幻の対抗戦よ、時空を超えろ!!

まさかこの平成も23年目になって、

このカードが実現するなんて、

想像もしませんでした。

金原弘光20周年興行『U-SPIRITS』のセミファイナル、

高山善廣vs高橋義生です。

共にUWFが三派分裂してからデビューしておりますが、
高橋デビュー戦1

高山デビュー戦1

デビューした団体それぞれのカラーと同様、

全く進む道が異なり、

接点は皆無でした。

それがこの平成23年に…

UWFインターナショナルvsプロフェッショナルレスリング藤原組!!

UWFインターvsPANCRASE!!

KINGDOMvsPA
は違うか。

とにかく極上のプレミアムマッチ実現です。

高橋のデビュー戦は1991年5.16 後楽園ホール
高橋デビュー戦2

相手は鈴木みのる
高橋デビュー戦3

高山のデビュー戦は1992年6.28 博多スターレーン
高山デビュー戦2

相手は金原弘光
高山デビュー戦3

偶然か必然か?

二人は今回のメインを飾る二人と対戦しています。

しかもその場所は、

長きに亘ってそれぞれ、

東西“Uの聖地”と言われてきた会場です。

二人は“Uの種”を手にしたままキャリアを重ね、
高橋vs船木

高山vs桜庭

高橋はそれまで何人ものプロレスラー、

いや日本人格闘家が苦杯を舐め続けてきた、

バーリトゥード(現在のMMA)の分厚い壁に、

初めて日本人として“風穴”を開けました。
高橋@UFC1

1997年2.7 UFC12 vsヴァリッジ・イズマイウ
高橋@UFC2

PRIDEがスタートする8ヶ月も前の出来事です。
高橋@UFC3

高山は同世代のU系レスラーにはない巨体を武器に、

日本国内のメジャー団体主要タイトルを全制覇。
一発で形勢逆転、

それまでのフリーレスラーには考えられない存在として、

“帝王”の名を欲しいままにしました。
エベレスト・タイガースープレックス

さらにPRIDEでも多くの名勝負を残しました。

中でも2002年6.23 PRIDE.21 ドン・フライ戦は、
乱打戦

ファンの脳裏に今でも焼き付いているはずです。
ノーサイド

全く違う道を歩いてきた二人。

共通項は“Uの種”

そして“殺しに行く気迫”“殺される覚悟”です。

もちろんプロレスリングは殺し合いではありません。

ガクさんに教えて頂いた、

かつて、ご自身に高橋が説いた言葉があります。

高橋
「殺し合いじゃないけど、気持ちだけは殺す気でやれ。自分が殺す気で行けば、相手も殺す気でくる。その気持ちが持てなかったり、楽しめないなら辞めちまえ」


これ…凄絶ですよね。

読んだ時、私は鳥肌立ちました。

でもこれこそが“プロ”の世界なんですよね。



さて試合ですが、

単純に展開を考えると、

二つのパターンとなります。

一つは日本プロレス界ナンバー1のタックラーである高橋のタックルを、

高山の膝が捕らえるのか?

もう一つは高橋がレスリングを捨ててボクシングで来た場合、

高山はどう対応していくのか?

もし、そこでフライ戦の様に、

足を止めてノーガードで打ち合いに行ったなら…、

それは高山の“逃げ”だと思います。

なぜならこのリングは誤解を怖れずに言えば、

MMAよりも技術の攻防が要求されるUだからです。

まぁ、こう書いておいて矛盾するんですが、

現在の高山のコンディションでは、

それも高望みかも知れません。

一方、ガクさんにお聞きして、

気になったポイントがスタミナという部分です。

これ、私みたいな素人の頭の片隅にもありませんでしたが、

確かに10年程前の桜庭vsカシンを思い出してみれば、

総合格闘技とプロレスのスタミナって、

全く異なるんですよね。

だから高橋不利…という訳でもありません。

やっぱりUの試合というのは、

通常のプロレスとも、

当然、近年のMMAとも、

ペース配分というのは違いますから。

そのスタミナを無視して試合開始から、

“殺しに行く気迫”“殺される覚悟”が見られれば、

この試合の意義は十分にあるでしょう。

檻の中で虎と闘う事を目標としていた高橋と、

S・シュルトやB・サップにノーガードで突っ込んで行った高山。

この二人の試合ですから。



話は変わって、

二人とも実にベルト姿が良く似合いますね。
初代パンクラス・ヘビー級王者

復活NWFヘビー級王者

まさに20年越しの団体対抗戦。

UWFインターvs藤原組

高山vs高橋は時空を超えて実現します。
高橋@PRIDE

高山@IGF

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tag : 高山善廣 高橋義生 藤原組 パンクラス PRIDE UFC

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Secret

最高の煽りです。

紫レガさんお久しぶりです。
相変わらずこのブログ楽しみにしています。

いやあ~、自分にとって金ちゃん20周年興行の最高の煽りになってますよ!
実は久しぶりに一人寂しく観戦に行くんです。
前田と高田の再会を期待して。
でも叶わぬ夢になりそうですね。

自分の中でちょっと焦点がボヤけてきた感じがしてたんですけど、
紫レガさんのおかげで楽しめそうです。

高山と高橋は噛み合いそうですね。
でもみんないい歳になっちゃったし、
ある意味お祭りだし、
変な遠慮が出るんじゃないかと不安です。

遠慮無くガンガン行けるのは、
空気を読まないサスケだけなんじゃないかと思いますね。
UWFなのに飛びまくって自爆しまくるという。

観戦終わったらまたご報告させていただきます!
できればもっと煽りもお願いします!

>ObeyTrackさん

ご無沙汰しております。

金ちゃん20周年興行の最高の煽りになってますよ<ありがとうございます。そう言って頂けるのが一番嬉しいです。

前田と高田の再会<本当に難しいですよね…。でも今回、前田が来れなくなったらしいので、UインターOBはかなり集まるんじゃないかと予想します。

高山と高橋は噛み合いそう<紙一重なんですよねぇ…。
ObeyTrackさんご指摘通り、若くはないので無鉄砲に突っ込む事はないと思うんですけど、二人の全く違ったバックボーン…技術がぶつかり合う試合が見たいですよね。

遠慮無くガンガン行けるのは、空気を読まないサスケだけ<もうこれが当たり前になっちゃってますもんね(笑)。
あのタッグマッチだけは違った色の試合になりますね。
でもこういう大会って、得てしてそういう試合が全部持っていく場合ありますよね。

観戦終わったらまたご報告させていただきます<楽しみにしてますよ。
私は映像でしか見れないので、現場の空気を教えて下さい。

できればもっと煽りもお願いします<もう数発、行かせて頂きますね!!

おはようございます。

高橋の言葉は痺れますね~。^^

ぜひmixiで取り上げさせてください。m(_ _)m

リクエストがあるのですが、レガさんから見たムエタイとはどういったものでしょうか?^^

もちろんボーウィーたちについてです。

以前にこのブログでも取り上げていらっしゃったかもしれませんが・・・。^^;

No title

メールにも書きましたが、Uなんでやっぱり高橋が高山の必死さと恐さを引き出せるかどうかだと思います。

双方のコンディション(内容はまったく違いますが)を考えると、技術論に乗った殴り合い(極め合い)しかないと思います。

爆発する事を祈りますが、まぁ・・・難しいでしょうね。




>ROSESさん

こんばんわ。

高橋の言葉は痺れますね~…ぜひmixiで<これ私の主観で書いたものではないので、出来ればガクさんの名を出さない形でお願い致します。
プロって何なのかをわかりやすく言葉にしたものですよね。

レガさんから見たムエタイとは<私にとっては…幼少期に親父が好きだったので、TBS系のキック中継は毎週見てましたよ。富山勝次が好きでした。
成長と同時に見なくなりましたね。

で、ムエタイですが、やっぱりUインターの選手を確実に強くした一因ですので、やっぱり感謝してもしきれないですよ。
ボーウィもゴーンさんもいなければ、田村、金原のリングスでの活躍はなかったですし、桜庭もここまで強くなってなかったと思います。

タイの洪水…胸が痛みますよね。

>ガクさん

Uなんでやっぱり高橋が高山の必死さと恐さを引き出せるかどうか<高山の現在の体型で出来る最大限のものが見たいです。

技術論に乗った殴り合い(極め合い)しかない<本当、メール頂き勉強になりました。
私はUの試合って、通常のプロレス、またはMMAよりも難しいと思ってますので、それを理解した二人がやる試合…爆発して欲しいです。

まぁ・・・難しいでしょうね<でも…期待はしておきます(笑)

こんばんは。

ありがとうございます。

確かにUインターの選手はムエタイコーチのおかげで強くなりましたよね。^^

>ROSESさん

おはようございます。

ムエタイコーチのおかげで強くなりました<あくまでも“プロレスリング”の看板を掲げておいて、本物の技術(ムエタイ、レスリング、キャッチ)を追求し続けたUインターこそが理想の団体だと思います。
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