プロレスラーは…カッコいい!!

昨日は仕事が押して帰宅は20:30過ぎ。

追っかけ再生でPPVの1.4ドームを見ました。

深夜までかかって見終えると、

怒涛のような感動が襲ってきました。

まずIWGPタッグ新王者となったNO LIMITの勢いは、
NO LIMIT凱旋

天山の凱旋帰国当時を思い出しました。

第5試合のスペシャルマッチは、

「アイアンフィンガーフロムヘル」のくだりをやらせたいが為のブッチャーだったんだな、と。
ブッチャーMEETSフロムヘル

休憩明け、

新日vsノア対抗戦が始まると、

もう見入ってしまいましたね。

真壁刀義は独特の存在感を確立してましたし、
真壁vsヨネ

何より頼もしかった。

IWGPジュニア戦では丸藤の天才ぶりに改めて驚嘆しました。
丸藤、Jrグランドスラム達成

タイガーも普段見せないトップロープからの落下技でノア流の試合構成に努めていました。

あと丸藤の技の仕掛けというのが、

実に合理的で、次回の技トーークに取り上げたいものがありました。

棚橋vs潮崎はエース対決と言う名目でしたが、
棚橋逆回転ドラスク

終始、棚橋の方に余裕が感じられました。

もちろん潮崎のチョップやラリアートの厳しさもかなりのものでしたが、

それらを受け切って攻めに転じる姿に、

私は初めて棚橋弘至にかっこよさを感じました。

確か棚橋というレスラーは対抗戦において、

“白星献上役”の要素が強かったと記憶していますが、

昨夜の試合は誰よりも頼もしかったですね。

セミのGHC戦は、

二時代ほど前の“ファミコンプロレス”的な色合いもありましたが、
杉浦ズリフト

それを補う程の両者の武骨さが心地良かったです。

しかし、後藤洋央紀と言う男…

まだまだ自分を抑えている気がしてなりません。

オールドファンに聞き馴染みのない名の技を連発するよりも、

もっと魂のこもった一発をかまして欲しいです。

彼がヤングライオンの頃、

『テレビ朝日スポーツテーマ』で入場してきたあの頃の、

他のどの若手よりもストロングスタイルを体現していた姿を覚えているファンは多いはずです。

そしてメインのIWGP戦。

一歩間違えれば前の2試合のあおりを受けて、

尻すぼみの大会に終わってしまう危険性もはらみながら、

中邑真輔高山善廣にしか出来ないチャンピオンシップを魅せてくれたと思います。
ボマイェ

何よりも大晦日に青木真也に見せられたMMA(参照:僭越ながら…カッコ悪いよ!!)とは対極にあるプロレスリングを魅せられたのです。

言葉に変換するなら、

青木のMMAは“憎しみを持って、命を奪いにいく闘い”で、

中邑vs高山は“尊敬を持って、自らの命を差し出す闘い”です。

顔も腫らさない、目も潰さない、骨を折りにいくこともない、

でも命を落としかねない闘い。

それがプロレスリングです。

会場で流れたかは不明ですが、

放送で見た試合後のコメントも印象的です。

 新日公式 より
1/ 4(月) 17:00 東京・東京ドーム

中邑
(『今の気持ちは?』)一言でまとめるのは…いろんな感情がありすぎて難しい。ま、自分は今日という日を生き切ったのかな、と。(『6年前と今日、高山に違いは?』)俺も高山選手も人生の中で大きな変化は多々あったでしょ。リングに上がるだけでも、いろんな感情がよみがえってきた。(『高山は「力強くなった」と言っていたが?』)…認めてくれたというか。そうなのかなと思ってみたいね。(膝蹴りについて)単純な技ですよ…けど、その単純な技で、死にそうな目に遭ってきたから。一発一発、容赦なく入れさせてもらいました。それが高山選手が自分の声に呼応してくれた、礼を返す意味では、それしか方法がなかった。(『高山の膝蹴りはどんな気持ちで受けた?』)いや、そんな…気持ちでどうとか。壊れそうだったね。