BEST OF THE 稲妻(1986)

先日のご紹介した垣原賢人(参照:未来への扉~前編~~後編~)ですが、

近年のファンにはUWF時代よりも、新日ジュニアでの印象の方が強いのではないでしょうか?

新日での垣原…私は好きではないのですが、

キャラ付けとして、キムケンこと木村健吾稲妻レッグラリアートを継承したことが有名ですね。

本家キムケンの稲妻ですが、

その不思議な空中姿勢もあってか必殺技としての評価は薄いです。

しかし!!

やはり流星仮面二世さんの着眼点は「さすが」としか言いようがありません。

 団塊Jrのプロレスファン列伝 より
必殺技を語ろう!~第五回 稲妻レッグ・ラリアート~


80年代中盤の新日黄金期に、

稲妻レッグラリアートが残した名シーンは数知れません。

その中でも私がベストともいえる稲妻炸裂シーンをご紹介いたします。

旧UWFと維新軍の大量離脱によって猪木、坂口、藤波と並ぶ新日四天王に名を連ねたキムケンですが、

1986年にUWF軍がUターンしてくると、

人間サンドバッグのように前田らに蹴られ、

藤原に極められ…
極められまくるキムケン

それでも藤波とのニューリーダーズではIWGPタッグ王者(参照:「やったーーーーーーーーーー!!」)として円熟期に差し掛かりつつありました。

試合は1986年6.6 札幌中島体育センター

IWGPタッグ選手権試合

藤波辰巳、木村健吾vsジミー・スヌーカ、ワイルド・サモアン
です。
藤波、木村vsJ・スヌーカ、W・サモアン

これがサモアンです。巧くて好きなレスラーでした。
懐かしいなぁ…

ご存知“スーパーフライ”スヌーカです。
これまた懐かしいなぁ…


スヌーカの見せ場は連続のリープフロッグ。

まず前方から走って来た相手を飛んでかわし、
ひとっ飛び

次に後ろからもかわします。
ふたっ飛び

これタイミング難しいですよね。

最後は充分に勢いのついた相手に構えて、
構えて…

逆水平を一発!!
バッチーン!!

空中殺法なら当時のドラゴンも負けてません。

ドロップキックの角度やタイミングは腰を悪くするまでは日本一だったと思います。
藤波のドロップキック

最後はこの記事の主役であるキムケンの圧巻フィニッシュムーブ。

ヘッドロックからロープに振られ、
ロープに振られて、

走りこむと、
充分な助走から、

ショルダータックルでサモアンの巨体をふっ飛ばします。
ショルダータックル

自ら反対側に飛び、
もう一度走りーの、

サモアンを飛び越え、
飛び越えーの、

さらにリープフロッグ…というか馬飛びかな?
もう一回飛び越えーの、

お互いにロープのリバウンドを使うと、
お互いリバウンドしーの、

サモアンがクロスボディ。

キムケンは絶妙な角度でかわして、
クロスボディかわしーの、

ロープに飛ぶと…
リバウンドしーの、

稲妻っ!!
稲妻っ!!

サモアンの顎をとらえて、もんどりうって倒れます。
もんどりうって倒れるサモアン

ドラゴンのニードロップを挟んで、
ドラゴンの急降下爆弾から、

最後はアピール付きの、
もう一丁、

正調(?)稲妻レッグラリアート。
稲妻!!

見事防衛を果たすと互いに健闘を讃えあいます。
ノーサイド

顔面にいいのを食っても、ゴングが鳴れば恨みっこなし。

それにしても、以前にマスクド・スーパースターでも紹介しました(参照:天の川は流星仮面の調べ)が、

当時の新日常連外人は頑丈です。

そして勝ったときのキムケンの笑顔は最高です(参照:杜の都で稲妻)。
嬉しそうなキムケン

この夜のススキノは、

キムケンフィーバーに沸き返ったそうです。

その経済効果は推定3億円とも言われております。

…な、ことぁない。

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tag : 藤波辰巳 木村健吾 ジミー・スヌーカ ワイルド・サモアン IWGP

comment

Secret

No title

これかー!!

いやーすごい・・・ハイアングルの稲妻ですねぇ!!
やはりキムケン、相手の技量に合わせて使い分けていた感じですね。サモアンのタフさがわかります(^^)

キムケンの稲妻を見れば相手の強さがわかる。うーん、こりゃ格言ですな♪

それにしてもキムケンの稲妻もさることながら相手チーム、いいですね(^^)

おそらく新日本だけの限定タッグなのかもしれませんが、巧者がふたりといった感じで、いい味出てますねぇ(//▽//)

あと会場、お客さん入ってますねぇ!!
いい時代だったな・・・

>流星仮面二世さん

いやいや流星仮面二世さんの記事を読んで探しましたよぉ!!

キムケンの稲妻を見れば相手の強さがわかる<そうだとしたらキムケン…超一流ですよね。

相手チーム、いいですね<サモアンは後のコキーナとのコンビも良かったですね。
スヌーカはブロディ以外のパートナーの方が持ち味出てたような気がします。

あと会場、お客さん入ってますねぇ!!<立ち見までギッシリですよね。
あの会場は冷暖房なかったので、夏は酸欠なりそうでしたよ。

はじめまして、いつもブログ拝見させてもらってます。

やはりジミースヌーカーとかブロディなどのキャラクター設定が
しっかりしているんですよね。それを見てドキドキしますしね。
ハンセン&ブロディなんて迫力満点ですもん!

これからも楽しみにしています~

>ユキーニョさん

初めまして、いつもご覧頂きありがとうございます。

キャラクター設定がしっかりしているんですよね<そうですね。
それもオフィス主体じゃなくて、個々のレスラーがセルフプロデュースしてたんですからね。
ブロディもスヌーカも、アメリカにいても日本にいても他国においてもそのままですからね。
団体によってキャラ設定が変わるというのはもしかすると二流なのかも知れませんね。

No title

こんばんは!この稲妻レッグラリアート最高ですね!静止画でも華がありますよね。これアゴあたりですか。アゴ蹴られても試合後にキムケンと握手するサモアンの背中が男らしいですよ。

あとスヌーカ若いですね!今年のレッスルマニアで見たんですが、やはり・・・年老いてました。若いって素晴らしい!!

>H.Tさん

こんばんわ。

静止画でも華がありますよね<実は稲妻って絵になるんですよね。
空中で体がキャンバスと平行になって蹴っていく…奇跡の大技です。

若いって素晴らしい<やっぱりそれだけ動けますからね。
先日のリッキーもそうですが、若き日の残像が残っているから年老いてもオーラを感じるのだと思います。藤波も長州も佐山も。

No title

あれ?
ものすごく今更な指摘になりますが
「団塊Jrのプロレスファン列伝」さんへの誘導リンクが
どうやら間違っているような?
前の回の、キムケン無関係な記事へ飛びます。

まぁそのへんの微妙なズレっぷりも
記事の主人公に相応しいっちゃ相応しいんですが。
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Author:紫レガ 
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