龍雄から巽耀

いよいよ明日…もう今日か、

欧州“殺し”紀行の全貌が明らかにされます!!

そうです…遂に那嵯涼介さん渾身取材による、

Gスピリッツ Vol.22 (タツミムック)
 Gスピリッツ Vol.22 の発売です!!

私は例によって2日遅れの購入となりますが、

ぜひ皆さん手に取って、

検証頂けたなら幸いです。

さてその前に、

先に手にした一冊を熟読中です。

Dropkick Vol.3 (晋遊舎ムック)
 Dropkick Vol.3

11.16 後楽園ホール『U-SPIRITS』(参照:天国からのゲスト)に、

出場した選手らのインタビューがそれぞれ印象深いのですが、

特に琴線に触れたのは、

やはりこの“漢”
中野だぁ!!

中野龍雄、その人です!!

早い段階で大会をプロデュースした金原弘光からの、

オファーを受けていた中野ですが、

一旦は態度を保留。

その理由が、また中野らしいというか…

中野
「ああいう本格的なUWFスタイルはひさびさだったんでね。でも金原からオファーが来たときは、はっきり言って『うれしい』っていうのはなかったんだよ。ただ、気がひきしまる思いだけだったね。UWFで育った人間はみんなそうだと思うよ。たった1試合のために、どれだけ自分を追い込むかってことだからな。だから俺、その場ではオッケーしなかったんだよ。『一応、前向きに考える』とは言ったけど。ただ、次に電話がかかってきたときは気持ちは決まってたけどね」

「(略)たいへんなんだよ、UWFってのは。リングの中でやってる選手というのは、ホントにいろんなもの背負ってさ。だからこういう試合のオファーが来ても正直嬉しくないんだよ」


決して他の団体での試合が、

“軽い”という訳ではないのですが、

やっぱりUWFスタイルは特別…だと思います。

それはもちろん、

通常のスタイルとは明らかに一線を引いた、

“覚悟”が必要だからでしょう。

中野
「試合の10日前ぐらいはなんか嫌だったんだよね。なんか知らないけど嫌な気分だった。ちゃんと腹も据わってたけど、今回の相手が後輩の松井(大二郎)だったろ? U系の試合っていったら後輩が先輩になんかやってやろうとか、そういうのがあるじゃない。だから『松井の野郎、絶対なんかやってくるぞ』って思ってたんだよ」

「だから覚悟決めなきゃできないんだよ。俺なんか昔、前田さんや高田さんと試合が組まれたら、よくないことばっかり考えてたから(笑)。自分が先輩とやるときそうだったから、今回はかなり警戒してたんだよ。だから試合が近くなったら、何がなんでもスイッチ入れてブチ切れたろうぐらいの気持ちはあったよ」

「俺が思ってるプロレスラーは格闘家だよ。プロレスラーってのは闘って相手を傷つけて倒すことだと思ってるから」


故・ジャイアント馬場さんの教えの中で、

「怪我をするのは二流、怪我をさせるのは三流」という言葉がありますが、

ことU系に関しては「防御の技術がないから怪我をする」という感があります。

デビュー当時の田村が前田から受けた洗礼(参照:私についての説明から~高校編①~)や、

中野自身では垣原戦(参照:元祖・鼻血ブー伝説)もありました。

ある意味、これも小鉄さんイズムの原点(参照:小鉄さんの教え)でもある訳ですが。
潰す気満々の中野

ただ緊張感溢れる中、試合前のひと時で、

ノスタルジックになる場面もあった様です。

中野
「試合前にリング上でストレッチしてたんだけど、そしたら垣原とか高山がリングに上がってきて3人でストレッチしてて。で、『な~んか懐かしいよなあ』って俺が言ったのよ。そしたらアイツらも『そうですねえ!』なんて、3人でニヤッとしてしまって。そしたら和田のハゲ(和田良覚)が来たりしてさ、『たっつあん、おひさしぶり!』
なんて言うから、『おう、ハゲ』なんつって(笑)。スゲエ和んだ空間だったよ。みんななんとも言えない顔してたね。普段は暴言吐いてる高山だって純粋な顔してたから」


こういうのを読むと私なんかは、

「やっぱりUインターはいいなぁ」って思っちゃうんですよね。

リングの中が無礼講だけに尚更なんですよ。

また今回のインタビューの随所で、

「中野も大人になったなぁ」と。

かつての“きかん坊”の象徴みたいなイメージから、

いい意味で変わったなぁ、と。

いや私の方がずっと年下ですから、

失礼な話なんですけどね(笑)。

これまで私の中のこだわりとして、

中野は“龍雄”のままでしたが、

このインタビューのお陰で、

“巽耀”という名と共に、

新たなイメージを受け入れる事が出来ました。

今後は敬意を込めて中野巽耀で表記しましょう。
伝説のシャチホコ5

最後に嬉しくなる一言を。

中野
「ひさしぶりの本格的なUWFの試合を後楽園でやったからな。『まだまだ健在だぞ』っていうところを見せたかったんだよ。『歳は取るもんじゃねえ、重ねるもんだ』って。『努力と信念があれば歳は関係ない』ってところを見せたかったからな」


聞き慣れた言葉かも知れませんが、

今の中野の口から出てくれば、

これ以上の説得力はないですよね。



話は変わりますが、

諸事情があって、

この大会まだ観れてません。

結果も内容もわかりきってしまった大会ですが、

いつか観れた時には、

一瞬であの頃と同じ様に、

胸が高鳴る事でしょう。

あの曲がスピーカーから聴こえて来るだけで。

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tag : 中野龍雄 中野巽耀 U-SPIRITS

comment

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こんにちは!雑誌等のリポートしか見れてないですが、久々に集まった戦友というか、激しいスタイルの中にも暖かい雰囲気伝わってきました。

しかし、中野はコンディション良さそうですね。ジャーマンも相変わらずの絶品ブリッジでした。

>H.Tさん

こんばんわ。

激しいスタイルの中にも暖かい雰囲気伝わってきました<独特の空気感ですよね。
一昔前なら殺伐とした雰囲気だったでしょうけど、今はほとんどがアラフォー世代。
良い意味で“大人”になってたんですよね。

ジャーマンも相変わらずの絶品ブリッジ<かなり練習はしてるみたいです。
柔らかさは天性のものがありますもんね。

あとはあの頑固さ…あれこそが天性でしょう(笑)
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