(『戦前、自分の求める試合ができるのは、高山だけと言っていたが?』)それができたかどうかは時間をかけてわかる事でしょ。自分自身はとりあえず生きる事ができた…それしか思ってない。(中西の挑戦表明について)ハハ…勝った余韻にも浸かれないね。『なんで(リングに)上がったの?』って。ま、待ってるよりは早いっしょ。ベルトに挑戦するのは。(中西は)今まで待って待って、待ち尽くして…そんなとこでしょ。ま、行動に移しただけ、評価してやるよって。(『中西は、「レスラーは40代が一番油がのってる。だから挑戦する」と言っていたが?』)知らないっすね…自分はまだ40まで11年ある。俺には今、今しかないです。明日、生きる事なんてできないでしょ? (机をコンコン叩きながら)今この瞬間生きなきゃ、明日なんてやってこない。…知らないね。40がどうとか? それだけ、あの人生きてきたの? 自分の想いを吐き出してきたの? たまたま今日、たまたま今日でしょ? …遅えよ!!(大きな声で)そんな言葉しかないすね。(『最後に2010年の目標は?』)一緒! 一日、生ききること…歩みを止めないで2010年走りたいですね。以上です! (アナウンサーが『では最後に』と言うと)今のが最後でしょ? (不機嫌そうに席を立って)以上です! ありがとうございました!(報道陣に一礼)」

高山
(『壮絶な闘いとなったが?』)俺にとっちゃ普通だけどね。中邑にとっても普通だろうし。(中邑について)力強かったね! 闘う前も言ったけど、前はなんか…クルクル丸め込んだりするのが得意な坊っちゃんだったけど。今日は身体ごとブツかってきた。最後は、ヒザもハイキックも凄いもらったし。素直に強くなった…と言っては失礼だよね。負けてるんだから。…強ええよ! 中邑は。(『膝蹴りが中邑の顔面に入っていたが?』)6年前と同じで、コレは俺の勝ちパターンだと思ったんだけどね! それだけ向こうは当たりも強くなって、耐久力もアップして…。芯から強くなった証拠でしょ? (『中邑の膝蹴りは?』)…痛かった(笑)。最近、ホントに膝蹴りをやってるヤツが多くて。特許、取っておけばよかったね。膝蹴りを使っていいのは俺だけって感じで。冗談だけどさ(笑)。(『試合後、中邑と握手し、抱きしめたのは?』)戦前から、俺のことリスペクトしてくれたからね。その気持ちが凄くありがたかった。…で、今だから言うけど、俺が倒れてから要所要所で彼が俺の近くにいるわけよ。復活してからは初めて当たって…ホントに凄えチャンピオンになったなって。だから、今日は叩きのめしてくれてありがとう、と。で、俺がまたカムバックすればいいや。また侵略しに来るから。呼んでくれるかな、新日本は?(笑)。ただ、俺は貴乃花に負けた千代の富士みたいにコレで辞めるわけじゃないんで。(『次対戦するとしたら、また膝蹴りで』)もう膝蹴りはいいか?(笑)。ま、持ってる技はそんなに変わらねぇから、あとは戦略。今日は彼が一枚上手だった。(東京ドームのメインイベントについて)気持ちよかったね! 久々のドーム、しかもメインだったから。思いの他、俺に歓声があったし、新日本のファンは俺を求めていたのかな?(笑)(『また新日本のリングに上がりたい?』)やられっぱなしじゃイヤだから、また来るかもしんないね」


解説のGKも涙ながらに語ってましたが、

とにかく二人とも“素”なんですよね。

飾りっ気なしで、かっこいいんですよ。

こういうプロレスリング…ずっと見続けていきたいですよ。

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tag : 中邑真輔 高山善廣 杉浦貴 後藤洋央紀 棚橋弘至 潮崎豪 丸藤正道 4代目タイガーマスク IWGP プロレスリング・ノア

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Secret

素晴らしかったです!

