真輔中邑のすべらない話

少々忙しいんですけど、

週プロを読む時間が出来まして、

巻頭記事…レガ大賞MVPの中邑真輔(参照:【輝け!!レガ大賞2009】)インタビューを読みました。

相変わらず、彼の言葉は面白いです。

棚橋あたりは“愛”をモチーフに言葉を発していますが、

結局は自分に対する“愛”なんですよね。

まぁ、これもキャラとして言ってるのか、また言わされてるのか…

余談ですが、かつて秋山準も武藤を評して、

「あの人はプロレスLOVEじゃなくて、“自分LOVE”だから」って言ってましたけど、

棚橋もその流れなんでしょうね。

中邑からは自分のことを語ってる部分でも、

プロレス界と新日本プロレスに対する“愛”を感じましたよ。

さて、そのインタビューから印象に残った言葉の数々を拾ってみます。

週プロ表紙

 週刊プロレス №1505 より
中邑真輔 変化の2009、進化の2010

中邑
(自分の思い描くスタイルについて)
うまかろうがヘタだろうがどっちでもいいんですよ。プロレスのリングの中において、本物の感情が垣間見える瞬間っていうのはグッときましたよね。やっぱり小さい頃から格闘技なり、レスリングなりに携わってきた人間なんで、これは入り方が甘いとか、切られて当然のタックルだとかあって。そのなかでしっかりフェイント入れて相手のバランスが崩れてるところに入ってるやつとか、これはすごい自信もってるなとか、そういう細かい部分ですよね。あとは技を失敗しようが何しようが、立ち上がるとか、本当に気持ちが見える瞬間っていうのは、メインだろうが第1試合だろうが関係なく、会場の大小も関係なく、生々しいものを見るっていうのが非常に胸を熱くさせるものがあったと思いますね」

(猪木発言を振り返って)
「自分のなかでは非常に大きい発言だったと思いますけどね。いいんです、モノを投げかけたという部分で人それぞれがいろんな反応を示してくれて。それは個々で考えてもらってかまわないんですよ。それでこそ伝える側の作業って部分ですから。自分のなかで危機感があるというか。プロレス界、とくに新日本はこのままでいいのかな?っていう。もっと個々のポテンシャルを表に出せば、自分の生の感情を表に出せることをすれば、もっと求心力は増すんじゃないかっていう思いもありましたから」

(他の選手とは違うエリートコースを歩んできたことについて)
だからなめられたくないんですよ。『ほらね、(ヤングライオンからやらせないで)やっぱり失敗したでしょ』って思われたくなかったんで。自分の可能性っていうのは信じてましたし。この世界に飛び込んだ瞬間から、そういうものに対して二の足を踏むようじゃダメ。自分から手をあげていかないとダメだと思っていましたから。おこがましいですけど、自覚してそれを使命として感じないとやっていけなかったですね。自分はこれをしなきゃいけないんだって感じないと。少しでも気を抜くと逃げたいとか、もっと楽になりたいとか思ってしまうから。でもそれを思った瞬間から、もしかしたらプロレスラーじゃなくなるんだろうなっていう、そっちの恐怖の方が大きかったですね。周りからどんな目で見られようが、自分のスタンスっていうのは貫かなきゃいけないって思ってましたね」

(高山の存在について)
「自分が求める闘いができる選手としては現時点では高山善廣が唯一のレスラーだと思いますね。過去、いまと闘うっていうのは言葉に出して入ってきたことですけど、自分自身の人生、プロレスを含める人生のなかで高山善廣は非常に大きかったんですね。ボクの短い7年ぐらいのプロレス人生ですけど、唯一、本当の意味で立ちはだかって上からゲンコツで殴って叩き潰してくれた人間は高山善廣しかいなかったんじゃないかなって思いますね」

(今回の高山戦について)
「自分も変化しましたし、高山選手も大きな病から立ち直ったっていう部分では変化以外の何ものでもないですよね。生まれ変わったって言ってもいいぐらいですよ。脳梗塞から立ち上がる選手っていうのはプロレス界、スポーツ界に類をみないものですから。地獄から帰ってきたっていう部分では、その精神的な部分には形容しがたいものがあるし、恐怖すら感じてしまいますよね。それプラス、その精神に対する憧れも感じてしまいますよね」


デビューから一貫して、

ネット中心のファンから「プロレスが下手」というレッテルを貼られてきた中邑。

何をもって「上手い」「下手」と言うのかはそれぞれの角度で全く違ってきますが、

中邑が言うような技術的な視点と感情論においては、

先述した「上手い」も「下手」も関係ないですよね。

私自身もこれまで通り、そういう見方で行きたいと思います(参照:GO FOR WRESTLE!!)。

自分の歩んできた道についても、

やはり“覚悟”の違いが大きかったんですね。

岡見との対談(参照:IWGP×UFC)でも語ってましたが、

「死んでもいい」って…23,4歳の青年が、物凄い“覚悟”ですよ。

最後に1.4の相手、高山善廣についてですが、
睨み合い

やはり特別な感情を持つ相手ですよね。

本人は嫌がるでしょうけど、

実は小川直也との闘いでもあるんですよね(参照:INOKI GENOME≒INOKI ISM?)。

それにしても、

中邑のインタビューは胸に響くものが多々あります。

私には、

全くもって「すべらんなぁ~」と思う次第です。

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tag : 中邑真輔 週刊プロレス

comment

Secret

やっぱり真輔いいっすね~!プロレス語るIQ高いなぁ(タナもIQ高いですよね)こないだの名古屋での永田戦を生で見ました確かに最後のパンチ連打~ボマイェは唐突に思え変なブーイングもありましたが、緊張感あるそして追い込まれた真輔から出た物、ギリギリの線でのやり取りって感じで個人的には良かったです。TVでも見ましたが永田のハイキックで白目剥いて倒れた真輔を見てギリギリの攻防だったんだなと改めて思いました。派手な試合はタナ、ピリピリな試合は真輔、イデオロギーや表現方法が真逆の様でプロレスを思う気持ちは根底では同じ、こんなに幅広い選手達がいるなんて2010年のプロレスもワクワクします

表紙も素敵!

