視聴率という伝統への挑戦

11.29のプロボクシング世界戦『内藤大助vs亀田興毅』。

私も子レガを抱っこしながらフルラウンドTV観戦しました。

感想は…まぁ技術的なことはわかりませんが、

やっぱりボクシングはシビアだなと。

あとやっぱり入場から内藤に胸が熱くなりましたね。

そして世間を巻き込んで行われたこのタイトルマッチは、

なんと今年の全TV番組のナンバー1の視聴率となりました。

 スポーツナビ より
視聴率は今年最高43.1%=ボクシング内藤-亀田興戦

亀田興毅(亀田)が内藤大助(宮田)を破った29日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦のテレビ平均視聴率は関東地区で43.1%、瞬間最高では51.2%に達し、放映したTBSによると今年の全局、全番組の中で最高となった。
[時事通信 2009年11月30日 17:27]


数字が全ての正義ではありませんが、

電波に乗る以上は、もちろん数字が重要なのです。

ふとプロレスの視聴率が気になりました。

ワールドプロレスリングの歴代高視聴率を覗いてみましょう。
猪木君の勝ちっ(茨城訛り)

 njpw.tv より
ワールドプロレスリング歴代高視聴率獲得試合

格闘技世界一決定戦 1976年2.6
アントニオ猪木vsウィリエム・ルスカ=36.5%

北米タッグ選手権試合 1976年2.5
坂口、S・小林vsT・J・シン、B・ムルンバ=26.8%

NWA世界Jrヘビー級選手権試合 1983年7.7
タイガーマスクvs寺西勇=24.8%

1976年1.29
アントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シン=24.4%

第1回IWGP公式リーグ戦 1983年5.30
前田明vsハルク・ホーガン=23.8%

WWFインターナショナルヘビー級選手権試合 1982年11.4
藤波辰巳vs長州力=23.7%

第1回IWGP優勝戦 1983年6.2
アントニオ猪木vsハルク・ホーガン=23.6%


北米タッグ戦は猪木vsルスカの相乗効果だと思いますが、

他の試合は純然たるプロレスの試合。

特に“藤波長州名勝負数え唄”や初代タイガーマスク最後の試合が上位に入っていることが、

80年代のプロレスの勢いを感じさせます。

アメトーークで語られていた「今のテレ朝は当時の小林邦昭、寺西勇のおかげ…」というのもあながち間違っちゃいないわけです。
視聴率20パー越え

コバクニのおかげ

長州=キムタク

全日の方も1986年には土曜夜7時に中継され、

輪島のプロレス転向(参照:プロレスと世の中の架け橋)などのテコ入れもあって、何度も視聴率20%越えを果たしました。

世間を巻き込まないことには高視聴率などは夢のまた夢です。

今年の大晦日も魔裟斗引退や石井デビューの効果で視聴率はそこそこ行くでしょう。

しかし曙デビュー戦の数字を越える事はありえないでしょうし、

紅白以上に世間に届いているかといえば、それはないと思います。

話を元に戻せば、

前出したワールドプロレスリング高視聴率で圧倒的な数字を稼いだ猪木vsルスカ(参照:そっちの土俵、こっちの土俵)。

その理由は五輪の金メダリストが、柔道着を着て、プロレスラーとの他流試合を“初めて”行うことに対しての好奇心だと思います。

もちろんその次戦のスーパーファイト、モハメド・アリ戦はさらに凄かった訳です。

当時の視聴率は昼の生中継で38.8%夜の再放送でも29.9%

さらに上をいくのが力道山。

1963年5.24のWWA世界選手権 デストロイヤー戦は総合64.0%!!で歴代スポーツ番組の4位!!

まあ、これは当時のプロレスが国民的スポーツで、力道山の世界戦が国民的行事だったわけですから、

比較するだけ野暮でしょう。

ジャンル的には“鬼っ子”となったプロレスが、

深夜の30分番組に成り下がっている今、

亀田vs内藤…いや猪木vsアリを超える視聴率を獲得する日は来るのでしょうか?

そういう挑戦こそ、

中邑がやっていくべき“過去との闘い”なんでしょうね。

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tag : 視聴率 中邑真輔 アメトーーク

comment

Secret

No title

内藤亀田戦、稀に観る高視聴率でしたね!
多様化の時代だから、細分化は仕方ないですが
たまにはこういうのがあって欲しい!と思いますよ。

内藤選手の入場は私も熱くなってました。
現役続行を聞き、正直、嬉しいです。

内藤選手もレガさんと同じ北の大地の人ですよね!