紫レガ様、いつもお世話になります!年末年始と自分の店の近くにはちょっとだけ有名な参拝所がありますので忙しくこちらへコメントできませんでした。スミマセン。ところで、1.4東京ドーム見ました。と言っても地上波で見れる数試合ですが、やはり期待していたとおりメインの中邑VS高山の試合は素晴らしかったですね!紫レガ様仰るとおりお互いをリスペクトしているがために出来る試合、自分も涙が出てきました。こういう試合こそがプロレス本来の姿のはず。総合格闘技の試合ではおよそ表現できない試合、こういう試合があればプロレスがまた復興できると自分はいつも思っています。プロレスにはやはりロマンがありますな~。

>タキトさん

いつもありがとうございます。

年末年始…忙しくこちらへコメントできませんでした。スミマセン<いえいえ、私こそ更新が滞っててすみませんです。
お互い好きな時に気楽に行きましょう!!

1.4東京ドーム…中邑VS高山の試合は素晴らしかったです<ノア絡みの試合ももちろん素晴らしいのですが、やっぱりメインの方が響くんですよね。
新日本プロレスはやっぱりこうじゃなきゃダメなんですよ。

総合格闘技の試合ではおよそ表現できない試合…プロレスにはやはりロマンがありますな~<ブッチャー、テリーもそうなんですが、総合のみならず他の競技に決して真似出来ないプロレスの素晴らしさ…格闘ロマンは捨てずにいきたいですよね。

No title

 中邑VS高山の試合内容とその結末は、本来石井VS吉田に求めていたもので、構造的にも相似形なこの二つの試合はどっかしら近いシーンがあるのが興味深かったですね。石井VS吉田は中邑VS高山の第一戦みたいなものだったのだと思ってます。

ところで
>青木のMMAは“憎しみを持って、命を奪いにいく闘い”
と書かれてますが、思うにここまで不快感を数多くの人が持ったのは本質的にそういう感情すら見えない(存在しない)からだと思います。あれは憎しみじゃない。土浦の事件や秋葉原の事件のようなヒステリー的なものです。
 危険な妄説ですが、プロ格闘家はどっかしらこの職業でなければ犯罪者だったかもしれない、みたいなパーソナルがプロの色気に最も近いと思われ、元不良、みたいな人間がプロになった時のオーラ、というのは比較的わかりやすい話と思われます。
 しかし、青木選手のケースは、不良・ヤクザ系統の犯罪者系統に当てはまらない、ゼロ年代的な発達不全の青年犯罪者のヒステリーを思わせる、幼児に近い感情の透明さ、紫レガさんにもお子様がおられるのでご理解できると思われますが、子供の喜怒哀楽の質というのは感情を統御できる大人の質と違い、行動の中に感情を内包させる、ということができない(しようともおもわない)ことを、格闘技を覚えていくプロセスの中で誰も統御することを教えなかったおかげでずっと幼児の感情をためないヒステリーを大舞台にて発散することとなった。
 なぜ、誰も青木選手にそうした統御を要請しなかったのかを考えると、それは青木選手を育てた周辺の人間、ひいては総合格闘技界を構成する人間がプロ(ほぼプロレスの”プロ”)を
憎んでいる人々で構成されているからです。たとえば青木選手の師匠の中井祐樹氏は「UWFに裏切られた世代」ですし、プロレス的な”格”によって選手の個性を消したりすることを避けるようにしている指導法を取っている。また。Uインターを一週間でやめ、後にプロレスラーへの侮蔑をも口にした菊田早苗選手など、現在の総合格闘界の一線を支えている人間たちはプロレス(UWF)に裏切られた人間たちのリストでもあるように見えます。(紫レガさんが気を悪くされたら申しわけないですが、田村選手はUWF(というか、前田、高田)に裏切られたUWF選手、であり、プロレスの形としてのUWFを愛した選手
、と見ています。)

話がヤバいくらいに脱線してしまいましたが、自分はプロレスと格闘技の相克の中での、感情の統御の問題、として大みそかと1・4を比較していました。プロレスを憎んだ格闘技は幼児のヒステリーを4万人に見せることを良しとし、格闘技に殺されたプロレスは統御された感情を戦わせることを4万人に見せることをしている。中邑選手に対して浄化された思いに自分がなったのも、感情の統御の質の高さ、ひいてはプロの意識の再生につながっていたからと思っています。

