幻の映像…遂に目撃!!~其の弐~(1995)

前回の記事(参照:幻の映像…遂に目撃!!~其の壱~)につづき、

スパさんからお借りしたDVDの衝撃映像です。

それは何と…

1995年3.2(現地時間)

イスラエル・テルアビブ
ヤデリアフ・スポーツパレスで開催された、

Uインター最初で最後の海外興行の模様です。
Uインター、イスラエル大会

それもダイジェストというものではなく、

2試合が入場から退場までのノーカット収録!!

そのうちの1試合が、

これまた驚きの高山善廣vs桜庭和志だったのです。
高山善廣vs桜庭和志

二人のシングルバウトは、

私が生観戦した末期の札幌大会(参照:ターニングポイントは北の地から)のみだと思っていたのですが、

それよりも1年半以上も前に、

異国の地で実現していたんですね。

…とは言っても当時は二人とも一介の若手に過ぎず、

試合はUインターの若手らしいアグレッシブなものです。

気になった点は、

自我を確立した2度目の対戦とは打って変わり、

二人の戦術は今となっては意外な型でした。

桜庭の左ミドルから試合は始まります。
先制は桜庭のミドル

グラウンドでは、

桜庭のレッグロックを切り返した高山が優勢。
高山のデスロック

桜庭の厳しい角度の逆エビで、

高山がファーストエスケープ。
桜庭の逆エビでファーストエスケープ

すると高山もすぐに得意の膝蹴りで、
高山の膝蹴りで、

桜庭から最初のダウンを奪います。
桜庭最初にダウン

桜庭は当時まだ珍しい、

下からの三角締めを狙いますが、
下からの三角狙い、

これも高山が膝十字に切り返します。
膝十字で切り返す

さらに袈裟固めから腕を極めて、

桜庭エスケープ。
桜庭エスケープ

何とか攻撃に移りたい桜庭は、

首を取っての膝連打。
桜庭の膝蹴り

しかし寝てしまえば、

高山の強烈なアキレス腱固めにまたもエスケープ。
高山の強烈なアキレス腱固め

ここまでで気がついたと思いますが、

後の二人からは想像出来ないよう試合展開。

グラウンドで極めまくる高山に、

桜庭は立っての打撃に活路を見出します。

それでも高山得意のコンビネーションから、

串刺し式の飛び膝で桜庭再びダウン。
飛び膝で桜庭ダウン

回復後、もう一度打撃で攻め入りますが、

ボディ狙いのミドルキックが、
桜庭の鋭いミドルは、

高山の金的に入り、

一時中断となります。
金的にヒット

再開後に桜庭が繰り出したこの技は、

…ん!?
変形のキーロック

これ一ヶ月前のNK大会で、

安生から一本取られた技(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.10~桜庭和志 心のベストバウト~)への仕掛けじゃないですか?

桜庭がいかに技の習得に貪欲であったかが、

こういった場面でわかりますよね。

さらに絞り込んだこのダブルリストロックは強烈!!
物凄い角度のサクラバロック!!

これリング中央だったら、

高山間違いなくタップアウトでしょう。

勢いついた桜庭は、

またも打撃ラッシュから、
桜庭ラッシュ

腕を取っての投げ、あるいは“伝家の宝刀”狙い。
投げからの“切り札”狙い、

これを高山は逃がさず、

ジャーマンのフェイントから足をすくって、
高山は足をすくって、

一気に逆片エビ固めでフィニッシュ。
一気に逆片エビ固めでギブアップ

終わってみれば高山の快勝でした。
高山快勝

イスラエルの観衆もまずまずの雰囲気。
イスラエルのBUSHIDOフリークも大満足

それにしてもよく入ってます。

確か8000人収容の会場に1万5000人入ったとか…。

この試合が第4試合のようで、

収録されているもう1試合はセミファイナル。

大会唯一のダブルバウトでした。

また次回という事で。

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tag : 高山善廣 桜庭和志 イスラエル

comment

Secret

No title

UPお疲れ様です!!

いつもながら丁寧かつアツい編集にリスペクトです。

しかし、イスラエル大会の全試合完全版の映像はこの世界の
どこかにはありそうなんですが、どう検索してもヒットしませんねー。

このケーブルテレビ…もといブログを見てるイスラエル人、連絡待ってます!!誰の挑戦でも受けます!!(レガさんが・笑)

>スパさん

ありがとうございます。

丁寧かつアツい編集<いやぁ、むしろこの映像を快くお貸し下さったスパさんに感謝してもしきれないですよ。

イスラエル大会の全試合完全版<絶対どこかにありますね。それも非常に状態の良いままで。

え~…あらゆる世界のUインターファン、(連絡に)来て下さい。
誰の問い合わせでも受けます!! 誰の問い合わせでも受けます。
待ってます。

(笑)

No title

いや~これは、さすがに見たことありません
当時の週プロも全ての試合は記事にしてなかったような・・・。

>Fさん

当時の週プロも全ての試合は記事にしてなかった<高田がセカンドロープで両手挙げてる写真しか掲載されてませんもんね。
高田がB・ジャックに勝ったのと、安生が地元の格闘家に勝ったことくらいしか書かれてませんよね。
ところがですね…


次回の記事でまたこの続き書きましょう!!

1995年しかも海外で若き桜庭選手VS高山選手
これは凄いです。
改めてレガさんのブログの凄さを思い知らされました。

そうそう、試合展開が真逆ですよね?

レガさんのブログは、試合を観ていなくても
観たような錯覚に陥るという。
それだけ丁寧に書かれているので、いつも伝わります。

この映像は貴重ですよね〜〜。

>ミートさん

凄さを思い知らされました<これに関しても、私は何も凄くないです。
映像を提供して下さったスパさんが凄い訳です。

この映像は貴重ですよね〜〜<それがですね、今年発売された安生引退DVDに収録されてるんですよ。
スパさんは両方持ってる訳です。
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Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


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