爺ちゃん子

先日まで、新聞、週刊誌からワイドショー界隈までを賑わしていた、

大相撲八百長問題

今更、何を…という単純な話でもないんですよね。

力士が何人クビになった、とか、

正直どうでもいいんです(良くないか)けど、

一番の犠牲者は、

何十年も「目の前で行われているのは真剣勝負」だと、

思い込んで見続けてきたファンなんですよね。

それを思えば、

プロレスも相撲も全ての試合を、

「真剣勝負」として観戦していた祖父の姿を思い出します。

物心つく前…幼稚園に上がる前から、

私はいつも祖父と一緒でした。

どこに行くにも金魚の糞の如く付いて行きました。

自他共に認める爺ちゃん子そのもの。

私が今、プロレスファンでいられるのは、

祖父の影響以外にない(参照:私についての説明から)訳ですが、

あの時代、プロレスは“八百長説”と常に闘っていました。

祖父はいつでも、

無言で真剣な眼差しで、

アントニオ猪木ジャイアント馬場を応援していました。
遂に一本足原爆

馬場さんとの名勝負

相手の猛攻に耐える場面をジッと耐え、

反撃に出たところで身を乗り出して画面に向かっていました。

見事に勝利を飾ると、

実に嬉しそうに何度も頷いていました。

それを一緒に観ていたのが物心つくかつかないかの私でした。

祖父が好きだったテレビ番組は、

時代劇と格闘技と歌番組。

祖父が見ていた格闘技はプロレスと大相撲。

ボクシングやキックボクシングはそれ程真剣に見てませんでした。

ましてやプロ野球なんて見てた姿記憶にありません。

相撲中継は夕方の十両の取組みから結びまで集中。

ご贔屓は誰だったのかなぁ?

歌番組ではもちろん演歌。

ジャニーズ系のアイドルが振り付けと共に歌うのを見て、

「もっと歌に集中しなきゃ駄目だ」と(笑)。

それが関係してか、

私が熱狂したタイガーマスクの“四次元殺法”に対しては、

あまり力が入っていませんでした。

猪木と馬場さん以外はみんな脇役。

坂口も藤波も長州も鶴田も天龍も。

そう言えばジャンボの「おー」には、

いつも苦言を呈していました。

試合中にヨソ見したりするレスラーが嫌いで、

ましてやパフォーマンスなんてもってのほかでした。

勝負に対する厳しさ…?

ですから小学生低学年だった私に、

突然、目の突き方や金的の打ち方を教えたり(笑)。

一人で全日を観に行き帰宅後、

「ブッチャーが客席で暴れたけど、爺ちゃんは目を逸らさなかったんだ。そしたらブッチャーもこっちには来なかった」って(笑)。

普通に「年寄りは襲っちゃマズイ」と思っただけなんでしょうけど。



なぜ今回急にこんな記事を書いたかと言うと、

今回の相撲界の件はもちろん、

2001年末の「ミスターT本」の出版も、

祖父がこの世を去ってからの事なので、

最後まで祖父の中では、

プロレスも相撲も「真剣勝負のままで良かったなぁ」と。

ただそれだけの話です。
日プロオールスター!!

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tag : 祖父

comment

Secret

No title

「人に歴史あり」・・・こういう話好きです^^;
やっぱりレガさんはちゃんと"血"をひいてるんですね。

「もっと歌に集中しなきゃ駄目だ」
この言葉はレガさんの"nWoで平和ボケ"と繋がってるんじゃないかなぁなんて思いました。

>最後まで祖父の中では、プロレスも相撲も「真剣勝負のままで良かったなぁ」と。
ですよね。これは本当に思います。

自分は8歳のときに父親に「プロレスラーになる」と言ったのですが、
「お前には無理だよ」と笑われました。
笑われながら言われたんです。
この笑いが何を意味するのか。。。いまだに謎なわけですが、「真剣勝負」でもそうでなくとも、厳しい大変な世界なんだ、ということには変わり無いと思っています。

