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きたえーるで『G1CLIMAX30』を観て来た

連日、熱戦が続く『レック Presents G1 CLIMAX 30』。
30回目のG1クライマックス

大会3日目、2020年9.23 北海きたえーる大会へ行って来ました。

今回は職場で軽く腹ごしらえし、

ちょっとだけ仕事を早退して会場へ。


夕方の地下鉄は平日とあって、

いつものプロレスTee率は低くて、

さらに会話も少ないソーシャルディスタンス仕様。

豊平公園駅に着いて会場直通の通路を歩くと、

「プロレス観戦の方はこちらへお願いしま~す!」と、

一旦、途中の階段から屋外へ誘導されます。

地上に出ると既に日は落ちていて、

闇夜に浮かび上がるきたえーるの外観です。


時間的には開場30分後、試合まで30分前、

中に入る前に物販ブースへ向かうと、

テントは小さいのが一基だけ! 人も少ない!


新日きたえーる大会お馴染みの、

グッズ売り場に連なる長蛇の列(参照:思い知った夏~7.20 G1開幕戦~ / 今年も行って来ましたG1開幕戦)がないのです。

初めから「今日はパンフだけ」と決めていたので、

『大会パンフレット→』と書かれた方向へ行くと、

通常の当日券売り場がその場所。

手前で手指消毒をしてから会計をするシステムです。


否が応にも“いつもと違うプロレス会場”を叩きつけられ、

少し戸惑いながらいつもと異なる入場口へ。

まず簡単な持ち物検査後にチケットの確認。

もぎりはセルフで行ない、

個人情報を記入しておいた半券を箱の中へ。

最後にもう一度、手指消毒を済ませて入場です。

その間にモニターで体温チェックがされてるという仕組み。

いつもの3倍はかかる入場時間ですが、

6列くらいに分散されるので全く苦にはなりません。

スタッフの方々はほとんどフェイスシールド装着でした。

…で、中に入ると!! 人がまばら!!


いつも等身大パネルが並ぶ光景や星取表、

G1の優勝トロフィーすら置かれていないのです。

思わず「これは寂しい!!」と口走る寸前でした。

あ、飲食禁止とも聞いていたのですが、

普通に弁当とかノンアルビールは売っていました。



解放されたままの扉の中へ入り、

2階スタンド席に着くと、

ソーシャルディスタンス仕様ながらほぼ埋まっています。

私の周囲はキャリアの長いファン率が高かった(ノン女子)です。

何度見ても涙腺緩むG1の歴史ダイジェストが流れて、

ザ・スコアーを経てオープニングです!!


SANADA似の上村優也に注目でしたが、

この日はサルト不発に終わりましたが、

高さとタイミングバッチリのドロップキックは見事でした。

勝ったのは柴田勝頼の生き写し、ゲイブリエル・キッド

フィニッシュの人間風車は高さもあってパーフェクト!

さらにパワーアップしたら必殺技になりうる威力でした。


続く第2試合からG1公式戦がスタート、

私的に鷹木信悟は2度目、

ジェフ・コブは初めて生で観ます。


コブは2004アテネ五輪代表のオリンピアであり、

おばあちゃんが熊本出身で自身はクオーターということですね。

とにかくでかさ(厚み)と身軽さのミスマッチが、

ビガロから始まってエルガンまで続くモンスター路線の最新版。

そこに往年のタズを彷彿とさせる各種スープレックスですね。

体重を浴びせるスラム系の技は特に魅力ありました。

鷹木は前回観たときから何十段もステップアップしていて、

NEVER王者時代で完全に違和感なくなりました。

目に見えてペチンが減少(少々は残しています)し、

当たりで音を出すことの方が増え、

尚且つ声が出ている(ハッキリと言葉が聞き取れる)。

これはコロナ禍以降、声援が出せなくなってから、

特に鷹木が意識してる部分に感じます。

迫力あって、こちらも声を出したくなる試合でした。


前半最後でオカダ・カズチカ登場、

ずっと見たかったウポポイ風デザインのガウンです!

