緊張感の夏(2011)

今年のプロレスを観てきた中で、

現時点でのベストバウトを挙げるなら、

文句なしで…段違いでこの試合です。

2011年8.14 両国国技館

G1 CLIMAX XXI Bブロック公式戦

中邑真輔vs鈴木みのる

視察戦

80年代最後にストロングスタイルの種を持って、

Uへ行き、パンクラスを創造し、ゴッチイズムを宿して、

プロレスリングに帰って来た鈴木みのる
♪教えてよ人はなぜ…

中邑真輔は独自のアイデンティティ…、

2000年代のストロングスタイルで、

鈴木の侵略を迎え入れました。
入場からニヤリ

鈴木みのるの入場でお約束と言えば、

「♪かっぜっにっなれー!」のタイミングでのリングイン。
♪かっぜっにっなれ~

これ会場が一体になる瞬間でもありますよね。

意外に思われるかも知れませんが、

このお約束…実に“猪木イズム”が、

感じられるんです。

「どこに?」って?

これ猪木が選手紹介受ける時、

ガウンの紐を解くアレと一緒なんですよ。

いちいち説明はしませんが、

そういう事です。

試合に行きましょう。

アップライトの構えから、

一発ずつローキックを打った後、

一転して中邑の速いタックル。
中邑低いタックル

鈴木はテイクダウンを許さず、

腕を取ってから片足タックルで返します。
鈴木の切り返し

中邑も凌いだところで上にならんとしますが、

鈴木は入らせません。
入らせない鈴木

体勢を入れ替えて、

中邑もガードしますが、
中邑も…

鈴木は一気にパスしてダブルリストロックへ。
鈴木は一気にパスして腕を取るが、

すぐに中邑は跳ね上げると、
跳ね上げで返して、

“闘牛士”のポーズです!!
マタドール真輔!!

立ち上がりにして、

最も見たかった攻防が繰り広げられます。

今度はクラウチングスタイルでの探り合いから、
探り合いから、

中邑は谷落としでテイクダウン。
谷落としでテイクダウン

ごく稀に見せる技術です(参照:中邑3度目のIWGPを振り返ろう~episode 7~)。

さらに膝を連打しますが、
膝を打ち込む

鈴木はキチンシンクで返して場外へ。
鈴木は場外戦へ

ここでも緊張感溢れる攻防が、

見られるかと思いましたが、
レフェリーの制止も厭わず、

タイチが介入。
タイチも介入、

一気に私のテンションも下がりました。

「結局、今の鈴木はこうなのか…」と。

ところがこれは一瞬だけの遊び。

攻撃の手を休めない鈴木は、

フェンスを使ったアームブリーカー、
フェンスを利したアームブリーカー

エプロンの角を利した横三角締めと、
エプロンでの横三角締め

戦場にある物を巧みに使って行きます。

このフェイスロックには、

何かのメッセージがあるのかな? と思いました。
三沢式フェイスロック

中邑は再び膝で活路を開くと、
膝で活路を開き、

エプロンに上がったタイチに鉄拳制裁!!
タイチをナックルで制裁、

一発で伸びたタイチを見下ろしてる背後から、
そこに背後から鈴木は、

鈴木はガッチリとスリーパー!!
ガッチリとスリーパー、

さらにこのフロントスリーパーにも何かの意味が???
秋山式フロントチョーク

あくまで中邑は打撃での返し。

蹴り足を捕えられて軸足からの膝蹴りです。
またも打撃で返す

そして串刺しのボマイェに行きますが、
一発目のボマイェは、

かわされます。
かわされるも、

すぐに立て直して、

コーナーポストに乗せての膝蹴り。
すぐにコーナー固定して膝一発

足を止めて掌打の打ち合いから、
掌打の応酬

おなじみ“虎の尻尾”。
おなじみ虎の尻尾から、

天に咆哮して、
雄叫び一発

顔面への右ストレートは“バチーン”と物凄い音!!
物凄い音を立てて顔面に!!

垂直気味のリバース・パワースラムから、
リバース・パワースラム

二発目のボマイェは、
二度目のボマイェは、

カウンターでスリーパーの餌食に!!
スリーパーに捕えられ、

中邑も同じ技で返して行きますが、

鈴木は一本背負いで脱出すると、
一本背負い

ミドルレンジでタックルに来た中邑を膝で迎撃!!
タックルにカウンターの膝!!

またしてもスリーパー、

今度はスタンドで締め上げます。
再びスリーパーがガッチリ!!

ダメージを与えておいて、

一気にゴッチ式パイルドライバーへ。
ゴッチ式パイルドライバー

これを中邑がショルダースルーで返すと、

鈴木は着地して、もう一度スリーパー。
みたびスリーパーから、

そのまま必殺の逆落とし!!
逆落とし…も着地

これを中邑は巧く着地すると、

鈴木の右ストレート!!
カウンターで鈴木の一発

さらに打ってきたところを、

中邑得意の切り返しから、
もう一発は中邑得意の切り返しから、

腕ひしぎ逆十字、さらにエビに丸め込んでカウント2。
腕十字→エビ固めの移行

チャンスと見た中邑は、

上体を起こした鈴木に一気のボマイェ!!
顔面のど真ん中へボマイェ!!

これは顔面の真正面に決まって、

カウント3!!

まさに激闘を制した中邑。
中邑勝利

この後、メインの優勝戦で、

Aブロック代表の内藤哲也を降して、

悲願の初優勝を果たしました(参照:「一番凄ぇのは、プロレスなんだよ!!」)。

一方、負けた鈴木も顔面を血に染めながら、

最高の表情を見せました。
破れた鈴木も天晴れ

それはまさに“プロフェッショナル”の顔でした。

今後、鈴木は10.10両国での真壁刀義戦を皮切りに、

後藤洋央紀戦、さらに棚橋弘至戦と、

いわゆる四天王との闘いが続いていくと思いますが、

前哨戦などを見る限り、

この日の中邑戦を上回る緊張感と言うのは、

もう見られないでしょう。

これは断言出来ます。

そもそもこの時期に、

なぜこの試合を振り返ったかと言えば、

明日、改めてこの試合を体感して来るからです。

トラさんのブログを読んで、

これは観なきゃいかんだろ、と思いまして…

ま、詳細は明日。

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tag : 中邑真輔 鈴木みのる G1クライマックス

comment

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No title

さすがのレガさん。
実況がお見事です。
ふんふん。そんで??
と 独り言・・・

鈴木みのるって すごいんだね。
うん。
真輔との試合で やっとわかってきたアルよ。

>ケロさん

ふんふん。そんで??と独り言<ありがとうございます。
ほぼ自己満記事なんですが、読んで頂いて、何か感じて頂ければ、こんなに嬉しい事はないです。

鈴木みのるってすごいんだね<やっぱり振り幅というか…船木とパンクラスを創って、全日でトップまで務めて、女子とのミクストマッチまでやってるレスラーですからね。
本当に凄いと思いますよ。

素晴らしい!

みのる選手も真輔選手も大好きです。すごい試合でした。テレビで見たからちょっとフィニッシュが唐突だった気もしますが…どちらもすごい!試合後のみのる選手、宿ってましたね。

これがストロングスタイル!

だから、このごろ棚橋選手に勝てない真輔選手にどうしても疑問符で…。

>桜錦之介さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

テレビで見たからちょっとフィニッシュが唐突だった気もしますが<むしろそこが新日らしかったですよね。

試合後のみのる選手、宿ってましたね<ええ。試合中もそうでしたよね。
覚悟した受け方してました。

このごろ棚橋選手に勝てない真輔選手にどうしても疑問符<本来持ってるものは棚橋以上のものがあると思いますしね。
そうさせない棚橋の充実ぶりも凄いんですが。
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