こんにちは。レガさん。年末ですが、風邪が治ったばかりと言うのを理由に、大掃除をサボり気味。マンションの上階なので、風が凄くて、窓拭きなどしていたら、ぶり返すのは間違いないのですよ。

表紙からして、意表をつかれましたね。
でも、私は、カッコいいと思うよ。棚橋は、確かに、カッコいいかもしれないけど、彼は、かなり、作っていると思うのですよ。
真輔は、自然に、こんな表情を作れるし、雰囲気をかもし出している。
プロレス界にも、母親を楽にさせたいと言う思いで、入ったといいますし、19歳で、父親を失ったこともあるのか、しっかりしている面もあります。

高山戦は、唐突みたいな感じですけど、6年前の布石があるのですから、真輔の中では、唐突でも無いでしょう。
真輔は、これで、本当の高山越えが出来るのではないでしょうか?

口ばかりと悪く言う人も言いますけど、言葉の一つ、一つは重い。
カッコいい言葉を言うわけでない。
インタビューしたのは、佐久間編集長。彼は、真輔の青山学院大でレスリング部の先輩ですが、緊張してインタビューしたそうです。
ある格闘家結婚式でも、一緒に写真に納まっていました。
真輔、佐久間編集長、光岡映二さん、岡見さんの4人でした。

No title

紫レガさま

いつもお世話になっております。自分もなかなか忙しく、やっと今日から休暇に入らせていただきました。
賛否両論は多々あると思いますが今の中邑は魅力的だと思いますね。
プロレス脳のIQは高いのでトークは特に魅力ですよね。
1・4の相手は高山ということで、IGF勢相手の防衛戦を期待していたファンの方々は肩透かしを食らった感は否めないですがw
自分は今の中邑と高山の一戦は非常に楽しみです。中邑自身も非常に楽しみにしているみたいですので注目の一戦ですね。
以前にも話題に出ましたが、プロレスの醍醐味は“想像”“妄想”だと思いますので
高山戦にあとにどういった展開が待っているのか・・ワクワクしますね。
1・4のパンフレットの表紙は中邑ということで新日本の来年の顔は中邑なのかなという印象です。自分は1・4も観戦しますのでそれまでは“妄想”して楽しみたいですね。
大晦日は柴田に注目します。しかしアリスターと藤田の一戦は藤田の今後を決める大きな試合になりそうですね。

>コルポグロッソさん

プロレス語るIQ高いなぁ<アスリート人生歩んできつつ、生粋のプオタですもんね。

名古屋での永田戦…最後のパンチ連打~ボマイェは唐突に思え変なブーイングもありましたが、緊張感あるそして追い込まれた真輔から出た物、ギリギリの線でのやり取り<私、まだ見てませんが、一般的な評価の低い試合って結構面白かったりするんですよね。
そこが記事中にもある「うまかろうがヘタだろうがどっちでもいい」につながってくる部分だと思います。

>しんたんさん

こんばんわ。

風邪が治ったばかりと言うのを理由に、大掃除をサボり気味<いやお大事にして下さいよ。

表紙からして、意表をつかれました<プロの顔ですよ。

高山戦…6年前の布石があるのですから、真輔の中では、唐突でも無い<プロレスって一個一個がストーリーにつながって来ますからね。
だからいつか猪木発言も転がっていくと思います。

佐久間編集長…青山学院大でレスリング部の先輩<なぁなぁにならないところがいいですよね。

>naokinさん

いつもありがとうございます。

賛否両論は多々あると思いますが今の中邑は魅力的<賛否両論こそがプロレスラーの存在価値ですよね。
みんなから愛される王者ほど味気ないものはないです。

IGF勢相手の防衛戦<いつかまたつながって来ると信じています。

以前にも話題に出ましたが、プロレスの醍醐味は“想像”“妄想”<そこ大きいです。確かに。

自分は1・4も観戦します<お気をつけていってらしゃい!!

アリスターと藤田<壊し合い…そんなときの藤田は強いですよね。

初めまして

プロレスのうまいヘタというのは、
どれだけ観客の心を揺さぶることができたかだと思います。
その人数が多ければ多いほどうまいという評価が多くなり、
少なければヘタという評価が多くなります。
どっちでもいいものではありません。

なので中邑に対しては不満の方が多いですね。
まだまだもっともっとできる人物だと見込んでいるので。
いろんな理屈を口にするのはいいのですが、
言ったら言ったなりの説得力のある何かを見せて欲しいものです。
1月4日にその何かを見せてくれると信じて期待しています。

なんてエラそうなことを言ってる私はテレビで見てるだけですが...
しかもワープロを見るだけ...

>ひ辻さん

初めまして。コメントありがとうございます。

プロレスのうまいヘタというのは、どれだけ観客の心を揺さぶることができたか<なるほど…そうですよね。
いくらうまくても見ている人に届かなければそれは下手の裏返しなんでしょうね。

なので中邑に対しては不満の方が多い<そういう眼との闘いも中邑の道のりなんでしょうね。
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