ファンタジーの中のリアル

前回の記事(参照:リアルとファンタジーの境目)で、猪木の強さを語った中邑を紹介しましたが、

見たくない奴は見に来るな! の123daさんから頂いたコメントには、

『猪木さんと藤原さんの「ギブアップしない」はちょっと違うかもしれませんね。我慢すれば壊れてしまうので藤原さんの場合は絶対極めさせないですよね。』<とありましたが、

実際には組長、極められたところからでも“我慢”をしていたみたいなんです。

非合理この上ないのですが、それこそが昭和の強さなんでしょうね。

ネタ元は以前紹介した鈴木みのるのコメント(参照:ちょっと足を、やっちゃいました…)の省略部分からです。

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 Gスピリッツ Vol.6 より
鈴木みのるインタビュー

― よく猪木さんはダブルジョイントで関節が極まらないって話を聞きますが…。

鈴木そんな人間いるわけないじゃないですか(苦笑)。でも、ギブアップしなかったですね。藤原(喜明)さんもギブアップしない人。絶対しないです。壊れてもしない。ギブアップしたら、下の人間に対して優位性が保てなくなるんですよ。藤原さんは後から教えてくれたけど、ある程度、俺が力つけてきた頃にスパーリングやってて、何度か“もうダメだ!”って思った時も絶対にギブアップしなかったらしいです。それで“お前とはもうやんない!”って、俺のこと振っちゃったらしいですよ。今になって教えてくれますけどね。“そこでギブアップしちゃうと、若い奴が俺は藤原より強いんだって思う。そうしたら、お前なんか暴走するから”って。“だから実は俺、お前に何回か壊されてるんだ。しばらく練習に行かなかっただろ。あれは実は動けなかったんだよ”って」

― 極まっててもギブアップしないって、凄いですね。


道場や試合前の合同練習でも弱肉強食の世界…

それが昭和の新日本であり後のU系の本質なんでしょうね。

そしてルーツを辿れば、やはりこの人です。

 Gスピリッツ Vol.6 より
鈴木みのるインタビュー

― 新人の鈴木みのるが感じたスパーリングにおけるアントニオ猪木の強さというのは?

鈴木猪木さんはギブアップしないんですよ。こっちは絶対に極まってるなっていう自信があるのに、ギブアップしないんですよね」


ただし123daさんもご指摘のように猪木の場合は、その持って生まれた奇跡的な体質によるものもあります。

それプラス、常人には想像できないほどの節制と自己管理の賜物なんですね。

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 kamipro Special 2009 SPRING より
中邑、おまえ変態だろ!?

中邑「よく猪木さんは、ダブルジョイントで関節が極まらないっていう話が…」

井上「(さえぎって)いままさにその質問をしようと思ったんですっ!」

タコ「変態好みの話やなぁ」

中邑「スパーして思ったのは、ホントに極まらないなって思いましたね

井上「猪木、ボンバイエ!(笑)」

タコ「中邑選手、オレらを気持ちよくしようとして大げさに言ってない?(笑)」

井上「こらこら! ルスカだって猪木さんを極められなかったんですよ?」

中邑「だから普通の人だと極まるところよりも、あと何㌢か可動範囲があるっていう。俗に言う『猿手』っていうやつですか。それは本当だったと思いますし、猪木さんってもの凄く身体が柔らかいんですよ。股関節が非常に動くから、アキレス腱を取ろうが、ヒールを取ろうが、わかりやすく極端に言えば、ヒールなんかはどれだけ絞り上げても極まらない

井上「へえ~、嬉しいなあ!(笑)」

タコ「こらこら、確実にメロメロになっとるやないか! それにしても中邑選手、さすが元プロレスファンだけあって、変態が喜ぶツボをわきまえていらっしゃる(笑)」

中邑「いやいや、これは事実です。猪木さんは180度開脚をいまだにやってますからね。トレーニング場でも柔軟しかしないんですけど、ずっと『中邑、柔軟をしろ』って繰り返し言ってたのは、そういう意味があったんだなって思いますね」


この他にも、ディスカバリーチャンネルの話なんかも興味深かったです。

現在の新日選手が意識的に猪木を排除していこうという空気の中で、

中邑真輔が今でも猪木の教えを守ってるというのは嬉しい限りですね。

猪木の強靭なブリッヂ

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tag : アントニオ猪木 鈴木みのる 中邑真輔 Gスピリッツ kamipro 見たくない奴は見に来るな! 123da

comment

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No title

こんばんは!猪木の持って生まれた体質は凄いです。中邑の証言は貴重ですね。アブダビとか出てほしいですね笑。

藤原の極まってもタップしないというのも、凄い意地というか精神力だと思いますね。

No title

ギブアップできないということは、まさに真剣勝負ですね。
藤原さんは鈴木選手に壊されてから、スパーリングができなくて、その間はキックのジムに通ってたんですよね。
小川選手も吉田戦でギブアップしませんでしたね。

猪木さんの場合は猪木さんしか知らない秘密がありそうですね。

>H.Tさん

こんばんわ。

アブダビとか出てほしいですね笑<う~ん、一つ言えるのは70年代の新日ならPRIDEとかアブダビとかに何がしか関わったと思うんですよね。

藤原の極まってもタップしないというのも、凄い意地というか精神力<ただ強くなる為に格闘技やってる人には意味不明でしょうね。

結論は…

結局、ダブルジョイントってあるのか、無いのか…どっちなんですかーーッッ

>123daさん

ギブアップできないということは、まさに真剣勝負<当時はスパーリング以外にも随所にシュートがあったんでしょうね。

藤原さんは鈴木選手に壊されてから、スパーリングができなくて、その間はキックのジムに通ってたんですよね<そうでしたか…新生Uの後半はずっとキックのジム行ってたみたいですね。

猪木さんの場合は猪木さんしか知らない秘密<たくさんあるんでしょうね…

>やっちゃんさん

結局、ダブルジョイントってあるのか、無いのか…<猪木と対した選手それぞれの見解違いますね。
鈴木の場合は藤原組長が基準になってるのでしょうか? あくまでも猪木の場合は「コツ」みたいな。
中邑に関しては猪木が現役退いてからですからちょっと感覚も違うんでしょうね。
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