相手は夏からの抗争相手である高橋裕二郎


裕二郎はここに合わせてきた感満載で、

開幕戦の気負いもなく持ち技全開でした。

7.12 大阪城ホール(参照:テレ朝ch2で録画しておいた『DOMINION in OSAKA-JO HALL』を観た)のシングル戦では、

オカダの身体をコントロール出来ずに、

ややもたつき感もありましたが、

今回はインカレスラム、マイアミシャインをしっかりと決めました。

…って得意技だからしっかり決めなきゃダメでしょうけど。

一方のオカダは腰に大きなテーピングを施しつつ、

受けに回る部分でもどこか余裕が見えました。

最後はローリングラリアート→変型コブラクラッチの2020黄金パターン。


ひとまずこれで裕二郎との抗争はピリオドでしょうか。

気持ちは既に次の神戸に行ってて、

スロースターターのエンジンが掛かり始めたところでしょう。

やはり裕二郎は邪道辺りがセコンドにいないと、

このブロックにおいては一枚落ちる格好ですね。


ここでリング消毒の休憩に入りますが、

物販もないため席を立つ人がほとんどいませんでした。

NJPWワールドで視聴中のたかさん(from 自遊人)とメールを交わし、

今日のメインといってもいい、

鈴木みのるvsタイチの鈴木軍同門対決を迎えました。


会場中が心の中で、

『♪かっぜっにっなれぇ!』とシャウトした瞬間、

すぐに闘いは始まりました。


掴み合い、鍔迫り合いから、

マーティー浅見レフェリーがジョー樋口状態となり、

やがてイスでの叩き合いと、

思い描いていた展開とは異なって、

5分以上の場外乱闘になりました。

鈴木のエルボーの打ち方が「あれ?」と思いましたが、

直後、リングでエルボー合戦が始まると、

いつもの打ち方(=音)が出ましたね。

対するタイチはペチンが多い分、軽く感じてしまう。

凄い技出してるんですけどね、

ペチンがなくたって良い試合だったはずです。

フィニッシュを狙い鈴木がパイルドライバーに入ると、


タイチがリバースで投げ落とし、

最後はブラックメフィストでアップセット完遂!

出来れば背中で持ち上げたまま、

ブラックメフィストに行ってもらいたかったですが、

ギリギリのところで仕掛けたと見た方が良いでしょう。

これで即、鈴木越えとか分裂とかはないでしょうけど、

G1以降のNEVERを賭けた再戦をきっかけに、

どういう結果が出てもタイチが鈴木軍を離脱すると思います。


次がセミ、石井智宏vsウィル・オスプレイ

これまたCAHOSも同門対決です。


会場が最も盛り上がったのがこの試合、

NJPWファンはみんなこの二人が好きなんでしょうね。

オスプレイの体重が現在105キロだそうですが、

確かに肩周りなんかはビルドアップされてますね。

画面だと1月のドーム頃とほぼ変わらなく見えるんですよね。

あくまで私見ですよ。

それでも高さや速度は全く落ちていません。

あとオスプレイの場合は技の正確さが群を抜いています。

スワンダイブしたとき『危ない』と思った場面も、

バランスを修正しながら改めてリバウンド付け直して飛ぶという!!

