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Pride of instinct 13~巌流島の決闘 伍の章~(1987)

12からの続きです。

巌流島はどっぷりと日が暮れて、

闇の中で明かりはテレビ用の照明と松明のかがり火のみ、

静寂の中で両者の息遣いと虫の鳴き声だけが聴こえる、

一種異様な雰囲気となってきた中で、

アントニオ猪木は突如ロープに走りました。
初めてロープに飛んだ

病み上がりに加えて、

長時間にわたるマサ斎藤の締め技の連続で、

激しくスタミナを消耗しているはずですが、

持ち前の神通力もあって動きが落ちることはありません。

トップロープ越しにマサを場外へ投げ落とすと、
場外へマサを落として

戦法をリング下でのラフファイトに切り替えました。

鉄柱攻撃からのヘッドバット連打、
ヘッドバット

この頭突きが実に7発!
さらにヘッドバット

激しいケンカ殺法を受け、

マサはたまらず腰から落ちます。
腰から落ちるマサ

振り返ったその顔は、

既に大流血に覆われていました。
大流血!!

猪木から「上がれ」と促すと、

二人はリングに戻りますが、

さらに猪木のヘッドバット2連打!
リングに戻ってもヘッドバット

マサはガクンッとうつ伏せにダウン!
マサダウン!!

さらに猪木は仁王立ちから、

マサが起き上がるのを待って、

「目を開けろっ!!」と一喝。

膝立ち状態の額めがけて今度はナックルパート!
さらにナックルパート

尚もヘッドバット! そしてナックルパート!

猪木の「起きろ!!」の声に、

もはやマサは反応出来ていません。
マサグロッキー

その様子を見た猪木、

今度は一転して「休め」と提言。
「休め」

最後にナックルを入れて、

マサをわざと場外へエスケープさせました。
ナックルを入れて

場外に降りても前後不覚の様なマサを追って、

猪木もリング下へ降りると、

「こっちだこっちだ!」と声を掛けて、
場外へ

さらにナックルパート! 休ませないっ!!
さらにナックル

マサは夢遊病者の様にフラフラと、

かがり火に導かれる様に歩を進めると、

手にした薪で一撃!!
マサは薪で一撃

これには虚を衝かれた猪木、

地面をのたうち回りますが、

マサはさらに薪で殴ります!!
さらに薪攻撃

そして鉄柱にも一撃!!
そして鉄柱

ダメ押しにヘッドバット!
ダメ押しにヘッドバット

これで猪木の額も割れてしまいました。

2時間近く経過したところで、

『巌流島の決闘』は大流血戦に突入しました。
猪木も流血

猪木もまた炎に導かれる様に、

松明に向かって歩いていくと、

マサは先程のお返しとばかり髪を鷲掴みし、

かがり火攻撃へ!!
かがり火攻撃は

猪木はいつの間にか手にした薪でこれを回避!!

大きな火の粉が飛び散ります!!
猪木が薪で回避

そのまま薪を手にしますが、

足元おぼつかず転倒。
しかしよろめく

これに蘇生したマサは、

速攻の鉄柱攻撃!
マサの鉄柱攻撃

ここから二人は狂ったかの様に、

本能のままに殴り合いを開始します!!
本能のまま殴り合う

これは文字通りのレスラーズハイですね。

額といい顔面といい思い切りぶち込み合って、

力尽きたかの様に二人は尻餅をつきますが、
限界が近い二人

鉄柱攻撃2発を区切りに、

猪木は大の字に倒れたマサを引きずり起こして、

リングへ戻ります。
リングに戻り

ここで大技ブレーンバスター!

再び堅いマットの乾いた音が響き渡ります。
猪木のブレーンバスター

ゆっくりと上体を起こす猪木、

その目は朦朧としています。
朦朧とする猪木

ピクリとも動かないマサを確認し、
「もういいだろ」

リングを降りると、

“勝者の門”に向かっていきます。
リングを降りるが

ところがマサはここで蘇りました。

マサ
「いのーきぃ!! まだだぁーーー!! いのきぃぃーーー!! まだだコラ!!」

「猪ー木! まだだぁーー!!」

マサは身体を起こして猪木の姿を見つけると、
「戻って来い猪木!」

転げ落ちる様にリング下へ、

そして猛然と殴りかかるのです!!
マサのパンチ

もうこれは技ではありません、

繰り返しますが本能そのものです。

さらに鉄柱にぶつけていきますが、

猪木にも抵抗する力が残っていません。
マサの鉄柱攻撃

さらにストンピング、ヘッドバットを加えると、

猪木は逃避するかの様にリング内へ。

血ダルマのマサは仁王立ちからストンピング2発から、
リングに戻り

ひねりを加えたバックドロップ炸裂!!
マサのバックドロップ!!

2時間が経過して足元フラフラの状態で、

尚も完璧なまでのフォームで見舞われたサイトースープレックス、

これぞ究極の必殺技たるゆえんです。

もはやダメージもスタミナも限界を超えている二人、

なかなか起き上がることが出来ません。
なかなか起き上がれない二人

この時の猪木の心境は、

もはや常軌を逸していた様です。

アントニオ猪木自伝表紙
 アントニオ猪木自伝 より

猪木
マサは頭を切って血を流し、打撲で胸を痛めた。私も闘いの中で肩の関節が外れ、自分で入れて続行した。試合はリングから野原、またリングと延々と続いた。暗くなってきて、リングの周りには篝火が焚かれた。壮絶な果たし合いが続いた。殴り合い、投げ合い、絞め合いながら、私は何だか楽しかった。
死んでもいいと思っているから、何も怖くない。


闘いの続きは14へ、

いよいよ決着を迎えんとしています。

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤

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Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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