Uインター異人史 vol.9(1996)

1995年の秋。

ジョー・マレンコの来日(参照:vol.8)を最後に、

新日との対抗戦に突入したUインターには、

しばらく新ガイジンの参戦はありませんでした。
再度足4の字

明けて翌年、

Uインター最後の年となった1996年。

久々に初参戦して来たガイジンは、

K-1ファイターのレネ・ローゼでした。
レネ・ローゼ

前年末の田村潔司vsパトリック・スミスから始まった、
パトスミ戦

正道会館との業務提携の流れで、

1996年6.26 名古屋レインボーホールに出場したローゼは、

急成長株の桜庭和志と対戦しました。
かなりの身長差

しかしその光景は、

宮戸優光がいた時代には考えられない、

“背負うもののない他流試合”でした。

従来のUインター公式ルールに則って、

ローゼはレガース装着で登場して来ましたが、

そこで際立ったのは、

次々とテイクダウンを奪って行く桜庭の強さでした。
極めまくって桜庭圧勝

歴史に刻まれる“田村との3連戦”(参照:元祖・三本勝負要求カッコつけてられない試合別れは突然に)を経て、

桜庭が、のちにMMAへ行く礎となったのは、

この試合と半月後のSB有明大会のキモ戦で間違いないでしょう。



ローゼの参戦と時を同じくして、

UWFの概念から大きく逸脱したユニットが誕生しました。

当時、日本プロレス界の話題を独占していた、

安生洋二率いるゴールデン・カップスの構成員として、

出現した200%マシン150%マシン100%マシンの三人です。
ゴールデン・カップスと200%マシン軍

正体がバレバレ…と言うよりも、
高田vs200%マシン

金原vs100%マシン

中身が一定しないマスクマンというのも、
200%マシン(2号?)

150%マシン

ある意味“マシン”の名に相応しいのですが、

どちらにしてもイロモノの範疇には違いありません。

これもまた“宮戸のいない世界”の光景です。

中身が日本人だった事もありましたが、
打撃の鋭い150%マシン

外見は人間とは異なる“機械”でしたので、

“異人”史に入れておきましょう。



さぁいよいよクライマックス。

どういったルートでブッキングされたのか不明ですが、

1996年8.17 神宮球場以降に続々と参戦して来たのが、

オランダのドージョー・カマクラ所属の、

ゴルドー軍団です。

…とは言え総帥のジェラルド・ゴルドーの出場はなく、

キックボクサーのエロー・“タイガー”・マデューロ
エロー・“タイガー”・マデューロ

オランダ屈指の寝技師と評判のダッチ・ウィンドメール
ダッチ・ウィンドメール

続く9.11 神宮球場にはゴルドーの実兄・ニコ・ゴルドー
ニコ・ゴルドー

それぞれ金原弘光山本健一と対戦しますが、
マデューロの初戦はvs金原

寝技はそれ程でも…

ゴルドーも初戦がvs金原

特に印象のない他流試合でした。

そして10.23 ツインメッセ静岡に登場したのが、

Uインターに参戦した“最後のガイジン”ケース・ディローディ
ケース・ディローディ…記憶にない!!

彼については全く記憶にない!!

なぜなら私自身、この大会の映像を所有していない(笑)。



しょっぱい締め括りになってしまいましたが、

振り返ってみれば、

おそよ5年半の間に、

バラエティに富んだ“海千山千”のガイジンを登場させて来たUインター。

他のU系とは明らかに一線を引いた、

独自の路線が私は大好きでした。

さて…異人史を終了しようと思ったのですが、

まだ“重要なガイジン”達を、

紹介していませんでしたので、

もう少しだけお付き合い下さい。

次回から、

『Uインター異人史~他流試合編~』です。
バービック

怪人キモ

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tag : レネ・ローゼ 200%マシン 150%マシン 100%マシン ニコ・ゴルドー エロー・“タイガー”・マデューロ ダッチ・ウィンドメール ケース・ディローディ

comment

Secret

No title

素晴らしい!

ちょっと極論になるかもしれませんが、次回の更新こそ、一般的にイメージするUインターではないでしょうか?

