リアルとファンタジーの境目

本日は両国にて新日のビッグマッチが行われ、

名古屋ではDREAM.8が開催されました。

両大会ともにかなり内容の濃い興行だったようです。

特にDREAMではメインで大爆発したようですね。

今回はどちらのPPVも買いませんでした。

私個人としては、今日は最悪の日でした。

仕事も空回りだし、日ハムは開幕3連敗、ミサイルは飛んでくるし…

本当、最悪。

でも気分転換に2週間ぶりに書店寄って、パラパラ立読みした後、

久々に雑誌を購入しました。

kamiproの増刊なんですが、

中邑真輔のインタビューが、面白いんですよ。

インタビューというか、いつもの変態座談会に中邑が加わって、椎名氏が抜けた面子なんですが、

90年代のプロレスファンが、そのまま大きくなって、強くなって新日に入門した経緯と、

今に至る裏話。

同期の話、木戸コーチのしごき、プロレスの中の格闘技術論、禁断の高橋本論、そしてアントニオ猪木論

特にその猪木を語った部分が非常に面白いんです。

kamipro Special 2009 SPRING (2009) (エンターブレインムック)kamipro Special 2009 SPRING




 kamipro Special 2009 SPRING より
中邑、おまえ変態だろ!?

中邑「アメリカに行ったときに猪木さんとスパーリングをやったんですけど、ボクがことごとく猪木さんの裏技を跳ね返したんですよ。小鉄さんや木戸さんのおかげで」

タコ「でも、新人なんだから、ある程度はやられなきゃ」

中邑「その当時、空気読めなかったんです(笑)。たとえばアラン・ゴエスやイズマイウに『プロレスにはこんな技があるんだぞ。なあ、サイモン』(猪木ボイスで)とか言いながらグリグリやると、ガイジンは『さすがマスターです』と崇めるわけですよ。でも、ボクの場合はことごとく裏技を跳ね返して、スパーリングが30分ぐらいに長引いてしまったんです」

変態一同「ガハハハハハハ!」

中邑「で、自分も空気が読めないから『早くギブアップしてくださいよ』と思いながら攻め込んだんですよね。猪木さんの腕を取って、これ以上曲げたら壊れちゃうくらいに。でも、猪木さんはギブアップしないから次の展開にいく。…40分ぐらいして、やっと気づいたんですよ、『これはこっちがギブアップしないと終わらないじゃん!?』って(笑)」

変態一同「ガハハハハハハ!」

中邑「アキレス腱固めでボクがギブアップして。そうしたら猪木さん、髪の毛をグチャグチャにしながらポツリと言ったんです。『…………中邑、やるじゃねえかっ!』って(笑)」

変態一同「ガハハハハハハ!」

中邑「髪の毛をグチャグチャにしながら、シャワーに行きましたけど(笑)」

井上「でも、ボクは逆にビックリしたんだけど、あの歳になっても猪木さんはガチガチにできるんだ。猪木さんのほうこそやるじゃねえかっ!!」

中邑「そこは猪木さん、凄いと思いますよ。これ、おもしろおかしく言ってますけど、もの凄い技術を持ってますよ」


この後ルーズジョイントの噂解明に迫るんですが、

以前、技トーークで紹介した鈴木みのるの発言(参照:ちょっと足を、やっちゃいました)と照らし合わせると面白いです。

藤原組長もそうらしいんですが、猪木は絶対に後輩とのスパーでギブアップはしないそうです。

時代に逆行してると言えば、その通りなんですが、

ここら辺の意地の部分っていうのも、猪木の強さだと思います。

観客の見ていない場所だって、弱い部分は絶対に見せない。

猪木永田スパー④

普通に技術を高めるべくスパーリングしている選手にとっちゃ馬鹿げた意地なのかも知れませんが、

観客以上に、対戦相手に舐められる事が許されない昭和のプロレスラーの心構えですね。

猪木石澤スパー⑦

一方の中邑も平成のプロレスラー(←もう私語だな)としては、実に異色のボキャブラリーを持っています。

猪木のようになるまでは難しいのですが、

リアルとファンタジーの境目に立つようなプロレスラーであって欲しいです。

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tag : アントニオ猪木 中邑真輔 kamipro 堀江ガンツ 井上崇宏 原タコヤキ君

comment

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No title

こんばんは!やはり猪木の強さは本物ですね。なんだかんだ言ってもギブアップしないというのが凄いと思いました!勝つには打撃でKOしかないですね笑。

柴田のジャーマンご覧になりましたか!?
あれは猪木のジャーマンですよ!

No title

猪木さんと藤原さんの「ギブアップしない」はちょっと違うかもしれませんね。
我慢すれば壊れてしまうので藤原さんの場合は絶対極めさせないですよね。

猪木さんはトークショーで「俺の関節は普通の人とは極まる角度が違うから普通に逆関節とられても極まらない」と言ってたんですよね。猪木さんの場合はルスカに完全に逆関節とられても平然としてるので、極まってないんじゃないかという。小鉄さんも「猪木さんは関節をとられると力を抜く」と言ってたので、どうなってるんだろう?というファンタジーですよね。

>H.Tさん

こんばんわ

なんだかんだ言ってもギブアップしない<これはもう格闘技の範疇越えてますもんね。
「折ってみろ!」って折れる訳ないんですから。

>フエルト布よしゆきさん

柴田のジャーマン~あれは猪木のジャーマンですよ!<そうですか。
画像ではちょっと確認できなかったんですが、S小林戦のアレでしたか?

>123daさん

我慢すれば壊れてしまうので藤原さんの場合は絶対極めさせないですよね<これですね、実は壊れてもギブアップしなかったそうなんです。鈴木みのるの発言ですが、後にUPします。

猪木さんはトークショーで「俺の関節は普通の人とは極まる角度が違うから普通に逆関節とられても極まらない」と言ってたんですよ<二重関節と言われてますが、中邑は加えて柔軟体操の賜物と言ってますね。還暦をとっくに越えた今でも180度開脚余裕でやるそうです。凄いことですよね。

小鉄さんも「猪木さんは関節をとられると力を抜く」と言ってた<風車の理論の一端ですね。
「普通の選手は極められそうになると、力入れるんですよ。猪木さんは逆に抜いちゃうんですね。普通怖くてなかなか出来ませんよ」ってよく言ってましたよね。

柴田のジャーマン

さすがにS小林戦のジャーマンでは、ありませんでしたが。
つま先が伸びてキレイなブリッジを描いてましたよ。総合のリングであんなにキレイなプロレス技を見たのは初めてです。泣きそうになりました。

>フエルト布よしゆきさん

総合のリングであんなにキレイなプロレス技を見たのは初めてです。泣きそうになりました<しかも既に膝の靱帯いっちゃってたそうじゃないですか!!
そんな状態で朝まで飲んだらしいですし…

凄いですよ。やっぱりプロレスラーですよ。
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Author:紫レガ 
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