真の目的達成とは!?(2002)

今日はゆっくりとコーヒーすすりながらKamiを読みました。

kamipro No.128 (エンターブレインムック)kamipro No.128 (エンターブレインムック)
(2008/10/22)
不明

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サクと青木の対談、高山インタビュー、永田インタビュー…とくに高山の発言でちょっと気になった部分を抜粋します。

視殺戦

乱打戦

打ち合う打ち合う!!

 kamipro No.128 高山善廣インタビュー より

高山「うん。俺は全日本に上がってたからわかるんだけど、全日本や新日本を観てるプロレスファンって、高田vsヒクソンにあんまり興味を持ってなかったんだよね

―確かにそうかもしれないですね。

高山「だから、ヒクソンに高田さんが負けたからプロレスが低迷したかっていうと、それは違うと思うよね。それはプロレス界の言い訳であって。PRIDEという巨大な対抗勢力が生まれたにも関わらず、ちゃんとした策がなかったっていう、昔ながらの営業戦略をずっとやり続けただけだったことが原因だったと思う」

(略)

―要は総合格闘技という、見た目はプロレスに似たようなものが、興行として完全に成り立ってしまったことが、プロレス界にとって大きかった。

高山「だと思うんですよね。K-1が出てきたときもちょっと脅威だったけど、K-1とは棲み分けができたじゃないですか。だけどPRIDEっていうのはね、パッと見、ホントにプロレスだからね。しかも、『最強を証明したいなら、PRIDEに上がるしかない』みたいなマスコミの操作とPRIDE側の罠にハマッて、続々とプロレスラーが出ていったでしょ(笑)」

(略)

―ホントにプロレスのお株を奪うようなかたちで、人気を得ていきましたよね。

高山「PRIDEは、新しい日本のキング・オブ・スポーツですからね。しかもPRIDEは、そのあと猪木さんを引き上げちゃったじゃない。新日本が猪木さんを干すから(笑)」

―アントニオ猪木の遺産をなぜか新日本じゃなくて、PRIDEが受け継いじゃったという(笑)。


倒れない!!

膝蹴り!!

フライ百戦錬磨のマウント

プロレス界の低迷…というよりも新日本プロレスの迷走の根源は猪木を避けたことだと思いますね。

猪木が新日に愛情を持てなくなったのは、あまりにも当初の理念と変わってしまった事でしょうが、もう一つ、自分が作り上げてきたいろんなものまでも排除されてしまったのも原因でしょう。

大まかに言えば「世間を相手に戦うこと」の放棄。

PRIDEがオーバーしてきたとき、まさに現場は長州政権。

そこには東スポ基準の村社会しか存在していませんでした。

プロレス特有の村社会はそれはそれで素晴らしいのですが、

猪木の敵は世間であり、偏見であり、常識であった。

PRIDEが最強を謳って世間に躍り出たなら、頼まれもしないのにそこに噛み付いていくのがかつての新日本プロレスでした。

 kamipro No.128 高山善廣インタビュー より

―高山さんはドン・フライ戦で名を上げて、大晦日にはボブ・サップとも闘って、そのあとミルコ戦が流れたのを最後に、総合からは離れましたけど、あれは高山さんの中で『目的達成』って感じだったんですか?

高山「目的達成はしてないよね。結局一回も勝ってないし。本当の目的はPRIDEっていう舞台で勝って、桜庭の真似がしたかったの。PRIDEのリングで勝って『プロレスラーは強いんです』って叫ぶ。それが言えたら、ホントの意味で目的達成だったんだけどね。まあ、それを目指してたことで、自然と自分の地位が上がってはいったけど、ホントの目的は達成してないよね」

(略)

―そんな中、強さとか勝負論ではPRIDEには勝てないんだから、プロレスはそれ以外のことをやらなくちゃいけないってことで、『ハッスル』が出てきたり、他のプロレス団体もそういう考えが浸透していきましたけど、そのことってどう思います?

高山「それはある意味、営業戦略としては間違いではないんだけど、それって結局、突き進む先が、凄い先端が尖ってて細かくいっちゃってると思う。だから雑な言い方なんだけど、強さがダメだからおもしろさとか、別のことをやったことで、パイが狭くなったと思うんだよね。昔のプロレスは強さもおもしろさもすべてを兼ね備えてたイメージがあったじゃないですか

―ある意味、いまの総合とエンターテイメント系のプロレスが合体したような感じではありましたよね。

高山「そして単純におもしろかったと思うんだよね。なんの予備知識がない人が観ても興奮するようなものだった。それがプロレスはどんどんマニアックになって、マニアしかわからなくなったのが問題だと思う。PRIDEは一般の人が観ても『凄い』『強い』『おもしろい』って思えるものだったから。プロレスもかたちは違っても、一般の人が『すげえ!』『おもしろい』って思えるものにしなきゃダメだよね」


高山自身は猪木的価値基準で、PRIDEに噛み付いていきました。

しかし本当の目的は勝ち逃げ。

でも勝てませんでした。

ただしメインエベンターの中で高山程にPRIDE(MMA)を利用して世間に躍り出たプロレスラーはいまだに現れていません。

MMAに臨み、いかにして勝ち逃げする事が出来るか…これプロレスラーの使命だと思います。

ノーサイド

ある意味どっちも勝者だ!!
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tag : 高山善廣 ドン・フライ PRIDE

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