追悼・勘太郎パンチ

今年、一体いくつの訃報を記事にしてきたでしょう…

今度は8月に旅立っていった山本小鉄さん(参照:追悼・鬼軍曹金曜8時の別れ「ごきげんよう、さようなら!!」)のヤマハブラザースでの相棒、

かねてから闘病中だった“突貫小僧”星野勘太郎さんです。

 新日公式 より
【訃報】星野勘太郎さん逝去

星野勘太郎さん(本名:星野建夫さん)が、肺炎のため11月25日に入院先の病院で逝去されました(享年67)。

星野さんは、1961年に日本プロレスへ入門。小兵ながらも血気盛んなファイトで人気を博し、1967年からは山本小鉄とのヤマハブラザーズを結成。アメリカマットを中心に多数の実績を残されました。

1974年に新日本プロレスへ移籍したあとも、持ち前の気迫溢れるファイトで大活躍。また、1995年2月の現役引退後はプロモーターとして手腕をふるい、新日本プロレスの発展と繁栄に多大な貢献をされました。


星野勘太郎…私にとっちゃ、

親しみを込めて“星勘”。

星勘の思い出といえば、以前の記事(参照:頑張れー!! 星野ぉーーー!!)にも書いた通り、

常に猪木のビッグマッチで影に寄り添う、

文字通り近衛兵としての姿。
猪木と星野

そこに星勘がいるだけで、

緊張感は3倍増。
ピリピリした猪木の入場

とにかく小さな体でも殺気はプロレス界随一。

小鉄さん同様に“なめられたら終わり”を、

体現していたレスラーでした。

もちろんリアルタイムで、

全盛期を見てきた訳ではありませんが、

現役時代の暴れっぷり…特にその武勇伝には、

人一倍の凄みを感じました。

デビュー間もない新人には、

常に目を光らせて、

最年少デビュー当時の船木優治(現・誠勝)も、

何度となく食らわされた一人です。

当然、リング上でもグリーンボーイだろうが、

容赦なく“入れていってました”。
星勘の掌底ラッシュ

有名なところではUWFがUターンしてきた時の、

地方での前田日明との“伝説の番外戦”。

リング上で顔面が変形する程に殴り合い、

試合後も納得がいかずにUの控え室まで殴り込みを掛けるという暴れっぷり。

他にも、まだ生後間もない獣神ライガーとのどつき合い。

イリミネーションタッグリーグでの橋本真也蝶野正洋とのどつき合い。

本当にプロレスと喧嘩を一体化させたエピソードがたくさんあります。

これら全てパフォーマンスじゃなく本気ですからね。

しかも相手は全員、一回り以上若いんですから。
特攻隊長的な一面も

そして訳のわからない外人が参戦してきた時には、

ポリスマンとしての仕事が待っていました。

リック・スタイナーの初来日時、

真っ逆さまに落とすバックドロップも受け切っています。

そして何より、

“神”と崇めるアントニオ猪木への、

忠誠心は計り知れず、

猪木自身も絶対の信頼をおいていました。

タッグパートナーとしての“表”の役割だけではなく、

小鉄さん同様、興行の世界における“裏”の役割も大きかったのです。
極め返す星勘

試合では気持ち良いくらいに思いっ切り入れていき、
拳を入れていく

気持ち良いくらいに全力で受けていました。
真正面から受ける

もちろん空中技の美しさと、

破壊力も一級品でした。
急降下爆弾も美しい

どうか天国で、

小鉄さんと思いの外、早い再会に、

ビールを酌み交わして欲しいなぁ…と思います。

星勘につきましても、

また改めて記事をUPしますよ。
星勘の勇姿

星野さん、

リング内外を問わず激しい闘いの数々、

本当にお疲れ様でした。

ご冥福を心からお祈り致します。

関連記事
スポンサーサイト

tag : 星野勘太郎 訃報

comment

Secret

驚きました

心よりご冥福をお祈り致します。

ありがとうございます

いつも拝見しております
星野さんの訃報、こんなにステキな回顧でまとめられると
ファンならずともあの頃の新日を知ってる世代ならウルってきます
今、ちょっとキてます
そうですね、得体の知れない外国人レスラーが来日すると
先ずはタッグからシリーズデビューさせて、その相手には
いつも星勘が腕をグルグル回しながら突っ込んで行って
ましたよね、あの姿好きでした
また星勘の記事楽しみにしてます、ありがとうございました。

