物騒さ世界一決定戦~後編~(1980)

中編からのつづき、

いよいよ完結です。

新間氏絶品の“煽りマイク”を受けて、
協議が続いて…

“真打ち”登場です。

「ファンの皆様!! この試合は皆様が楽しみにしておられた大試合で、この様な形で決着をつける小さな試合ではありません。私は立会人の権限と致しまして、双方の言い分を聞いた上で試合続行…第3Rから試合続行を求めます」
立会人・梶原先生の続行宣言

一転して場内大声援。

ここで黙っていられないのが、

レフェリーのトルコ!!

ウィリー側のセコンド陣の多さに、

改めてマイクを通して一喝します。
再度、トルコの怒号

試合再開。

すぐにウィリーは猛ラッシュ。
猛ラッシュのウィリーに、

猪木は場外へエスケープ。
猪木は一旦エスケープ

このプロレス流インサイドワーク、

中編で書いたロープワークを使っての牽制と同様、

猪木がプロレスラーとして、

格闘技戦に臨んでいた事の表れです。

リングに戻ると、

ウィリーの右に合わせてカウンターの張り手!!
猪木のクロスカウンター

1R、2Rよりも距離を詰めてきました。

そうなると当然、組みに行きます。

胴タックルがガッチリ入り、
猪木、胴タックルから、

小外刈りでテイクダウン奪取。
2度目のテイクダウン

今度は猪木が上になりますが、

再びもつれて、
再びもつれて、

場外へ。
場外転落

またしてもセコンド陣が群がり、

カメラが猪木を捉えると、

頭部を押さえて立ち上がります。
もみ合いの中、頭部を押える猪木と、

一方のウィリーはリングに戻ると、右肘にダメージ。
ウィリーは右肘を痛めた模様

リングに戻った猪木に、

“打ち振り抜きとおす”上段回し蹴り。
打ち振り抜き…云々の蹴り

古舘アナ「キックは250キロと聞いております」

…ん?

黒澤浩樹選手や数見肇選手や八巻健志選手や松井館長の高名な空手家は2000kg…だそうですので、

体格的にはそれらの選手を遥か上回っているウィリーが250キロ…ですか?

まぁいいや。

さらにこの試合で数多く見られる膝蹴りからの、
そして膝、

肘打ちおろし。
さらに痛めた肘でも

この辺り、黒崎師範の指導の成果なのでしょうが、

グローブをつけたウィリーの動きを見て、

「これではいかん」と、

徹底的にパンチの打ち方を特訓し、

タイへ渡って膝と肘の特訓を積む事で、

何とか試合に間に合わせたそうです。

しかし猪木にとっては、

付け焼刃に過ぎなかったのでしょうか?

 アントニオ猪木の証明―伝説への挑戦 より

猪木
「印象に残ってるのは、ウィリーの手がやたら長かったこと。本来ならば手が長いということはすごく武器じゃないですか。ところがパンチを打つとき窮屈そうで、自分に有利な十分な距離を全然取ってないんですよ」

「ヒジやヒザに限らず、ウィリーの攻撃で致命打はなかったね。腕を取りにいってボーンッ! と蹴りが頭に来たのはよく覚えているけど、それも見た目の凄さほどのダメージがあったわけじゃない」


