佐野さん最強!!(1995)

週プロをナナメ読みしてみれば、

ノアでタッグリーグ戦が開催されていた模様です。

その優勝チームが、

何と高山善廣佐野巧真じゃないですか!!
高山と佐野
 スポーツナビ より
プロレスリング・ノア「The First Navig.'10」第6試合

▼グローバル・タッグリーグ戦 優勝決定戦
高山善廣、○佐野巧真(24分5秒・顔面へのローリングソバット→片エビ固め)杉浦貴、●谷口周平

高山
「一言だけ。佐野さん最強、かっけーっす!」


この二人、Uインター出身同志。

ノアのファンや、今のファンの方たちの記憶には無いでしょうけど、

私のようなUインター者には、

忘れられない凄絶な死闘が記憶にあります。

それは高山が、

まさに若手から中堅への階段を昇り始めた頃。
高山入場

迎え撃つ佐野も、

脂が乗り切っていた時代です。
佐野入場

1995年8.18 東京ベイNKホール

佐野直喜(当時)vs高山善廣

佐野直喜vs高山善廣

そう、それは、

田村潔司「真剣勝負」発言があった日の第3試合です。

2ヶ月前に山崎を破って勢いに乗る高山は、

ゴングと同時に攻め立てます。

長い脚から繰り出されるローキック。
先手は高山のロー

長いリーチからの掌打。
さらに掌打から、

しかしこれは、

衝撃のフィニッシュへの序章に過ぎませんでした。

積極的な高山は、

巧いタックルでのテイクダウンに成功。
タックルでテイクダウン

体重の乗ったフェイスロックで、

早々にエスケープを奪います。
ガッチリ極まったフェイスロックで早くもエスケープ

ブレイクから佐野も負けじときれいな投げ。
投げは佐野

このあたり、

高山は投げられやすい体型(参照:高山に柔道の罠!?~後編~)なんですね。

連続で仕掛けてきた袈裟固めは、

逆に体型を生かして、

長い脚を使って脱出していきます。
袈裟固めを長い足で切り返す

ならばと佐野は、

プロレス流の複合技、STFへ。
佐野のSTF

これには高山もロープエスケープ。

スタンディングで再開すると、

高山は得意の膝蹴りラッシュから、
得意の膝ラッシュから、

これも長身を利してのフロント・スリーパー。
長身を利したフロント・スリーパー

さらに腕十字を狙いますが、

佐野は凌いで、
十字は凌いで、

アキレス腱固めへの切り返し。

さらにヒールホールドでエスケープ奪取。
強烈なヒール

立ち技で活路を開かんと、

豪快なハイキックを飛ばす高山の脚を、

佐野は見事に捕獲。
ハイキックをキャッチし、

バランスを崩したところへ軸足蹴り。

この辺は実に“いぶし銀”ですね。
軸足へのローから、

そのまま逆片エビ固めで絞り上げるんですが、

この連続技…安生と並んで芸術品の様でさえあります(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.8~至高の闘い・前編~~後編~)。
逆片エビ

高山はすぐに脱出して、

ブレイク後、今度はミドルキックをキャッチ。
ミドルをキャッチして、

軽く突き上げた佐野の膝は、

高山の顔面を捕らえて、
膝を突き上げて、

遂にダウン。
ダウンを奪う

立ち上がった高山は作戦変更。

負けじと佐野の蹴り足を捕えて、
高山も負けじと、

逆エビ固めへ。
ボストンクラブ

佐野もすぐにロープへ。

再開後、

ローキックから高山の巨体を、

腕力のみでなぎ倒し、
ローからなぎ倒して、

スリーパーへ。

高山も足首を極めにいきます。
スリーパーへ、

一度抜けますが、

佐野の足のフックは外れません。
ガッチリと両足をフックしておいて、

もう一度、スリーパー。

堪らず高山はロープへ。
再度のスリーパーでエスケープ奪取

一気にスタミナを失った高山は、

やはり得意の膝蹴りで勝負に出ます。
高山、膝で勝負に出る

それでも佐野は冷静に捌き、
膝をブロックして、

ローから右フックで崩しておいて、
ロー→掌打でぐらつかせて、

狙いすました右ハイキック!!
右ハイキック!!

モロにノーガードで食らった高山は、

腰から崩れ落ちます。
高山は腰から崩れ落ち、

カウントが進む中、

高山は顔面を押さえて悶絶。
顔面を押さえる

それでも何とか意地で立ち上がりますが、

ここで10カウント!!
何とか立ち上がるが、カウント10!

佐野が目の覚めるような快勝劇です。
佐野勝利

鼻血で赤く染まった高山の顔面を気遣う佐野。
高山の怪我を気遣う佐野

現在では、

もっぱら若い選手を叩き潰す役回りが多い高山(参照:闘魂の重圧~前編~~後編~)ですが、

やはり“潰された過去”があっての“今”なんですね。

そして、恐れを知らない=NO FEARな高山ですが、

当時の記憶は今も消えず、

 週刊プロレス №1512 より

高山
「実際、顔面を砕かれて入院したしね。そういうのはもう、トラウマになってるね。だからNOAHになって佐野さんとシングルやったときも、いつものオレじゃない自分がいたね。気持ちではビビッてないつもりなんだけど、体がビビッてた」


ドン・フライともセーム・シュルトとも、

真っ向から打ち合いに行った高山(参照:真の目的達成とは!?)が、

唯一、ビビッてしまう相手、

それは“最強”の佐野“直喜”なのです。

冒頭のコメントは決して冗談なんかじゃないのです。

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tag : 佐野直喜 高山善廣 プロレスリング・ノア

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