真冬の奇跡~前編~(1993)

大盛況のうちに遂に決勝戦を迎えるWBC

野球の世界一を決める大会、まさしくチャンピオンシップなわけです。

そしてリング上で世界一を決する…といえば文字通り、チャンピオンシップ…ベルトを賭けた選手権試合であります。

しかし現在、プロレスの場合は世界王座自体が、それぞれの団体の持ち物として集客の為のギミックにすぎない訳であります。

かつてNWA、AWA、WWF(WWWF)の世界三大王者が統一戦の名目で何度か対戦しましたが、

結局は手打ちで、時間切れ、両者リングアウト、反則裁定により王座移動無し…

調印式

そんな中で“奇跡”と言ってもいい試合が実現しました。

真冬の神宮球場

この日の大会はとにかく常識破り。

なんと寒い12月に屋外の野球場での興行。

気がつけば、思わぬ“悲劇”(参照:真冬の悲劇)も招いていました。

入念にアップする高田

じっくりストレッチするベイダー

スモークの中、WCW世界ヘビー級王者が入場。

ベイダー入場

続いて、鉄人ルー・テーズが認可するプロレスリング世界ヘビー級王者も入場。

王者・高田入場

1993年 12.5 神宮球場

睨み合う両世界王者

プロレスリング世界ヘビー級選手権試合

テーズベルトの威光

高田延彦vsスーパー・ベイダー

スーパー・ベイダーvs高田延彦

テーズベルトについては“世界王座”と呼ぶことに異議のある方もいらっしゃることでしょう。

しかし、このベルトを復活させる際の「あらゆる世界チャンピオンと戦う義務がある」と言うコンセプトから、そして世界王者を何度も獲得した鉄人テーズが認可するなら、これは世界王座そのものです。

ファーストコンタクトは相打ち

お互いにフェイントをかけつつ、

試合は実にシンプル。

高田のローキックと、

高田はローに活路を

ベイダーのパンチ…いや横殴り。

ベイダーはコーナーに詰めての打撃

何度か独特の関節技も見せますが、

ベイダー流サブミッションはカンヌキ

あくまでベイダーの攻撃の軸は腕による打撃。

ハーフガードの高田に上から掌打を落とす

弱ったところへ力ずくの締め技。

さらに強烈な袈裟固めでエスケープ奪取

早くも大ダメージの高田

立てば再び頭部への打撃。

ベイダーハンマー

締め…

パワーで締めるスリーパーは強烈

そして打撃…

スタンディングの鉄槌

高田ダウン

高田も距離を置き、

充分に間を置いて、

やはりロー。

再びロー

ボクシング経験豊かなベイダーはオープンハンドの右ストレート!!

ベイダーも右ストレート

中盤、初めて高田が上のポジションを取る。

高田やっと上のポジションを取る

一気に必殺技を狙うが、

必殺の腕十字狙い

ベイダーはエスケープ。

試合はブルファイトの様相で進んでいきます。

(後編へ、つづく)

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tag : 高田延彦 スーパー・ベイダー 神宮球場 プロレスリング世界ヘビー

comment

Secret

No title

何で真冬に屋外でやったんですかね。でもあらかじめ寒いだろうと準備して見に来る人たちですから問題はなさそうですね。昔、屋根がなかった頃の有明で猪木、ベイダー戦を見に行きましたが、真夏にもかかわらず雨でした。Tシャツ1枚の濡れた体を風が直撃して震えて見ていました。地獄ですよ(笑)

>123daさん

でもあらかじめ寒いだろうと準備して見に来る人たちですから問題はなさそうですね<これの逆パターンとして、96年8月の神宮花火ジャックというのもありました。
真夏の炎天下の球場の屋外試合。選手も観客も辛そうでしたねぇ…

はじめまして

buta-tanと申します。1973/01生まれの36歳です。
一ヶ月くらい前から、過去記事も含め読ませて頂いてます。
当時、私はプロレスファンでした(特に全日本)。
でも、友人が第二次UWFが好きで、色々と話を聞いていました。
その後、三派に分かれてからは興味を失ってしまいました。。
なので、紫レガさんのブログは、懐かしさと新鮮な感じでハマッてます!
これからも、更新を楽しみにしています!頑張ってください!!

行き成りで大変失礼とは存じますが、質問させてください。
UWFといえばゴッチ(素人発想でスミマセン)だと思うのですが、
Uインターではなぜテーズなのでしょうか??

>buta-tanさん

初めまして。コメントいただきありがとうございます。
同い年ですね!! 華の47年組です。

当時、私はプロレスファンでした(特に全日本)<当時は全日も全盛期でしたね。四天王の試合は確かに凄かった。

UWFといえばゴッチ(素人発想でスミマセン)だと思うのですが、Uインターではなぜテーズなのでしょうか??<これはですね。三派分裂の際にすかさず藤原組がゴッチさんを招き入れたんですよね。インターにはそういった象徴は不在でした。
しかし旗揚げ年最後の両国大会にテーズ自らコンタクトを取ってきて…それからの関係ですね。
テーズの線からロビンソン、ホッジが来たり、テーズベルトを復活させたり、蝶野への対戦要求とか…他のU系にはない流れができましたよね。

No title

丁寧なご回答、有難う御座います。
そうだったんですか。。ゴッチは組長で、インターにはデーズからねぇ。。
いやぁ、プロレスって面白いですね。幻想が膨らみます!
私もあのまま追い続ければよかったなぁ。。

>buta-tanさん

どういたしましてです。

懐かしい気持ちやプロレス好きだった日々に戻れる非日常空間として、ここを読んでいただければこれ以上の張り合いはありません。
引き続きよろしくお願いします。
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Author:紫レガ 
45歳のプロレス話


長州、これは俺のブログだ。

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