オランダ勢の参戦理由は小耳に挟んだ事があります。
※真意はともかく
会った時にでもお話できればと思います。

しかし、レガさんのブログに対するスタンスは【尊敬】でしかありません。

私も見習いたいです。

2月の更新3回の男(内容は限りなく薄い)。

No title

去年末から再びプロレスを少しずつ見るようになって偶然なのか高校のクラスメイト(当時筋金入りのU信者で一緒に安い時給でバイトして2万円出してバトルライン九州のライガー青柳、ハンセンベイダー、馳が後藤のバックドロップで危険な状態というとんでもない大会を1列目で観戦した仲)から先日「メシ食い行こう!」と連絡が入り今度の土曜日に猪木酒場とやらに行って見る事となりました。
同時に懐かしい知人達のプロレスブログも読まさせていただいて感じているのは現在のプロレスの話題に追いつくには程遠いですがジワジワとプロレスの魅力を再考するきっかけができそうです。
んで、先月は時間間違いで大変失礼したニコニコ生放送のアレがまた明日あります
復活!黄金(ゴールデン)プロレス
http://live.nicovideo.jp/watch/lv80966201?ref=ser
2012/03/08(木) 開場:21:57 開演:22:00

テーマは異種格闘技戦(プロレスから総合に挑戦も含む)らしいです
当の司会者は実は昭和世代ではなく前回は若干叩かれていましたが意表を突いた話題を提供してくれると思いますよ。

こんばんは。

今回のレガさんのブログを読んで調べてみましたが、ニコ・ゴルドー以外はマデューロしか分かりませんでした。^^;

Errol Maduro
http://www.sherdog.com/fighter/Errol-Maduro-2148

この人はUFOのオランダ大会に出ていたみたいですね^^;

その大会はメインが小川・・・。

大会自体記憶にありませんでした~^^;

http://www.sherdog.com/events/UFO-Europe-Free-Fight-Gala-742

ダッチ・ウィンドメールは多分「オランダの風車小屋」みたいなリングネームだと思います。

ローゼは覚えていましたけど、他のオランダ軍団がUインターにやってきていたとは!^^;

キングダムにニコが来ていたのはこの流れなんですね。

キングダムとUFO、ちょっとだけつながりが見えてきました。

小川vs安生だけではなかったんですね。^^

失礼いたしました・・・m(_ _)m

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>GA9さん

素晴らしい!<ありがとうございます。

次回の更新こそ、一般的にイメージするUインターでは<そうかも知れませんね。特にMMAが確立されていく過程のファンの方にとっては、『PRIDEの原点=Uインターの他流試合(含ヒクソン道場破り)』みたいな。

オランダ勢の参戦理由<オランダ=リングス、または別ルートのパンクラスだと思っていましたので、なぜ末期にあれだけ呼んだのかが疑問でした。
お会いしてお聞きしたい事が山ほどあります。今年はその日まで、何とか突っ走って行こうと思っています。

ブログに対するスタンス<いやぁ…究極の自己満足でしょう(笑)。

2月の更新3回の男<コメント出来てませんけど、いつも読んでますよ。

PS…本日、やっと我が家にBDレコーダーがやって来ました(笑)。

>レンロスさん

偶然なのか高校のクラスメイトから先日「メシ食い行こう!」と連絡が入り<この歳になっても、昔の友人と会うだけでその時代に戻れちゃうから不思議ですよね。
楽しい宴にして来て下さい!!

現在のプロレスの話題に追いつくには程遠いですがジワジワとプロレスの魅力を再考する<徐々に徐々に行きましょう。
私は現在、ちょっと1.4以降の流れについていけてませんので、逆に教えて下さいね(笑)。

ニコニコ生放送のアレ<今回はおかげさまで視聴出来ました。
ただ、ジェネレーションギャップなのか…ちょっと一時間視ていて辛かったですね。
「一番ショックだった総合の試合は永田vsミルコ」…2000年代初頭の新日ファンはやっぱりnWoボケ世代だったんでしょうね。

>ROSESさん

いつも本当にありがとうございます。

UFOのオランダ大会…メインが小川<まさに時代ですねぇ…。
ゴルドーが主催してたんでしょうかね?

ダッチ・ウィンドメールは多分「オランダの風車小屋」<何だかしっくりいく名称ですね(笑)。
ヤマケンとの試合を見ても、何もないんですよね。

キングダムとUFO<旗揚げ何戦目かに猪木、佐山、小川の三人で会場に訪れてましたよね。
でもあれマスコミ向けの画作りだったんですよね。

>○○○○○さん

情報ありがとうございます。
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Author:紫レガ 
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