>腹さん

先日まで小鉄さん関連のコメントを頂いてきながら、今度は星勘ですからね…つくづくヤマハの絆は固いと言うか。

>シュートサインさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

ステキな回顧で<とんでもないです。思いつくままの駄文です。

得体の知れない外国人レスラーが来日すると…星勘が腕をグルグル回しながら突っ込んで<思えばミル・マスカラスの初来日第一戦も星勘だったようですね。
その試合で完全に日本でもスーパースターになったという…まさにポリスマンの面目躍如ですよね。

星勘の記事楽しみに<また読んでコメント頂けたなら幸いです。

お疲れ様でした

前田も「星野さんと殴りあえた!」などと嬉しく語っていたです。 
星野さんの場合は「受ける」というよりも「受け止めていた」と思います。
プロレスを支えてくれてありがとう m(__)m

突貫小僧よ 永遠なれ

こんばんは。私がプロレスを見始めた時には小鉄さんは引退していたので、星野さんはヤマハより初代タイガーの名タッグパートナーのイメージが強いです。

ヘタレだとか虫も殺せない連中だとか新日本をボロクソに言う前田も星野さんには一目おいていたのを思い出します。

つい先日もネット上でライガーとの名古屋でのケンカマッチを発見して熱くなって見ていたばかりなので今回の訃報にはただただビックリしました。92年終わりから93年前半にかけて、大熊、アンドレ、ケリーの訃報が続いたのとなんとなくダブりました。

ご冥福をお祈りします。

>腹さん

前田も「星野さんと殴りあえた!」などと嬉しく語っていた<同胞のアレもありますから、本気で入れ合う事が暗黙の了解としてあったんでしょうね。

星野さんの場合は「受ける」というよりも「受け止めていた」<それもあの体でですからね。藤波もそうですが、積み上げた自信がないと出来ることではありません。

>aliveさん

こんばんわ。

星野さんはヤマハより初代タイガーの名タッグパートナーのイメージ<藤波、タイガー、コブラとJrの主役たちの名パートナーでもありましたね。

前田も星野さんには一目おいていた<「お兄さん」と慕ってたようですね。

ネット上でライガーとの名古屋でのケンカマッチを発見して<つくづく便利な時代ですよね。

大熊、アンドレ、ケリーの訃報が続いたのとなんとなくダブりました<今年は本当に訃報続き…ちょっと辛かったですね。

日本のプロレス=日本プロレス

悪いのかなと思っていましたが・・・どんどん寂しくなります。
猪木もいつかそんな日が来るのかなと思ったり。
「ライガーとの名古屋でのケンカマッチ」捜してみましたがわかりません。悲しい悲しい
前田たちとの試合はよくこう思って見ていました。
「星野、本当のプロレスを教えてやれよ」なんてね。
6人タッグで特に野上に何にもさせない不穏な試合も印象に残っています。トペを交わして鉄柵に自爆させ大流血。ほんとに何もさせなかったなぁ。
NWAタッグリーグではニックとクイン相手に延長戦。コーナーの星野が若手に差し出されたビール瓶の水に口をつけようとしたら
「飲むなっ!」と猪木の張り手。
先日のペールワンと猪木の試合でも一番グッっときたのは地元のペールワンさえラウンド間に水を飲んでいるのに猪木は飲まないですよね。
中学生の部活でもオレは水を飲まないと誓ってたのにすぐ蛇口に口をつけてしまって・・情けない。
・・・プロレスラー恐るべし、日本プロレス恐るべし。
星野勘太郎、まさに名プロレスラーでした。

さっき新日本公式からラストマッチを見てきました。

60半ばとは思えないですね。
コーナーポストから飛ぶって…スゴすぎです。

アスクさんへ

アスクさん、こんばんは。(星野 ライガー)で検索するとたどりつけますよ。

面倒なインストールもありますが。

馬場の海外時代の試合もあります。
なんでこんなの持っているのというくらい
お宝の山です。

ある意味、空気が読めないとも言える星野さんの暴れっぷりを堪能してください。

>アスク御大

どんどん寂しくなります<オールドファンって言っちゃ失礼かもしれませんが、私ら以上に寂しさも一際でしょう。

「ライガーとの名古屋でのケンカマッチ」捜してみましたがわかりません<↓でaliveさんが教えて下さいました。

「星野、本当のプロレスを教えてやれよ」<再度失礼しますが、オールドファンにとっちゃUはプロレス外生物だったんでしょうね。

特に野上に何にもさせない不穏な試合<その試合、映像持ってるかも知れません。見つかったら記事にしますか。

NWAタッグリーグ<これも私らにしてみれば伝説ですよ。
水を飲んだ事で敗因…って昭和の間違ったスポーツ科学が、リング上では間違っちゃいなかった最たる例ですね。

一番グッっときたのは地元のペールワンさえラウンド間に水を飲んでいるのに猪木は飲まない<インターバルについては猪木の場合、椅子にも座りませんね。これもプロレスラーならではというか…立って休憩する方が再開後に動けるという科学的なアレもあるんでしょうね。

>トラさん

ラストマッチ<倒れる数ヶ月前ですよね。
本当に凄すぎますよ。

プロレスのあらゆる面をこなせるのに、一番の比重を置いてたのが喧嘩の強さだったって…俗な表現ですけど、あと20センチ背があったら全然違った道を歩んでいたのかも知れませんね。

>aliveさん

ありがとうございます。

つくづく便利な時代だなと(笑)。

alive様

ご親切にありがとうございました。
早速今夜にでも見て見たいと思います。
皆様も年寄りには親切にしましょう。
このブログに来られるということは皆様、幸せな人生を送っていると拝察しますがそれはご先祖様のおかげ、お墓参りもぜひしてください。

アスク様

どういたしまして。無事にご覧できましたか?人様の事を言えた義理じゃありませんけど翌日の仕事に差し支えない程度にご覧ください。プロレス秘蔵映像は中毒性が強いので。

猪木対ウィリーの2ヵ月後から22ヵ月間、私は札幌に住んで居ました。
夏 テレビで馬場対カマタのだらだらした試合を見た翌週、生で前田対星野を観ました。
恐ろしかった。
この人はどれくらい強いのだろう?
以来、私の中で、星野はカマタより強くなりました。

星野対前田

若い前田が果敢に攻める。星野は攻めさせて攻めさせては、首根っこをつかんで外に放り出す。何をやっても通じない前田はエプロンを叩いて悔しがっていました。
前田はやっとダウンを奪うとギロチンドロップ。その時、星野は下からじっと前田を見ていました。どれくらい高くとびあがったか、どういう落とし方をしてくるか、見定めるように。
その冷静さに私は恐怖を覚え、ベテランの懐の深さを感じ、プロレスの奥深さを見た気がしました。

>SisLANDさん

連続コメントありがとうございます。

猪木対ウィリーの2ヵ月後から22ヵ月間、私は札幌に住んで居ました<2年弱ですか、北海道の四季いかがでしたか?

生で前田対星野を観ました。恐ろしかった<当時、前田は完全なヤングライオンですね。星勘は小鉄さん引退時期でしたか?

星野は攻めさせて攻めさせては、首根っこをつかんで外に放り出す。何をやっても通じない前田はエプロンを叩いて悔しがっていました<ベテランが若手をいなす教科書の様な展開でしたか。

その冷静さに私は恐怖を覚え、ベテランの懐の深さを感じ、プロレスの奥深さを見た気がしました<まさに会場でしか観る事の出来ないプロレスの醍醐味ですよね。
今思えば、私もプロレスリングの技術に目覚めたのは小6で見たヒロ・マツダのショートアームシザースだったりします。

前田と星勘といえば、今号のKAMINOGEの前田インタビューにおいて心温まるエピソードが語られていました。

カミノゲ見ましたけど、この2人にしか通用しない、他人がやったら洒落にならないですねえ。
さて、東京に戻って、
星野はシリーズ最終戦で外人組の中堅とシングルで当たる時は、必ずきっちり勝っていました。シリーズ中引き立ててやった分をまとめて取り返すように。客席からも「今日はやっちゃえ」と声が飛んでいました。
木戸との、相手が受けないことを前提にしたラリーも迫力があっておもしろかった。
観に来た客を必ず満足させる、引き立て役をきっちりこなす、でも舐めた真似は許さない。彼こそプロレスラーの鑑!
「激突!馬場派対猪木派」のアンケートは私にも来ました。でも「星野派」と回答したので没になりました

>SisLANDさん

この2人にしか通用しない、他人がやったら洒落にならないですねえ<確かに…今の時代じゃ特にそうでしょうね。
でも今回読んで、非常に心温まったので不思議です。

星野はシリーズ最終戦で外人組の中堅とシングルで当たる時は、必ずきっちり勝っていました<最後はやっちゃっていい、みたいな部分が昭和新日本にはありましたね。

観に来た客を必ず満足させる、引き立て役をきっちりこなす、でも舐めた真似は許さない。彼こそプロレスラーの鑑!<今しきりに石井に対して言われる「彼にあと○○センチ身長があったら…」の元祖が星勘でしたもんね。
ヤマハ仕込みのコミカルな動きからボクシングの動きまで、本当に分厚いレスリングでした。

「星野派」と回答したので没になりました<その当たりの自由さが星勘派たる所以ですね(笑)。

4コマ漫画

83年だった
作者はいがらしみきおだった
と思うのですが
1コマ 馬場と新間が打ち合わせしている
馬場「じゃ対抗戦はやるけど、カードは僕が決める。僕の相手は星野だ」
2コマ 新間「いいですよ。星野はなかなか強いですから」
3コマ 新間「星野でいいんですね」
馬場、汗が・・・
4コマ 対抗戦当日のリング上
馬場の相手は「青コーナー、ミスター高橋」

○× 石井ってよく知らないんですが、WAR時代に北原が連れて来たアマチュアに決められた印象が強いのですが、強いのですか?

