BESTBOUT 610~CASE OF nWo TRIUMPH後編~(1999)
武藤敬司90年代の名勝負は、
前編からの続きとなります。
主導権を握って攻め続ける挑戦者の天龍源一郎は、
延髄斬りから会心のガッツポーズを見せ、

返す刀で放送席に座る、
解説のマサ斎藤さんをも挑発していきます。

武藤を引きずり起こして、
仕掛けたブレーンバスターは、

軌道を変えて変則的に、
側頭部からキャンバスに落としました!

ブレーンバスターという技のバリエーションでは、
この天龍が日本一だと思います。
カバーの体勢は武藤がカウント2でクリア、
福岡のファンから大きな拍手と声援が飛びました。

続けて天龍が追い撃ちとばかりに、
2発目のラリアートを放っていくと、

前編からの続きとなります。
主導権を握って攻め続ける挑戦者の天龍源一郎は、
延髄斬りから会心のガッツポーズを見せ、

返す刀で放送席に座る、
解説のマサ斎藤さんをも挑発していきます。

武藤を引きずり起こして、
仕掛けたブレーンバスターは、

軌道を変えて変則的に、
側頭部からキャンバスに落としました!

ブレーンバスターという技のバリエーションでは、
この天龍が日本一だと思います。
カバーの体勢は武藤がカウント2でクリア、
福岡のファンから大きな拍手と声援が飛びました。

続けて天龍が追い撃ちとばかりに、
2発目のラリアートを放っていくと、

そこに待っていたのは低空ドロップキック!
踏み込んだ右膝頭にクリーンヒット!

苦悶の表情を浮かべる天龍の傍で、
武藤も集中攻撃を浴びた首を押さえて、
一瞬苦痛に顔を歪めます。

しかしながらここは千載一遇のチャンス。
すぐに武藤は軽やかなステップで、
距離をとって狙いを定めると、

ロングジャンプから右膝側面に、
2発目のドロップキック!

110キロを超えた身体、且つボロボロの膝で、
この飛距離は何なんでしょうか!?
身体能力は初代タイガー、オカダと並び、
日本プロレス史上三指に入ると思います。
さらに起き上がった瞬間を狙って一発!

前から横から強烈なのを食っては、
さすがの天龍も激痛に顔を歪めます。

ここから実に武藤も速い!
片足タックルで右足をすくい上げるや、

一気にドラゴンスクリュー!

必死に起き上がったところへ、
ダメ押しとばかりに低空ドロップキック!

倒れたところで足4の字固めへ!!

この緩急自在な動きこそ、
武藤最大の武器でして、
どんな強敵も打倒してきた必殺技です。
これは三銃士の他の二人や、
全日四天王ら同世代のトップレスラーが持たない、
唯一無二のテクニックだと思います。

烈闘生―傷だらけの履歴書 より
天龍は左足を押さえながら、
必死のディフェンスを試みますが、
雄叫びを上げながら締め込む武藤。

やがてガッチリ入ったところで、
何とかサードロープに天龍の左手が届きました。

それにしても80年代には、
既に“過去の技”へと成り下がっていた足4の字を、
会場が割れんばかりに湧く見せ場に復活させた武藤。
これも功績の一つでしょうね。
ブレイク後、コーナーへもたれた天龍に対し、
張り手3連発をお見舞いした武藤。

これを受け止めておいて、
天龍はグーパンチのお返し!
一撃で逆転出来る強みがあります。

3発で片膝付いた武藤に対し、
尚も連打連打で実に8連発!

そこから引きずり起こして、
渾身の逆水平チョップ3連発。

さらにニュートラルコーナーへ叩き付けてから、
抱え上げてコーナートップに据え付けました。

天龍はリングサイドを睨みつけながら、
自らもコーナーへ登っていくと、

躊躇なく飛び上がり、
武藤の首を両足で挟み込んで、
初公開の雪崩式フランケンシュタイナー!!

自らの脳天が先にマットに着地するという、
ぎこちなくも危険極まりない形ながら、
しっかりと体重を乗せて武藤を投げ切りました!!

福岡国際センターの大観衆は騒然。
さすがに自らもダメージが残りましたが、
武藤にはその何十倍もの、
肉体的、精神的ダメージを与える事に成功です。

ここ一番で思いもよらぬ技を繰り出してくるのが、
天龍プロレスの神髄であり怖さでもあります。
フォールは武藤がカウント2で何とかキックアウト!

天龍は仕切り直しのラリアートから、

今度はガッチリとエビに固めますが、
これも武藤はキックアウト。

劣勢の中でも、
武藤の目は死んでいません。

天龍はもう一度距離をとって、
左腕を撫しておいてから、

もう一度、浴びせ倒す様なラリアート!

そのまま押さえ込むものの、
これも武藤はカウント2でクリア。

かなり追い込まれていながら、
武藤はまだ何かを画策しています。
天龍はやや攻めあぐねた表情か?
VTRを観ながら武藤は一言、
武藤
「あーもう! 薄いなぁ頭!」

天龍は迷いの中、
必殺技であるパワーボムへ!

そこを決して見逃さなかったのが武藤。
持ち上げられたのを反動にして、
逆転技フランケンシュタイナー炸裂!!

そのまま頭部を押さえ込む武藤、
これを天龍も返していきます!

昨年一時期、Twitterで、
『フランケンシュタイナー×ウラカンラナ論争』がありましたね。
確かにスコット・スタイナーのオリジナル版とは違えど、
高速で相手の頭部をマットに打ち付けるのは、
スコット同様、ウラカンではなくフランケンでしょう。

そこから固めていったり、腕十字に移行していったり、
フランケンシュタイナーそのものを進化させたのが、
武藤流だと思います。
ここからスタミナもエンプティ-間近の両者は、
足を止めた打ち合いに入ります。
天龍は逆水平、

武藤は胸を張るチョップ、

3発目の逆水平が入ったところで、
一瞬動きが止まった武藤でしたが、

ここで突如ニールキックを打つジーニアスぶり!

歯を食いしばって、
先に起き上がって行く天龍と、

逆方向に視線を送った武藤も、
立ち上がりと同時に、

信じられないスピードと精度の、
低空ドロップキックで膝を完全破壊!

エゲつない角度でヒットさせると、
棒立ちの天龍を首投げで寝かせ、

一気呵成にコーナーポストへ。

一緒にVTRを観る蝶野正洋は思わず、
蝶野
「遠いよ、これ…」

その距離を一直線に飛んでいくのが、
当時のムーンサルトプレスであります!!

しかも天龍の上半身に、
両膝をぶち込んでいく特別仕様!!

蝶野
「うわぁ膝! …これ、わざとだ。ねぇ?」
武藤
「へへっ(微笑)」
カウントはしっかりと3つ。
こんなの返せる訳がありませんよ!

ゴングと同時にリングに雪崩れ込むのは、
天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤といった、
nWoジャパンの仲間たちです。
ヒールユニットに身を置きながら、
武藤が勝利した時の会場の一体感は、
どのベビーフェイスも比べものになりませんでした。

番組で武藤は以下の様にも語っています。
武藤
「天龍さんと闘って初めて全日本プロレスと新日本プロレスの育ちの違いってのを学んだっていうかさ、どっちがいいとかじゃなく。天龍さんの試合の“間”とか好きだよ。もしかしたら全日本プロレスのスタイルとかの方が好きかも知れないな」

3年後、武藤が全日本プロレスに移籍するとは、
この時点では夢にも思わなかったですね。

この試合当時、私は26歳。
プロレスファンとしては倦怠期に入っていました。
また、人生史上最も酒を飲んでいた時期で(笑)、
同乗した車が交通事故に遭い、
生まれて初めて長期休業していたどん底期。
動かない身体で観たこの試合には、
どれだけのパワーを与えられた事か…。
という訳で武藤引退に向けて、
紫レガなりの名勝負振り返り。
スローペースながらやらせていただきます。
踏み込んだ右膝頭にクリーンヒット!

苦悶の表情を浮かべる天龍の傍で、
武藤も集中攻撃を浴びた首を押さえて、
一瞬苦痛に顔を歪めます。

しかしながらここは千載一遇のチャンス。
すぐに武藤は軽やかなステップで、
距離をとって狙いを定めると、

ロングジャンプから右膝側面に、
2発目のドロップキック!

110キロを超えた身体、且つボロボロの膝で、
この飛距離は何なんでしょうか!?
身体能力は初代タイガー、オカダと並び、
日本プロレス史上三指に入ると思います。
さらに起き上がった瞬間を狙って一発!

前から横から強烈なのを食っては、
さすがの天龍も激痛に顔を歪めます。

ここから実に武藤も速い!
片足タックルで右足をすくい上げるや、

一気にドラゴンスクリュー!

必死に起き上がったところへ、
ダメ押しとばかりに低空ドロップキック!

倒れたところで足4の字固めへ!!

この緩急自在な動きこそ、
武藤最大の武器でして、
どんな強敵も打倒してきた必殺技です。
これは三銃士の他の二人や、
全日四天王ら同世代のトップレスラーが持たない、
唯一無二のテクニックだと思います。

烈闘生―傷だらけの履歴書 より
武藤
「同年代の日本人レスラーで俺ほどいろんな相手とやったレスラーはいないからね。ハルク・ホーガン、リック・フレアー、ビッグバン・ベイダー、スタン・ハンセン、スティーブ・ウィリアムス、スコット・ノートン、スティング、レックス・ルガー…日本人レスラーでもアントニオ猪木、高田延彦も含めていろいろやってる。日本人の同世代で俺ほど大きな枠で動いたレスラーはいないと思うし、その経験は自信になってますよ」
天龍は左足を押さえながら、
必死のディフェンスを試みますが、
雄叫びを上げながら締め込む武藤。

やがてガッチリ入ったところで、
何とかサードロープに天龍の左手が届きました。

それにしても80年代には、
既に“過去の技”へと成り下がっていた足4の字を、
会場が割れんばかりに湧く見せ場に復活させた武藤。
これも功績の一つでしょうね。
ブレイク後、コーナーへもたれた天龍に対し、
張り手3連発をお見舞いした武藤。

これを受け止めておいて、
天龍はグーパンチのお返し!
一撃で逆転出来る強みがあります。

3発で片膝付いた武藤に対し、
尚も連打連打で実に8連発!

そこから引きずり起こして、
渾身の逆水平チョップ3連発。

さらにニュートラルコーナーへ叩き付けてから、
抱え上げてコーナートップに据え付けました。

天龍はリングサイドを睨みつけながら、
自らもコーナーへ登っていくと、

躊躇なく飛び上がり、
武藤の首を両足で挟み込んで、
初公開の雪崩式フランケンシュタイナー!!

自らの脳天が先にマットに着地するという、
ぎこちなくも危険極まりない形ながら、
しっかりと体重を乗せて武藤を投げ切りました!!

福岡国際センターの大観衆は騒然。
さすがに自らもダメージが残りましたが、
武藤にはその何十倍もの、
肉体的、精神的ダメージを与える事に成功です。

ここ一番で思いもよらぬ技を繰り出してくるのが、
天龍プロレスの神髄であり怖さでもあります。
フォールは武藤がカウント2で何とかキックアウト!

天龍は仕切り直しのラリアートから、

今度はガッチリとエビに固めますが、
これも武藤はキックアウト。

劣勢の中でも、
武藤の目は死んでいません。

天龍はもう一度距離をとって、
左腕を撫しておいてから、

もう一度、浴びせ倒す様なラリアート!

そのまま押さえ込むものの、
これも武藤はカウント2でクリア。

かなり追い込まれていながら、
武藤はまだ何かを画策しています。
天龍はやや攻めあぐねた表情か?
VTRを観ながら武藤は一言、
武藤
「あーもう! 薄いなぁ頭!」

天龍は迷いの中、
必殺技であるパワーボムへ!

そこを決して見逃さなかったのが武藤。
持ち上げられたのを反動にして、
逆転技フランケンシュタイナー炸裂!!

そのまま頭部を押さえ込む武藤、
これを天龍も返していきます!

昨年一時期、Twitterで、
『フランケンシュタイナー×ウラカンラナ論争』がありましたね。
確かにスコット・スタイナーのオリジナル版とは違えど、
高速で相手の頭部をマットに打ち付けるのは、
スコット同様、ウラカンではなくフランケンでしょう。

そこから固めていったり、腕十字に移行していったり、
フランケンシュタイナーそのものを進化させたのが、
武藤流だと思います。
ここからスタミナもエンプティ-間近の両者は、
足を止めた打ち合いに入ります。
天龍は逆水平、

武藤は胸を張るチョップ、

3発目の逆水平が入ったところで、
一瞬動きが止まった武藤でしたが、

ここで突如ニールキックを打つジーニアスぶり!

歯を食いしばって、
先に起き上がって行く天龍と、

逆方向に視線を送った武藤も、
立ち上がりと同時に、

信じられないスピードと精度の、
低空ドロップキックで膝を完全破壊!

エゲつない角度でヒットさせると、
棒立ちの天龍を首投げで寝かせ、

一気呵成にコーナーポストへ。

一緒にVTRを観る蝶野正洋は思わず、
蝶野
「遠いよ、これ…」

その距離を一直線に飛んでいくのが、
当時のムーンサルトプレスであります!!

しかも天龍の上半身に、
両膝をぶち込んでいく特別仕様!!

蝶野
「うわぁ膝! …これ、わざとだ。ねぇ?」
武藤
「へへっ(微笑)」
カウントはしっかりと3つ。
こんなの返せる訳がありませんよ!

ゴングと同時にリングに雪崩れ込むのは、
天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤といった、
nWoジャパンの仲間たちです。
ヒールユニットに身を置きながら、
武藤が勝利した時の会場の一体感は、
どのベビーフェイスも比べものになりませんでした。

番組で武藤は以下の様にも語っています。
武藤
「天龍さんと闘って初めて全日本プロレスと新日本プロレスの育ちの違いってのを学んだっていうかさ、どっちがいいとかじゃなく。天龍さんの試合の“間”とか好きだよ。もしかしたら全日本プロレスのスタイルとかの方が好きかも知れないな」

3年後、武藤が全日本プロレスに移籍するとは、
この時点では夢にも思わなかったですね。

この試合当時、私は26歳。
プロレスファンとしては倦怠期に入っていました。
また、人生史上最も酒を飲んでいた時期で(笑)、
同乗した車が交通事故に遭い、
生まれて初めて長期休業していたどん底期。
動かない身体で観たこの試合には、
どれだけのパワーを与えられた事か…。
という訳で武藤引退に向けて、
紫レガなりの名勝負振り返り。
スローペースながらやらせていただきます。
- 関連記事
-
-
つないでいくもの~前編~(1994) 2015/10/16
-
極寒の他流試合(1992) 2010/02/07
-
追悼“バイキング”~もう二人ともいない~(1990~1991) 2010/01/20
-
そこが知りたい(1995) 2021/10/09
-
今日という日(1998) 2011/04/04
-
追悼・誠心会館館長 2022/08/04
-
月寒ドームは…グリーンだよ!!(1990) 2010/06/30
-
高い波に乗れる人間 2013/01/28
-
comment
ミスタープロレス対決
この試合の後、やっぱりミスタープロレスの称号は天龍源一郎に譲るよ! なんて発言をしていたような記憶が有ります。
天龍の雪崩式フランケンには度肝を抜かれました!
天龍の雪崩式フランケンには度肝を抜かれました!
No title
試合後の会見で、天龍の向こうに全日本プロレス、三沢、川田がいたよと語った武藤が、三年後には全日本に移籍、社長になってるんですからね。
武藤も天龍も共に国内外あらゆるトップスターを網羅して、あらゆる世界観に触れてきて、この二人くらいでしょう。だからなのか、当時はプロレス名人戦みたいな雰囲気がありました。
高田戦での武藤の足4の字には、何で腕十字やスリーパーではなく4の字なんだよ!って不満を覚えたものの、仰るとおり、繋ぎ技から必殺技に昇華させた武藤の功績は凄いと思います。ドラスク→4の字の連続にはカタルシスを感じますが、そこに至るまでの展開あってこその説得力なんですよね。まさに武藤は天才です。ただ、天龍も天才!まさにミスタープロレスに相応しい豪傑でした。
武藤も天龍も共に国内外あらゆるトップスターを網羅して、あらゆる世界観に触れてきて、この二人くらいでしょう。だからなのか、当時はプロレス名人戦みたいな雰囲気がありました。
高田戦での武藤の足4の字には、何で腕十字やスリーパーではなく4の字なんだよ!って不満を覚えたものの、仰るとおり、繋ぎ技から必殺技に昇華させた武藤の功績は凄いと思います。ドラスク→4の字の連続にはカタルシスを感じますが、そこに至るまでの展開あってこその説得力なんですよね。まさに武藤は天才です。ただ、天龍も天才!まさにミスタープロレスに相応しい豪傑でした。
>アステさん
この試合の後、やっぱりミスタープロレスの称号は天龍源一郎に譲るよ! <そうでしたね。思い出しました!
ミスタープロレスの座は譲りつつ、現在の武藤自身はプロレスリング・マスターの称号を得ていますので結果的にイーブンというところでしょうか。
天龍の雪崩式フランケン<スパイダージャーマンもそうですが、今を生きたプロレスラーだったと言えるでしょうね。
ミスタープロレスの座は譲りつつ、現在の武藤自身はプロレスリング・マスターの称号を得ていますので結果的にイーブンというところでしょうか。
天龍の雪崩式フランケン<スパイダージャーマンもそうですが、今を生きたプロレスラーだったと言えるでしょうね。
>ひなの冠者さん
天龍の向こうに全日本プロレス、三沢、川田がいたよと語った武藤<あー言ってましたね! 思い出しました。それを夢として語りながらも「全日はタイツの色ひとつ見てもダサイ」とか言ってて(笑)。
国内外あらゆるトップスターを網羅して、あらゆる世界観に触れてきて<実に多種多彩な相手と闘った二人ですね。これに続くのが、MMAも含めて多種多彩だった高田ぐらいかと思います。
何で腕十字やスリーパーではなく4の字なんだよ!って不満を覚えたものの<一部のファンからは中盤で仕掛けたムーンサルトにも不満たらたらでしたね。でも武藤だからそれが出来たとも言えます。
ドラスク→4の字の連続にはカタルシスを感じますが、そこに至るまでの展開あってこそ<10.9の場合は突発的な偶発的なドラゴンスクリューでしたね。だからこそこの技自体がブレイクしたのかと思いますが。
ただ藤波が使っていた当初は単なるテイクダウンの一種だと思っていました。
まさに武藤は天才です。ただ、天龍も天才!<才能と努力によってトップレスラーに成り得るわけですが、その中で天才にまで昇華出来たのはこの二人ぐらいかもしれませんね。
自ら名乗ったのは何人かいましたけども。
国内外あらゆるトップスターを網羅して、あらゆる世界観に触れてきて<実に多種多彩な相手と闘った二人ですね。これに続くのが、MMAも含めて多種多彩だった高田ぐらいかと思います。
何で腕十字やスリーパーではなく4の字なんだよ!って不満を覚えたものの<一部のファンからは中盤で仕掛けたムーンサルトにも不満たらたらでしたね。でも武藤だからそれが出来たとも言えます。
ドラスク→4の字の連続にはカタルシスを感じますが、そこに至るまでの展開あってこそ<10.9の場合は突発的な偶発的なドラゴンスクリューでしたね。だからこそこの技自体がブレイクしたのかと思いますが。
ただ藤波が使っていた当初は単なるテイクダウンの一種だと思っていました。
まさに武藤は天才です。ただ、天龍も天才!<才能と努力によってトップレスラーに成り得るわけですが、その中で天才にまで昇華出来たのはこの二人ぐらいかもしれませんね。
自ら名乗ったのは何人かいましたけども。
No title
いま思い出したんですが、週刊ファイトの記事中、武藤のドラスクについて整体師のコメントが引用されていたんですよ。曰く、ふつうなら靭帯が断裂する、あんな技を食らっても平気なレスラーは凄いって。それからですよ、ドラスクは総合でも通用するという幻想を抱くようになったのは(笑)。つーか藤波は何ちゅー危険な技を使ってたんだってww
そういえば、どこの団体かは忘れましたが…船木かな?…U系でドラスクやった選手がいたような。加えて、小学校時代のプロレスごっこ体験でいえば、足4の字は極まると凄まじく痛いです(笑)。以上から、高田はリアルに負傷したんじゃないかなと当時は確信しました。
その後、ファイトの読者投稿欄でドラスクと足4の字を再評価する投稿がありまして、ちょっと武藤を見直したというか。
そういえば、どこの団体かは忘れましたが…船木かな?…U系でドラスクやった選手がいたような。加えて、小学校時代のプロレスごっこ体験でいえば、足4の字は極まると凄まじく痛いです(笑)。以上から、高田はリアルに負傷したんじゃないかなと当時は確信しました。
その後、ファイトの読者投稿欄でドラスクと足4の字を再評価する投稿がありまして、ちょっと武藤を見直したというか。
>ひなの冠者さん
週刊ファイトの記事中、武藤のドラスクについて整体師のコメントが引用<なかなかの斜め方向からの取材ですね(笑)。さすがI編集長。
ふつうなら靭帯が断裂する、あんな技を食らっても平気なレスラーは凄い<その整体師さんがプロレスファンかどうかでそのコメントの意味合いも変わってきますね。全てのドラゴンスクリューがそうとは思いませんが、あの日の武藤のそれは写真で見ると高田の足の甲を捻っていますから、ある意味アンクルホールドですよね。
藤波は何ちゅー危険な技を使ってたんだ<ドラゴン殺法としてのそれはテイクダウンに特化した技でしたが、のちにゴッチ式として出したドラゴンスクリューは完全な危険技でした。
U系でドラスクやった選手がいたような<旧~新生Uでは意外と頻繁に使われていた技術です。
ファイトの読者投稿欄でドラスクと足4の字を再評価する投稿がありまして、ちょっと武藤を見直した<痛いものは痛いですからね(笑)。スタンダードなプロレス技で勝つというところが武藤のセンス=天才性だったのかも知れませんね。
ふつうなら靭帯が断裂する、あんな技を食らっても平気なレスラーは凄い<その整体師さんがプロレスファンかどうかでそのコメントの意味合いも変わってきますね。全てのドラゴンスクリューがそうとは思いませんが、あの日の武藤のそれは写真で見ると高田の足の甲を捻っていますから、ある意味アンクルホールドですよね。
藤波は何ちゅー危険な技を使ってたんだ<ドラゴン殺法としてのそれはテイクダウンに特化した技でしたが、のちにゴッチ式として出したドラゴンスクリューは完全な危険技でした。
U系でドラスクやった選手がいたような<旧~新生Uでは意外と頻繁に使われていた技術です。
ファイトの読者投稿欄でドラスクと足4の字を再評価する投稿がありまして、ちょっと武藤を見直した<痛いものは痛いですからね(笑)。スタンダードなプロレス技で勝つというところが武藤のセンス=天才性だったのかも知れませんね。