元祖・猪木本

夏から秋にかけての私は、

長期間の“読書週間”。

それも3冊の猪木本(参照:猪木本読み応えア~リ・ボッマイェ♪何度も何度も恐縮ですが…22years ago♪飾りじゃないのよロープは、はっは~リアル よりリアリティ獏さんの猪木論運命共同体)ですが(笑)。

特に櫻井康雄さんの6万字インタビューは、

私は衝撃を受けました。

濃密な談話の中に、

過去何百冊と出版されてきた猪木本のルーツが語られた部分があります。

Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 (タツミムック)
 Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 より
激録 アントニオ猪木
櫻井康雄

櫻井
「昭和50年(75年)に猪木が自伝を出したいと言ってね。大きな声じゃ言えないけど、僕が彼に話を聞いてゴーストライターをやったんです。これがプロレス本の走りみたいなものだよね」

「これは猪木寛至著として出したんだけど、どういうタイトルを付けようかと。当時、僕が愛読していた作家の司馬遼太郎が週刊誌に土方歳三の生涯を書いた『燃えよ剣』という小説を連載しててね。これが物凄く人気を呼んでいたんですよ。それでタイトルを『燃えよ闘魂』にしたんです。そうしたら、舟橋(慶一)アナウンサーがそのタイトルを、『燃える闘魂』とテレビで連呼するようになって、あのキャッチフレーズが生まれたんだけど、この『闘魂』というのは猪木の人生の座標みたいなものですよね」


この『燃えよ闘魂』

全ての猪木本の元祖と言って間違いないでしょう。

しかしもはや絶版本で、

入手は不可能な訳です。

…ところが、

巡り会わせって不思議な物です。

月一くらいの頻度で立ち寄る古本屋に、

ふと入ってみると、

なぜか60~70年代のゴングと別冊ゴングが、

山のように陳列してありました!!

ペラペラ立ち読みしていくと、

やっぱり当時の記事は面白いですよ。

「日プロのエース、馬場の課題は肉を付けること。35歳、今ならまだ肉体改造できる」

「坂口はなぜK・K・クラップに勝てないのか!?」

「小林は最後までクリーンだった。猪木は卑怯」

「坂口待望の次男・憲二くん誕生! 名付け親は小野田寛郎さん」


一番凄まじかったのは、

NWA世界王者のドリーのカラー特集で、

試合中は例のヘアスタイルなのに、

控室でのベルトを持ったポーズ写真では、

隣のテリー以上に髪の毛がフサフサという…

まさに「○○さんも剃りますか? あ、取りますか? か…」(小鉄さん談)

歯を食いしばって書店を出ようとした瞬間…

!!!!!!!
燃えよ闘魂

「あったぞーーーーー!!」
「折ったぞ!!」

もちろん即買いですよ。

見てみぃ!! この写真!!
若獅子

背表紙では、

初代・貴ノ花と世界の青木功の推薦文。
貴ノ花と青木功

内容は、

※もくじ から

第一章 少年時代

第二章 ブラジルへ

第三章 修行時代

第四章 海外初遠征

第五章 これが真相だ
日本プロレス脱退から新日本プロレス設立まで

第六章 思い出の名勝負
ジョニー・バレンタイン戦
ジャック・ブリスコ戦
ドリー・ファンク・ジュニア戦
カール・ゴッチ戦

第七章 対談
小野田寛郎氏
カール・ゴッチ ルー・テーズ

アントニオ猪木血闘戦歴

最後に


実際、読んでみると…

面白過ぎます。

折を見て記事にしましょう。

まもなく9.30、

50年前に猪木がデビューした日です。

まだまだ私の自由研究=テーマ『アントニオ猪木』は、

終わりそうもありません。

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tag : アントニオ猪木 櫻井康雄

comment

Secret

何年たっても、こうしてひきつけられるんですよね~猪木って。これが他のレスラーにはないものですよね。猪木を研究することは、もはやボクらのライフ・ワークのひとつですね~(≧∇≦)

ちなみにブルース・リーの映画の燃えよドラゴンも、燃えよ剣からとったそうです(^^)

>流星仮面二世さん

何年たっても、こうしてひきつけられる<不思議な存在ですよ。大好きになったり、殺したい程嫌いになったり。
でもプロレス界にはこんな偉人が存在してるのに、何やってんだろと思いますよね。

燃えよドラゴンも、燃えよ剣から<あ、それも聞いたことあります。
当時って一つ流行ると、次々と便乗して一つの文化が生まれてたんでしょうね。
もちろんプロレスもその一端だった訳ですよね。

No title

プロレス関係の書籍でやっぱ読みてえなー、と感じるのは自分もその辺になってしまいますね。

井上義啓氏の猪木の本だとか村松友規氏の批評だとか昔のプロレス本の充実の高さは半端でなく、ジャンルがジャンルだけに言論の数が多く、活字プロレスという批評の文化の成立ってのもプロレスの特殊性を感じさせるというか。

遂に活字格闘技というのは実現されずじまいな感じすらしており、格闘技が競技的に整備されるほどにリング上で生みだされる物語より技術論などに終始しがちだし、歴史や物語の語り部的な要素はかなり失われてるんですよね。

ストロングスタイル

はじめまして☆
私はプロレスラーでもプロレス関係者でもないから、はがゆい思いがありますが、そもそも私が理想とする「プロレス」を現役レスラーが目指しているとも思えません。
今は「言葉のプロレス」を繰り広げて、プロレス黄金時代を語りまくろうと思います。
やはり「ストロングスタイル」で「過激なプロレス」で攻めます★

>887-8798さん

井上義啓氏の猪木の本だとか村松友規氏の批評だとか<猪木の語り部は本当にたくさんいました。
逆に言うと、プロレス界もあれほどまでの素材は今後も生み出すことは不可能でしょう。

活字格闘技というのは実現されずじまい<90年代前半の“さまよえる格闘家”の時代は活字格闘技存在してたんですけどね。
今や紙媒体の存在意義は全く違うところにありますよね。

>大闘丈夫さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

プロレスラーでもプロレス関係者でもないから、はがゆい思いがあります<せっかくブログと言う場を設けたのですから、声高に理想のプロレスを発信した方がいいと思いますよ。
過去を振り返りつつ、今のプロレス界を活性化させる方向でぜひお願いします。
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Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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