鉄拳教育とは何か!?

1986年秋、UWFによる格闘技ブームの幕開けを迎えていた新日マットに一人の新星が凱旋しました。

♪ファイナルカウントダウ~ン

スペース・ローン・ウルフ

藤波辰巳vs武藤敬司

彼の名はスペースローンウルフこと武藤敬司。

現在、押しも押されぬ日本プロレス界のトップです。

藤波に挑戦を表明したキムケンも見守る中で、武藤が先に挑みます。

しかも2週連続のTVマッチです。

稲妻っ!!

藤波がクロックヘッドシザーズ出す程、当時はUムーブが主流でした。

ゴッチ仕込み

武藤も負けじとアメリカンなヘッドシザーズ。

マツダ仕込み?

当時多用したのはローリングソバットよりもこの低いトラースキック。この技好きでした。

骨法流?

善戦むなしく結果は二連敗。しかし順風満帆にシリーズを乗り切っていきました。

ちなみに当時の橋本。完全に同期の武藤に水をあけられてました。

当時のブッチャー

迎えた最終戦、藤波の負傷から突如意味不明なマッチメーク。

キムケン、610vsアントン、鉄の爪2世

当時のコスチューム、派手さならキムケンも負けてません。

IWGPタッグリーグ優勝記念ジャンパー

今夜も振ってま~す

ケビンも華があったなぁ…試合の組み立て方はアレでしたが。

かっこいいなぁ…

突然、試合は荒れます。

まずキムケンが藤波戦の流れた腹いせか、珍しく猪木を挑発。

出てこい猪木ゴルァ!!

猪木もリングインすると、虫の居所が悪いのか厳しい攻撃。

なにコノヤロウ!!

武藤のトラースキックもバックステップで拒否。

骨法…あれっ?

寝技に行きますが、逆に武藤が身体能力ですり抜ける。

ヘッドスプリング

力道山道場からのセメント技、ハンマーロックも難なく脱出して…

ハンマーロックにも…

逆に猪木の動きを封じます。

難なく切り返し

何度かの交代を経て再び向かい合うと、

武藤は気押されしないようにキムケンに張り手を要求。

気合の一発

お株を奪う弓矢固め。綺麗な試合に戻ったかと思いきや…

ボーアンドアロー

交代したキムケンは返礼とばかり強烈な張り手2発。

さっきはよくもゴルァ!!

ケビンも釣られて硬くなり、武藤の切り札は受けない。

ムーンサルトプ…あれっ?

自分の切り札は出す。

伝家の宝刀

場外戦から鉄柱に打ちつけると、セコンド勢が囲んで“介抱”する。

あくまでも“介抱”です

切れました…

武藤初の大流血

そんな中でも綺麗なジャーマンを放ちます。

見事な人間橋

それでも傷は深い。

血が止まらない

容赦ない猪木のナックル。

なおも鉄拳

苦し紛れに武藤はスモールパッケージ…まさかのカウント3。

突如首固め

猪木は終了後も武藤を煽る。

武藤来いコノヤロウ!!

そして鉄拳

たまらずキムケンが割ってはいる。

お前ぇは下がってろ!!

もういいって武藤

もういいじゃないですか!!

執拗に制止に入るキムケンに遂に猪木が逆ギレ。

テメェ…コノヤロウ…

生中継なんだと思ってんだ!!

コノヤロウ… ひぃぃぃぃ…

それでも武藤は食い下がる。

血染めのタックル

ルタリブレ用パンチ炸裂

さらにナックル。

それでも鉄拳

さらに食い下がる。

武藤も食い下がる

シリーズの最終戦という大事な試合、しかも藤波の負傷やら何やらで突如組まれた不可解なマッチメーク。

腹いせに勇気を出して猪木を挑発したら逆に返されるキムケン。

武藤の力を引き出しつつ潰そうとしたが、唐突な終了に急遽生中継の放送時間を埋める為の行動に転換せざるを得なくなった猪木。

予想しなかった仕掛けに戸惑いつつも向こうっ気の強さで猪木を戸惑わせる武藤。

そして最後までこの試合の意味を理解できぬままいつの間にかジョバーになっていたケビン。

普通に流しがちのタッグマッチでも、こんなに感情丸見えの内容が隠れている。

まさしく昭和新日こそが(精神的)ガチと言わせて頂きたい。
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tag : アントニオ猪木 藤波辰巳 武藤敬司 木村健吾 ケビン・フォン・エリック

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No title

「見たくない奴は見に来るな!」の者です。
コメントありがとうございました。

このタッグ見に行きましたよ。

当時若手の橋本選手や蝶野選手たちは誰も止めないで必死に応援してましたよね。
ケロちゃんなんか我を忘れて「武藤ー!」って叫んでますよね。
小鉄さんは涙を流してました。

観客、選手、全てを引き込んでしまう猪木さんのプロレスはリアルですよね。

ようこそ歴史の証人

123daさん、こちらこそコメントありがとうございます。

セコンド陣とケロちゃんはTVにも映ってますね。
あの中でなぜ一人だけキムケンは止めようとしていたんでしょう?
あまりのしつこさに猪木のストンピングは強烈なものになってましたね。
昭和新日本…今見ても最高ですよ。

No title

こんばんは!この頃の武藤はカッコいいですよね!もちろん今もカッコいいですが。これは今のプロレスに欠けているガチ感がありますね!昭和の素晴らしさと言いますか。
 あの610ヘルメットも好きです笑。結構批判の声のあったと聞きましたが。

610ヘルメット

単純に猪木が「被ってたら、いつかヘルメットメーカーからスポンサーつくから」という安易な発想で被らせたみたいです(笑)

武藤はこの頃の風貌から今のスキンヘッド+髭は想像できませんでしたよね。
違った意味で三沢があんなお腹になるのも想像できなかったですし…
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