敢えて受けてから、

腰投げ。
猪木は腰投げから、

右腕を捕らえたところに…
腕を取りにいくが、

ウィリーの蹴り!!
下からのウィリーの蹴り、

虚を突かれて眉間に食った猪木はダウン。
モロに食った猪木に、

これが猪木の言う、「ボーンッ!」と来た蹴りですね。

すかさずウィリーは正拳を打ち下ろしますが、
正拳を狙うウィリー、

瞬時の反応で、

蟹挟み!!
寸でのところで猪木のカニばさみ、

ウィリーの巨体を見事に両脚でコントロールしています。

このタイミングの取り方と脚力とバネ…

当時、ベストには程遠いコンディションの猪木でしたが、

「あぁ…やっぱり凄いなぁ…」

ただここであせってしまったか、

不完全な体勢での逆十字。
不完全ながら逆十字

5秒ルールでのブレイク後、

ウィリーは一度、場外で間を置き、リング内へ。

そこへ猪木のアリキック。
アリキック

ウィリーの膝蹴りを捕えたところで、

3R終了のゴング。

一瞬気を抜いたウィリーにエルボー一発!!
エルボー一発

4R、

互いに動きが速くなります。

ウィリー飛び込んでの足刀に、
ウィリーの足刀に、

猪木はドロップキック。
猪木はドロップキック

両者共に空を切ります。

組み付く猪木に、拳を振り回すウィリー。
接近戦から、

そのまま場外転落。
みたび場外へ、

またもや一斉に集まるセコンド陣の騒乱の中、

猪木は強引に首を取っての投げから、
猪木腰投げから、

今度は完璧な逆十字!!
完璧な逆十字

リング内なら5秒のルールも場外は治外法権。

15秒使えるのです。

こういったルールの盲点を突くのも、

他流試合の醍醐味だったんですけどね。

余談ですが、

昨年の魔裟斗vs川尻にこの5秒ルール採用されていたら、

もっと面白かったんですけどね。

試合は結局、15カウント入っての両者リングアウト。

さらにウィリーは右肘、
はやるウィリーを制するセコンド陣

猪木はアバラに大きなダメージを受けて、
猪木は脇腹を負傷

結果は両者ドクターストップ。

ウィリーの肘はわかりますが、

なぜ場外で十字を極めていた猪木が、

負傷したのかと言うと…

極真外伝―極真空手もうひとつの闘い
 極真外伝―極真空手もうひとつの闘い より

添野義三
「あれはリングから落ちてきたんで踏ん付けたんだけど、たぶんあの時じゃないかなって思うんだよ。あのあとに仲良くなったんだけど、『ヒドイことしたなぁ』って思ってねぇ。猪木さんもウィリーの腕を伸ばさなかったからね。完全にコントロールしてたね。折ろうと思えば折れたと思うよ。止めてたもんね」


最後の最後まで物騒だなぁ…。

この試合の当時、
コメントする姿も痛々しい

私は7歳。
笑顔のウィリー陣営

既に金曜の8:00は、

毎週ワールドプロレスリングを見ていたはずですが、

この試合を生中継で観た記憶はありません。

これ水曜スペシャルの枠ですもんね。
当時のラテ欄

恐らく裏番組の『ザ・ウルトラマン』~『噂の刑事トミーとマツ』を見ていたんでしょう。

これを見たのは中学に入ってから、

レンタルビデオでした。

それより、

とにかくこの物騒さ…

これが親が見せてくれなかった理由かも知れませんね。

今なら物騒な試合、

心して観る事が出来ますよ。

いつでも来い!!

…でもこの雰囲気は、

二度と味わう事はないでしょうね。

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tag : アントニオ猪木 ウィリー・ウィリアムス 格闘技世界一決定戦 極真会館 梶原一騎 ユセフ・トルコ 添野義三 添野義二

comment

Secret

そうだったのか・・・。

そんな結果だったんですね・・・。v-11
とにかく、ウィリーは 『でっか!!!』って
印象でしたね~~。ドレッドってかなりおしゃれ(笑)
ですね。 当時は わからなかったし。

異種格闘技戦は イノキには 絶対不利だ!!
と 弟と 怒りまくってた 記憶が大きいですね。

物騒シリーズ 面白かった!!v-10

No title

いやー長編ご苦労様でした!!おもしろかったです!!

ボクはリアルタイムでは、試合ではあの不完全な体勢での逆十字を受けながら、寝ながら猪木を蹴ろうとするウィリーのあのシーンが記憶に残っていました。あとは・・・まさに物凄さ!!この会場のフインキが子供心に

“なんなのかな・・・”

って・・・そういう思い出があります。とにかくいつもの猪木と、あとなんと言っていいのかわからなかったけどいつもとちがうなーって・・・7歳の頃に見たのに、今でもそんな記憶が残っているんだからやはりタダゴトな試合ではなかったんですよねぇ~(^^;

今、こうして振り返るとすごい、の一言ですね。今じゃ垣根も低くなりましたが、極真が他流試合でプロレスのリングに上がるなんて当時は考えられなかったですもんね!しかも単に他流でリングに・・・というだけじゃなく、絶対に負けられない、負けない!!軍団の勝負です。これは地球外生命体がテレフォンショッキングで笑っていいともに出演するくらいの出来事といっても過言ではなかったと思います(いやそれは過言かな)

とにかくお互いに絶対負けることのできない立場が作り上げてしまったこの異様なフインキは、レガさんのおっしゃるとおりもう二度と味わえないでしょうね・・・本当に思い出に残る試合ですね(^^)

余談ですが梶原先生や黒崎、ほとんどヤ○ザですな・・・

No title

テレビ映りでは一般人に見えない強面の空手家達は(梶原先生を除いて)興行的にアマチュアですからまえふりから試合まで引っ張った当時の猪木さん神業レベルです。
この試合も(多分ない)筋書・演出があったとしてもアドリブ多すぎましたから心臓に毛の生えたような猪木さんでなければ殺気立った大観衆面前で収拾がつけられなかったでしょう。
ウィリーさん本人はプロ転向を否定した性格も温和で誠実な方のようですからそれを知っていて極め技を手加減したのであれば猪木さん本当プロフェッショナルです。

鳥肌立ちました

あの恐ろしくも熱いムードが蘇って鳥肌ものでした、素晴らしい記事です。
この時代を少しでも知ってると、RINGS時代に前田とウィリーが対戦した
ときなんて緊張感は100分の1程度でしょうか?田中昭吾さんが
勝利した前田にイヤにハイになってるのが妙に興ざめしたことを
思い出しました。
ところで、ぼんやりとした記憶ですが、この試合後、極真の誰かが
ウィリーに切腹を迫って日本刀が持ち出されたなんて逸話があったかと
思うのですが・・・尾ひれの着いた(伝説)なのか、単なる私の記憶
違いなのか気になってます、ご存知でしたら教えて頂きたいのですが。

>ケロさん

そんな結果だったんですね・・・<はい。最後まで物騒なままで…(笑)。

とにかく、ウィリーは 『でっか!!!』って印象でした<本当でかいですよね。アンドレとまでは言いませんが、威圧感が凄いですね。

異種格闘技戦は イノキには 絶対不利だ!!<ホームリングなのに敢えて不利なルールを飲む…裏事情は知りませんが、闘魂は逆境ほど燃え上がりましたからね。

>流星仮面二世さん

長編ご苦労様でした<ありがとうございます。

不完全な体勢での逆十字を受けながら、寝ながら猪木を蹴ろうとするウィリー<あれこそが他流試合のリアリティですよね。

いつもの猪木と、あとなんと言っていいのかわからなかったけどいつもとちがうなーって<暗く重い雰囲気なんですよね。梶原ワールド独特の。

極真が他流試合でプロレスのリングに上がるなんて当時は考えられなかった…地球外生命体がテレフォンショッキングで笑っていいともに<いや言いえて妙と言うか…その位奇異なことですよね。
しかしながら、総裁は自ら他流試合で極真を世に広めていきながら、この場合には破門…本音は極真会館総出で乗り込みたかったんじゃないでしょうかね?

梶原先生や黒崎、ほとんどヤ○ザ<70年代の怖い人たちが持つ独特のムードがありますよね(笑)

>病弱者さん

まえふりから試合まで引っ張った当時の猪木さん神業レベルです<ウィリー戦は新間氏と梶原先生が主導だったようですが、やっぱり必要以上の緊張感が出たのは猪木自身の振舞い方が大きいですよね。

アドリブ多すぎましたから心臓に毛の生えたような猪木さんでなければ殺気立った大観衆面前で収拾がつけられなかった<後に古舘アナが語っていたのですが、それでも納得しないお客に対して、メイン後にヤマハブラザースとメキシコのおかまコンビが椅子で物凄いド突き合いして何とか帰ってもらったそうですね。

>燃え尽きた闘魂さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

あの恐ろしくも熱いムードが蘇って鳥肌ものでした<ありがとうございます。

RINGS時代に前田とウィリーが対戦したとき<リングスでのウィリー(その前の佐竹戦も)はほとんど“見世物”化してましたからね。
試合後の前田のコメント見てても、田中氏との私的な少年時代の夢の延長みたいな感じでしたし。

試合後、極真の誰かがウィリーに切腹を迫って日本刀が持ち出された<それはまた物騒ですね!!
調べてみます。また外伝として、いつかやってみたいと思います。

懐かしいです

また見たくなりました。写真でもレフリーを含めて危ない人が多いですね。たしか場外で引き分けだったのでしたっけ?昔のプロレスは面白かったです(^_^)v

>腹さん

レフリーを含めて危ない人が多いですね<さわやかさの欠片もない、この物騒さ…最高ですよね。

おっとり刀で初めてコメントします。

いつも楽しみに読ませてもらってます!

この試合、まさに獏さんの「餓狼伝」の原点ですよね!