>SisLANDさん

いがらしみきお<ぼのぼのくん、ナマケモノが見てた…ですね。
80年代って有名マンガ家がこぞってプロレスをネタに描いてた様な記憶があります。

1コマ 馬場と新間が打ち合わせしている
馬場「じゃ対抗戦はやるけど、カードは僕が決める。僕の相手は星野だ」
2コマ 新間「いいですよ。星野はなかなか強いですから」
3コマ 新間「星野でいいんですね」
馬場、汗が・・・
4コマ 対抗戦当日のリング上
馬場の相手は「青コーナー、ミスター高橋」<今読むと複雑な思いの内容です(笑)。
とにかく新日派にとっての馬場さんというのは攻撃の対象そのものでしたしね。

石井ってよく知らないんですが…強いのですか?<キャプチャーの時代ですね。懐かしいです。
MMA的な物差しでの強い弱いは微妙ですが、ケンカ度胸とか打たれ強さとかのプロレスラーの強さはかなり持っていますね。舐められてたまるか的な。

北原といえば、会社帰りに寄ったコンビニでブブカを立読みしたら、北原のインタビューでした。なぜか聞き手は豪ちゃんじゃなく小佐野さん。
その中で田村のUインター最後の試合のオファーが北原に出されてたという新事実を知りました。

星野、恐るべし。

こんばんは。

最近、出たキッドDVDを買ったのですが、その中に星野とのシュートマッチが収録されていました。時期は猪木ボック、藤波ボブ、タイガーキッドがあったシリーズです。両雄のカタイ打撃の入れ合い、キッドの相手を壊すようなダブルリストロック、バックブリーカーを受けない星野、普通に金的を蹴り合う両雄、星野なんて、パーテレポジションのキッドの肛門に指を入れるような仕草までして、キッドは目の前にある手を噛みつくなど、テレビマッチの日だったとは思いますが、とても放送出来ないような試合でした。こんな試合していたんだから悪口大好きな前田が一目置くのも納得したし、こんな試合収録した新日本の英断も驚きました。

>aliveさん

おはようございます。

キッドDVDを買った<買いましたか!! aliveさんのコレクションにまた厚みが加わりましたね。

星野とのシュートマッチが収録されていました<この試合、Gスピリッツか何かで読んだ記憶があります。いや、キッドの自伝だったかな?

両雄のカタイ打撃の入れ合い、キッドの相手を壊すようなダブルリストロック、バックブリーカーを受けない星野、普通に金的を蹴り合う両雄、星野なんて、パーテレポジションのキッドの肛門に指を入れるような仕草までして、キッドは目の前にある手を噛みつくなど<一つの試合でそこまで展開されたのなら、これは凄い事ですね。
スイッチが入ってしまったら、とことん行ってしまう星勘の面目躍如というか。三度の飯より喧嘩好きって本当だったんでしょうね。
キッドも相当自信あったしょうし。

こんな試合していたんだから悪口大好きな前田が一目置くのも納得<そりゃアンドレ戦でも星勘に最終確認取るわな、と。

あらためて驚くのは、その後何度も二人をマッチアップしてる事ですね。
昭和新日本恐るべし!!

試合を観てみからコメントさせて下さいね。



プロレスと喧嘩を一体化させた…
レガさんのこの表現で、なんとなくではありますが、星野勘太郎選手のファイトスタイルは分かります。

「全力で受けていた」まさしく そうでした。
VS高田選手では、蹴り、バックドロップ、アキレス腱固めを返した時は” おぉー”となりました。
また、ルール関係なくなったのか、普通にカットに入っていた星野選手(笑)
元気に動いていた印象です。

33分38秒、想像以上に長い試合だったんですね。



遅くなりましたが試合観ましたよー
星野勘太郎選手‼︎

>みーさん

プロレスと喧嘩を一体化させた<本当にモットーが「三度の飯より喧嘩好き」でしたからね。

ルール関係なくなったのか、普通にカットに入っていた星野選手(笑)<ガッチガチの対抗戦の中で潤滑油的な役割も果たしていましたね。

それでも気性の激しい星勘は、古くはダイナマイト・キッドからライガー、前田氏まで体格差も何も関係なくリングや控室で喧嘩してますからね。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード