安生も山崎には勝ってなかったのでは?)

山崎自体もこの頃は精彩を欠いていて、北野誠のラジオ番組にゲストで出た際「最近の山ちゃんはどうなってるの?」と聞かれた高田も「このままではダメ」と言っていました。
この印象があったので『山崎が新日に来る!』と言われても、正直終わった選手という印象しかなかったです。


その後、対抗戦ではその凄い顔がインパクトを与えましたね。
試合中に、高山の顔がアップになった時のどよめきはメインに次ぐものだったのでは?(笑)

>ジョーカー ナリさん

三羽烏を飛び越えて山崎越え<安生は勝っています。
参照:http://murasakilg.blog64.fc2.com/blog-entry-315.html

「最近の山ちゃんはどうなってるの?」と聞かれた高田も「このままではダメ」と<Uインターの団体方針として、それまでの高田と山崎のライバル関係というのを払拭しようとしていましたからね。

試合中に、高山の顔がアップになった時のどよめき<10.9の飯塚戦でスリーパー極めたときのよだれ流しながら締め上げるあの表情はインパクトありましたよね。

No title

この試合をプロレス誌でみて驚いたのを憶えてます。あの山ちゃんが高山に負けた!と。
高山選手が「帝王」として数団体で活躍するきっかけの試合が00年の有明コロシアムでの田上戦と勝手に思ってますが、この山崎戦は高山選手は大きく羽ばたいた最初のきっかけなのかなと。

この試合後に山ちゃんはUインターを離脱して新日に参戦したけど、既にUインターに心あらずなのでしょうか?。ただ、同日のオブライトとは違って、試合をちゃんとしてたから、高山選手の勢いと膝蹴りのキレが良かったからかなあ?。

>通り菅井さん

あの山ちゃんが高山に負けた!と<格という意味ではちょっと異例でしたよね。田村や垣原じゃなく高山ですからね。

「帝王」として数団体で活躍するきっかけの試合が00年の有明コロシアムでの田上戦<ハイキックで勝った試合でしたっけ?

あの頃のまでのノアは面白かったですよね。

オブライトとは違って、試合をちゃんとしてた<この日の興行…思い返せば凄いですよね。
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