追悼・金網の鬼

昨夜、“金網の鬼”ことラッシャー木村が、

お亡くなりになりました。

はぐれ国際軍団
 kamipro.com より
ラッシャー木村さんが死去

元プロレスラー・ラッシャー木村さんが、腎不全による誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)のため、5月24日午前5時30分に亡くなった。享年68だった。なお、通夜、告別式については遺族の意向により、親族のみで執り行なうという。


早速、TVでも生前の姿が流れていますが、

どれもが晩年の“マイクパフォーマンスの鬼”と化したラッシャー木村です。

プロレスラーとしてのピーク…、

それはもちろん国際プロレスのエースとして、

名だたる強豪外人を迎え撃っていた時代なのでしょうが、

いかんせん私の記憶にはありません。

当時、北海道には東京12チャンネル系列の局がなく(※現在はテレ東系列あります)

金網デスマッチの勇姿は、

雑誌の中でした。

私にとってのラッシャー木村は、

あの名場面から始まりました。
「こんばんわ…」

とにかく太い腕と分厚い胸板は、

どこからどういう角度で見ても、

プロレスラーそのものでした。
どこから見てもプロレスラー

新日本に殴り込んでからが、

私の中のR木村のスタート。

猪木との抗争は、

猪木信者の罵声を一身に受け、
アームブリーカーを食うのが絵になったなぁ…

常に血生臭いものでした。
初対決は不完全燃焼

木村の身体が頑丈すぎるが故に、

猪木の攻めはいつもに増して厳しかったと思います。
リマッチは凄絶なケンカ試合

木村の太い腕を何度も折りにかかっていました。
これまたアームブリーカー

当然、試合は場外戦など荒っぽいものが多く、

乱入も日常茶飯事でした。
場外戦が多かったですね

たまりかねた猪木は、

「束になって来い!!」と。
「三人束になって来いコノヤロウ!!」

そして実現したのが、

前代未聞の1vs3の変則マッチです(参照:男の道は、はぐれ道。)。
カットプレーは許されない

そこまでの屈辱を食らっても、

三人は執拗に猪木を追い続けて、
髪切り!!

この抗争は藤波vs長州の名勝負数え唄と並んで、

80年代の日本人抗争ブームの火付け役となりました。
「てめえら永久追放してやる!!」

まぁ、とにかく木村といえば打たれ強さ。
とにかく打たれ強かった

大相撲出身らしく腰が重いので、

卍固めを受けるのも絵になりました。
田コロの卍

そして、旧UWFから全日と渡り歩き、

国際血盟軍を結成。
全日では国際血盟軍

馬場さんとの抗争が、

プロレスラーとしての最後のピークでしょうね。
馬場さんとの名勝負

その後、

「アニキと呼ばせてくれ!!」以降は、

コミカルなキャラとして、

各地の会場を沸かせました。

果たして、

R木村自身のプロレスラーとしてのピークは、

長かったのでしょうか? 短かったのでしょうか?

一つ思うのは、

動物を愛した素顔の木村政雄さんにとって、

“四角いジャングル”の中で、

“猪”木や“馬”場や“鶴”田、

“オックス”・ベイカーなんかと名勝負を繰り広げてきたことが、

幸せな思い出になっていたらいいのになぁ…、

という事ですね。
「馬場! こんなんで勝ったと思ったら大間違いだぞ」

ラッシャー木村さんのご冥福を、

心よりお祈り致します。

関連記事
スポンサーサイト

tag : 訃報 ラッシャー木村 アントニオ猪木 ジャイアント馬場 はぐれ国際軍団 国際血盟軍

comment

Secret

私もそうです。

私も「今晩は。ラッシャー木村です」は、これでした。
少し前に、ワープロクラッシックで放送しておりましたけど、「懐かしいな」と思いつつ。
国際軍団が乱入してきて、リングアナ(倍賞アナだったかな?)がマイクを向けて、この言葉をラッシャーさんが発したと思いました。
私は、猪木信者でしたので、良い意味での、憎らしいレスラーでしたね。悪に徹していましたからね。
ただ、NOAHが、早々と追悼興行を、哀悼と同時にリリースしたけど、ラッシャーさんの場合は、しずかに送ってやることじゃないかな?と感じます。
葬儀を、密葬にしたのも、派手なことはしないと言うことじゃないでしょうかね?
やるにしても、訃報と同時は、どうなんでしょうね?

ご冥福をお祈りします。

No title

自分にとってのミスタープロレスは実はラッシャー木村なんですね。

不器用で、哀愁を漂わせた、プロレスの世界以外には存在しないような佇まい…。

太陽の光のような猪木と月影のようなラッシャーの試合に、子供ながらに何かを感じてプロレスの世界にのめり込むようになりました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

>しんたんさん

リングアナ(倍賞アナだったかな?)がマイクを向けて、この言葉をラッシャーさんが発した<マイク持ってたのは保坂アナですね。
その後、浜口がマイク奪おうとして、必死に引っ張り合ってました(笑)

私は、猪木信者でしたので、良い意味での、憎らしいレスラーでした<
ヒールとして素晴らしかったですもんね。
だから真壁みたいなニュータイプのヒール像って、私しっくりいかないんですよ。

葬儀を、密葬にした<こういった有名人の場合は会葬にするといろいろと難しいこともありますからね。仕方ないと思います。
いろんな団体を流れてきた人なんで、団体関係なく追悼して欲しいですよね。

>スパさん

不器用で、哀愁を漂わせた、プロレスの世界以外には存在しないような佇まい…<そういった部分…今はほとんど見ることがないですもんね。
本当です、プロレスの世界以外には存在しない人ですよ。

太陽の光のような猪木と月影のようなラッシャーの試合<あんな奥深いものを少年時代に見せられてきたんですから、チャラチャラしたプロレスなんか見る気も起きませんよね。

あと、MIXIの件…すみません。
私、あっちは全然要領を得ないんですよ。
どうやってメールしたら良いものか???

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード