封じられた“伝家の宝刀”~後編~(1995)

前編のつづきです。

代わった桜庭は「長州に届け!」と言わんばかりのサソリ狙い。

Uインターにおいても、この技を得意としている桜庭の真骨頂。

サソリ狙い、

しかし永田はあっさり返して、

永田受ける気なし、

足関の取り合いへ。

足の取り合い、

このあたりの展開は桜庭と他の3選手との意識の違いが見えます。

永田はここでも体格差を利用してSTFへ。

STF

何とか凌いだ桜庭は“伝家の宝刀”再チャレンジ。

再び“宝刀”狙い、

待ってましたとばかりに永田はまたぶっこ抜く。

またジャーマン!!

後に総合のリングで猛威を振るった“伝家の宝刀”が、ここまで完封されるとは!!

両選手ともにスイッチします。

ここからの攻防も面白いです。

当時は新日だけじゃなく、U系でもほとんど見られなかった組み際の攻防。

現在の総合では当たり前に見られる光景です。

金原は脇腹へ膝を一発。

膝、

すると石沢は側頭部で頭突き。

こういった部分は総合にはない攻防です。

頭突き、

金原は掌底を一発。

掌底、

石沢はまた頭突き。

また頭突き、

ムッとした金原は掌底を連打。

左右から連打、

ブレイクから石沢はまたも低いタックルを決める。何発目だろう。

石沢のタックルが冴える

代わって桜庭がリングイン。

ここで初めてロ-シングル成功!!

桜庭のローシングル決まる、

さらに上から殴りにいくと、

上から殴りに行く、

引き込んだ石沢はするりと、

石沢下から、

三角締め!!

三角へ!!

腕も使っての締め込みに桜庭はタップアウト。

極まった…

ゴングが乱打されると、永田はもちろん、会場の新日ファンも大騒ぎ。

まず第一試合は新日側の勝利です。

歓喜の新日ファン

タッグマッチに慣れていない金原は収まりが付きませんが、

石沢、クールに「帰れ!」と一喝。

収まらない金原に石沢は「帰れ!」

スープレックスで投げまくった永田、ひたすらタックルを打ってきた石沢、ムエタイ選手そのものの金原。

この3人の絡みによる“殺伐感”が、今もなお語り継がれる“伝説”たるゆえんかと。

試合後の控室インタビュー。

そのコスチュームも含めた金原のキック一辺倒に憤慨した永田、石沢に対して、

当の金原は、

「タッグマッチは水物と言うか…、(永田らは)ウチに入ってれば、もっと強くなってたんじゃないですか?(ニヤリ)」

「ウチに入ってれば…」

思えばこれが、“ボヤキング”襲名への序曲だったのでしょうか。

関連記事

tag : 金原弘光 桜庭和志 永田裕志 石沢常光 UWFインターナショナル 全面戦争

comment

Secret

No title

最後は、サクが三角でタップアウトしてるんですね(汗) 四人とも今やプロレス界、総合格闘技界の宝ですが、この中で、当時一番期待されてなかったであろうサクがあれだけ開花したのだから、人生どうなるか分からないものですね!

入場テーマ取り上げてくださってありがとうございました。

この試合、というかこの大会全てにおいて伝説ですよね。
実はこの頃に私プロレスを見始めまして(;゜д゜)
なのでそれ以前の試合はリアルタイムではございません。

大谷晋二郎の記者会見でのオリンピック入場式みたいな服装、青年実業家みたいな髪型、ギラギラした目、力強い声・・・下っ端だけどエリートだ!って感じが好きでした!!

すいません!場違いなのは承知ですが好きすぎて我慢できませんでした(´∀`*)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

>ヒロシさん

公開コメントは初めまして…ですよね。

この中で、当時一番期待されてなかったであろうサク<確かにそうでしたよ。
でも永田も石沢もそれほどスター性あったわけではないので、この第一試合がここまで盛り上がったのはとにかく“潰す潰されまい”という気迫でしょうね。

>ケツさん

この試合、というかこの大会全てにおいて伝説<まさにその通りです!!

大谷晋二郎<私も好きでしたよ。
顔面ウォッシュ始めるまでの大谷は将来の新日背負うような気がしてました。
あの眼がね、素晴らしかった。
実はこの日のベストバウトは大谷vsヤマケンだと思ってるんですよ。

今度UPしますね。

No title

おお!!これ見に行きましたよ!!思い出すなぁ(^^)
なんていうんですかね、試合っていろいろな攻防ありますけど・・・昔からファンが一番見たいのってこういう感情さらけ出した戦いなんですよね!
この試合、ボクはすごく興奮して・・・忘れられませんねぇー(^^)

>流星仮面二世さん

これ見に行きましたよ!!<私もこの大会が東京ドームで見た初めての試合です。
あの客入り見たら普段5000規模の会場しか行ったことなかったんで圧巻でしたね。

昔からファンが一番見たいのってこういう感情さらけ出した戦いなんですよね!<石沢と金原なんて一触即発ですもんね。
一歩間違えたら興行自体がメチャクチャになりかねない攻防ですよね。

昨夜視聴しました。

レガさんも流星仮面さんも会場で観戦されていたんですね!

6.7分あたりだっかな〜カウント数えた時に
新日ルールだと把握し、私は我に返ったような。
永田選手VS桜庭選手の関節の取り合いは
引き込まれましたし、失礼ですが永田選手意外とやるな〜〜と。
石沢選手、下からの三角締めも素早くてガッチリ決まりましたよね。

殺伐感…分かる気がしました。


どの試合も真剣に観ているのですが、この試合を見始めていつもの感覚と違う真剣な目で観ていた自分に気づいたんですよ〜
何故か分からないんですけどね。



>みーさん

永田選手VS桜庭選手の関節の取り合いは引き込まれました<あれから20年近く経って、また同じリングで試合してたんですからね。本当に明日なんてわからないですよ。

殺伐感…分かる気がしました<猪木が会長賞(?)出したんですよね。その一方で、セミの橋本、メインの武藤には物凄いダメ出ししていました。

この試合を見始めていつもの感覚と違う真剣な目で観ていた自分に気づいた<それがこの試合の凄さでしょうね。シングルならまだしも、タッグマッチでここまでの緊張感出せないですよ。
紫レガとは?

紫レガ 

Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
UFC (1)
最新トラックバック
検索フォーム
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
リンク
来場者数
QRコード
QRコード