イッテンヨン事変(1999)~前編~

これ本当だったら今月の初めに、

書いておきたかった記事なのですが…

今年の1.4(参照:20回目のイッテンヨン)が発表された当初、

コンセプトにあったのは『記念すべき大会ですので、世界中の選手が一同に会する大会』(菅林社長)ということでした(参照:格闘妄想☆闘強導夢)。

プロレスファンそれぞれにある“イッテンヨン”の記憶。

20回目の集大成として、世界の強豪とは別枠に、

私はあの男にオファーを出すと思っていました。

結局、決裂したのか? それとも初めからそんな話はなかったのか?

その男の名前はマッチメイクには現れませんでした。

今もなお、私らの目に焼きついて離れない“イッテンヨン”。

男の名は小川直也

そうです、1999年1.4 東京ドーム

橋本真也vs小川直也
です。
橋本真也vs小川直也

これが世に言う“1.4事変”です。

とにかくこの年の1.4は異常でした。

それまでには絶対にありえなかった、

大仁田厚の参戦。
邪道も来た

これに危機感を抱いたのが、

誰あろうアントニオ猪木でした。

猪木の仕掛けは“闘い”への回帰。

しかしこれを曲解(?)した小川は、
物々しく小川入場

思わぬ暴走をしてしまいます。

それを知ってか知らずか…、

対戦相手の橋本真也はリングへ。
孤独な破壊王の入場

「橋本~!! 死ぬ気があるなら上がって来い」
「死ぬ気があるなら上がって来い」

入場途中に繰り出された前代未聞の小川のマイクは、

暴走開始の合図でした。

当時、薬物疑惑まで出た小川の飛んだ目と、
完全に飛んでるやん!!

いまいち燃えきらない破壊王の目が交錯して、
硬い表情の橋本

試合は始まりました。

UFOの流儀で小川はジャブから入りますが、

橋本はブロックして、
小川のジャブ、橋本はカット

ローを当てると、
重いローを飛ばす

すぐに小川もパンチで返します。
小川は顔面へのパンチ

パンチの間合いを嫌った橋本はローから、
ローキックから、

両足タックルで飛び込みますが、
タックルに行くが、

簡単に切られてパンチを食います。
切られて顔面パンチ

橋本、今度は胴タックルで飛び込みますが、

ロープで倒しきれず、
ロープへ押し込む

組み合う気のない小川はブレイクを促します。
小川は余裕をもって対処する

離れればすぐに顔面パンチ。
離れると再び顔面パンチ

ここでも橋本は片足タックルで崩しにかかります。
橋本の片足タックル

寝かされない事には絶対の自信を持っている小川は、

またしてもブレイクを待って、
小川またしても対処

鋭い左アッパー。
鋭いアッパーに、

これが空を切ると、

橋本も反射的に右の拳を繰り出します。
思わずナックルで反応、

かわして前へ出てくる小川に、

続けてチョップを振り回しますが当たらず、
さらにチョップも空を切る

左からのカウンター炸裂。
強烈なパンチ

ここで橋本は小川の思っている事がわかったのか、

再度、ロープに押し込んでおいて、
三度目のロープ際の攻防

突然、間に入ったレフェリーへ一撃。
橋本は急に服部への暴行

小川も橋本の考えを察したのか、

タックルをしっかり潰しておいて、
小川はタックルを潰して、

股間に橋本の頭部を固定すると、

元来禁じ手であるはずの脊椎へのエルボー。
脊椎へのエルボーから、

崩れる橋本のマウントを取ると、

声を荒げてのパウンドから、
マウントポジションに行く

腕十字。

橋本の左足がすぐサードロープにかかって、

ブレイクとなりますが、
腕十字はニアロープ

山崎、藤田、永田…

それまで静観していたセコンド陣が動き出します。

立ち上がった小川は、

躊躇する事なく橋本の顔面を蹴り上げると、
離れ際に顔面蹴り!!

これが効いたのか、

戸惑いながらゆっくり起き上がる橋本の背後から、

今度はフルスイングの右フック。
さらに背後から右フック!!

戦意を失った橋本はとにかく組み付いて、
橋本のタックルは及び腰

小川をロープに押し込むと、

再びレフェリーへの暴行。
再び服部を蹴るとノーレフェリー状態に

なりふり構わず試合を終わらせようとかかりますが、

逆にレフェリー不在のリングはこの後、

それ以上の無法地帯と化してしまいます。

後編へ続けましょう。

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tag : 橋本真也 小川直也

comment

Secret

この試合・・・。

ほんと。 嫌い・・・(泣)
小川なんか 死んじゃえ!って
くらい ・・・。

でも。後編 待ってます。

No title

この試合俗に言う「ブック破り」に近いとは思いますが、古くはテーズ~最後はフレアーまでプロレスの長期間世界王者だった方々は突発的に不意打ちを喰らってもKOされずにプロレスで対処できる非常にタフな人物が選ばれていたようです(筋書きを無視する力道山・猪木さん的プロレスラーは外国にも当然います)。
古くは柔道の木村選手~最近では大晦日の青木選手ように突発的or不意打ち的な状況に適応能力が低そうな方々は、真剣勝負で結果を残されても、私には根本的な強さという点で長期政権を築いたプロレスラーとの比較で見劣りがします(技術・能力ではなく、あくまで根源的人間力の比較です)。
橋本さんは今回の記事で見ると不意打ちを喰らってもKOされずにそれなりに対処されたようですからタフな人物としてもう少し評価されてもよかったのかなあとは思いました。

>ケロさん

小川なんか 死んじゃえ!って<見てた人間を一瞬にして色んな思いにさせてしまいましたからね。私も夜中に見ていて戦争が始まったかのような胸騒ぎでしたよ。

良くも悪くもこんなに重い一戦は、その後ないですよね。

>病弱者さん

俗に言う「ブック破り」に近いとは思いますが<その発端となったのが、当時まだ新日のオーナーだった猪木ですからね。特殊なケースです。

真剣勝負で結果を残されても、私には根本的な強さという点で長期政権を築いたプロレスラーとの比較で見劣りがします<並大抵のプレッシャーじゃないですよね。
H・レイスが常にサーキット中に拳銃を離さなかったというのが、それを物語っていますしね。

橋本さんは今回の記事で見ると不意打ちを喰らってもKOされずにそれなりに対処された<一方的に潰された記憶ですが、映像見ると実はかなりディフェンスしてるんですよね。
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