20 years ago

ちょうど20年前の今日…私の心をガッチリと掴まれた試合がありました。

当時は新生UWFが社会現象ともいえるブームの真っ只中。

既製のプロレス…特に新日の人気は最悪の事態でした。

猪木は己の引退を賭けて、時の王者である愛弟子の藤波に初めて挑戦者として“挑んでいきました”

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この試合、ちょうど今日から20年前。私は16歳の夏休み。

それから一昨年まで18年間、8月8日には必ずこの試合のビデオを見て来ました。年間行事の一つです。

今年、ブログを開いた記念(?)に画像つきでこの試合の古舘節を書かせて頂きたいと思います。

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古舘「ベルトとは一般社会においては何の価値もないガラクタであります。しかし闘う男達にとっては途轍もない勲章を備えたガラクタであります」

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小鉄「猪木選手喉が渇いてんですね。唾液をですねそれを口にためて戻してんですね」

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古舘「思えば戦後の敗戦、焼け野原にプロレスの炎がともって、高度経済成長の波と共に中で大人の人気者はジャイアント馬場、そして我々少年の人気者はこのアントニオ猪木だった訳であります。かつての少年達の胸にアントニオ猪木の名は息づいています」

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古舘「我々は、思えば全共闘もビートルズもお兄さんのお下がりでした。安田講堂もよど号ハイジャックも浅間山荘も三島由紀夫の割腹もよくわからなかった。ただ金髪の爆撃機ジョニー・バレンタインとの死闘。あるいはクリス・マルコフを卍固めで破ってワールドリーグ戦に優勝した、この猪木の雄姿はよくわかりました」

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古舘「我々と同世代のこの藤波辰巳。もしかしたら学校の砂場で、コブラツイストの練習を黙々としている子供の中に、この藤波の姿があったのかもしれません。世代交代の波、筋肉をつけて成長した藤波が、かつて憧れていた猪木を攻め込んでいます」

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古舘「スリーパーホールド!! 藤波よ猪木を愛で殺せ!!」

古舘「二人の猪木が戦っているようだ。猪木は自分自身に白旗を挙げてしまうのか」

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古舘「かつてあの鉄の爪、フリッツ・フォン・エリックにフライング・ニードロップをぶちかまし、急降下という言葉を覚えた少年時代を思い出します」

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古舘「アントニオ猪木の一つ一つの大技。かつての名勝負が思い起こされる!! 猪木の肉体がレクイエム、猪木の攻撃がゴスペルだ。そして戦い模様がバラードだ!!」

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小鉄「(アルゼンチンバックブリーカーに)猪木選手はこういった事、あえて果敢にね、自分の体力を消耗するような事を…、これで立ち上がったら大変ですよ。(片膝付いて立ち上がる猪木に)……ああ凄いなぁやっぱり」

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古舘「藤波はかつてこの猪木の付き人から戦いのスタートを切った。誰しも心の付き人、ここから人生は始まるのかも知れない。夢に抱いて、その付いている人間を追い越そうと、人間は人生街道を歩むのか」

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辻「最後の最後まで60分戦いました」
藤波「ありがとうございましたーーー!!」
辻「あの燃える闘魂アントニオ猪木にベルトを巻かれた今の心境はいかがですか?」
藤波「ありがとうございましたーーー!!」


今年も夏が来たんだなぁ…
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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 長州力 古舘伊知郎 山本小鉄 名勝負

comment

Secret

でも

やおち

>(T ^ T)さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

ブログ黎明期の記事を読んで頂きまして、光栄です。

説明できない

この一戦、私は藤波の勝利を願っていた。プロレスが存続するためには、新しい時代に変わることが必要で、そのためには藤波が勝たねばならない、と。
しかし、69年のワールド大リーグ戦でファンとなり、応援し続けた者として、猪木の敗北を見たくない、という気持ちもあった。あったけれども、負けるなら、壮絶に、ぼろぼろに負けて欲しかった。
この時、いっしょに観ていた男と、試合を見ながら言葉を交わすこともなく、試合後もずーっと黙ったまま渋谷まで帰った。言いたいことがいっぱいあるようで、言葉にできることがなかった。今見た試合を言葉にできず、自分が何を感じ何を考えたかを説明できなくて、言葉にならなかった。最後にやっと「すごい試合だったな」「そうですね」と言ったのみ。そして、それで十分のように思った(彼とはその後疎遠になってしまったが、今は郷里に帰ってプロモーターをしているらしい)

正直に言うと、レガさん達よりひとまわり年長の私は、やはりジェネレーション・ギャップを感じます。「平成のデルフィン達だな」と思います。それなのに、ここにお邪魔し、書き込むのは、この試合に対する思いに、同朋であることを確信するからです。

最後に、試合中に感じたことを一つ。
猪木は試合が進むにつれて筋肉が隆起していくみたいで、それが汗で輝いて、全盛期の筋肉美を取り戻していくように見えた。

>SisLANDさん

プロレスが存続するためには、新しい時代に変わることが必要で、そのためには藤波が勝たねばならない、と<時代の変わり目に位置する試合でしたね。

69年のワールド大リーグ戦でファンとなり、応援し続けた者として、猪木の敗北を見たくない、という気持ちもあった<文字通り複雑な思いですね。

いっしょに観ていた男と、試合を見ながら言葉を交わすこともなく、試合後もずーっと黙ったまま渋谷まで帰った…最後にやっと「すごい試合だったな」「そうですね」と言ったのみ<何か濃密な時間でしょうね。語り合うだけが会話じゃないというか。

ジェネレーション・ギャップを感じます。「平成のデルフィン達だな」と思います。それなのに、ここにお邪魔し、書き込むのは、この試合に対する思いに、同朋であることを確信するから<そうですか。ありがとうございます。
世代を超えた名勝負…本当に久しく観ていませんね。

猪木は試合が進むにつれて筋肉が隆起していくみたいで、それが汗で輝いて、全盛期の筋肉美を取り戻していくように見えた<本当の全盛期を知る者だけがわかる部分でしょうね。
不思議な肉体というか、あんなに肩幅があるのに、大胸筋はそれ程厚くなく、膝から下もどちらかと言えば細い方に入りますよね。
でもプロレスラーとしては、どんなマッチョよりも一番かっこいい身体だと思います。

こんばんは。

レガさーん視聴しました!

まず以前にこのブログを読んだ時にも思ったのが、88.8.8が並ぶぞろ目。

そして試合…
足四の字固めでのお互いの気迫…そして猪木選手の「折ってみろ‼︎」
卍固め、足四の字固め、猪木選手のナックルパンチや張り手、藤波選手の頭突き(藤波選手も頭突きするんだな〜と)
など色々な技を使っての応酬。
それと猪木選手のトップロープへ上がる動きのはやさ!
観客の猪木コール!
大技?とかがあった訳ではありませんが、最後の最後まで観ている人を引き込む試合展開。
熱のこもった古舘アナの喋り‼︎
フルタイムを闘いきった猪木選手、藤波選手の身体に光る汗‼︎
観ていて1時間が本当にあっと言う間で、夜中から目が冴える(笑)

試合後、藤波選手の腰にベルトを巻く猪木選手。
肩車され涙する猪木選手、藤波選手。
言葉になりません。。。
60分よく闘えるなと、名勝負ですね。

そうだ!8.8は今でも横浜文化体育館で試合が行われていますが、意味があるのでしょうか?

>みーさん

こんばんわ。

大技?とかがあった訳ではありませんが、最後の最後まで観ている人を引き込む試合展開<数年に一度、こういう試合があった。それが新日本だったんですよ。

観ていて1時間が本当にあっと言う間で、夜中から目が冴える(笑)<この試合に関してはランナーズハイみたいに、一時間観てもまだまだ行ける! みたいな。

60分よく闘えるなと、名勝負ですね<昔は「60分やれて一流」みたいな解説者もいたくらいですからね。
藤波は生涯この一試合だけじゃないかな?

8.8は今でも横浜文化体育館で試合が行われていますが、意味があるのでしょうか?<意味はこの試合があったという事でしょうね。
両国でも後楽園でもなく、この日は横浜文体なんですよね~。
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