高山、夏のリベンジ

今年のG1クライマックスも、

いよいよ残すところ一戦。

明日の両国で優勝戦を迎えます。

今回のG1には鈴木みのる高山善廣という、

二人の大物レスラーが参加した事で、

大会自体に厚みが出たと思っています。

その高山にとってのG1…今回は優勝狙いという“表のテーマ”以上に、

“裏テーマ”の要素が濃かったと思います。
帝王、G1に帰還

裏のテーマというのは7年前の大会中に、

突如襲った大病への“リベンジ”だったと思います。

7年前の出来事。

それは我々ファンにとって、
高山と徹子1

衝撃的な事件でした。
徹子と高山5

2007年1.31ON AIRの『徹子の部屋』に出演した高山は、
徹子in逆ブログ

高山と徹子2

それまで封印していた映像を、

初めて公開しました。

それは2004年8.8 大阪府立体育会館での、

G1クライマックス公式戦

高山善廣vs佐々木健介
後のバックステージでの事件でした。
エベレストジャーマンでピン

激しい乱打戦を制した高山が、
左手を高々と、

コメントブースでのインタビュー中、
コメント中に異変が、

徐々に舌がもつれるような感じになり、
徐々に症状が出て、

インタビュー後に立ち上がりますが、
賞金を落とすが、

受け取った懸賞金を床に落としてしまい、

拾おうと右手を伸ばします。

しかし思う様に動きません。

結局、拾ってもらいますが、
右手が動かない、

右手は硬直したままで、

遠い方の左手で受け取ります。
拾ってもらう、

そのまま去ろうとしますが、

扉のノブが掴めません。
ドアも開けられず、

助けを求める様に隣にいる人物を見ますが、

今度は言葉が出てきません。
立ち尽くす高山、

扉を開けてもらい、
開けてもらい出て行く

ブースを出た直後に、

高山は動けなくなったそうです。

高山
「入ったらすぐに先輩レスラーがいて、『どうした、大丈夫?』って言われたんすけど、『大丈夫です』って言ったつもりなんですけど、何か言葉になんなくて、『*$%#』ってなっちゃったみたいで。『何ふざけてんの?』って言われたんですけど、『ふざけてません』って、またそれも言葉にならずで。で、だんだん立ってられなくなって、ズルズルって座って、それで座れなくなって、横に寝ちゃう感じで…そしたらどんどん人が集まっちゃって…」


そのまま近くの病院へ直行。

血栓融解剤を打ちながら、

MRIに入って調べた後、

カテーテルを入れて緊急手術となりました。
徹子と高山3

結局、この速い処置と、

偶然出くわした名医が奏功して、

ここから長期リハビリの後、

今の高山の姿がある訳です。
徹子と高山4

思えば当時の高山は、

メジャー団体のビッグイベントに欠かせない存在でした。

若き日の馬場さんが全米を渡り歩いてたのと同じ様な事を、

日本で再現しつつあったのです(参照:王道×王道=帝王道)。

しかもそれはプロレスの枠のみならず、

PRIDEという、

世界最高峰のMMAのリングも含めての“荒稼ぎ”でした。

今、堂々とリング内を闊歩する姿を見るにつけ、

あの頃の高山を気遣った神様が、

後遺症が最低限残らぬ様に、

出来るだけ大きな病を与える事で、

高山に休みを与えたのだと思います。

「それにしても脳梗塞って、ひど過ぎない?」とも思いますが、

その位の病じゃないと当時の高山なら、

無茶して出場した可能性もありますから。

その神様

天国で葉巻の煙を燻らせながら、

今の高山の暴れっぷりを、

楽しそうに眺めてる気がしないでもないですね。

とにかく、あと一試合。

G1完走という7年越しのリベンジが成就します。

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tag : 高山善廣 G1クライマックス 徹子の部屋 黒柳徹子

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No title

その  神様  なら そうでしょう(笑)
試合は見てなかったけど、『徹子の部屋』見た。
驚いたよ。
そんで、復活したんだから なおさら驚き!!
なので、 あたしは復活後の高山が好きです。
何も ダレにも 文句はいわせね~~~ って
感じですね。

説得力 有りますもん。

No title

今回の記事内容と若干ずれますが、
現在のプロレスのリングは鉄骨枠組みの上に安全対策の軟らかいマットを敷いた構造となっています。これはプロレス式の投げ技を受けた際、巧く受身を取っても物理的にはボクシンググローブで頭部を強打されるのと何ら変わりない状態とも言えます。
ボクサーのパンチは外傷より脳内への衝撃が非常に危険だとされますから、プロレスラーは理屈で考えても危険と隣合せなんだと思います。

>○○○○○さん

こんばんわ。

大変な状況の中、お付き合い頂いて本当にありがとうございます。心より感謝致します。
またお気遣い頂き、ありがとうございます。
ぜひご無理なされず、お大事にして下さい。

>ケロさん

『徹子の部屋』見た<観てましたか!!

あたしは復活後の高山が好きです。何もダレにも文句はいわせね~~~って感じ<大病を克服した事で、高山は文字通りの“恐れ知らずの男”になりました。
いや、むしろ“怖いものを知った事”で強くなったのかも知れません。

>病弱者さん

鉄骨枠組みの上に安全対策の軟らかいマットを敷いた構造…プロレス式の投げ技を受けた際、巧く受身を取っても物理的にはボクシンググローブで頭部を強打されるのと何ら変わりない状態<垂直落下が当たり前となった時代に、現在のリングは誕生したんですね。
このあたり昭和のOBがよく「トランポリン」と形容してましたが、他にも近年は空足踏んで、膝をやってしまう選手が多いですよね。

何とかならないでしょうかね。

神様…


高山選手、大病からの復活だったのですか。。。

ブログを読んでいて、衝撃と怖さが襲いました。

いろんな(危険な)技を受ける選手の皆さんなら、誰の身に同じ様な事が襲いかかってもおかしくないんですよね。

それでも日々レスラーは闘う。

尊敬することしかできません。

>みーさん

高山選手、大病からの復活だったのですか<日常生活にも支障が出る後遺症を持つ方が多くいる中、現役選手として戻ってきた訳ですからね。
選ばれし人というのはこういう事でしょうね。

それでも日々レスラーは闘う。尊敬することしかできません<リングは見上げる場所ですね。決して見下す場所じゃないです。
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