長州のプロレスリング(1995)

その誕生時からユニバーサル、UWF、そしてUインターと本当に因縁の深い長州力。

その長州がUのリングに初登場した試合(参照:長州 in UWF)を前回記事にしましたが、

その95年の新日vsUインターの開戦となったタッグマッチも振り返ってみようと思います。

試合は数週間後に控えた東京ドームでの全面戦争の前哨戦として、

1995年、新日の9.23 横浜アリーナ大会で実現しました。

遂にUインターが新日マットに殴り込み

長州力、永田裕志vs安生洋二、中野龍雄です。

「Uはドームで潰す!」と、高らかに宣言した長州はさらに試合に先立ち、「俺から正面タックル一本でも取れたら、あいつらの勝ちでいいぞ」と公約。

レスリング技術の差に絶対的な自信を持っていた長州は非公開だったパートナーにこれまたレスリング技術の高い永田を指名しました。

試合は永田のローから始まりますが、

ゴングと同時に永田のロー

すぐに安生も右からのストレート掌底を返します。

即座に安生の右ストレート

開始から激しい打撃戦に、長州も嬉しそうです。

打ち負けてない永田に長州ニヤリ

永田は驚異的な背筋力を使ってフロントスープレックスにいきます。

豪快なフロントスープレックス

早くも長州にスイッチします。

安生はローと、

早くも長州登場

掌底。

ノーガードの長州に簡単に入ります。

簡単に掌打が入る

バックを取りに来た長州に安生はUインターの“伝家の宝刀”を抜かんとしますが、

バックを取る長州に安生はUインター“伝家の宝刀”を狙う

長州のクラッチは切れず、

逆に力で崩されます。

長州は強引に崩しに行く

頭を押さえてコントロールすると、

上からコントロールし、

得意のアレで動きを封じ込めにかかります。

得意のアレ

ブレイク後、余裕を持って中野も挑発。

返す刀で中野も挑発

安生は再び打撃で揺さぶりをかけますが、

安生の強烈な掌底に、

長州も珍しく掌底で応戦します。

珍しい長州の掌底

代わった中野にも早速アレにいきます。

中野にもアレ

永田は一級品の投げで勝負します。

永田はあくまで投げる

安生が出てくると、タックルにいきますが…、

安生が蹴りで合わせると、顔面直撃!!

タックルに合わせた安生の右ローに、

この技は安生が得意とするカウンターのテクニック(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.4【隠れ名勝負数え歌~後編~】)で、

予備知識のない永田はモロに食って、

顔面が腫れあがります。

永田の顔面が腫れる

代わった長州はここで逆に自ら片足タックルに入ります。

長州の片足タックル

逆に安生が足を取りますが、極まりません。

膝十字にも余裕の長州

すぐに永田と代わると、

首筋への蹴りから、

代わった永田はお返しとばかり、

マウント、そして顔面にナックル。

パウンドを顔面に

長州は再び中野を挑発。

長州は中野を挑発

永田のナックルで安生の顔も腫れあがりました。

安生の顔面も腫れた

ここで代わった中野を長州は軽々とブレーンバスター。

場内が沸きます。

長州のブレーンバスター

さらに永田のバックドロップ、

永田のバックドロップ

フロント・スープレックスと一気に畳み掛けます。

さらにフロントスープレックス

さらに蹴りを出してきますが、

ここからは中野の独壇場です。

完璧なブロックをすると、

左ミドルは中野完全にブロック

激しい膝蹴りの連打から、

膝の連打から、

きれいな巻き投げ、

巻き投げ、

そして深く入った腕十字でギブアップを奪います。

十字で永田タップアウト

堂々の勝ち名乗りを受ける安生。

勝ち誇る安生

はやる永田を抑える長州。

Uインター先勝

ついにはこの試合でUインター側は一度もタックルに行きませんでした。

いや、行けなかったのか…

そして長州と安生の二人はこの16日後に一騎打ちします。

思えばその試合こそが、現在のハッスルでの姿につながってくる“原点”といえるものだったのです。

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tag : 長州力 安生洋二 中野龍雄 永田裕志 UWFインターナショナル 全面戦争

comment

Secret

No title

こんばんは!自分、この試合好きですね!両軍とも顔を腫らせ、一線を越えたような危険度が伝わってきます。

長州はアレを使ったりして、上手いこと自分の技量の高さをアピールしてましたね。

中野のフィニッシュは、エグイですね。まさに対抗戦ですね!自分が過去にアップした関連記事をTBさせて頂きます!

No title

いやー長州がらみ2連戦、おもしろいです(^^)

うーん、タックルへの懸念かぁ・・・
確かに組み合っては・・・さすがの安生も思うようにはいかない感じですねぇ。長州、レスリング技術もさることながら、着眼点は他の日本人選手にはない“かいな力”かな~なんてボクは思います。これはそうとうな武器だと思いますねぇ~。

しかし長州、打撃はまったくできないんですねぇ・・・
ガードも・・・しないっすよね、なんか(^^;
いろんな意味で恐るべしですね!



No title

こんばんは!たびたびすいません。TBできなかったのでさっきのコメ訂正させてください。多分、自分の記事がかなり前のものだからかなあ。お願致します!

No title

この試合見に行きましたよ。
技術あり、殺伐感あり、闘いありの凄い試合でしたね。

とにかく会場の熱も凄かったですね。

>H.Tさん

こんばんわ。

一線を越えたような危険度<永田の腫れは偶発ですが、安生の腫れは完全に故意ですから…本来は反則です。

長州はアレを使ったりして、上手いこと自分の技量の高さをアピール<その辺の見せ方が一流たる所以ですよね。
いくら強くても、その強さが目に見えないとプロとしては二流です。

TBの件は私もやってみます。
もしならなければ申し訳ございません。

>流星仮面二世さん

組み合っては・・・さすがの安生も思うようにはいかない感じ<よく見返したら…安生はタックル試みてますね。長州は微動だにしませんけど。

着眼点は他の日本人選手にはない“かいな力”<そうですよね。
長州の腕力は本当に凄かったみたいです。
この当時、パンクラスを例に挙げて「グッドシェイプって言ったって、結局はパワーだろ」みたいなことも言ってました。
後年、前田も歴代日本人最強は「長州さん」って言ってました。

しかし長州、打撃はまったくできないんですねぇ<あの蹴りと、時折見せる右ストレートくらいですもんね。
でもこの試合で見せてる掌底は強烈です。

>123daさん

技術あり、殺伐感あり、闘いあり<対抗戦の歴史が新日の歴史といっても過言じゃないですよね。
長州のこういった技術が見られたことが、新日vsUインターの収穫じゃないでしょうか。

No title

こんばんは!まさにあの記事をTBしようと思ってました。さすがですね!こっちは何故かできないので言葉で許してください。TBありがとうございました!

こんばんは!
新日VSUインターが僕のピークだったので、かなり面白いです!
今更ながらUインター関連の書籍を何冊か読みました。確か鈴木健の本に書いてあったと思うのですが、高田 安生VS三沢 川田 だったかな?ほぼ決定していた幻のカードとして載っていました。また機会があったら、「Uインター戦士もし闘わば」で是非取り上げてください!

No title

TBありがとうございました!<ところがですね、なぜかこっちがTB出来ないんですよ。
もう一回H.Tさんやってくださいませんか? お手数かけます。

>フエルト布よしゆきさん

こんばんわ。

確か鈴木健の本に書いてあったと思うのですが、高田 安生VS三沢 川田<超ビッグカードですね!! それは知らなかったです。
でもvs全日は高田が最も乗り気じゃなくて頓挫したんですよね。

また機会があったら、「Uインター戦士もし闘わば」で是非取り上げてください!<うわぁ…懐かしいことを(笑)。
そう言えばあっちの方…かなり止まってますよね。

こんばんは。

永田選手の試合を見ようと思い、試合を探してみたのですがありませんでした。


まさにこの試合です。

永田選手が若手の頃ですよね。


おはようございます。

すみません。
ワールドにあったようで'(汗)

私は年代を入力して検索しているのですが
横浜アリーナと入力すると出てくるとの事で…

お騒がせ致しました。


ちなみに、永田裕志選手のお勧めがありましたら教えて下さい。

>みーさん

こんばんわ。

お騒がせ致しました<いいえ、こちらこそお役に立てず、すみません。

永田裕志選手のお勧め<そうですねぇ。

定番としては1995年10.9のUインターとの対抗戦、2001年のG1優勝戦。

対抗としては1994年11.6の野上彰戦、2002年12.10の村上和成戦。

大穴として2001年大晦日と2003年大晦日の総合挑戦でしょうね。

というか、永田に関してはあまり思い出深い試合は少なくて…こんなところで勘弁して下さい。


この試合は先程コメントした絡みで視聴してます。

何故か永田選手、” 若手”という風には見えなかったんですよ〜〜


前田選手が…
歴代日本人最強は、長州力選手と言っていた。

そうなんですか。

>みーさん

永田選手、” 若手”という風には見えなかった<試合前は不安だったそうですけど、試合が進む中で自信持ったみたいなコメント読んだ記憶あります。

前田選手が…歴代日本人最強は、長州力選手と言っていた<聞き手がGKだったということもあるんですけどね。
意外と前田氏って気を遣うところ有りますから。
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