ウィリーが蹴る前に合図したり、猪木の下手なジュース・・・。

猪木の格闘技戦の中では、そんな出来のイイ試合ではなかったのに
それでも「あれは何だったんや?」って思わせてくれる
巨大な謎が未だに解けてない試合の一つです。

ワクシシの巨大な謎。
2.22両国の猪木VS長州戦。。。

紫レガさん、いつか糾弾しちゃってください。

No title

こんにちは!この試合は最後の決着を知っているだけで、詳細を把握してなかったので勉強になりました。ウィリーも晩年リングスに参戦した時のイメージが強かったので、見る目が変わったというか。

ウィリーの蹴りは250㎏ですか。高田は360㎏でしたよね(笑)。2000㎏って凄いなあ!

>延髄にギリ夫さん

初めまして。コメントありがとうございます。

いつも楽しみに読ませてもらってます<ありがとうございます。

猪木の格闘技戦の中では、そんな出来のイイ試合ではなかった<何をもっていい試合かの基準は人それぞれでしょうけど、格闘技戦においては“緊張感”が大きな意味を持っていますので、ウィリー戦はいい試合だったと言えるでしょうね。

2.22両国の猪木VS長州戦…いつか糾弾しちゃってください<猪木が号泣した試合でしたか?
糾弾?…この試合に何かあったんですか? 逆に教えて頂きたいです。

>H.Tさん

こんばんわ。

晩年リングスに参戦した時のイメージが強かったので、見る目が変わった<晩年は熊殺しの佇まい感じませんでしたよね。ただ打たれ強い空手家みたいな。

2000㎏って凄いなあ!<そうですね(笑)。無茶苦茶な数字ですよね。

…2tですよ、2t(笑)。

これが初観戦でした

懐かしいです。場内の熱狂は凄かったです。
後年の大仁田対青柳第1戦はこの試合の焼直しなんですよね。両者場外→延長→セコンド介入で無茶苦茶
梶原一騎って、実はプロレスが一番好きだったんじゃないかな?

>SisLANDさん

場内の熱狂は凄かったです<あの殺気の中にいらっしゃったんですか!!
これが初観戦というのも物凄いものがありますね。

大仁田対青柳第1戦はこの試合の焼直し<格闘技の祭典ですね。
演者が大きくスケールダウンしていましたが、ここからFMW設立に繋がっていったのだから…広い意味でウィリーが電流爆破を作ったとも言え…ませんね(笑)。

梶原一騎って、実はプロレスが一番好きだったんじゃないかな?<当時はなかった言葉ですが、プロレス心が豊富でしたよね。
本当にロマン溢れる時代の一端を担った偉人です。

この日のベスト

猪木対ウィリーが消化不良に終わって、帰る客がいて、次の藤原敏男の試合が地味でラウンド終了ごとに帰る客がいて、試合が終了すると「まだ試合があります」というアナウンスもむなしく客席は半分になり、私は2階席最前列に移動しました。
そこで観たヤマハ対オカマは残っていた全ての者を満足させるものでした。
缶で殴られて全身真っ赤にして耐え、素手で殴り勝った山本小鉄は凄かった!

>SisLANDさん

ヤマハ対オカマは残っていた全ての者を満足させるものでした<伝説のタッグマッチですよね!! 小鉄さんは解説席にいましたので、急遽の出陣だったのでしょうか?
よく古舘アナがこの試合を語っていました。
猪木ウィリー目当てで来場したファンが納得いかずに危険な雰囲気になっていた会場で、ヤマハがもの凄いケンカマッチした事で何とか家路についたとか…。

缶で殴られて全身真っ赤にして耐え、素手で殴り勝った山本小鉄は凄かった!<舐められるのが大嫌いな小鉄さんの本領発揮だったんでしょうか。

山本小鉄の引退は次のシリーズです。ヤマハ対オカマはちゃんとプログラムに載っていました(今にして思えばすごいカード編成)
不穏分子はみんな帰ってしまい、残っていたのはプロレスを楽しみたいファンだけだったんじゃないかな。

>SisLANDさん

山本小鉄の引退は次のシリーズです<そう考えると、小鉄さん最後の狂い咲きですね。

ヤマハ対オカマはちゃんとプログラムに載っていました<本当だ…パンフでは第3試合に位置していますね。
実際は試合順、逆打ちだったのでしょうか?

不穏分子はみんな帰ってしまい、残っていたのはプロレスを楽しみたいファンだけだったんじゃないかな<結果的にプロレスファンの溜飲を下げたと言うか、極真側の人間にはわからない世界だったのかも知れませんね。

No title

日本刀の件は新間寿さんが大山茂さんに『清々堂々と勝負しましょう。』と日本刀を贈ったと発言していますね。

添野さんの新間さんへの膝蹴りの件も極真側の暴動を押さえる為に添野さんが小声で『このままうごかないで』と芝居を打ったとの事。

ただし、これは新間氏の誌面での発言なので裏は取れてませんけどね。



>Asaさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

新間寿さんが大山茂さんに『清々堂々と勝負しましょう。』と日本刀を贈ったと発言しています<そういう意味でのものだったんですか。

添野さんの新間さんへの膝蹴りの件も極真側の暴動を押さえる為に添野さんが小声で『このままうごかないで』と芝居を打った<ここらあたりは時期によって微妙に言い方が変わったりするんですよね。
今月の『BUBKA』は添野氏だったんですけど、また少し変わってる様に感じるんですよね。
年齢的なものも関係するんでしょうけど。

新たな証言を教えて下さり、ありがとうございます!!

しかし

八百長

>(T ^ T)ちん

え!! これってそうだったんですか!?

ちょ…ちょっとショックが大きいです。

(T ^ T)さんって何でも知ってらっしゃるんですね。

ウイリーは凄い

はじめまして。

詳しい解説に敬服致します。

当時、「ウイリーが本気になれば、猪木はもうプロレスが出来ない」と言うのが我々門下生の共通の合言葉でした。三瓶先輩も強かったですが、ウイリーがああならずに普通に闘ったら、結果は佐藤俊和戦から言って容易に推測出来ると思いますね。

>当時の極真門下生さん

初めまして。
コメント下さいまして、ありがとうございます。

詳しい解説<とんでもないです。こちらこそ恐縮です。

「ウイリーが本気になれば、猪木はもうプロレスが出来ない」と言うのが我々門下生の共通の合言葉<あー、もう本当にバッチバチだったんでしょうね。
先日発売されたG-SPIRITSでの大塚氏のインタビューを読んでも当時の緊張感が伝わってきました。

ウイリーがああならずに普通に闘ったら、結果は佐藤俊和戦から言って容易に推測出来る<猪木も肋骨を負傷しましたね。
プロレスファンとして一つ反論させて頂くなら、場外でああならずに逆十字が極まっていれば、ウィリーの右腕もアクラム同様になっていた可能性もあります。

しかしいずれにしても決着が着かなくて良かった一戦だったと思います。

押忍

管理者様へ

ご丁寧にコメント返信有り難うございました。実は総本部の一部で、「もし猪木が不当に勝つ事があれば、我々門下生は、総本部の威信にかけても猪木に制裁を加え、極真の名を守ろう!」と言う意見が一致し、さらに一部では密かに特攻隊を編成していたのです。また、逆に「猪木が正当に勝つ事があれば、我々は極真を去ろう!」と、それは凄まじい勢いがありました。すべて大山館長への忠誠心にあったと振り返ります。 押忍

>当時の極真門下生さん

こちらこそ、当時の貴重な証言をありがとうございました。

総本部の一部で、「もし猪木が不当に勝つ事があれば、我々門下生は、総本部の威信にかけても猪木に制裁を加え、極真の名を守ろう!」と言う意見が一致し、さらに一部では密かに特攻隊を編成<あぁ凄い!! まさしく当時の関係者各位の証言一つ一つとつながってきますね!!
もしプロレス特有のダーティなテクニックを駆使して猪木が勝っていたら、その後の会場内は事件が起こっていたでしょうね。

逆に「猪木が正当に勝つ事があれば、我々は極真を去ろう!」…すべて大山館長への忠誠心にあった<時代もそうですし、絶対的な象徴というのもありますし、己の信じる道という部分も重要ですし、日本という国がどういう国であるのか…を象徴するエピソードですね。

押忍<こちらこそ、改めてありがとうございます!!

