男が惚れる男(1993)

私が少年時代に一目ぼれしたのが、

河合その子なら(参照:永遠の少女)

亀井先生じゃないけど(参照:さらば、無我よ)、

男として男に惚れたのは高田延彦です。

前回記事でのaliveさんのコメントから、

YouTubeで、その高田が最も輝いてた時代の動画を観ることが出来ました。


Uインターの唯一にして看板タイトルだったプロレスリング世界ヘビー級選手権(参照:チャンピオンベルト・ワールド(番外編)~プロレスリング世界ヘビー級)の初防衛戦。

そのハイライトはもちろん当時の現役世界王者同士の一戦となったスーパー・ベイダー戦(参照:真冬の奇跡~前編~~後編~)ですが、

その前に行われた初防衛戦です。

とにかくこの試合、

当時の高田のカッコ良さが凝縮されてるんですよ。
アップ中の高田

相手はUインター初参戦の元IWGPヘビー級王者、
柔軟するハシミコフ

迎え撃つ高田は体調不十分ながら、
桜庭相手にキックの最終確認

この強豪を余裕を持って料理します。
ハシミコフのシャドータックル

テーズ、ホッジ、ロビンソンが並ぶリング。
Uインターの世界選手権独特の緊張感

このタイトルマッチの重厚感は、

Uインターが平成マット随一でした。

ハシミコフの意表を突いたリアクションを前振りに、
突然ベルトにキス

1993年7.18 両国国技館

プロレスリング世界ヘビー級選手権試合

高田延彦vsサルマン・ハシミコフ

高田延彦vsサルマン・ハシミコフ

ゴングです。

先手は高田の右ローキック。
先制の右ロー

新日でも幾度となく食った蹴りですが、

このスピードと重さは初体験でしょう。

一方のハシミコフはいきなり“かいな力”のみで、

引っこ抜くような一本背負い。
かいな力で一本背負い

さらに十字を狙うが、

さすがにこの技のスペシャリストでもある高田はガッチリと防御。
十字は高田防御

再びスタンドになると、

これも速い、高田の左インロー。
インローは初めて食らったか?

当然これも初体験でしょう。

ただしミドルを打ってくれば、

持ち前の体幹の強さで受け止めて、
ミドルをキャッチし、

軸足を掬って得意技を狙いますが、

高田は察知して自ら後方へ受け身を取り、
水車狙い?は高田自ら倒れこんで防御し、

下から足を取りに行くと、

ハシミコフは必要以上のオーバーアクションでダウン。
足首を取り返すとハシミコフ、大きなモーションでダウン

会場から失笑がもれると、

高田は鋭いロー。
鋭い左ローに、

ここでハシミコフはダウンを喫します。
ハシミコフ、ダウン

何とか立ち上がったハシミコフは、

遂に潜り込んでタックルに成功。

さらにリフトして、
遂にタックル成功、

グルグルとエアプレーンから、

前に落としますが、これは不完全。
エアプレーンから前方へ落すも不完全

その直後に放ったベリー・トゥ・ベリーは強烈でした。
フロント・スープレックスは豪快

しかし攻めが単発なハシミコフ。

高田はミドルキックをボディに食い込ませると、
土手っ腹へのミドルから、

コーナーに後ずさったハシコフの顔面に、

冷たくハイキック一閃!!
後ずさるハシミコフに強烈なハイ!!、

これを食った時点で勝負アリか?
この一撃で戦意喪失か?

高田はさらに膝蹴りで追い込みをかけますが、
膝の連打に耐え、

これを潜り込んだハシミコフに最後のチャンス。
潜り込むと、

必殺の水車落としです!!
水車落とし!!、

実は当時、腰を痛めていた高田のダメージは大。
高田大ダメージ、

しかし、何とカウントが数えられる前に、

スクッと立ち上がります。
しかしすぐに立ち上がる!!