個人的には「真剣」に取り組むわけですから「真剣勝負」だと都合よく解釈しています^^;

>トラさん

ちゃんと"血"をひいてるんですね<この歳になってみると、やっぱりそういうのを感じますね。でも私の場合はだらしないんですけどね(笑)。

"nWoで平和ボケ"と繋がってるんじゃないかなぁ<あぁ…そう言われると(笑)。本音の部分は別として、猪木も馬場さんも媚びる姿って決して見せませんでしたよね。
蝶野がアレな訳じゃないんですけど、もしずっと生きてたらPRIDEを見て「こっちがプロレスだ」って言ってたかも知れません。

「真剣勝負のままで良かったなぁ」と<これね、トラさんとおでんトーク(笑)の時に言ったと思うんですけど、トラさんのお父さんもプロレス…さらに言えば新日ですね。つくり物だと思わなかったはずです。
ある意味…幸せだったと思うんです。もちろん不謹慎な言い分は承知の上です。だから過去を汚す様な真似だけは絶対にしないで欲しいですよね、現役の選手には。

自分は8歳のときに父親に「プロレスラーになる」と言ったのですが、「お前には無理だよ」と<先日、ケンコバとユリオカの本を読む機会あったんですけど、その中でケンコバの親父さんの話が印象深かったんですよね。幼少時からプロレスラーにするべく洗脳されてたという。
ある日、UWFを見た途端に「もういい!」と。
「あんなのがプロレスなら、もうプロレスラーにはならなくていい」と。
私たちの先人であるプロレスファンの方々にはやっぱり思い思いのプロレスがあったんでしょうね。

じいたん。

残念ながら じいたんの 記憶があいまいなケロです。
たしか、町内子ども相撲の 行司を やってたような・・。
公園に なぜか土俵あったんです
行司を するくらい なんで、たぶん相撲ファンでは なかろうか?
なにせ 4~5才の記憶ですんで・・・。


どもです。
ウチは父親がボクシング、母親役が相撲好きでした。
なんでオラはプロレスなんだろう、と思っておりました。すると、ウチに住むようになったおじいちゃんが土曜日夕方ワープロを観てるではありませんか!
どうやら隔世遺伝だったようです。

てことは、息子はボクシング派になるのかな…。

>ケロさん

じいたんの記憶があいまい<そうですか。残念です。

町内子ども相撲の行司<昔はよくやってましたよね。
爺ちゃんらにとっては相撲って一番身近なスポーツでもあったはずです。私らにとってのキャッチボールみたいな。
私、よく相撲も教わりましたよ。頭つける事とか、前ミツ取るとか。

>BKっち

ウチは父親がボクシング、母親役が相撲好き<やっぱり格闘技一家ですよね。

ウチに住むようになったおじいちゃんが土曜日夕方ワープロを<また夕方のあの時間っていろんな世代に観やすい時間帯だったんですよね。

隔世遺伝<んぁ~!! ということは、うちの場合は野球好きになっちゃいそう…

No title

これなんですよ!!このじいちゃんのような見方!!

八百長がどうのこうのじゃないんですよね。見ている人に何を伝えるのかが大事なんですよ。見ている方も真剣、だからやる方も真剣でなければ!!それは結果が決まっているのがどうのとか、約束事がどうのとか、そういう問題じゃないとボクは思うんですよ。そんなのはいいんですよ。大事なのは見ている人に真剣を、伝えなければならないということなのでは・・・

今、2011年ですが・・・ボクは未だにプロレスが八百長と言われると昔と同じ気持ちになりますよ(^^;