こんばんは!

プロレスに限らず、格闘技も視聴率がとれないと苦しんでいます。

視聴率のためにポブ・サップやらホセ・カンセコやらを試合に出してテコ入れしていますが、

プロレスはずーっと昔に「ギブアップまで待てない~」でバラエティ化したプロレス中継という、

二歩も三歩も進んだ画期的な取り組みをしてました!

ファンに総スカンをくらいましたが・・・


時代は変わり、プロレス=エンターテイメントというのが定着した今、

でもプロレス中継はあの頃よりもプロレス中継らしいですよね(^O^)

営利である以上、視聴率は必要な訳ですが、

いいものを見ていきたい。そんな気持ちです。

No title

内藤vs亀田、我が家も全員で見ました。
ふと思い起こせば・・・昔はプロレスがこうだったんだなぁ~という気持ちになりました。

ボクシングは今も昔も、数年に何度かこういった国民が自然と見入ってしまう試合がありますよね。でもプロレスには今それがなくなってしまった。なぜでしょう?

これがそうだと言い切れはしないですが、守るべきものを守ったものと、守るべきものを守れなかったものの差があったんじゃないかなぁと・・・ボクは思います。

なんか今の日本と同じですよね。過去との闘いは大変なものだと思います。でもがんばってほしいですね(^^)

>YYさん

多様化の時代だから、細分化は仕方ないですがたまにはこういうのがあって欲しい!<やはりどのジャンルにも王道というか本道は必要なんですよね。
というか本道が一番太くないと他の枝道は存在する意味すらないですから。

内藤選手の入場は私も熱くなってました<同世代…まだ死ぬ訳ないですよ。

内藤選手もレガさんと同じ北の大地の人<そうです。
地元では“わかさいも”というお菓子(白い恋人と並ぶ北海道のロングセラー菓子)のCMに出てるんですが、普通の30過ぎのおっさんですよ。
でもリングじゃ輝いてますよね。

>TKさん

こんばんわ。

プロレスに限らず、格闘技も視聴率がとれない<戦極はおろかDREAMも北海道じゃほとんどやらなくなっちゃいましたよ。
当然、大会が開かれることもないですから、こちらではもう総合格闘技自体が消えつつあります。
何より少年達の入り口が閉ざされちゃいましたよ。

「ギブアップまで待てない~」でバラエティ化したプロレス中継という、二歩も三歩も進んだ画期的な取り組み<あれは時代背景が違いすぎたんでしょうね。あとは1時間の番組じゃ無理がありますよね。

営利である以上、視聴率は必要な訳ですが、いいものを見ていきたい<両方満たしてプロの仕事となるんでしょうが、難しいですよね。
ただし、良いものって絶対に面白いはずなんですよね。その良さの伝え方を間違えなければ素晴らしいものが出来上がると思います。

>流星仮面二世さん

ふと思い起こせば・・・昔はプロレスがこうだったんだなぁ~と<そうですよね。金曜の夜…毎週がこうだったんですよね。

数年に何度かこういった国民が自然と見入ってしまう試合がありますよね<単にボクシングがメジャーでプロレスがマイナーだからという理由だけじゃないでしょうね。

これがそうだと言い切れはしないですが、守るべきものを守ったものと、守るべきものを守れなかったものの差があった<わかります!!
ボクシングは露骨なホームタウンデジションがあっても内部からゲロしちゃうような人間はいないですから。TV局は別として。

過去との闘いは大変なものだと思います<そこに挑んでいくという若者を応援せずにはいられないですよ。

No title

はじめましてこんばんは。
プロレスファンの方のブログをいくつか
拝見させていただいた中で、こちらにたどり着きました。
ちょうど大阪で全日本プロレスが大会やってて
見に行ってた帰りに、街頭で内藤亀田戦を
やっていたので、寒い中見てました。笑

プロレスが武藤や船木や長州、高山、鈴木etcと
今では懐古主義の一部になってはいるけど
オールスターに近い面子を集めて
なんとか満員御礼を出したのですが
試合開始時間が夕方。あきらかに、ボクシングを
意識したタイムテーブルに考えさせられる部分がありましたね。

>eNUさん

初めまして、コメント頂きありがとうございます。

オールスターに近い面子を集めてなんとか満員御礼<出場選手によってはまだまだ確実に集客できるんですね。
シュートな関係同士のプロレスならではの試合も観られますしね。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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