闘魂の重圧~前編~(2004)

ハッスルの活動休止で、

遂に崩壊の日が現実味を帯びてきました。

 kamipro.com より
前代未聞!! 大会前日に中止決定!! 12.25『ハッスルマニア』以外の大会が開催中止に……。

山口社長「12.25『ハッスルマニア』が新体制一発目です」ハッスル年内4大会中止!!【会見全文】

山口社長
「プロレスを壊すというのは、ストーリー上で出たことであって、我々の本心としてはやはりプロレスというジャンルをいかに世間に広めるかが真の目的だったんです。いま業界自体が冷え込んでいる状況の中で、我々ができることを一つずつやっていくしかないかなと思っています」


ハッスルが生まれたのは、

2004年1.4

当初は旧態然としたプロレス界を根底からぶち壊して、

新たなプロレスの形を体現しようとしたこのリングですが、
男祭りでの小川

まずサイドストーリーありきの展開に日本のプロレスファンは馴染めず、

当初の主人公であった小川直也は最後までファンの支持を得る事なく去り、

もう一人の主役橋本真也はこの世を去り、

唯一オリジナルメンバーの中で確固たる存在感を示した高田総統も姿を消しました。
高田モンスター軍始動

結局、人々の記憶に残ったのは“ハッスル・ポーズ”ぐらいでしょうか。
OH砲の元祖ハッスルポーズ

そのハッスルが生まれた日、

恒例の新日本プロレス、東京ドーム大会において、

二人のチャンピオンが、本当のプロレスを体現すべく闘いました。
「俺が勝ったらIWGP捨てる」

「プロレスラーは強い」

一方は猪木の代名詞ともいえるNWFヘビー級のベルトを巻いて、
帝王入場

一方は新日の頂点であるIWGPヘビー級のベルトを肩にかけて。
選ばれし神の子入場

互いのベルトを賭けての統一戦

中邑真輔vs高山善廣
中邑真輔vs高山善廣

この4日前には前代未聞の大晦日格闘技興行戦争がありました。

高山はINOKI BOM-BA-YEで“プロレスラーハンター”ミルコ・クロコップと闘うはずでしたが、

諸々のアクシデントから試合が流れました。

猪木祭に背を向けたIWGP新王者の中邑(参照:バクチ人生の始まり)はK-1戦士相手に鼻骨骨折の大ダメージを負って(参照:誇り高き赤っ恥。)、

このリングに立ちました。

リング下には猪木、坂口、藤田、ジョシュ…他にもマチダ・リョートもいました。
猪木、坂口、藤田にジョシュも

この重圧の中、二人のチャンプは激しい試合をしたわけです。
睨み合い

まずは中邑が膝十字で先制のエスケープ奪取。
膝十字で中邑先制

タックルも低く入ります。
低いシングルから、

ヒールホールドで高山2度目のエスケープ。
ヒールホールドでエスケープ

密着から離れると高山は顔面への強烈な蹴り!!
高山はエグイ蹴り

中邑は動じずスリーパーから、
締め上げる中邑

ジャーマン。
きれいな人間橋

飛びつき、下からの三角締めは持ち上げられて、
下からの三角は持ち上げられ、

ボムでのお返し。
叩きつける

そしてここから高山のえげつない叩き潰しが始まります。

3点ポジションの中邑の顔面に走りこんで前蹴り。
蹴る!

グーで顔面を殴る。
殴る!

場外戦でもこの膝!!
そして膝!!

とにかくエグイ!!

高山が、素手のナックルで顔面パンチをぶち込むようになったのは、

この試合からという印象が強いです。

まさにリングサイドにいる猪木や坂口に成り代わって、

中邑が新日のエース…東京ドームのメインを締め括るのに相応しい“器”であるかどうか、

試しているようです。

まだまだ高山の厳しい攻めは続きます。

後編へ続けましょう。

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tag : 中邑真輔 高山善廣 IWGP NWF

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Secret

後編が楽しみです!

ハッスルのNEWSしかり、総合のNEWSしかり、
業界再編・業界再々編の波は、寂しいものがあります。

同時に、この新日本東京ドーム大会を懐かしくも、
興奮しつつ思い出させていただきました。
また、改めて見ると、プロレス界の熱(可能性)の鍵に
なる画でなかろうか、と思った次第です。

プロフェッショナルレスラー達が、プロフェッショナルな闘いに挑む。
画に成る猛者達が集う、このシンプルな構図こそ、業界復興の核であるはずです。

各々興行団体として、考えは色々あるかと思いますが、
それはフロントのプロデュース/折衝力次第であり、
それが興行と業界の活性化に繋がっていくと思います。

選手・フロント・ファンが三位一体となり、熱のある闘い・世間とも闘うプロレスを
構築していって欲しいと思います。闘いのある本来のプロレスって本当に面白いものですね。

では後編に期待しつつ(笑)

>1972さん

業界再編・業界再々編の波は、寂しいものがあります<個々の力が無くなってきてるわけですもんね。

改めて見ると、プロレス界の熱(可能性)の鍵になる画でなかろうか、と<そうですね。
飾りは必要ですが、飾る土台がなければ飾り付けることが出来ないんですから。

プロフェッショナルレスラー達が、プロフェッショナルな闘いに挑む<“格闘ロマン”…他の誰もやらないことに挑戦するのが本当のプロレスラーですもんね。

各々興行団体として、考えは色々あるかと思いますが、それはフロントのプロデュース/折衝力次第<そうなんですよね。
ソフト(選手)は数年前より何倍もレベルアップしてると思います。
あとはハードですよね。

選手・フロント・ファンが三位一体となり、熱のある闘い・世間とも闘うプロレスを構築していって欲しい<その一端を担っていきましょう。微力ですけど。
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