一気に勝負に行きたいハシミコフは、

再びベリー・トゥ・ベリー狙い。
再び胴をクラッチして来たハシミコフを、

しかしこれを待ってた(?)高田は、

ベスト・タイミングの払い腰(参照:プロレスラーのテイクダウン)から、
きれいな払い腰から、

必殺の腕ひしぎ逆十字で一本!!
最後は逆十字

終わってみれば、これ以上ない完勝劇です。
高田完勝!!

仮にも数年前まで新日のトップガイジンだったハシミコフに、

ほとんど見せ場を与えずに圧勝。
C1000タケダ一年分!!

この強さと佇まいに、

当時の私は酔った訳です。
レジェンド達と記念撮影

Uインター時代の高田を応援していた方々は、

間違いなく高田延彦に惚れた人たちだと思います。

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tag : 高田延彦 サルマン・ハシミコフ プロレスリング世界ヘビー

comment

Secret

No title

こんにちは
これも生で観ましたね~
この時の蹴りの切れは本当にすごかったですよね
正直もう少しいい勝負になると思って観てましたが・・・。
圧勝でしたね
私も間違いなく高田延彦に惚れた男です!

スターの中のスター

こんばんは。私のコメントをもとに記事を書いていただいて、ありがとうございます。1回目のヒクソン戦が決定したとき、まずこの試合を思い浮かべました。ハシミコフにも圧勝だったから、まず大丈夫だろうと思ってました。私の認識が甘いといえば、それまでなんですけど。それは置いておいて、この頃の高田は若き日の猪木を彷彿とさせるとよく新聞等に書かれていたはずです。月並みな表現ですが男の色気を放出しまくってますね。今なら私の方が年上(笑)ですが、やはり今見ても凄く格好いいです。

>Fさん

こんばんわ。

この時の蹴りの切れは本当にすごかった<プロレス界一だったと今でも思っていますよ。

正直もう少しいい勝負になると思って観てましたが<余裕と自信を持って試合してましたよね。
この自信を持ったままPRIDEに上がってもらいたかったんですよね。

>aliveさん

こんばんわ。

ネタ元を下さって、非常に感謝しております。

ヒクソン戦が決定したとき、まずこの試合を思い浮かべました<なぜだ!?(笑)…まぁ私も「ベイダーの腕を破壊したんだから、ヒクソンごときに…」ってなもんでしたよ(笑)

この頃の高田は若き日の猪木を彷彿とさせると<オーラは近いもんありましたよね。宮戸の力によるところも大きいですけど。

No title

ぶっちゃけ、ケツは決まっている試合とはいえ、やっぱ格闘技の技術を使ったプロレスの時代ってのは面白かったのだな、と思います。リングスとUインターってのはそういう意味で、完全に過渡期のものだったろうが、調べれば調べるほどに味わい深いというか。

あと紫レガさんにこれを聞くのはちょっと怖いのですが、このエントリの高田選手の全盛期を見てきた側として、「ハッスル」の評価、というのはどうなのでしょうか。「闘魂の重圧~前編~(2004)」の記事で少し触れているくらいですが、一回はエントリ一つ立てて読んでみたい、とも思っています。

>8798さん

格闘技の技術を使ったプロレスの時代ってのは面白かった<技に入るとか、返すっていうのは完全にシュートでしたからね。そりゃ面白かったです。

高田選手の全盛期を見てきた側として、「ハッスル」の評価<ハッスルに関しては一言で終わっちゃうんですよね。
でもそれじゃ芸がないので、いずれ記事にしましょう。

私、高田選手のキックは観ていて痺れますね。

高田選手って体格にも恵まれていますよね?
それに試合だけでなく華があります。

間違いなく当時のファンは高田選手に惚れていますね。

>ミートさん

高田選手って体格にも恵まれていますよね?<そうですかね?
むしろ本当に練習で培った部分が大きいと思います。

間違いなく当時のファンは高田選手に惚れていますね<色気がありました。
これは前田氏や船木以上だったと思います。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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