物騒さ世界一決定戦~中編~(1980)

前編からのつづきです。

さんざん揉めた末に実現した大一番ですが、

試合の直前までセコンドの人数、レフェリーの人選、ルール問題…と、

揉めに揉めました。

とくにルール。

▼ウィリー側はグローブを着用しないことと、1R3分×15Rを主張

▼猪木側は時間無制限一本勝負を主張

▼結果、①1R3分×15R制 ②当局のお達しによってウィリーは8オンスのメキシコ製グローブ着用 ③急所攻撃と眼球への攻撃は禁止 ④場外カウントは15秒、寝技は5秒以内 ⑤KO、ギブアップ、レフェリーストップ、ドクターストップ以外は終了としない ⑥15R終了後、決着がつかない場合は判定はつけずドローとする


例によって猪木絶対不利のルールとなった訳ですが、

それでも試合が成立してしまうのが、

当時の猪木の凄さですよね。

とにかく、この殺気が充満したリングに、

猪木の咆哮を合図に、

ゴングが鳴り響きました。
気合一発

1980年2.27 蔵前国技館

格闘技世界ヘビー級選手権試合

アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス

アントニオ猪木vsウィリー・ウィリアムス

まず、先手必勝とばかり、

ウィリーが左ジャブを繰り出すと、
先手必勝のウィリー

猪木はフェイント気味のタックル。

ウィリーの反応も早いです。
猪木はタックルのフェイント

さらに距離をとった猪木は、

ロープに飛んでかく乱します。
ロープワークでかく乱

このあたりの動きが、

気負いのない自然体の表れでしょう。

ミドルレンジから猪木は飛び込んでの前蹴り。

現在の新日で、

K・アンダーソンが見せる独特の飛び蹴り風です。
珍しい飛び前蹴り

これに乗っかる様にウィリーも、

大きなモーションからの後ろ回し蹴り。
後ろ回し蹴りから、

返す刀で横蹴り。
立て続けにサイドキック

フットワークの軽い猪木が立て続けにかわすと、

ウィリーは一転して下段蹴り。
下段蹴り

この距離感を待っていた猪木は、

ウィリーが接近してのパンチ連打に来ると、

すかさず胴タックルに行きます。
遂にタックル敢行

しかしこの辺はウィリーも研究済み。

がぶってロープに逃げると、

鋭い左ジャブ。
ウィリーの左ジャブに、

すかさず猪木はアリキックで返します。
猪木はローキックを返す

さらにスライディングしてのアリキック狙いで、

1R終了。
アリキックの構えで1R終了

インターバル中、

セコンドの永源はウィリー側のセコンドの多さに抗議。
インタバル中

これも当初、

▼セコンドはリング上2名、リング下2名の計4名まで


という決定だったはずが、

明らかに極真の名の入った人間が、

多数リング下に集まっている事に対してのものです。

2Rが始まります。

ウィリーは開始と同時に大きなモーションからの、
2R開始と同時に、

蹴りを連発。
ラッシュに出るウィリー

熊殺しの正拳も繰り出しますが、

猪木は全てかわして、
右が伸びて来る

再び牽制気味のタックルを出します。
猪木のタックルは高い

ウィリーは上段蹴りから、
ウィリーの上段蹴りから、

ムエタイ特訓で習得した膝蹴りを下から。
ムエタイ仕込みの膝、

上からは肘打ち。
さらに肘へのコンビネーション

猪木は格闘技戦用の秘密兵器ヘッドバット。
猪木は秘密兵器のヘッドバットで応戦

ウィリーも頭突きで返しますが、

ブレイクを命じられ、

猪木は奇襲の前方回転。
奇襲の前方回転をかわし、

余裕でかわしたウィリーは、

起き上がりざまの猪木に顔面蹴り。
顔面蹴り

当たりの浅い猪木は、

タックルのフェイントからレッグシザースで遂にテイクダウン!!
カニばさみでテイクダウン成功、

しかしもつれてリング下。
しかしもつれて場外へ、

馬乗りになったウィリーはパウンドの嵐。
ウィリーのパウンド、

場外カウントが進む中、

猪木の頭部に黒い影が…
後方から黒い影が…

一斉に雪崩れ込む極真勢。
一斉に雪崩れ込む極真セコンド

猪木は流血。
猪木は流血

両者リングアウトの裁定を下した後、

レフェリーのトルコはウィリー側セコンドを怒鳴りつけます。
トルコレフェリーが叫ぶ

騒然とする中、

立会人の梶原、黒崎両氏に新間氏も加わり協議。
梶原先生と鬼の黒崎師範

エキサイトした猪木は猛抗議。
猪木猛抗議

殺伐とした場内。

文字通り“物騒な空気”が充満する中、

新間氏がマイクを握ります。

「ただ今、レフェリーの裁定は両者リングアウトでございましたですけれども、両選手ともに関係者一同協議の上、立会人の裁定に任せる…という事で梶原一騎先生が、ただ今より裁定を下します。皆様、ご緊張願います」

さぁ…一体どうなってしまうのか!?

ご緊張しながら後編へ。

いよいよ完結編です。

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tag : アントニオ猪木 ウィリー・ウィリアムス 格闘技世界一決定戦 極真会館 黒崎健時 梶原一騎

comment

Secret

おぉ~~!!

 私・・・この試合 観てたんです。
TVで。 いや・・・う~ん・・・。たぶん観てたような・・・?
夢・・・?(笑)
弟と 『なんでこんなにセコンドいるんだろね?』と
不思議に思ってた記憶が・・・

まぁ~  私の記憶では 最後どうなったか
全然覚えてないので。
続きが 早く 知りたいです。

>ケロさん

この試合観てたんですTVで<そうでしたか!!

続きが早く知りたい<何とか整えました。どうぞっ!!

No title

それは将来のためにいくつかの計画を立てるのに最適な時間だとそれが幸せになるために時間です。私はこの記事を読んでいると私はあなたにいくつかの興味深い事や提案を提案したい私ができれば。たぶん、あなたはこの記事を参照次の記事を書くことができます。私はそれについて、さらに物事を読みたい!最高の願い!

>Paris escortsさん

初めまして。
コメントありがとうございます。

私はこの記事を読んでいると私はあなたにいくつかの興味深い事や提案を提案したい私ができれば<ちょっとおっしゃる事が理解出来ないのですが、とにかくありがとうございます!!
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