Uインター上がって来いや!!(2002)

8年前の今日、

私は東京にいました。

それはPRIDE.23(参照:UWFインターの最終話)を観る為で、
高田KO

その大会は高田延彦引退試合でした。

2002年11.24 東京ドーム

あの場所で私が観たものは、

本当に、

愛する団体である、

UWFインターナショナルの最終話だったのでしょうか…。
田村複雑な思い

今、思い返しても、

あれ程凄絶な幕引きをした引退試合はないでしょう。
高田を介抱する宮戸

一度トップを張った人間の引退試合で、

あれ程の完全決着を見せつけられたのは、

後にも先にも高田延彦だけでしょう。

シルシルミシル風に言うと、

この日が「お前、男だ」のお初でもありました。
「田村、お前男だ」

それは狙って放たれたものではなく、
7年越しの抱擁

7年という重い月日があってこそ、

朦朧とする意識の中で、

高田の口から飛び出してきた言葉なのです。
過去が変わった瞬間

それ以上の言葉を桜庭に掛けたのは、

計算だったと思いますが。
サクにも労いの言葉

何より感動的だったのはエンディング。

高田
「最後に皆さんわからないかも知れないんですけども、Uインターという言葉。…Uインター出身の奴ら、ちょっと上がって来いや!!」

「上がって来いや!!」

「高山!!…金原!!…田村!!…安生!!…垣原!!…宮戸!!…中野!!」

大音量のUWFメインテーマの中、

次々とリングに上がってくるUインターの戦士達。
金原を労う

この瞬間だけは、

因縁を忘れて、

確執を超えて、
安生とも握手

かつて全員で御輿を担いだ、

大将のもとに集まりました。
宮戸とも握手

顔を合わせれば笑顔。

さわやかすぎる笑顔。
宮戸とヤマケン

それは殺伐とした初期のPRIDEと、

世界最高峰の崇高なリングとなった後期PRIDEの、
全員で、

狭間に赤々と咲いた、

名も無き花の様でした。
礼。

私のUへの思い入れの中には、

40代~50代の方の様にユニバーサル・プロレスの風景はありません。
大将のもとに集結し、

高校時代の3年間熱くなった新生UWFもそれ程ありません。
胴上げ

今、思えば革命的団体だったKINGDOMは微塵もありません。
高山の肩車

私にとっての“U”は、

いつまでもUWFインターナショナルなのです。
リングを去る

U.W.F.最強の真実 (BLOODY FIGHTING BOOKS)
 U.W.F.最強の真実 より

宮戸
人はみんな、高田さんが引退したあの日の光景を「Uインター同窓会」といった言葉で語る。しかし、Uインターに関しては「同窓会」なんて言葉は本当は相応しくない。そのようなものより、もっともっと濃い血でつながっている。同じ血族というか、切っても切れない同じ血の人間として結ばれているような気もする。
おそらく、高田さんをはじめ、みんなとは血のつながった親戚のようなものだと思う。違うことをやったり、違う場所で過ごしたり、ときに憎しみ合うことがあっても、桜庭をはじめ、その後活躍している若い選手たちが、仮に親を否定しようとも育ってみたら親そっくりだったというように、Uインターの同じ血を持つ関係はきっと変わらないだろう。垣原、高山、金原、桜庭、山本…みんなUインターの血を引いた子どもたちだ。
(略)これからもUインターの遺伝子を持つ人間たちは、それぞれの道を歩いていくことだろう。しかし、その道は違うように見えても、そこにはUインターの人間のみが持つ熱く濃い、同じ血が流れている。そして、その血が同じものであるからこそ、道が重なりひとつの大きな流れとなる日がいつか再び、巡ってくるかもしれない。いつかまた、UWFインターナショナルの名のもとに…。



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tag : 高田延彦 田村潔司 安生洋二 宮戸優光 金原弘光 高山善廣 桜庭和志 山本喧一

comment

Secret

U系で一番プロレス色が濃かったのに、U系で一番MMAに適応していたのはUインターでしたね。

そういえばヤマケンが今日プロレス復帰の記者会見をするらしいですが…。

ラスト名マイク

こんばんは。高田はプロレスラー随一と言っていいくらい活舌が良くて名マイクも多いと思います。

『10月は絶対に北尾を倒します』等々

最初は相手にヒクソンを指名したんですよね。結果的には田村で良かったと思います。その後のハッスルはおいておいて、このマイクも心に残っています。

あれからもう8年も経ってるんだ。早いなぁ。

No title

あのドームでお会いしてから8年。。。早いですね。

試合後、田村に
「嫌な役回りをよく引き受けてくれた」
みたいな高田の言葉が一番印象に残ってます。
色んな人間模様が交差していたリングでした。

レガさんにとってはかなり思い出深く一生忘れる事のできない"遠征"でしょう。

またいつか会える日を待ってます。

>ROSESさん

U系で一番プロレス色が濃かったのに<そっち方面のマスコミや、リンパンファンには見下されてましたからね。
のちに活躍する田村、桜庭、金原らを見るにつけ、「ざまあみろ」と思いましたよ、当時は。

ヤマケンが今日プロレス復帰の記者会見<いろいろ調べてみたんですけど、ありませんでした。

>aliveさん

こんばんわ。

高田はプロレスラー随一と言っていいくらい活舌が良く<現役時代はどっちかといえば口下手でしたけどね。
何を言ってるかは聞き取れた方でしょうね。

結果的には田村で良かった<吉田とか小川とか…モーリス説もありましたね(笑)。本当に田村で良かったですよ。

あれからもう8年<光陰矢のごとし…ってやつでしょうかね。

>トラさん

お会いしてから8年<そうです。初対面でしたよね。けっこう緊張しましたよ(笑)。
今でもあの時と、札幌での“1972サミット”は夢に見ますよ。

「嫌な役回りをよく引き受けてくれた」<負けても自分が主役の試合で、それまで犬猿だった田村を労う言葉でしたからね…思い出しただけで目頭熱くなってきます。

色んな人間模様が交差していたリング<映像にはないですけど、田村とヤマケンも握手してましたからね。リングには魔力がありますね。

思い出深く一生忘れる事のできない"遠征"<まだまだ人生長い…と思いますんで、絶対にまたお会いしましょうね!!

おはようございます。

ヤマケンプロレス復帰→アパッチみたいですよ。ヤマケンblogより。

>ROSESさん

いつも情報ありがとうございます。

ヤマケンプロレス復帰→アパッチ<はぁ…何ともまぁ。

一番感情移入した、大好きだったレスラーの引退試合に行けたレガっちの事羨ましいですよ。

レッスルマニア死ぬまでに行きたいと思ってましたが、ショーンが引退した今、気持ちが冷めてしまいました。今年絶対に行くべきだったなぁ~。…独身ならば…。

>BKっち

大好きだったレスラーの引退試合<そうですねぇ、そう考えると幸せ者だったのかも知れません。

ショーンが引退した今、気持ちが冷めてしまいました<既婚者にとっちゃ現地観戦はハードル高いですよね。
思い入れのある選手…これからも生まれて欲しいですけどね。

レガさんには到底及びませんが

私もUWFが好きみたいです(((o(*゚▽゚*)o)))

>みーさん

私もUWFが好きみたい<そうですか。嬉しいです。
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