宮戸語録 vol.17~イッテンヨン事変論~

本日7.3は、

破壊王・橋本真也の生誕記念日です。
橋本のマイク

そして早いもので、

もうじき七回忌をも迎えます。

今春には息子の橋本大地がデビューを果たし、

メモリアルイヤーとなりつつあります。

改めて思い返すと、

破壊王のターニングポイントとなった小川直也との“あの試合”が目に浮かんで来ます(参照:イッテンヨン事変~前編~~後編~~検証編~)。
遂に小川と長州が対峙

あの試合を語る際、

当事者も関係者もマスコミもファンも、

“感情論”が主になってくる訳ですが、

唯一人…と言ってもいいでしょうか、

客観的に第三者目線で感想を述べた人物がいました。

ご存知、宮戸優光です。
宮戸味徳1

宮戸が語った“イッテンヨン事変”…行ってみましょう。



宮戸の見解の中には、

あの試合がシュートだったとか、

特殊なものだったという考えはありません。

必殺プロレス激本 VOL.3 (双葉社ムック 好奇心ブック 35)
 必殺プロレス激本 VOL.3 より

宮戸
「結局まずかったのは、小川さんがグローブをつけてたでしょ。素手で殴られるのとはぜんぜん違いますから、その経験がない橋本さんが面食らってしまったと思うんですよね。最初にもらったパンチは決してダメージがあるものじゃなかったと思うんですけど、ビックリするような感じがあったんじゃないかな。グローブでパンチをもらうと中にきますから。だから、二人を違う条件でリングに上げたのはまずかったと思いますね。(略)グローブをしてグーで殴ることができる小川選手の有利さというのは、あの試合にはありましたね。ただそれについては言い訳はできないから」


切られて顔面パンチ

いきなり正論爆発ですが、

確かに片方はグーで殴ることが出来て、

片方は素手の為にグーはダメ、というのが、

そもそもの矛盾点だった訳です。

宮戸
(あの試合がシュート、セメント)だったら普通の試合はなんなんだ、ということになるからねえ。僕はそういう特別なものとは見てないですけどね。やっぱり片方がグローブで片方が素手だったというのがね。あと、レフェリーを蹴飛ばしたのは橋本さんだったのに、反則負けじゃなくてノーコンテストという判定の曖昧さ、状況的な曖昧さについては疑問ですけどね」

「レフェリーの対応のおかしさも出てますよね。だって、手を出されてるんだから、あそこでゴングを鳴らさなきゃいけないでしょ。それをしないでね、何も対応しなかったというのは、レフェリーも罰金ものですよ。レフェリーに手を出した橋本さんはもっと悪いわけだけどね。(略)サブレフェリーなりがすぐ上がるべきでしたよね。レフェリーが倒れたあとの処理が悪かったからああなったんじゃないかな。小川さんが後頭部を踏みつけた場面もありましたけど、小川選手のことは責められない。だって、レフェリーがいないんだから、あそこまでやるしかないんだもん。あれはしょうがない」


再び服部を蹴るとノーレフェリー状態に

後頭部踏み付け!!

仕掛けた小川が悪い訳ではなく、

責められるべきは、

レフェリー暴行という反則を犯した橋本。

そして、その暴走を許したレフェリングの甘さにあったというのが、

宮戸の見解です。

レフェリングの重要性にも一家言ある(参照:宮戸語録 vol.13~レフェリー論~)、

宮戸らしい正論だと思います.

宮戸
「…ただね、小川選手の覚悟というのは当然だったと思いますよ.だって小川選手はUFOの一枚看板でしょ。橋本選手だって負けるに負けられない状況で、それをあの大舞台でやるとなったら、小川選手も必死ですよ。だからそういうなかで勝利を収めたのはすごいことだし、認めてあげなければいけないと思いますよね」

「だって、あそこで小川さんの手を上げてしまえばファンは納得したと思うんですけど。(略)だからあれは、UFOの小川選手に新日本の橋本さんが負けて悔しかったかもしれないけど、すぐにサブレフェリーが上がって、手を上げてしまえばよかったんですよ。まあ厳密に言えば、(小川の)反則勝ちですけどね。それを乱入でうやむやにしてしまった。あれがなければ、ああ橋本が負けちゃったあ、で済んだと思いますよ。あの乱入がみんなを泥だらけにしてしまったんですよね。橋本選手もあれがあったおかげで、みんなに対して引っ込みがつかなくなってしまったでしょ。立場が悪くなっちゃった。なんであんな乱入する必要があったんだろう。ファンにひどいものを見せたというけど、見せたのは小川選手でも橋本さんでもないですよ。誰が扇動したんだか知らないけど、その扇動した人が見せたんですよ」


「新日本プロレスのファンの皆様、目を覚まして下さい!!」

永田…

これについては賛否両論あるでしょうけども、

宮戸が言いたかったのは、

結果的に“強い小川”を台無しにしてしまった、

あの日の新日側の状況判断こそが不祥事だったと。

宮戸
(小川の暴走は不祥事というのは)僕にはわからないですね。そういう感性は僕にはないから。(略)もし僕がUインターのときにああいうことがあったら、もうしょうがないって、歯を食いしばって、それを見るしか方法はないですよね。乱入したって、恥の上塗りといっしょなんだから」


覚悟と判断力。

プロレス団体を動かしていく事は、

並大抵のことじゃありません。

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tag : 宮戸優光 橋本真也 小川直也

comment

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ふむふむ。

この試合は ホントに小川悪!!
って 思ったから。
そうなのか。宮戸の言うことは間違いないな
って感じ・・・。

でも、TVって怖いな・・・
何度も橋本の頭蹴ってる小川がうつりゃ
だれでも 嫌いになるよ。

>ケロさん

ホントに小川悪!!って思ったから<強烈でしたからねぇ。

宮戸の言うことは間違いないなって感じ<正論過ぎてアレな部分はあるんですけどね(笑)。

何度も橋本の頭蹴ってる小川がうつりゃだれでも嫌いになる<あれもプロレスなのかといったら、それこそ賛否両論なんでしょうけども、かつてはテレビでタブーとされた映像でしたよね。
強さを見せる基準があの日から変わったような気はします。
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