遡れば

押忍 ご返信誠に有り難うございました。今日は別のお話をさせて頂きます。

ウイリー・猪木戦を遡る昭和49年か50年の始めごろ、プロレスの大木金太郎氏が大山館長に挑戦して記者会見まで開きました。当然その話は門下生の我々にも知らされる事になり、その時も「大山館長が直々に出る必要はない、黒帯の先輩達に総決起してもらい大木に制裁を加えてもらおう!」と稽古後などに話し合い、「黒帯研究会」の始まる日に先輩達に進言した事がありました。その結果、多数の先輩から協力的意見を頂き、2段以上の先輩方が「ストリートファイト」で大木に挑戦する方向へ話が向かいました。当時「カラテオリンピック」とも言われた極真第1回世界大会開催近くでもあり、大事な大会前に解決をつけようと言う事になりました。しかし、「いくら極真空手が最強でも、相手は原爆頭突きを得意とした現役のレスラーだ、もし先輩方が負ける事があれば、逆に大山館長に恥をかかせる事になる。絶対に殺(や)らなくてはならない」、我々当時の色帯はまさしくこれも「先輩方が不利な時は特攻隊として集団で大木に襲い掛かり必ず素手で息の根を止めよう!」と池袋公園で稽古後に密かに決起したのでした………。 かれこれ40年ぐらい前の話ですが、思い出しますと今でも燃えて来ます。プロレスラーの本当の強さも一部の冷静な門下生は十分に認めていたのです。(私もです)

しかし、真樹日佐夫先生が挑戦を受けた事が「カラテマガジン」に掲載され、特攻隊は自然消滅しました。ともかく現代では考えられないカリスマ性が大山館長にはあったと思います。長文失礼致しました。  敬具

>当時の極真門下生さん

こちらこそ、ご丁寧な文節でのコメント、ありがとうございます。
また当時の極真側の詳細かつ貴重な証言、重ねてありがとうございます。

大木金太郎氏が大山館長に挑戦…「大山館長が直々に出る必要はない、黒帯の先輩達に総決起してもらい大木に制裁を加えてもらおう!」<猪木ウィリーに比べると、あまり語り継がれる事のない大木の挑戦ですが、こちらは総裁に対してのものだっただけに重さはウィリーの時の比じゃなかったでしょうね。

多数の先輩から協力的意見を頂き、2段以上の先輩方が「ストリートファイト」で大木に挑戦する方向へ…大事な大会前に解決をつけようと言う事に<それって名のある方々ですよね。
大事な大会の前に、刑事事件になりかねない…いや、間違いなく大事件になる果し合いを辞さないって凄い事ですよね。
いくら時代が時代でも、本気度と覚悟が常識というモノサシでは到底測れないものになっていますよね。

「いくら極真空手が最強でも、相手は原爆頭突きを得意とした現役のレスラーだ、もし先輩方が負ける事があれば、逆に大山館長に恥をかかせる事になる。絶対に殺(や)らなくてはならない」…「先輩方が不利な時は特攻隊として集団で大木に襲い掛かり必ず素手で息の根を止めよう!」<またまた読んでて鳥肌立ってきました!!
決して舐めていないという部分が今の両者間にはないんじゃないですかね?
大木も韓国では英雄だった訳ですから、一歩間違えると国際問題にまで発展しかねない!! と言ったら言い過ぎでしょうかね。

真樹日佐夫先生が挑戦を受けた事が「カラテマガジン」に掲載され、特攻隊は自然消滅…現代では考えられないカリスマ性が大山館長にはあった<確かに考えられませんね。
一方の猪木もカリスマ性においてはずば抜けたものがありましたから、つくづく記事の試合においては決着が着かなくて良かったと思っています。

極真、恐るべし!! です。

昨夜視聴しました。


異種格闘技戦という独特な試合。
いつもと違う雰囲気の中に身を置く猪木選手

この試合はレガさんのブログを後編まで全て読んでから視聴したのですが、試合を観ていて、私自身 変な緊張感が生まれました。

さらには、セコンドの数、ルール等、色々と細かい決め事があった一戦。

猪木選手が肋骨の骨折の疑いがあるのは
レガさんのブログを読んで、『踏みつけた』
の文字……あり得ませんよ‼︎

はじめの両者リングアウト後の猪木選手の額からの流血の黒い影…
あれも誰かに蹴られたということなのですか?

本当物騒な試合?
これも試合なんですよね〜〜

レガさんの言うとおり、二度と味わう事はないかと。。。

>みーさん

猪木選手が肋骨の骨折の疑いがあるのは…『踏みつけた』…あり得ませんよ‼︎<凄い世界ですよね。

本当物騒な試合?これも試合なんですよね<これも含めてプロレスなんですよ。華やかさだけじゃないんです。
みーさん、ご面倒ですけど、新日と極真の歴史を調べてみて下さい。
こんな2団体が日本という狭い島国に共存していたんですよ。

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>○○さん

了解致しました。

最後に一言だけ…


忘れられませんよ、デビュー戦ってのは。
今や400戦無敗の○○さんもそうでしょう?
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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