これをコンマ何秒でやる訳ですから、

現代プロレスの完成品でしょう。

石井は初戦のvs鈴木(参照:テレ朝ch2で『G1CLIMAX30開幕戦』を観た)で、

思いのほかダメージを受けてしまった感もあり、

序盤の時点で心配になります。

真っ向から行ってぶつかり合って、

前のめりに倒れるのが不変のスタイルかも知れませんが、

師匠の二人も石井の年齢の頃は、

変化球使うこともありましたからね。

打撃受けて膝からガクーンと落ちるシーンは、

本来なら連日観られる類のものじゃないはずです。

まぁ私なんざが言うだけ野暮ですが。


そしてこの日のメイン、

まず外道を従えて入場のジェイ・ホワイトはヒールが板についてます。

以前のシュート気味なブーイングを超え、

今では歓迎するファンの方が多い様です。


対するG1の主役、飯伏幸太に対して、

試合が始まると自ら大きな声でイブシコール。

客席に向かって「お前らどうした? いつもの声援送ってやれよ」とばかりに、

ソーシャル観戦自体をディスるという新手の手法です。


拍手や手拍子が起これば、

それはそれで小馬鹿にして真似するという、

試合のなかった間に、

ジェイはサイコロジーを猛勉強したと見えます。


これまでのインサイドワークに加えて、

棚橋から盗み取ったであろう各種ドラゴンスクリューも見事でした。

私的にはちょっと辛い試合展開でしたが、

最後はカミゴェを切り返してのブレードランナーで逆転勝利。


そういや札幌において私は、

ジェイが負けた試合を観た憶えがないです。

そのくらい負けないイメージが既に出来上がっています。

当初、オカダでヒールの新たな形を創るつもりだった外道が、

ジェイでスーパーヒールの理想形を完成させた感があります。

次のオカダvsジェイ…会場も神戸(参照:2018.9.23『DESTRUCTION in KOBE』の噂を聞いたのだ)だし、

これ、ちょっと見逃せないですね。


飯伏はコンディショニング完璧ですけど、

このファイトスタイルで主役を張るなら、

ちょっと厳しいと思います。

特に今、声を出せない観戦の時期ですから、

会場でもテレビでも見破られてしまいます。

大阪の鈴木戦辺りがきっかけで、

良い方向に向かうと良いです。



終わってみれば観客数2,000人弱ですか、

翌日もほぼ同数とのことですけど、

記録が残ることを思うと寂しいですよね。

声を出せない観戦スタイル、

拍手と手拍子での応援、

それに対して選手はそれぞれのアピール方法、

今だから、というかこれがずっと続いたら、

プロレスという世界そのものが危ないですよ。

単純に日常のストレス解消という部分が、

スポーツ観戦の肝でもありますから。

会場に行くまでもストレス、

入場までもストレス、

中に入っても規制が多くてストレス、

席に着いても喋れないストレス、

近くで咳込んでる人がいたらそれもまたストレス、

ちょっと咽ただけでも周りの目がストレス、

本当に今までなかったプロレス観戦でした。

でも一つ思ったことは、

昔から続く“受け狙いのくだらない野次”がない、

むやみやたらと席を立つ客がいない、

これによって“入場料払ってプロレスの試合を観に来た”という、

プロレス観戦の本当の意味が実感出来ました。

もう少し、みんなで頑張りましょう。

根拠はどこにもありませんけど、

私はプロレス会場に変なウイルスが存在しないと信じ込んでいます。

でも今だけは、

ソーシャルディスタンスを絶対に守りましょう。


それでは次の神戸大会へおつなぎ致します!!

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tag : 新型コロナウイルス タイチ 鈴木みのる ジェイ・ホワイト オカダ・カズチカ G1クライマックス

comment

Secret

早い‼︎

きたえ〜る2.000人弱には驚きましたが
このご時世ですから仕方ないのかもしれませんね。
あと、レガさんが撮ってくださる入り口での
パネル、トロフィー、(今回子レガ君へのお土産は無し)
などの写真が無いのもやはり違う光景です。
暫くして、あんな事もあったねーって早くなりまたい
です。
私も感じていましたが、コロナになりマスクに
声出しはダメなので野次が無いのは良いなと思いました、

そうそう、ソーシャルディスタンスだから握手もNGで
したね(⌒-⌒; )

レガさん安定の席はやはりよく見えますね。
あのザ・スコアーが流れ手拍子するあの瞬間が
なんとも言えなくて私は大好きです。
あの瞬間は感動します。

試合はどの試合も良かったです。
もちろん石井選手もオカダ選手も。
(でも二日目のYOSHI-HASHI選手はまた良かった
です。)


気になるのは " 音 "の件ですがこれは
書かない方がいいのかな?

みのる選手の場外戦は見えましたか?
そこ気になりました(⌒-⌒; )
あと実は私もタイチ選手は鈴木軍を離脱
するのでは?と思っています。

読んでいるだけで試合が伝わります。

こういう状況でも開催でき、観戦出来て
良かったですね(^∇^)




>みーさん

早い‼︎<ドキッ!!

2.000人弱には驚きましたがこのご時世ですから仕方ない<一つずつ席が空いてますからガラガラには見えないんですけど、プロレス会場としてやはり寂しいものがありましたね。

暫くして、あんな事もあったねーって<そうなんですよ。『いつ終わるんだこれ』という日々なんですけど、昨日、猪木さんがコロナの親分にガツンと言ってくれたので、急激に良くなっていくと思います!

マスクに声出しはダメなので野次が無いのは良い<全て悪い方悪い方に考えず、良いところもあったと思います。無駄に群がるファンとかもコロナきっかけで減って行けばいいですよね。

ソーシャルディスタンスだから握手もNG<これが一番寂しい。試合中にロビーとか売店でレジェンドを見かけることがたまにあるんですけど、もう気安く写真とか握手は無理でしょうね。

安定の席<中島の時は2階からでもリングが近かったです。きたえーるは少し遠いかな?

ザ・スコアーが流れ手拍子するあの瞬間がなんとも言えなくて私は大好き<一気に上がるんですよね。あの瞬間が嫌いなプロレスファンは皆無でしょうね、私ももちろん大好きです。

どの試合も良かった…二日目のYOSHI-HASHI選手はまた良かった<Y-HはG1前の王座奪取をラストチャンスだと思って、今回は結果を残して欲しいところですね。こんなに愛されるキャラも稀有ですから。

気になるのは"音"の件<こういうこと書くのは野暮かも知れませんけど、何か違う気がするので書いておきました。

みのる選手の場外戦<いつもより厳しさが薄い感じもしましたが、気のせいだと思いたいです。

実は私もタイチ選手は鈴木軍を離脱するのでは?と<ここは珍しくみーさんと合致しましたね(笑)。ザックもいますし、金丸もいますし、一気に全日ノア系で合体したり…何て妄想が楽しいですよね。

こういう状況でも開催でき、観戦出来て良かった<おっしゃる通りです。緊急事態時期を思い返すと、ここまで戻ったのは前進だと思うんです。あとは本当に一人一人が自覚して、早く終息させようという意識の中で暮らしていけば、小さな一歩でも少しづつ前には進めると思います。
先日のRIZINの様に『盛り上がったから声が出ても仕方ない』みたくならなければ、元に戻る時間も長く掛からないはずです。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

>○ーーさん

非公開コメントなので詳細はアレして一個だけ。

“音”は確かに大切です。視覚以上にある意味、興奮する要素もあります。
レガースの“パーン!”なんかもその効果があったり、あとはベッドの上で“パン! パン! パン!…”なんかもk(強制退場)
紫レガとは?

紫レガ

Author:紫レガ
48歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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