決意のオエッ~後編~(1995)

前編からの続きです。

やっとダメージが見えてきたベイダーに、

高田はフェイスロック、

さらにキャメルクラッチへの移行です。
フェイスロックからキャメルクラッチへの移行

高田のラクダ固め…といえば、

89年、新生Uでの船木戦以来でしょうか。

ベイダーの巨体はとても極めきれず、

そのまま逆十字へ。
十字へ移行、

完璧な体勢でしたが、惜しくもニアロープです。
ベイダーはエスケープ

再びスタンド、

高田のミドルに、
前蹴り気味のミドル

ベイダーはハンマー。
ここでもハンマー一発、

そして得意のボクシングテクニック=掌打で、
さらに掌打で、

高田ダウン。
高田ダウン

ここからベイダーの波状攻撃が始まります。

Uインターで多用した、

ショートレンジのラリアート。
さらにショートレンジラリアートで、

高田、効いてます。
高田ダウン

一気にパワーボムを狙いますが、

勢いが良すぎて、
パワーボムは、

高田は九死に一生を得ます。
後方に着地して回避するが、

すかさずベイダーは助走つきのラリアート。
また強烈なラリアート

今度こそハイアングルで、
そして…、

パワーボム!!
パワーボム!!

後頭部をしたたかに打った高田。
高田の目が…

フラフラと起き上がったところへ、

ベイダーアタック!!
起き上がったところへベイダーアタック

容赦なく脇固めで絞り上げて、
脇固めから、

さらにドラゴンスリーパー。
ドラゴンスリーパー

この勝負どころにおいての攻撃バリエーション、

ベイダーが単なる怪物レスラーではなかった所以ですよね。

一端、離してベイダーハンマー。
またもハンマー、

…しかしこれが勝負の分かれ目でした。

一瞬隙が出来たベイダーの顎に、

狙いすました高田の左ハイキック!!
高田の左ハイがクリーンヒット!!

ガードの上がったベイダーのボディに、

フルスイングのミドルキック!!
フルスイングのミドル

それでもベイダーのフックは飛んできます。
ベイダーのオープンフック

高田は果敢に飛び込んで膝蹴り。
ミゾオチに膝、

右の掌打から、
右の掌打、

左ハイキック、
左ハイ、

右ミドル、
右ミドル、

飛び膝、
飛び膝から、

最後は左ハイキック!!
左ハイキック!!

音を立てて倒れるベイダーの巨体は、
巨木が倒れる…

そのままカウント10まで、

起き上がる事はありませんでした。
高田KO勝ち!!

ゴングが乱打され、

高田の勝利が告げられると、

ベルトを失ったベイダーは、

自らの頭部に八つ当たり。
荒れるベイダー

「生まれてこの方、一番しんどい試合」を制した高田の元に、
勝利の高田

丸8ヶ月ぶりにテーズベルト(参照:チャンピオンベルト・ワールド(番外編)~プロレスリング世界ヘビー級)が戻ってきました。
恒例の勝利のアピール

そして、精も根も尽き果てて、

控室に帰ってきた高田に、
精魂果てて控室へ、

もう一つのドラマが待っていました。

「高田延彦」のカタチ―高田延彦22年間とは?1981‐2002
 「高田延彦」のカタチ より
【大阪・鮨右衛門の大将】
岩本孝弘
(※注:高田の現役時代、ビッグマッチの際に食事面、栄養面をサポートした方)

岩本氏
「こんなおぞましい試合はないっていうのがヒクソンやったら、高田ってすごいねんなって思ったのはベイダー戦。(略)3回目のときにまた高田が勝ったんだわ。本当にいい試合だったね。そして試合が終わって、ベイダーが高田の控え室に来たのよ。そりゃあもう、こいつ殴り込みやって、みんなでうわぁーって言うてたら、ベイダーは高田に表敬訪問しおったのね。ベイダーは高田みたいな小さいやつに負けて結構ショックもあったと思うんだけど、真剣にやって負けたというのは嬉しかったんだろうね。普通そんなことないもん。勝った負けたはあっても、握手を求めてきたなんてのはすごいと思う。あのときは高田ってのはすごいねんなぁって実感したね」


ベイダーは安生に通訳を命じると、
ベイダーが来た!!

ベイダー「今夜はどんな男よりもあなたを強く叩いた」

高田「はい」

ベイダー「今まで闘ったどんな相手よりも」

高田「YES…オエッ」

ベイダー「今夜は高田さんは会社の為に…会社を背負って闘った。そして自分の祖国の為に闘った」

高田「YES」

「オエッ」

ベイダー「そんな日に誰が勝てようか」

高田「YES…YES…」

ベイダー「今夜はトモダチ!」

高田「YES!…Thank you…OK…ヨシ!」

ハグして、

高田「Thanks…オエッ!」
「オエッ!」

何度も催した吐き気は激戦によるものか?

はたまた抱擁した時の皇帝戦士のニオイによるものか?

その辺は置いておいても私的には、

ベイダー史上、橋本戦(参照:我が、ベストバウト・オブ・破壊王)、小橋戦に並ぶ激しさだったと思います。
ガッチリ

一説によると、この日の夜の打ち上げで、

高田は初めて親しい知人に、

「ヒクソンとやる」と打ち明けたそうです。

それは命を削った“プロレスリングの死闘”を制した、

自信から出て来た決意だったと信じています。

関連記事
スポンサーサイト

tag : 高田延彦 スーパー・ベイダー プロレスリング世界ヘビー

comment

Secret

泣けてきた・・・

ベイダー。いい奴じゃん。(うぅぅぅ・・・)
なんか 泣けてくるぅぅぅ(おえぇぇぇっ)

そ、それが・・・

行けなかったんです。
こんな日に限って 子どもの具合が・・・って
やつです。
はぁぁぁぁ~~
母ちゃん は 辛い・・・。

>ケロさん

みのもけんじ風コメントありがとうございます(笑)。

こんな日に限って子どもの具合が<それは行ける訳がないですよね。
お子様、その後具合いかがですか?

私も前日のテイセンホール、二の足踏んじゃいました。
現時点の大地観たかったんですけどね。
私、まだまだプロレスファンとしての気概が足らんですな。

オエッ!

高田を好きでいてよかったですw
素晴らしい記事を、ありがとうございます!

>秋田猫さん

高田を好きでいてよかったですw<こちらこそ、読み返して頂きありがとうございます。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード