中邑3度目のIWGPを振り返ろう~episode 4・後編~(2010)

中邑真輔のIWGP防衛戦を振り返るシリーズ、

やはり高山戦だけは、

長くなってしまいました。

前編からの続きです。
さぁ反撃だ!!

中邑は反撃に転じると、

高山の巨体を一気にジャーマンで投げ切って、

そのまま綺麗な人間橋。
高山の巨体をきれいに投げきる

しかしこれはカウント2。

矢継ぎ早に飛びつき逆十字を決めて、
飛びつき十字成功

高山の右腕を伸ばして行きます。

脱出されると、

右腕を狙ってのミドルキック連打。
右腕へのミドルキック、

高山の表情も苦痛に歪みますが、

何とかキャッチして膝蹴り。
蹴りを受け止めて膝蹴り

この一発で、また主導権が移ります。

今度は返されまいと、

高速式のバックドロップで、

中邑を真っ逆さまに落とします。
高速バックドロップ

すかさず対角線コーナーに振って、

串刺しジャンピングニーパット。
串刺しニーパットから、

おとなしくお客様役を全うする様な、

高山善廣ではありません。

勢いに任せて豪快な人間風車から、
高い高い人間風車、

お株を奪う逆十字でエスケープを奪います。
さらに十字

さらに膝を打ち込んでおいてから、
執拗に膝蹴り

エプロンの中邑をフルネルソンに捕らえ、

トップロープ越しの“エベレスト”ドラゴン!!
トップロープ越しのフルネルソンスープレックス!!

これも脳天からマットに突き刺さりました。

そこからフィニッシュとばかり、

正調のエベレスト・ジャーマン。
エベレストジャーマンするが…

しかし、これを中邑は巧く受身を取って、

逆十字に入ります。
腕ひしぎ十字固め

高山は上体を起こすと、

顔面踏み付けで脱出。
顔面踏みつけで脱出

すぐに中邑は距離をとって、

低いタックルに行きますが、

これは膝で迎撃。
低いタックルを膝で迎撃される定番ムーブ

この場面も6年前の再現です。

さらに高山は勝負どころと見て、

膝蹴りへの助走に入りますが、
走り込んでの、

今度は中邑がキチンシンクで迎撃。
膝蹴りをキチンシンクで迎撃し、

そのまま後方からのボマイェ!!
すかさず後頭部へのボマイェ

さらにスリーパーに行きますが、

高山はコーナーに中邑を圧して脱出を試みます。
スリーパーをめぐる攻防

ここで中邑のナックル。
中邑の右ストレート、

すぐに高山も返していきます。
高山も拳で返していく、

こういう展開は高山が一枚上手です。

追撃の頭突きは顔面付近へ。
さらに頭突き、

これを食いながら中邑は秘技“虎の尻尾”。
出た虎の尻尾

そしてボマイェ…これはブロックされると、
ボマイェはブロックされるが、

逆の足でボマイェ!!
すぐに逆足でのボマイェ

最後は走り込んで、

全体重を膝に乗せての一発!!
最後は全身でぶち込んだボマイェ

終わってみれば、

やはり凄絶な試合でした。

で、その直後に…
歩み寄るその男は…

すぐに余韻をかき消すかの如く、

突然、中西学登場(笑)。
中西らしさ全開の挑戦表明

全くの場違いさ丸出しなんですが、

逆に言うと、

この“唐突さ”と“意味不明っぷり”こそが、

中西の真骨頂です。

このまま次の挑戦者に決定してしまい、

その“唐突さ”と“意味不明っぷり”で、

数年ぶりに中西のポテンシャルが開花する試合となりました。

それは次回で…。

中西が下がると、

二人は健闘を讃え合います。
健闘を讃え合う

世代を超えて尊敬しあう戦友なのでしょう。
負けた高山も納得

中邑
「過去は今に、今は未来に続く。今を生きるしか未来は作れねぇ! 俺は今日生きたぞ! 以上!」

恒例の試合後マイク

恒例のマイクを終えて花道を引き返す中邑の笑顔は、

まさに“修羅”のようでした。
修羅だ…

負けた高山ですが、

強くなった王者・中邑の成長が嬉しそうです。
笑顔の高山

一方の中邑は、

「俺には今、今しかないです。明日、生きる事なんて出来ないでしょ? 今、この瞬間生きなきゃ明日なんてやって来ない」
勝って兜の尾を締める中邑

中邑真輔の一見さんお断り (kamipro books)
 中邑真輔の一見さんお断り

中邑
僕が持っている価値観が脅かされる危機感でいえば、新日本の選手よりも高山さんのほうに恐怖感はありますね。高山さんは価値観の勝負をしてくる人ですから。
(略)恐怖感と同時に「どういう斬り方をしてくるのかな?」っていう楽しみも出てくる。やっぱり主張と主張のぶつかり合いは楽しいもんですよ。


ドームという舞台に相応しい、

まさに“特別”な試合でした。

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tag : 中邑真輔 高山善廣 IWGP 中西学

comment

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この試合は観ています。


ハイ。恐怖の時間でした。
やはり高山選手のあの威圧感。
全てが怖かった。
あの膝蹴りを見る度 ”殺す気ですかー”と思っていましたよ〜
一発の重みが桁違いですよね?
壮絶な試合の中での中邑選手の勝利は素直に嬉しかったですし、確固たる自身を付けたように見えました。

>ミートさん

あの膝蹴りを見る度 ”殺す気ですかー”と思っていましたよ<インパクトの瞬間は殺す気で売ってるんじゃないですか? 中邑だって死ぬかも知れないという気概で飛び込んでるはずです。
だから私らファンはプロレスっていう物凄い世界を観てるんですよ。

中邑選手の勝利は素直に嬉しかったですし、確固たる自身を付けたように見えました<壁だったでしょうしね。確実にまた一段登りました。
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