伝説の営業マン

買ってみました。

そして読んでみました。

go fight Vol.1 (スコラムック)
 go fight Vol.1

当初予想してた雰囲気とはかなり違って、

サブカル系MOOKのような構成です。

どことなく小さい版の紙プロを思い出します。

各所の書評的記事を読むと、

時代錯誤的な批判が多いのですが、

私みたいな現状のMMAの流れに疎い人間からすれば、

充分面白い。

なぜなら編集人が、

井上小鉄(参照:【輝け!!レガ大賞2010】)ですから。

特に興味深かった部分を抜粋しますと、

特別対談 桜庭和志×下柳剛

下柳
「いや、俺は野球の世界しか知らないけど、野球って歴史のあるスポーツだから、ルールとか規則はすごいシビアだよ。だから、ひとこと言いたいんだけど、やっぱり現役のチャンピオンがね、身体になんかを塗ってくるなんて誰も思わないよ! それって野球にたとえると、『あの松坂大輔が反則投球をしていました』みたいなもん。そんなの絶対にあり得ない話なんですよね。スポーツ選手として、アスリートとして、絶対にやったらダメだってことが俺らの世界にはあるんだよ」


もう本人の口から、

あの事件が振り返られることは二度とありませんが、

サクの周りの人間はあの屈辱(参照:屈辱の日)を決して忘れていません。

まだ“終わっていない”のです。



受け継がれしUの奥義
泉浩with安生洋二

安生
「いやいや、僕と彼
(泉)の間にはそういうプロレス道場的な上下関係はないんですよ。だって彼とは前から知り合いだし、もともと強いからそういうのは必要ないんですよ」


年齢にして15歳も違う師弟関係の二人(参照:安生洋二先生)ですが、

基本“タメ口”(笑)。

これは安生独自の指導法(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.1)が、

最もハマった奇跡のケースですよね。



でね、

今号で個人的に最もキタのがこれです。

U系スタッフ座談会
川崎浩市 坂本靖 石黒雅史 木下雄一

木下氏
「自分が走らせていた宣伝カーの前後を変なクルマが行ったり来たりするので、最初は暴走族だと思ったんですよ。それで僕もクルマをとめて『何してるの?』って感じで降りたら、そういう人たちだったんですね。そこでやられて、山に連れて行かれて、特殊警棒を渡されて『掘れ』って言われたんですよ。実際に二回くらい土を掘ってみたんですけど、『いや、これじゃ掘れません』と(笑)。(略)22時くらいに捕まって、解放されたのは4時くらいですね」


出ました!! “Uインター伝説の営業マン”木下氏!!

鈴木健本にも書かれてた静岡の事件ですね。

実際にはUインターじゃなくキングダム時代だったと思います。

当時のU系の秘話はどれをとっても面白いのですが、

中でもUインターの濃さは際立っていますね。

木下氏
(1億円トーナメントに関するリングスとのイザコザで)僕はまだUインターに入ったばかりでしたから、なんにも分からないまま電話番をしていたんですけど、(リングスファンから)かかってくる電話が『燃やすぞ!』とか『殺すぞ!』とかばっかだったんですよ。『帰り道、気をつけろよ』とか。(略)でも、そんな内容の電話があまりにかかってきたので、僕も若かったから、『アンタ、誰よ?』って、僕の住所を教えて『いつでも来い!』なんて言って電話を切ったりしてたら、宮戸さんに怒られちゃいましたね」


今のファンには想像すらつかないでしょうけど、

当時のUインターは新日とリングス、

その両方のファンから目の仇にされてましたから。

その頂点が一連の200%騒動だったんでしょうね。

血気盛んな若手営業マンもその最前線で闘っていました。

しかし最後は宮戸にたしなめられる、と(笑)。

脅迫電話を受けたり、

怖い人に拉致されて山に埋められても、

木下氏
「僕、Uインターはとっても『楽しかった』です」


きっぱりと、こう言い切れるUインター。

本当に素晴らしい団体でしたよ。ええ(うっすらと涙)。



巻末には“格闘技誌最後のインタビュー”になる可能性も高い、

高田延彦の登場もあります。

UWFを時系列で追って来たファンには、

読み応えあるMOOKだと思いますよ。

関連記事

tag : 井上崇弘 下柳剛 木下雄一

comment

Secret

買っちゃった・・・。

真輔とタナが表紙のOFFICIAL MAGAZNE。
裏表紙が 真輔でした・・・。 わ~~い!!
こっちが 表っつぅ事に。

邪道さんと外道さんの 見分け方が
いまだに 難しい・・・。
プロフィールみて フムフム・・。外道さんのほうが
ちょっと 小さいんだね。

>ケロさん

真輔とタナが表紙のOFFICIAL MAGAZNE<かっこいいですよね。
「素質的に棚橋弘至より上の人間は、ゴマンといる。…飯伏幸太とかね?」…いつも面白いなぁ。

邪道さんと外道さんの見分け方<かつてはまるっきり違うビジュアルだったんですけどね。今じゃ非常に近い…のかな?
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード