UWFの象徴~羽根折り顔面締め~

不人気企画(泣)のYoji Anjo Is Aliveシリーズもどうにか vol.8 を迎える事が出来ました。

そして、ありがたくただ一人だけ(再泣)YYさんのコメントも頂けました(感涙)。

そこで気になった一言。

チキンウィングフェースロック・・・
私はこの技の決まり手、見た事がありません!


な…なんと!!

今や旧UWF時代からの象徴である、チキンウィング・フェースロック(羽根折り顔面締め)のフィニッシュシーンをご存知ないファンが既に主流となっているんですねぇ…

高田vs越中の名勝負(参照:伸彦とエッチュー)もこの技の攻防がハイライトでした。

チキンウィングフェイスロック

この技が陽の目を見たのは私の記憶が定かなら、

1984年の旧UWF(ユニバーサル・プロレス)の実力№1決定戦におけるスーパー・タイガーvs前田日明とvs藤原喜明からだったと思います。

その後、ゴッチ門下生の各選手がこの技を決め技として使用し、当時はアキレス腱固めと並ぶUWFの切り札でした。

相手の肩関節を極めると同時に、顔面の骨を締め上げるといういわゆる“複合技”。

この“複合技”というのが、まさにプロレスリングならではの技術な訳です。

余談ですが、当時はテレビ放送もなかったUWFだけに、

週プロやゴングで読む決まり手の名前に想像力をかき立てられたものです。

アキレス腱固めって?

ヒザ十字固めとヒザ靱帯固めって、どう違うの?

V1アームロックって何? V2アームロックってのもあるの?

ジャパニーズ・レッグクラッチって丸め込む技じゃないの???

…みたいな。

中でもこのチキンウィング・フェースロックはどうやってその形に入るのか連続写真を見ても理解しきれませんでした。

ビデオレンタル店が出始めの頃UWFのビデオを借りて、

やっとその技の掛け方を知った私は、

翌日から学校で友人に掛けまくり!!

ギブアップの山を築いていきました(笑)

UWF軍団が新日に登場するまでは私以外に全校で、この技は使用出来ませんでした。

その後、新生UWFを経て、Uインターとなる訳ですが、

この技がフィニッシュとなった試合を調べてみました。

1991年 8.24 静岡産業館

高田延彦、ビリー・スコットvs山崎一夫、中野龍雄


山崎のチキンウィングフェースロック

1991年 12.22 両国国技館

安生洋二vsボブ・バックランド
(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.5~Uの本質~)

必殺のチキンウィング

1992年 5.8 横浜アリーナ

宮戸優光vsマーク・フレミング


フレミングのチキンウィングフェースロック

1992年 8.28 後楽園ホール

宮戸優光vs中野龍雄


中野のチキンウィングフェースロック

1995年 4.20 名古屋レインボーホール

宮戸優光vsジーン・ライディック


ライディックのチキンウィングフェースロック

1993年 8.13 日本武道館

佐野直喜vs安生洋二
(参照:Yoji Anjo Is Alive vol.8~至高の闘い・前編~~後編~)

ガッチリ入って安生タップ

以上、計6試合です。

ただし画像を見てもわかりますが、

ライディックやフレミングのチキンウィング・フェースロックはそれぞれ力に頼った様な型です。

本来のチキンウィング・フェースロックは相手の顔の方向を、極めた方の肩の反対側に向けなくてはなりません。

ライディックの場合はもう完全に力技、フレミングのはスリーパーです。

再度見てみると佐野のも微妙にスリーパーですね。

そう考えるとこの技は、

UWFにルーツを持つ選手だけの門外不出の必殺技なのかも知れません。

総合で見られる可能性は極めて低いのですが、

失われて欲しくない“プロレス界の重要文化財”だと思います。

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tag : チキンウィング・フェースロック 高田延彦 山崎一夫 中野龍雄 佐野直喜 ボブ・バックランド ジーン・ライディック マーク・フレミング UWFインターナショナル

comment

Secret

好きでしたわぁ、この技。
なかなか顔が反対に向かなかったんすよねぇ~(…頬骨極まってるから痛いんですが)。

オラの中ではWWF世界戦でのボブとヒットマンのサブミッションマッチが印象的です。

>BKっち

やっぱりこの技は80年代のガキには欠かせないですよね(笑)
70年代で言えば足4の字やコブラツイストでしょうか。

当時は週プロの藤原組長のスーパーテクニックを読みながら毎週友人にサブミッションをかけまくってました。懐かしいなぁ…

WWF世界戦でのボブとヒットマンのサブミッションマッチ<そういう試合も出来るんだから、ブレットは本物の天才だったんですよね。

No title

総合では、なかなか難しい技ですが、桜庭なら、極めてくれるような気が・・・・(笑)確か、対抗戦の頃、大谷が桜庭に極めてましたよね?

No title

こんばんは!自分もこの技好きです。好きになった要因は、やはり高田vs越中ですね。カッコ良かったです。

自分も学校でやってました。でも、新日にUWFが来てからなので、レガさんが元祖です笑。

No title

これ、ボクも知ったのは旧UWF時代に藤原が佐山に決めたの見たときです。
それにしてもこれをいち早く学校で使うとはさすがです!!
これとクロック・ヘッドシザースはわからなかったなぁ~。
やっぱりボクも新日本にUWFが来てからが現実的でしたね。でもって、かける方よりかけられて痛かった思い出が超あります。
これ、メチャクチャ痛いっすよね!!

そうそう、これ・・・いつもコラボさせてもらっているお礼にコラボさせてもらっていいですかね?今週中にはがんばってアップしますので(^^)
よろしくお願いします♪

No title

こんにちは
私もすごい好きな技ですね
でもやはりWWF時代のバックランドの技ってイメージが強いですね!
彼のをインターで見れたのはうれしかったっす(笑

No title

未確認ですが、無限大記念日で使ってませんでしたか?

知り合いの話しだとその前に、新日本で木戸さんが使ったのを見たという話もありますね。

実力No.1決定戦の佐山さんと藤原さんの試合は会場で見ていたので、本当に地味な技でしたね。最初はフィニッシュ技とは誰も思っていなかったと思いますよ。

前田戦も同じ技で極められてから僕の学校のプロレスごっこでもブームになりました(笑)。

ありがとうございます;

いやはや、どうも、まったくお恥ずかしい限りで(笑)
勉強になります、ありがとうございましたm(__;m!!

羽根折り固めなら羽根折り固め、フェースロックなら
フェースロック、というように単独の技ならば観た事が
あるのですが・・・(汗汗) 私などは主流でも何でもないんですヨ;
にわかということで・・・どうかお赦しを~~(>_<;;

それにしてもこの技、かっこいいですね~! !


No title

どうも(^^)
コラボ完成しましたぁ~(//▽//)

http://ameblo.jp/maskedsuperstar2/day-20090522.html

ぞうぞよろしくお願いします(^▽^)

>ヒロシさん

桜庭なら、極めてくれるような気が<しますよね(笑)
またアンソニー・マシアスみたいな相手とやる機会があれば、ぜひトライして欲しいです。

対抗戦の頃、大谷が桜庭に極めてました<あ~~!! 忘れてました。
そうですそうです。『SKY DYVING J』。
あれ名勝負でしたねぇ!!

>H.Tさん

こんばんわ。

好きになった要因は、やはり高田vs越中<こうやって考えると、高田vs越中って、藤波vs長州ばりに当時の少年ファンに影響与えまくってますね。

レガさんが元祖です笑<認定して下さり、ありがとうございます(笑)。
というか単にズルですよね(笑)。

>流星仮面二世さん

ボクも知ったのは旧UWF時代に藤原が佐山に決めたの見たとき<さすがタメですね。

これをいち早く学校で使うとはさすがです<いや、だから単にズルなんですよ(笑)。

メチャクチャ痛いっすよね!!<マジに肩外れそうになります(汗)。

お礼にコラボさせてもらっていいですかね?<さっそくして頂いたみたいで…嬉しいです!!
今後もコラボっちゃいましょうね!!

>Fさん

こんばんわ。

私もすごい好きな技<本当この技って人気あったんですね。驚きました。

やはりWWF時代のバックランドの技ってイメージ<型的にはライディック画像の型だったような記憶があります。
ゴングが鳴った後も締め上げて、レフェリーが離したあとに「やってしまった…」みたいな。
安生に決めたのはほぼ完璧でしたね。

>123daさん

未確認ですが、無限大記念日で使ってませんでしたか?<…ムム。そう言われれば…使われてたような気もします。
山崎あたりでしたかね? ちょっと覚えてません。

その前に、新日本で木戸さんが使ったのを見たという話<そうですか。そういや旧UWFと同時期だと思いますが、現在のライガーも使ってたような気もします。

実力No.1決定戦の佐山さんと藤原さんの試合<当時はああいった技で終わるなんて前例なかったですもんね。

前田戦も同じ技で極められてから僕の学校のプロレスごっこでも<やはりそこが都会なんですね。私らの町にUWFブームが来たのは前田と高田が藤波、越中を蹴りまくってた頃からです。

>YYさん

勉強になります、ありがとうございました<こちらこそです。

羽根折り固めなら羽根折り固め、フェースロックならフェースロック<記事にもしましたが、複合技という概念こそがプロレスリングならではの奥の深さですね。

私などは主流でも何でもないんですヨ<いや、きっちり観戦に行ったり行動が伴っているYYさんみたいなファンこそが、業界を支えてる主流なんですよ。
羨ましいくらい行動的です。

No title

どうも。
現実の試合ではなく、創作の中のことで恐縮ですが。

「ね、教えてくれませんか」
「何をだ?」
「彼の背中から、首と左腕をかためたあの技ですよ」
「あれか――」
「初めて見ました」
「チキン・ウィング・フェイスロック――。そんなような名前の技だ」
「チキン・ウィング……」
「フェイスロックだ」
「へぇ――」
「テレビで覚えたんだよ」

コミカライズも2回されてますが
有名な板垣版より谷口版の方が、「空気」が忠実で好きです。
首の極め方向もきっちり逆方向に描かれてます。

新日で大谷がよく使ってた頃は、首間違ってました。
むしろクラッチが届いてなかったせいで、そう崩れてました。

>ネコさん

またまた、ありがとうございます。

餓狼伝ですね。原作本は3冊くらい買っていました。
当時、第1次U~新日との提携時代ですね。中学生の私にとっちゃちょっと難しい文体でした。

新日で大谷がよく使ってた頃は、首間違ってました<チキンウィングと言えば、新日ではライガーなんですよね。
もちろんリバプールの風になった方の人ですけど。
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