>8798さん

中邑VS高山の試合内容とその結末は、本来石井VS吉田に求めていたもの<そうですよね。これ高田vs田村も同じでした。
しかし逆に見ればデビュー戦で結果が出なかったことが後に良い結果に結びつくような気もします。

青木のMMA…思うにここまで不快感を数多くの人が持ったのは本質的にそういう感情すら見えない(存在しない)から<いや、その件なんですけどね。
青木の風貌によるところが大きいと思うんですよ。確かにあの爬虫類顔は感情がみえづらいです。
でも冷徹さ、残忍さというのも格闘家の一つの要素だと思いますんで、青木は人のせいにするんじゃなしに、自分の道を貫いて欲しいです。
私は身体にクリームを塗りたぐって試合に臨むよりもよっぽど真っ当だと思います。

総合格闘技界を構成する人間がプロを憎んでいる人々で構成されている<ゼロ年代の修斗の選手なんかは常々猪木やUWFの悪口言ってましたよね。
でもその答えは時間が教えてくれますよね。

プロレスを憎んだ格闘技は幼児のヒステリーを4万人に見せることを良しとし、格闘技に殺されたプロレスは統御された感情を戦わせることを4万人に見せることをしている<対極のように見えて実はつながってますよね。
それら全部含んだものが新日本プロレスであって欲しいと個人的に思います。

真輔にさらに惚れました♪

こんにちは。
行って参りましたよ。レガさん。
中邑真輔の為に行ったと言っても過言ではないです。
PPVは、昨日に再放送を購入しました。
ダイジェスト的なワープロよりも良いですね。もちろん、会場でも、楽しめました。
煽りVも、また、泣かせますv-406
素の真輔がたくさん見えた大会でしたね。
家族3人で行ったのですが、一瞬、TVに映る娘の姿と夫婦があり、昨夜は、「ここよ」と興奮していました(笑)
私なりの観戦記をあげていますので、もし、よろしければ読んでみて下さい。コメント欄は、設けてありません。すみません。

ますます、真輔が好きになって帰ってきましたv-345

>しんたんさん

こんばんわ。
お疲れ様でした。観戦記読ませていただきましたよ。

煽りVも、また、泣かせます<アレ、私も感動しましたね。
何気に今の新日ってああいったソフト面が充実してきましたよね。高山入場の円谷プロ風ビジョンも良かったと思います。

素の真輔がたくさん見えた<解説のGKも涙ながらに言ってましたね。
昨日、永田戦も見たんですが、あれも生の感情が見えて良かったですよ。

家族3人で行ったのですが、一瞬、TVに映る娘の姿と夫婦があり、昨夜は、「ここよ」と興奮していました(笑)<捜してみます(笑)

私なりの観戦記<『以前、自分たちが座った席が、空席か?開放していないのである。』まだまだこれからが復興ですよね。
間違いなく中邑はその旗手でしょう。

まだ高山選手に慣れてなくて(笑)
何度見てもあの風貌が怖くて、威圧感がハンパじゃない‼︎
そして、あの膝蹴り。

試合を見ていて顔を背けたくなりましたが、しっかり観ていましたよ〜
引き込まれたのかな。。。

高山選手も強いですが、中邑選手も強い!
高山選手に向かうんですから。
引かない姿勢。
刺激があるんですよね〜中邑選手。

>ミートさん

何度見てもあの風貌が怖くて、威圧感がハンパじゃない‼︎<かつて武藤も言ってましたね。
「アメリカで通用するのは高山みたいなルックス」って。ちょっと違ったかな?

顔を背けたくなりましたが、しっかり観ていましたよ〜<そうですか。ミートさんも完全にプロレスファンですね。

刺激があるんですよね〜中邑選手<ぶっちゃけ…今よりこの時代の中邑が好きだたりしますよ、私は。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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