金原のプロレス(1995)

ちょっと前の話題で恐縮ですが、

Uインター出身の二人が、

実に久し振りにプロレスのリングに登場しました。

 スポナビ より
Uインター師弟コンビ発進
ZERO1『大和神州ちから祭り』
第3試合 タッグマッチ「Z vs U」
KAMIKAZE、●植田使徒(8分42秒・ワキ固め→レフェリーストップ)○金原弘光、松井大二郎


金原弘光はもちろんですが、

松井大二郎のレガース姿も懐かしい。

彼もかつてはIWGPジュニアに挑んだ程の実績を残しています。

さて、本題は金原の方なんですが、

気が付けば今年はデビュー20周年。

Uインター生え抜きとして、

デビュー第一号となった彼が、

最初にプロレスファンに認知されたのは新日との対抗戦(参照:封じられた“伝家の宝刀”~前編~~後編~他流試合らしさ)で間違いないでしょう。

同世代間のみならず、

ベテラン相手にも物怖じせず(参照:杜の都で稲妻 、 因縁の最終闘争~前編~~後編~)攻めて行くスタイルは、

Uインターファンの溜飲を下げました。

そんな中での隠れた名勝負。
金原、握手は拒否

1995年10.29 福岡マリンメッセ

大谷晋二郎vs金原弘光
を振り返りましょう。
大谷晋二郎vs金原弘光

アップライトで向かい合う立ち上がり、

金原はいつも通りに掌底からローキックで先制。
開始と同時に掌底からロー

対する大谷は鋭いタックルで懐に飛び込みます。
大谷は鋭いタックル

バランスの良い金原は、

安易に寝かされずここはブレイクがかかります。
初判決!

おっと!!…気が付けば、後年リングスで名物となった、

“金原の半ケツ”じゃありませんか。

再開後も金原はローキックから。
再びローから

大谷も実にタイミングの良い片足タックル。
タイミング良い片足タックル、

それでも金原はバランスが良い。

冷静にダブルリストロック狙いに行きますが、
切りながら腕を取りに行く金原、

大谷は巧く体重を乗せてブレイクを待ちます。
大谷は密着を解かずブレイクへ

今度は金原得意のカカト落としから入ります。
得意のカカト落とし

ここでも大谷は両足タックルでテイクダウン。
再三のタックル、

難なくバックに廻った金原はこの表情。

実にナチュラルヒール。
バックを奪い返してこの表情、

大谷は亀の体勢から足を取っていきます。
大谷は下から足を極めに行く、

これを十字に切り返す金原。
金原も腕を取り返すがブレイク

何気に回転体風の展開です。

立ち技に戻ると、

今度はコンビネーションを使った金原の打撃。
強烈な掌打に、

それでも大谷はタックル一本で行きます。
またもタイミング良いタックル、

またしてもバックに廻った金原、

バックマウントからパンチを落として牽制します。
ガッチリとバックマウント、

これを切り返した大谷は、

ヤマケン戦(参照:忘れえぬ“熱い男”)を彷彿させるグリグリ。
大谷もスリコギで返す、

一気に膝十字に行くと、

金原はすぐにエスケープ。
膝十字に金原もエスケープ

ここからがハイライトです。

打撃のラッシュでダウンを奪い、
ラッシュでダウンを奪って、

アピールする金原の背後に、
アピールする背後から、

大谷はもうダッシュから、

まさに“矢の様な”ドロップキック。
矢の様なドロップキック

これには金原も面食らいました。

大谷は腕十字。
腕十字を、

金原は膝十字への切り返し。
膝十字で返す、

これも角度を変えて大谷はアキレス腱に切り返し。
さらにアキレスで返すと、

さらに切り返して金原の膝十字で、

大谷エスケープ。
膝十字で返したところでエスケープ

ここまで来たら、

もう完全に“回転体”です。

大谷晋二郎のポテンシャル恐るべし。

一方の金原は決して迎合せず、

ハイキックでダウンを奪います。
かすめる様なハイキックでダウンを奪う

一転して大谷は飛龍原爆狙い、
蘇生した大谷はドラゴン狙いから、

前屈みで耐える金原の胴にクラッチを変えて、

高速ジャーマン。
得意の高速ジャーマン、

この連続技…私、大好きです。

さらに十字に行きますがニアロープ。
さらに十字に入るがニアロープ

最後は頑固なまでに使い続ける大谷のタックルを、
さすがに最後は大谷のタックルを見切って、

後方回転で切り返した金原が、

逆に極めた腕ひしぎ逆十字で一本。
腕十字を極めた金原の勝利

悔しさを噛み殺して大谷は握手を求めると、

試合前は拒否していた金原も応えます。
大谷は潔く握手を、今度は金原も握り返す

ゆっくりと勝利をアピールする金原の向こうで、

大谷は咆哮。
金原勝利のポーズの向うで大谷の咆哮

この通り、振り返ってみれば、

互いの味を出し切った内容だったと思います。

特に大谷のタックルは基礎の確かさに、

さらに気持ちが乗っていて、

どれも素晴らしかった。

一方の金原は一貫したUWFスタイル。

しかし、それこそが金原のプロレスなんですよね。

あと試合中に何度か見せるナチュラルヒールな顔付き。

これを見るとですね、

リングス解散当時、

私は金原にはPRIDEよりもパンクラスに行って欲しかった。

あの頃のパンクラスは『ISMvsGRABAKA』という、

総合格闘技団体としては奇跡に等しい、

軍団抗争で盛り上がっていました。

そこに一匹狼の金原が乗り込んで、

両方の軍団を相手に立ち回る…、

いわゆる“総合版・高山善廣”をやって欲しかった。

今となっては幻ですが、

そんな金原も後年パンクラスに登場したのは、

やはり運命だったのでしょうね。

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tag : 大谷晋二郎 金原弘光 松井大二郎 UWFインターナショナル

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大谷晋二郎

17日 札幌大丸前でチャリティープロレス
行くつもりです。
晴れると良いなぁ~

>ケロさん

17日札幌大丸前でチャリティープロレス<あぁ、2回目ですよね。
私は前日のテイセンホール観に行きたいんですけど、果たして時間とれるかなぁ?

本当、当日は晴れるといいですね。
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