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Pride of instinct.6~当たって砕けろ!! 後編~(1987)

5からの続きです。

この試合2度目の監獄固めがガッチリと極まり、

さすがにアントニオ猪木の柔軟な足関節でも、

これでは身動きが取れません。
より深く入った監獄

マサ斎藤の全体重が、

ピンポイントで左膝に乗った状態で、

猪木が苦悶の表情を浮かべると、
猪木コール!!

放送席ゲストの前田日明が的確な解説です。

前田
「そうですね、今回の場合はね、あのぅー、マサさんのね、右足が猪木さんの方のカカトに入ってるんでね。猪木さんの左膝が極まり気味なんでね、だいぶ厳しいと思いますね」


それでも国技館中に鳴り響く猪木コールに後押しされ、

何とかロープエスケープを果たしました。
やっとの思いでロープエスケープ

大きなアドバンテージを得た形のマサは、

ゆっくりと起き上がって、

次の攻撃準備に入ろうとしたところで、

猪木の目が光りました。
ブレイクしたマサを見て、

キャンバスを這う様に伸びていきながら、

狙いすましたアリキック一発!
突然アリキック!

さらにもう一発!
もう一発!

そのフォームは低空の延髄斬りの様でもあります。

マサは思わずコーナーに後ずさりし、

猪木との距離を取ると、
コーナーにさがったマサが、

起き上がりざま走り込んで、

体重の乗ったラリアート!
突然ラリアート!

猪木がカウント2で返すと、

すぐに放たれたブレーンバスターは、

今回も垂直落下気味!
垂直落下気味ブレーンバスター!

ここもカウント2で返した猪木は、

そのまま転がって場外へエスケープ。
猪木はカウント2で返して場外へエスケープ

マサは深追いせず、

猪木が上がって来るのを待つと、

ロープ越しに鉄柱攻撃を連発し、
マサが鉄柱攻撃連発

這いつくばる様にリングに戻ったところで、
這いながらリングへ戻った猪木に、

問答無用に引きずり起こして、
マサは引きずり起こして、

ひねりを加えたバックドロップ!!
ひねりを加えたバックドロップ!!

この快心の一撃に、

マサはリング下の長州力とアイコンタクトです。
マサは長州にアイコンタクト

この時期の長州はブラウン管に映ることが許されず、

観る側はチラッと見切れただけでも嬉しかったものです。

マサは猪木の首筋にハンマーパンチを振り落とすと、
ハンマーパンチから、

すぐさま2発目のバックドロップ!!
2発目のバックドロップ!!

これも高角度で決まった上、

ひねりも急角度だったため、

猪木の身体が“くの字”に折れ曲がっています!!
猪木の身体がくの字に折れ曲がる

マサは勝利を確信したかの様にカバーに入りますが、

猪木は全身のバネを使ってキックアウト!!
カウントは2!

ここが勝機と見たマサは、

猪木をロープに振ってから、
ロープに振って、

スリーパーホールドに捕らえて、

締め上げていきます。
マサのスリーパーホールド

これはスタミナを奪うと同時に、

もう一度バックドロップを放つための布石。

そのままグラウンドに移行して行きますが、

猪木は何とかロープエスケープ。
グラウンドへ移行

マサはもう一度仕切り直してから、

スリーパーホールドに入ります。
もう一回スリーパー、

今度は猪木がグラウンドに持ち込まれるのを嫌って、

もがきながらロープ際まで移動していくと、

締め込まれたままトップロープを飛び越えて自らエプロンへ。
猪木は自らエプロンに出てエスケープ

レフェリーからブレイクの要請が出ますが、

反則カウントギリギリでマサが離れると、

猪木はその場にダウン!
ブレイクが掛かると崩れ落ちた猪木

何とか朦朧と立ち上がったところに、

ロープの反動を利かせたマサが全力疾走で、
エプロンに立つと、

猪木の喉元へ強烈なラリアート!!
第1回IWGPの再現か!?

もんどり打って場外転落!! 第1回IWGPの再現か!?
ダイレクトに場外へ転落!!

これは手応え充分と見えて、

思わずマサは長州に2度目のアイコンタクトを送ります。
長州に2度目のアイコンタクト

ダイレクトに場外へ落ちた猪木は、

大の字に倒れたまま動きません。
猪木は場外でダウン

マサはここも敢えて深追いせず、

焦れながらも猪木が上がって来るのを待ちます。
マサは深追いせず

ここも猪木コールに後押しされる形で、

場外カウントが進む中、

猪木は虚ろな目で起き上がります。
目がうつろながら起き上がる猪木

そしてリングへ戻るのですが、

ここで初めて第1回優勝戦の屈辱を払拭し、

同時に“呪われたIWGP”を封印した様に感じました。
今度は転がってリングイン

しかし勝負は終わっていません、

待ち構えたマサは、

さらに角度の付いたバックドロップ!!
待っていたのはバックドロップ!!

もはや猪木は無意識の状態ながら、

カウント2でキックアウト!!
カウント2!!

たまらずレフェリーに抗議するマサ、

その表情は『嘘だろ?』といったところでしょう。
信じられないマサの表情

絶対的な自信を持つ、

必殺技であるはずのサイトー・スープレックス。

それが快心の角度で数発決まったにもかかわらず、

猪木はカウント2で返してくる…。

マサは気を取り直して、

自らを鼓舞させると、
勝利を確信したか?

さらなる角度を付けんと、

猪木を真横からクラッチしてのバックドロップへ!
トドメのバックドロップは、

ところがこれは誘い水だったのか!?

或いは瞬時の判断か!?

猪木は空中で体を入れ替えて、
猪木が体を入れ替え、

空中胴締め落としの要領での切り返し!!

マサは自らの勢いも加わり、

キャンバスに後頭部を強打!!
マサが後頭部強打でカウント3!

これでカウント3が入ると、

マサは長州と目を合わせて呆然自失。
マサと長州は呆然

勝利の実感すらなさそうな猪木の表情と、

その向こうでこれ以上なく悔しがるマサの表情。
最後のIWGPリーグ戦を制し4連覇の猪木

これが世界統一を謳ったIWGPの、

大会としてのラストシーンとなった訳ですが、

間髪入れず次のドラマが幕を開けます。
藤波、前田に呼びかける

それが長州の呼び掛けで始まった、

“新旧世代闘争”でした(参照:行間にシュート)。
テメエらの力で勝ち取ってみろ!!

さっきまでセコンドだった長州による、

突然のフライングにマサは戸惑いを隠せませんでしたが、
マサは呆然

藤波辰巳、長州、前田のニューリーダーズに対抗せんと、

猪木はマサと坂口征二を引き寄せ、

ナウリーダーズとしての共闘を呼び掛けます。
猪木がマサと坂口を引き寄せる

これによって猪木とマサは、

一時休戦を確認すべくガッチリと握手。
猪木とマサ一旦休戦へ

ここから文字通り、

新日本プロレスは新たな局面を迎え、

二人のストーリーは7へと続きます。

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tag : アントニオ猪木 マサ斎藤 藤波辰巳 長州力 前田日明 IWGP

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Author:紫レガ
47歳のプロレス話


「昔はインターネットを旅してましたからね。毎晩ブログでね、今みたいにSNSがいっぱいある訳でもないし、終わったらみんなブログでね、一日の終わりにUPして。今こんなこと言ったらエラいことになりますけどね、よく寝不足になったね、部屋でPCを打ったりね。…いや、そういう歴史はちゃんと教えとかないとね」

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