No title

猪木・馬場両氏は勝敗も含めて「(相手より)自分を強く見せる」ことに対して異常な執着心があり、二人とも晩年まで汚い手段や禁じ手を使っても
それを頑固に守ろうとしていました。よく語られる観客との真剣勝負以前に社会一般に「自分を強く見せる」ことに対してそれぞれのやり方で取り組まれ、情報の少ない時代には真剣勝負とも感じられる興行と成り得たのでしょう。
プロレスは芸能界的人物本位の興行が多いですからスポーツライクな真剣勝負興行以上の強さへの情念をスター選手に求められる職業なのだと思います。

こんばんは。

うちのおじいさんも去年の野球賭博の頃に亡くなりましたから、八百長問題のことは知りませんでした。
でも板井とかのことは知っていたでしょうけど…。

プロレスも好きでした(ばあさんの方が熱心でした)が、ゴールデンの頃でしたね。
土曜夕方も見ていたかもしれないですが、やはり、力道山~馬場猪木までですね。

先に亡くなったばあさんの方はUWF勢の事は嫌いでした。
蹴る人は嫌だったようです。
それか新日から見て外敵だったからか、とにかくヒールでした。

そんなばあさんは初めて私にタイガーマスクを見せてくれた恩人?でもあります。

>流星仮面二世さん

八百長がどうのこうのじゃないんですよね。見ている人に何を伝えるのかが大事なんですよ<そうなんですよね。
どんなにシュートなことやっていても、そこに伝わるものがなければ、それは自己満足というか…練習に過ぎませんよね。

大事なのは見ている人に真剣を、伝えなければならないということ<奇しくも最近、船木が言ってましたね。「真剣にやってるんだから真剣勝負です」って。
両方の世界の深いところを歩いてきた船木の言葉だから重みがあります。

ボクは未だにプロレスが八百長と言われると昔と同じ気持ちになります<私も近年は「いや、八百長じゃなくて、お互いの信頼関係が…」とか言って誤魔化して来ていました。
昔みたいに本気で向かい合わなきゃいかんですね。

>病弱者さん

勝敗も含めて「(相手より)自分を強く見せる」ことに対して異常な執着心<そこですよね。そこのこだわりがトップレスラーにとって重要なところでしょうね。本当にずるい位に負けませんでしたから。
負けたとしても最小限ダメージの少ない負け方か、逆にインパクト強すぎる大敗。そりゃ世間に届くはずです。

スポーツライクな真剣勝負興行以上の強さへの情念<その空間は非日常ですから、強さの基準は果てしなく間口が広いんですよね。

>ROSESさん

うちのおじいさんも去年の野球賭博の頃に亡くなりましたから、八百長問題のことは知りませんでした<あそこまで明確に出てしまったのは初めてですからね。勝敗に一喜一憂してたファンは本当に犠牲者ですよね。

土曜夕方も見ていたかもしれないですが、やはり、力道山~馬場猪木まで<娯楽の限られた時代、週末の楽しみの一つにプロレス中継は存在していたんでしょうね。

先に亡くなったばあさんの方はUWF勢の事は嫌いでした<私らの世代には“前田から逃げる猪木=ヒール”みたいな風潮ありましたけど、それ以前のファンの方は「前田ふざけんな!」だったんでしょうね。
昔前田のインタビューで、「業務提携時代、飲み屋とかでよく猪木信者から罵声浴びせられた」みたいな事言ってました。

そんなばあさんは初めて私にタイガーマスクを見せてくれた恩人<ゆっつぁんが今、これだけ格闘技に深く関わってる原点なんですね。

えーーーーっ

なんですか大相撲八百長問題⁉︎

全く知りませんでした(ーー;)
相撲って八百屋?本当なんですか?
そうは見えなかったな〜(・・;)
驚きました。



レガさん、お爺ちゃんから技を教えてもらっていたんですね。
それは伝授していかなくては!

>みーさん

相撲って八百屋?本当なんですか?<あ~、そういえば、これどういう結末になったんだったっけかな? 覚えていませんね。

お爺ちゃんから技を教えてもらっていたんですね<主に白兵戦ですね(笑)。
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Author:紫レガ 
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