“現時点での”桜庭のプロレスリング

今週の週プロを読んだんですが、

大晦日の“奇怪な試合”(参照:某動画サイトで桜庭の大晦日の試合を観た)を振り返った、

桜庭和志柴田勝頼のインタビューが、

非常に面白かったです。
元気ですか2011の2

試合内容については、

当日のPPVから観戦記を書かれたGA9さんのブログ記事に、

詳細がUpされています。

 GA9のお勧めホームシアター より
大晦日格闘技三昧③ 桜庭和志&柴田勝頼vs澤田敦士&鈴川真一

ここではインタビューの桜庭の発言から、

印象に残った部分だけ抜粋します。

週刊 プロレス 2012年 2/1号 [雑誌]
 週刊プロレス No.1614 より
桜庭和志&柴田勝頼インタビュー
“大みそかの怪試合”の深層

桜庭
(この試合はプロレスであるという認識は)なかったです。いつも(のMMAの試合)といっしょです。ぼくも(あの試合が)なんだったのか、よくわからないです。円周率といっしょで、永遠にはっきりした答えが出てこない。結果的にお客さんが喜んでくれたのであれば、よかったんじゃないかと思います」


これサラッと言ってますが、

実はこの試合の肝だったと思うんです。

桜庭にとってのこの試合は、

ルールや試合形式はプロレスに違いませんが、

気持ちの上ではMMAと同じ感覚で、

臨んだものだったのです。

桜庭
「ぼくがいちばん緊張していて、それを柴田くんがほぐしてくれたんです。煽りVでも『プロレスに戻ってくる』って言葉が使われたんですけど、ぼくには“プロレス”と“格闘技”をどのように分けて言っているのかがわからなくて」


というのも以前書いた通り、

桜庭にとってのプロレスの試合は、

2000年大晦日のケンドー・カシン戦が最後だったからです。

PRIDE最盛期に経験したあの試合がきっかけで、

意識的にプロレスの試合展開を心掛けても、

もう自分にはスタミナをはじめとする諸々が、

実践出来ない身体になってしまっている事を知ってしまったからです。

だからあれ以来、桜庭自身の口から、

「プロレス復帰」という言葉は出ないのです。



試合に関してですが、

まずフィニッシュのシーンが特に印象深いですよね。

桜庭
(澤田がタップしているのは)わかりました(苦笑)。フェースロックって、イジメ技なんです。スリーパーとは違って、(決められているあいだ)ずっと痛いんです。(ゴング後も技を解かなかったのは)それは…、彼が自分の胸に手を当てて聞いてみれば、わかることだと思います。世の中には言っていいことと悪いことがありますから」


フェイスロックを持ってきたところに、

桜庭の気持ちがそのまま出てた事がわかります。

この拷問技…使って長いですからね。
この締めは強烈

何より鈴川真一澤田敦士

この二人の会見などの勢いとは、

あまりに対極的な闘い方がその理由の様です。

桜庭
「ロープブレークに関しては(ルール的に)しょうがないというのもあったんですけど、タッグマッチだからといってカットに入りすぎなんですよ! (あれだけカットに入られたら)試合終わらないですよ!相手と見合っているときに、客席から『早く終わらせろ!』
って声が飛んだんです。でも、タックルに入ったらすぐにロープにいくわ、カットには入ってくるわ。『これじゃあ終わらねえよ!』って言い返したかったですもん」


試合の途中で皮肉たっぷりに、

ロープを掴みながら自軍コーナーまで戻っていったり、

余程の事ですからね。

そして「やっぱりか!」というのが、

この部分です。

桜庭
(IGF側セコンドの宮戸は)それは全然(気にならなかった)。でも宮戸さん、『桜庭、ガードを上げろ!』ってぼくにも指示を飛ばしてました(笑)」


試合後に澤田が暴れる中で、

IGF側のセコンドであるはずの宮戸優光に、

食ってかかった場面があったので、

「もしや?」とは思ってたんですが、

やはりそういう事でしたか(笑)。

これ高田引退試合(参照:UWFインターの最終話)の際にも、

田村潔司のセコンドに付いておいて、

涙を流しながら対戦相手の高田を、

応援してたという過去がありますから、

何も驚く事ではないのです。

最後に再戦…再びプロレスルールをやるかについては、

桜庭
「タイミングとか体調とかもあるので、考えさせてください…。自分でもよくわからないんですけど、普段からやっていることを試合で出して、それが相手と噛み合っちゃうんですかね? つぎは高山さんに入ってもらって、6人タッグマッチもいいかも」


行間から察するに、

プロレスをやる気持ちはない様ですね。

しかし!! 宮戸は、

簡単にこの件を終わらせる気はありません。

 見たくない奴は見に来るな! より
IGF宮戸現場部長が桜庭再生に乗り出す!大晦日のファイトは大絶賛



相方の柴田のコメントも面白いので、

興味のある方は購入をおすすめします。

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tag : 桜庭和志

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現在はどんな格闘技が熱いのかを知らないのでこの大会の動画見てみました
この試合に関しては鈴川ってのが大麻中毒から更生して頑張ってるのは何かの番組で知ってましたが澤田ってのは初めて知りました
先にガクさん&レガさんの記事で見どころを拝見したのでこの試合はそのまま楽しめました
昭和のジュニアヘビー動画は時々見ていましたが、。これからも暇を見つけては予備知識を得た上で知らない選手の試合を少しずつ見ていこうと思います
数日前のコメントに書き忘れてましたがALEXさんは相変わらずコンディション良かったですよ
このブログの存在もディックマードック尻の件をきっかけに教えてもらってました

>レンジャーロスさん

鈴川ってのが大麻中毒から更生して頑張ってるのは何かの番組で知ってましたが澤田ってのは初めて知りました<近年稀に見るナチュラルヒールですよね。長きに亘って活躍するかどうかは別にして、面白い存在だとは思います。

これからも暇を見つけては予備知識を得た上で知らない選手の試合を少しずつ見ていこうと思います<何よりですよ。
再びプロレスを観るきっかけの少しでもお役に立てたなら、何より嬉しいです。

ALEXさんは相変わらずコンディション良かったですよ<そうでしたか!!
いやぁ久々にALEX節をお聞きしたいですね。例えば橋本大地なんかどう思っていらっしゃるか…ALEXさんのご意見は聞きたいなぁ。
いやメールでお聞きすればそれまでなんですが、こういった公の場でのコメントが読みたいなあ、と。
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