信念の道程

プロレスラーにとって大切なもの、

それは(いい意味で)時代や周りに左右される事なく、

信念を貫いていくという事でしょう。

先日のトラさんのコメントを読んで、

改めて思いました。

信念を貫いた男。

それは現在の日本マット界においては、

大谷晋二郎の事だと思います。
大谷、感動をありがとう!!

それを再確認したのが、

2011年3.6 両国国技館(参照:感涙)における、

高山善廣戦でした。
激しい打ち合い

大谷は若手時代から、

叩き上げとしては異例な程の、

抜擢をされ続けて来ました。

それは本人の努力やセンスはもちろんですが、

“期待される何か”を持っていたからだと思います。

最初は確か後楽園での獣神サンダーライガー戦。

当時のライガーは平然と若手を潰していました。

例によって大谷も洗礼を浴びたのですが、

目が死んでいなかった。

週プロの巻頭を飾った記事には、

『人殺しの目』。

これ実はプロレスラーとして、

最高の賛辞なんですよね。

特に新日本プロレスにおいては。

シャープな身体には基礎がギッシリ詰まっていた印象もあります。

特にドラゴンをはじめとするスープレックス
いきなり投げっぱなし

現在のほとんどの選手は、

膝で“溜め”を作ってから投げているのですが、

大谷のそれはクラッチを結ぶと同時に、

反りに入っている…まさしく“ヘソでの投げ”。

それと相反するかのように、

“受け”の部分では、

命を削るバンプを取っていました。

特に私も生観戦した札幌中島体育センターでの2発。

一つは1993年7.13で、

タッグマッチでサムライに肩車された状態から、

3代目タイガーマスクのダイビング式フランケンシュタイナーを受け、

側頭部から落ちていった事。

もう一つは1995年7.13のスーパーJr優勝戦、

ワイルド・ペガサスのコーナートップからの雪崩式ツームストン・ドライバー。 

どっちも目の前で起こった事が、

信じられない位の衝撃でした。

大谷が動かなくなって、

「もしや!?」と思いましたから。

とにかく強いインパクトを刻みながら、

大谷は伸し上がっていきました。

しかしオーバーしていくに従って、

そのファイトスタイルは新日ファンから賛否両論を呼びました。

それが必要以上のオーバージェスチャーであったり、
この表情!!

「叩きつける」というパワーボムの概念からは、

大きく逸脱したスパイラルボムであったり…、
スパイラルボム1

スパイラルボム2

スパイラルボム3

最たる例が顔面ウォッシュでしょう。
顔面ウォッシュ

大谷の顔面ウォッシュ

顔面ウォッシュ3

ひそかに成長を期待していたアントニオ猪木も当時、

「汚ねえマネ覚えやがって」的な事を忠告していました。

しかし大谷はそれらの技をやり抜き、

これらの画像を見てもわかるとおり、

いまだに全てを使い続けています。

これ…実はもの凄い事だと思います。

強引に話をつなげますが、

人生の大先輩からメールにて、

この度の震災に対する募金や節電他諸々について、

「テーマは継続すること」と教わりました。

ためらう事なく、

つづけていくこと。

信じていくこと。

それこそが強さだと思います。
大谷リングイン

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tag : 大谷晋二郎 新日本プロレス90'S

comment

Secret

雪崩式ツームストンは今ドラゲでガンマが使っていますが、この大谷に放たれた一撃は当時かなり衝撃的かつ「うわ、それやっちゃうの!!」みたいな感じでかなりのインパクトでしたよね。
やるほうもかなりの覚悟を持っていたでしょうし。

名場面の1つとして今後も語られる…とずっと思っているのですが、巷ではあまり書かれているのを見かけないんですよね('_'?)



継続!
そうですよね…所謂現状維持がいかに困難なことかというのを考えさせられたりするわけでもあるのですが、とにかく出来ることをできる範囲でやる、ということでしょう。

今だけでなく、もしかしたら永遠のテーマかもしれません。

とにかく今回は色々考えざるを得ない感じです。

>トラさん

雪崩式ツームストンは今ドラゲでガンマが使っています<そうですか!! ベノワみたいに“溜めて”からドーンと行くんですか?

そういえばガンマって少し前にシュート的な発言してませんでしたっけ? 時代が変わったんだなぁと思ったもんです。

巷ではあまり書かれているのを見かけない<確かにそうですね(笑)。
それよりもスーパーJrで言ったら、金本がサムライに決めた雪崩式リバースフランケンシュタイナー(?)の方が取り上げられますね。

所謂現状維持がいかに困難なことかというのを考えさせられたりする<計画停電とかってこちらでは無縁なのですが、確実にスーパーやコンビニの棚からは商品が減っていっています。特に乳製品とか水ですね。
子供の頃には水を買って飲むなんて事は考えもしなかったですけど、今は当たり前。今度はその水を求めて探し回るなんて時代が来てしまうのでしょうか。

とにかく今回は色々考えざるを得ない感じ<本当にそうですよね。
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